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【徹底比較】Mooerマルチエフェクター全モデル解説!GE〜Primeシリーズまで全機種の違いと選び方【口コミ・デモ】

「コンパクト」「高機能」「コスパ良し」と三拍子揃ったマルチエフェクターをお探しなら、Mooer(ムーアー)は見逃せないブランドです。中国発ながら世界中で愛されており、1万円台の初心者向けモデルから、プロユースに耐えるフラッグシップ機まで、用途に応じた多彩なラインナップを展開しています。
本記事では、現在購入できるMooerのマルチエフェクターを完全網羅し、スペック・価格・機能を徹底比較。加えて、モデルごとの違いや選び方、おすすめポイントを初中級者向けに分かりやすくまとめました。
これから1台目を買いたい方も、次のマルチに迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
Mooerとは?|中国発、世界に挑むコンパクトエフェクターの雄


「小さくても、高品質。」
この信念を掲げて急成長を遂げたブランド、それがMooer Audio(ムーアー・オーディオ)です。
2010年代初頭に中国・深センで創業されたMooerは、当初から**“超小型エフェクター”を得意とし、プロクオリティの音と驚異的な省スペース設計で世界中のギタリストの注目を集めました。中でも代表的なのが「Micro Series」と呼ばれる超小型ペダル群で、定番の歪み・モジュレーションから、ベース用や特殊系エフェクトまで幅広く展開。「小さなボードにフル機能を」**という新たな価値観を提示し、コンパクトペダル文化のあり方そのものに影響を与えたと言っても過言ではありません。
その後、Mooerはマルチエフェクター分野にも本格参入。2017年のGE200を皮切りに、次々と新モデルを投入し、現在では入門機からプロ用まで幅広いラインナップを揃えています。特に注目なのは、自社開発のTone Capture技術や、実機アンプを再現できるプロファイリング機能(MNRS)。これはKemperやQuad Cortexに迫るような高精度サンプリングを低価格で実現し、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。
また、最新のPrimeシリーズでは、スマホとのBluetooth連携やUSBオーディオ機能など、現代のギターライフスタイルに寄り添った機能性が高く評価されています。
Mooerは単なる“中華メーカー”の枠を超え、合理的で高性能な製品を生み出す、グローバル水準のブランドとして、今や世界中のギタリストに愛用されています。価格以上の価値を求めるなら、Mooerは確実に候補に入れるべきブランドです。
Mooer マルチエフェクター比較表
比較項目 | GE100 | GE200 Plus | GE150 Pro | GE200 Pro | GE250 | GE300 | GE300 Lite | GE1000 | GS1000 | Prime P2 | Prime M2 | Prime S1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2016 | 2025 | 2024 | 2024 | 2019 | 2019 | 2021 | 2024 | 2024 | 2024 | 2024 | 2024 |
価格(日本) | ¥13,000前後 | ¥49,500 前後 | ¥26,000前後 | ¥64,000前後 | ¥53,000前後 | ¥113,000前後 | ¥83,000前後 | ¥84,000前後 | ¥78,000前後 | ¥35,000前後 | ¥36,000前後 | ¥30,000前後 |
価格(海外) | $89 | $299 | $189 | $459 | $369 | $799 | $599 | $699 | $649 | $229 | $239 | $199 |
アンプモデル数 | 7 | 70 | 55 | 100 | 55 | 108 | 108 | 100+ | 100+ | 52 | 約50+ | 非公開 |
エフェクト総数 | 66 | 270+ | 151 | 114 | 152 | 164 | 164 | 280+ | 350+ | 100+ | 194 | 約126 |
IRローダー | ✕ | ○ | ○(10枠) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(拡張可) | ○(50枠) | ○ | ○ | ○ |
同時使用エフェクト数 | 8 | 9 | 9 | 12〜14 | 9 | 14 | 14 | 14 | 14 | 9程度 | 10程度 | 8程度 |
ルーパー録音時間 | 180秒 | 60秒 | 150秒 | 80秒 | 150秒 | 30分 | 30分 | 80分 | 80分 | 80分 | 80分 | 80秒 |
タップテンポ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
エクスプレッションペダル | ○(内蔵) | ○(内蔵) | ○(内蔵) | ○(内蔵) | ○(内蔵) | ○(外部×2) | ○(外部) | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
USBオーディオIF | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(192kHz) | ○ | ○ | ○ | ○ |
バッテリー内蔵 | ✕ | ○(Li版) | ○(Li版) | ○(Li版) | ✕ | ✕ | ✕ | ○(Li版) | ✕ | ○ | ○ | ○ |
ステレオアウト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
エフェクトループ | ✕ | ✕ | ✕ | ○(ステレオ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
MIDI IN/OUT | ✕ | USB‑MIDIのみ | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ✕ |
タッチ画面 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○(5″) | ○(5″) | ○(1.3″) | ○ | ✕ |
本体サイズ・重量 | 小・0.6kg | 中・1.4 kg | 小・1.1kg | 中・1.6kg | 中・1.7kg | 大・3.0kg | 中・2.3kg | 中・2.3kg | 中・2.2kg | 小・不明 | 小・不明 | 小・不明 |
想定ターゲット | 初心者 | 初中級者〜中級者 | 初中級者 | 中級〜上級者 | 中級者 | 上級者 | 中級者 | 上級者 | 上級者 | 初中級者 | 初中級者 | 初中級者 |
GEシリーズ(フロア型)各モデルの特徴と口コミ
Mooer GE100 – 初心者に優しい定番モデル


