【今選びたい】空間系・モジュレーション系マルチエフェクターのおすすめ7選と選び方
空間系は欲しいエフェクトを1つずつ買っていると大変だから、マルチでまとめたい
こだわりの歪みエフェクター+空間系マルチ
という組み合わせでボードを組んでいる方、これから組もうとされている方も多いはず。
今回は、機能性や価格帯、操作性など見るべきポイントとあわせておすすめの空間系・モジュレーション系マルチエフェクターを紹介します。
歪みやアンプシミュレーターも含めたマルチエフェクターはこちら!
空間系・モジュレーション系マルチエフェクター|一体型のメリット
- 飛び道具系など使用頻度の高くない音色まで幅広くカバーできる
- 歪みは1つ1つこだわりたいが、空間系やモジュレーションはなるべくまとめたい
- ボードサイズをコンパクトに抑えたい
- スイッチャーやMIDIコントロールを活用して、空間系までの操作性を高めたい
空間系・モジュレーション系マルチエフェクター|選ぶポイント
機能性:エフェクトの種類
まずは、どこまでのエフェクトや機能を空間系・モジュレーション系マルチに求めるか
これによって選び方が大きく変わります。
- ディレイとリバーブさえあればいい
- ほとんど使わないような飛び道具的エフェクトまで網羅したい
ある程度決め打ちで必要なものを品質重視で揃えるか
エフェクトの種類重視でいくか
ある程度価格が高くても、種類も品質も両立でいくか
概ね方針が決まってくるポイントです。
操作性:ON/OFFや同時使用について
空間系・モジュレーション系マルチエフェクターをどのように操作するかも選ぶ上でポイントになります。
- 単体で直感的に使用したいので、フットスイッチは複数あるものがいい
- スイッチャーやMIDIを使用するので、エフェクトの同時使用ができたり種類の多いものがいい
- 演奏中に切り替えたり、頻繁な操作は行わないので、なるべくシンプルなものがいい
など、用途に応じて求める機能が変わってきます。
ペダルサイズ:ボードのゆとりと優先順位
当然ながらペダルボードに収まるサイズであることはもちろん、空間系・モジュレーション系の優先順位はどうでしょうか?
歪みエフェクターにはこだわりたいけど、空間系はなるべくコンパクトにまとめたい
という方であれば、マルチエフェクター自体もある程度コンパクトで多機能なものが望ましいはず。
ボード自体のキャパシティと優先順位も選ぶ際に考えてみるのがおすすめ!
空間系・モジュレーション系マルチエフェクター|おすすめ7選
Eventide H90
スタジオクオリティの62種類のエフェクトと柔軟なI/Oを備えたプレミア・マルチエフェクトペダル
H90 Harmonizerは、Eventideの次世代マルチエフェクターです。
ハイクオリティな基本的エフェクトも、前例のない実験的なエフェクトサウンドも、H90はプレイヤーを意識した直感的なUIでクリエイティビティを刺激するために必要なすべてを備えています。
62種類のエフェクト・アルゴリズムと、様々な楽器やジャンルのためにキュレートされた何百ものプログラムの組み合わせにより、トップ・アーティストやプロデューサーが長年にわたってEventideを選択してきた理由がわかるでしょう。
柔軟性の高いI/Oとルーティング・オプションによりH90はプレイヤーのリグの中心となるよう設計されています。
Eventide H9
Eventide H90の旧モデル
Eventideのストンプボックス・シリーズ全てを網羅した集大成”H9 MAX”
TIMEFACTOR、MODFACTOR、PITCHFACTOR、SPACEの42アルゴリズムとH9オリジナルの3アルゴリズムを合わせた全45アルゴリズムをプリインストール。
H9、H9 CORE同様、専用アプリケーションH9 Controlによる本機の設定やプリセットの作成・管理も可能です。
H90だと金額的に厳しいがEventideの品質や音色の種類が欲しい
MIDI制御での仕様を考えている方であれば、あえて旧モデルを選ぶのもありでしょう。
strymon Mobius
万能かつ、インスピレーションをかき立てる12台のMODマシーンを搭載。
華々しいビンテージコーラスのサウンドから、濃厚でサイケデリックなフェーザー、パルスタイプのトレモロから、震えるクラッシュビットのLo-Fiサウンド…。
メビウスは、古いミュージックブックから抜け出したサウンドから新たなサウンドまで、あなたのインスピレーションを∞に広げます。
ZOOM MULTI STOMP MS-70CDR
コーラス、ディレイ、リバーブ等、厳選した86種類の空間系エフェクトをストンプボックスサイズに凝縮したマルチ・ストンプZOOM「MS-70CDR」。高
度なアルゴリズムを実行できる先進DSP『ZFX-IV』を搭載。スタジオクラスのラックマウント・エフェクトに匹敵する、リッチで濃密な残響やリアルな空間シミュレーション。
NUX Atlantic
同時使用されることの多いディレイとリバーブを1つにまとめた、コンパクト・エフェクター。
リバーブにはスプリング・プレート・ホールの3つのモードを搭載。
ディレイにも3つのモードがあり、それぞれボタン・タップでディレイパターンを設定できます。
エフェクト回路の順番は入れ替え可能。
モード選択と回路順を変更し、多彩なサウンドをメイク。ステレオ出力にも対応しています。
Collision Devices NOCTURNAL
Nocturnalは映画の世界観を漂うムードのあるサウンド、また環境音のようなナチュラルなサウンドを開発したいという思いで開発されたモデルです。
本製品はShimmer Reverb、Dynamic Tremolo、Modulated Delayから構成されています。
それぞれのエフェクトは同時に使用することはもちろん、別々に使うことも可能、モーメンタリ&トレイル機能も搭載。
筐体から回路まで全てフランスで製造されています。
keeley Caverns Delay Reverb V2
「CAVERNS V2」はディレイとリバーブをコンパクトにまとめた複合エフェクターです。個別にフットスイッチが用意されておりディレイやリバーブを単独で使用することも出来ます。
ディレイ・セクションはテープ・エコーをシミュレートしたウォームなサウンド、リバーブ・セクションには1オクターブ上の音を加える「SHIMMER」、スプリング・リバーブを再現する「SPRING」、独特な揺れが加わる「MODULATED」の3種類のモードが用意されています。またV1には無かったトレイル機能を搭載したことにより自然にエフェクトをオフにする事が出来ます。