Xotic SL Drive ヴィンテージ・ブリティッシュサウンドをコンパクトに再現【サウンドデモ・評判】
ヴィンテージ・ブリティッシュアンプの特徴である太くアグレッシブなサチュレーションや泣き叫ぶようなサスティーンをコンパクトに再現する
ナチュラルでアンプライクなレスポンス、内部スイッチにより幅広いキャラクターに調節できるコスパの高いペダル。
About Xotic|ブランドについて
1996年、アメリカ・カリフォルニアの小さなガレージから始まったXotic。
部品の選定から過酷なステージに耐える耐久性、回路にいたるまで、1つの筐体に品質と実用性が詰め込まれています。
2000年以降、海外ギタリストのボードに多く組み込まれていることをきっかけに、着実に日本のファンを虜にしていきました。
そんなXoticを象徴するのがBoosterとPreamp。
プロ・アマ問わず、長くボードに入り続ける確固たるブランドとなりました。
Xotic SL Drive|Spec & Info.
Xotic SL Driveの基本情報
エフェクター名 | SL Drive |
ブランド | Xotic |
カテゴリー | Over Drive |
仕様 | ・外部寸法(縦/幅/高):89mm X 38mm X 38mm(ノブなどを除く) ・重量:260g (バッテリー除く) ・消費電流:9VDC/5mA ・内蔵バッテリー:006P (9V) x 1 ・電源アダプター(別売)9VDCから18VDC レギュレーティッド ・トゥルーバイパス・スイッチング ・入力インピーダンス:1M ohm ・出力インピーダンス:1K ohm |
エキゾチックから生まれたXotic SL Driveは、幅広いシチュエーションで活躍するハイエンド・ストンプとして注目されています。このコンパクトなドライブ・ストンプには、ヴィンテージ・ブリティッシュアンプのサウンドが凝縮されています。
ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジ、ポール・コゾフといったギタリストたちのトーンがこのストンプから再現されます。ヴィンテージ・ブリティッシュアンプの特徴である太くアグレッシブなサチュレーションや泣き叫ぶようなサスティーンを、SL Driveで手軽に実現できます。
さらに、内部のディップ・スイッチを使ってトーン・キャラクターを変更することも可能です。ハイゲインでブライトな「Super Lead」セッティングや、太くウォームな「Super Bass」セッティングなど、4つの異なるサウンド設定から選ぶことができます。
トーンノブも使い勝手が良く、ナチュラル&フラットなレスポンスからミッドが食いつくバイティーなアグレッシブなサウンドまで、幅広い設定が可能です。
また、EP-Boosterと同様に9V電池を内蔵するミニサイズの筐体も魅力的です。ペダルボードのスペースに制約がある方や、コンパクトなボードを組みたい方に最適です。
このミニマムサイズのXotic SL Driveは、ヴィンテージ・ブリティッシュアンプのサウンドを再現しながら、あなたの要望に応えてくれるでしょう。幅広いトーンバリエーションを手に入れたい方におすすめです。
- アンプライクなブリティッシュサウンドをコンパクトなペダルで再現
- アンプを選ばないナチュラルなレスポンス
- 内部のディップスイッチで4種のキャラクターに調節
- 18Vに昇圧しての使用も可能
内部スイッチのサンプルセッティング
Xotic SL Drive|Sound Demo
Xotic SL Drive|レビュー・評判
1959と言ってもプレゼンス設定や年式により音の傾向にバラつきがあり人によってイメージする音像も変わると思います。バキバキとハイとローが暴れ出すクランチのイメージ、分厚いローミッドからのピッキングに喰いつくようなムチムチとしたドライブ感、ハイゲイン系以前のクラシックディストーションなど。
Sound House より
以下はレスポンスの向上やヘッドルームのため18V昇圧で使用した上でのレビューとなります。使用ギターはレスポールです。
<使い勝手>
ドライブ0位置のクリーンからクランチが出力できる点が想像よりもアンプライクでした。ゲイン幅はクランチよりディストーションとしてのテリトリーが幅広くかなり歪みます。ドライブ0〜2にしてTS系やSD-1等ODペダル、ファズ、トレブルブースターとの組み合わせが実戦的で好みでした。言わずもがなEP系との相性は格別です!またはこのSL Drive自体を味付けブースター的に使うなど潰しがききます。
<弾き心地>
適度なコンプ感がありビギナーにも非常にオススメです。ピッキングにしっかりついてきますが意地悪なほどではありません。
所謂ブティック系のプレキシ系ペダルなどと較べると非常にあっさりした印象で他の機材と組み合わせても平均点が高いと思います。(この価格帯のペダルにパワー管のサチュレーションによる圧迫感の再現を求めてるのはナンセンスだと思います。あくまでアンプライクディストーションペダルと捉えるのが正解かと。)
<個人的推奨セッティング>
主にJC-120で使う方が多いと思いますが元々高域が強い機種ですのでDIPスイッチのトーン設定は
ハイミッドカット(↑↓↓↑)
スーパーベース(↓↓↓↑)
がオススメです。
デフォルトはJCで使うにはキンキンしがちかなと思います。
スーパーベースモードだとローミッド寄りになり高域の目立つクセが強いクリーンアンプでも対応できそうです。
このペダルのもつ具体的な音のイメージとしては
Led Zeppelin 「The Song Remains The Same」
Free 「Fire and Water」
Van Halen 「Van Halen」
が近いかなと個人的に感じます。
プレキシのディストーション的側面を抜き出し幅広く使えるチューニングが施された極めて良質なコンパクトエフェクターです。
ディップは4のみon!
4はオフで+6dBなんで、全てオフのナチュラル設定が一番しっくり18v増圧アダプタもやりましたが、チューブらしい芯がでますが家で5wだとやや音が硬い
エフェクタアレルギーで使うエフェクタは僅かですが、これは好きです
いや大好きフェンダーのチューブアンプなんでクリーンもキレイな上に、
Amazon より
クリーンにこいつでマーシャルな興奮するロックな歪もだせます。
ザ両刀遣い!
ツェッペリンのリフとソロが弾けたら満足な人間なので、SL Driveは好みにバッチリはまりました。
Sound Houseより
セッティングはDrive8時、Tone10時でリアハムでも若干メロウな感じに。
そのまま前段にケンタ系クリーンブースターを置くとトレブルUPで元気な音に即座に切替できました。
手元に長年残すエフェクターのひとつに決定です。