- エフェクト数 8つのエフェクトモジュールに66種類のエフェクト(23種の歪み含む)と7種類のアンプモデルを搭載 。必要十分な音色がプリセットされ、80種類の工場プリセット/ユーザーパッチを保存可能です 。
- 練習機能 コード/スケール辞典機能を内蔵し、画面上に様々なスケールやコードフォームを表示可能 。180秒ルーパーと40パターンのドラムマシンも備え、初心者の練習を強力にサポートします 。
- 操作系 大型LCD画面とシンプルなボタン配置で直感的に操作できます。エクスプレッションペダルは6系統のパラメータを割り当て可能で、ワウやボリュームなど表現に幅を持たせられます 。
GE100はエントリークラスながら多機能で、発売以来ロングセラーのモデルです。「初心者の救世主」とも評される通り、充実したチュートリアル機能(スケール/コード辞書)やリズムマシンを搭載し、自宅練習用マルチとしてうってつけです 。歪みエフェクトやアンプシミュも初級者には十分実用的なクオリティで、「RockからMetalまでこれ一台でOK」との声もあります。一方で高額機に比べれば限界もありますが、価格を考えればコストパフォーマンスは抜群でしょう。
ポジティブな口コミ
- 「操作が簡単で初心者でもすぐ使いこなせた」
- 「音作りの幅が広く、アンプ無しでも良い音が出る 」
- 「スケール辞書のおかげで練習がはかどる」
と、入門機として高評価です。特に軽量コンパクトで持ち運びやすく、電池駆動対応も初心者に優しいポイントとされています。
ネガティブな口コミ
- 「歪みの質感がやや安っぽい」
- 「ライブで大音量にすると音が痩せる」といった指摘もあります。
- ただし「所詮この価格帯の音」「練習用だから問題なし」と割り切るユーザーが多く、ネット上の評判でも値段以上の働きとの意見が目立ちます。プロレベルの音圧や複雑なルーティングは望めませんが、入門〜宅録用途では大きな不満は出ていないようです。


Mooer GE200 Plus –


- ブランド新設計の GE シリーズ UI と 3.5‑インチカラー液晶で直感操作が可能。
- 9 モジュール × 270 以上のエフェクト/255 プリセット搭載。
- MNRS スピーカーサンプリング+サードパーティ IR(最大 2048 pts)読込対応。
- 60 秒ステレオルーパー&70 種ドラムマシン、Bluetooth 5.0 を内蔵し練習にも最適。
- USB‑C 24‑bit/44.1 kHz オーディオ I/F + USB‑MIDI で DAW 連携が容易。
- ステレオ XLR / ¼″アウト、ヘッドフォン、EXP2、FX ループなど豊富な I/O。
- Plus Li 版は 3 000 mAh バッテリー内蔵で約 5.5 時間駆動。
GE200 Plus は 「GE200 Pro のサウンド+GE150 Pro のモビリティ」 を併せ持つポジション。Pro 系譜の厚いアンプ/エフェクト資産を引き継ぎつつ、実戦向け I/O と USB‑C を最適化し、立ち位置としては 中級者のライブ&宅録兼用 1 台目、または 上級者のセカンドボード用 にフィットします。


ポジティブな口コミ
- 「Pro 譲りの音質なのに軽くてバッテリー駆動は反則級」
- 「XLR 出力と USB‑C が同居、DAW 連携が思った以上に快適」
ネガティブな口コミ
- 「機能が多すぎて初見ではメニューを把握しきれない」
- 「LED ライトは好みが分かれる」「バッテリーの充電は 9 V/3 A 専用アダプタ必須」


Mooer GE150 Pro / Pro Li – 人気モデルの機能強化版


- 2019年発売「GE150」のアップデート版がこのGE150 Proです。フットスイッチが2つから4つに増設され、ルーパー操作やエフェクトON/OFFが踏みやすくなりました 。エフェクトモジュール数は9系統で、同時に最大9種類のエフェクトが使用可能(各モジュール1つずつ、接続順は固定) 。
- エフェクト/アンプ エフェクト151種類・アンプモデル55種類に大幅増強され、200個のプリセットメモリを搭載 。従来モデルで未対応だったサードパーティIRにも対応し、10個のIR枠にお気に入りのキャビネットIRをロードできます 。
- 入出力・拡張 入出力はインプット、ステレオアウト、ヘッドフォン、USB-C端子(OTG対応)とシンプル構成 。エフェクトループやXLRアウトは非搭載ですが、上位機種同様にPC接続でエディター編集やオーディオインターフェース機能も利用可能です。Pro Li版は内蔵充電バッテリー搭載で、電源無しでも使用できます 。
GE150 Proはコンパクトサイズのまま中身を強化したコストパフォーマンス抜群のモデルです。取り回しの良さは従来通りで、軽量ボディに必要十分な入出力を備え、エフェクトとアンプの質・量とも大きく底上げされています。「宅録からライブリハまで使えるミニサイズマルチ」として、初級者はもちろん中級者のサブ機にもおすすめです。Pro Li版ならスタジオ練習でも電源フリーで動作し、利便性はさらに向上します。価格帯的にも手が届きやすく、初心者が次にステップアップする機種として有力な選択肢でしょう。


ポジティブな口コミ
2024年発売と新しいためレビュー件数は多くありませんが、「音質が大幅に向上して驚いた」「GE150無印では物足りなかったIRやエフェクトがちゃんと使える」と評価されています。また「小型なのにフットスイッチ4つで実用的」「バッテリー内蔵版で電源を気にせず使えるのが便利」という声もあります。全体として、前モデルの不満点をしっかり改善してきたと好評です。
ネガティブな口コミ
- 「PCエディターはあるがスマホアプリ非対応なのが残念」という声や、「エフェクト順が固定で自由度は中級機に劣る」との指摘があります。また筐体は樹脂製のため、「踏み間違えて強く踏むと不安(※実際は耐久性は高い模様)」といった意見も見られました。しかし大きな欠点は指摘されておらず、価格以上の性能との評価が大半です。


Mooer GE200 Pro / Pro Li – ミドルクラス新世代モデル


- 音質・エフェクト
GE200 Proは、従来のGE200を基に2024年に登場した新世代マルチです。アンプモデル100種類、パワーアンプ9種類、キャビネット77種類、エフェクト114種類という膨大な音色を収録し、255個ものプリセット保存が可能です 。先進のMooer MNRS技術に対応し、スマホアプリ(GE Labs)経由で実機アンプのトーンキャプチャーやIR作成にも対応します 。 - 操作・画面
3.5インチ大型カラーLCDを搭載(タッチパネルではありません )。エフェクトチェイン上の各モジュール状態やパラメータを見やすく表示し、物理ノブとボタンで直感的に編集できます。4つのフットスイッチはCTRLスイッチとして各エフェクトの個別ON/OFFやタップテンポ等に自由割り当て可能で、内蔵エクスプレッションペダルのトゥスイッチにも機能をアサインできます 。 - 入出力・拡張
豊富な接続端子を備え、インプット、ステレオアウト(フォーン端子とXLRバランスアウト)、エフェクトループ(ステレオ対応)、MIDI IN/OUT(切替式)、USBオーディオ、ヘッドフォンアウトを搭載 。Bluetooth経由のオーディオ再生やGE Cloudでのプリセット共有にも対応し、スタジオからライブまで柔軟に使えます 。Pro Li版は内蔵バッテリー搭載で電源不要、GE1000/GE1000Liと同様の関係で、バッテリー有無以外の機能差はありません 。
GE200 Proは実質的に旧GE250を上回る性能を持ったミドルクラス機です 。高品質なアンプ/エフェクトに加え、Mooerの最新技術であるトーンキャプチャー(MNRS)にも対応しており、上位機種さながらの音作りが楽しめます。エフェクトループやXLR出力を備えている点もライブ派には嬉しいポイントでしょう。従来モデル(GE200やGE250)のユーザーからは「音質も機能も格段に進化している」との評価があり、「さすがMooerのミドルクラス、下手な国産上位機より音が良い気がする 」との声もあります。中級者が本格的なライブ用マルチとして選ぶ価値のあるモデルです。


ポジティブな口コミ
- GE200 Proは実質的に旧GE250を上回る性能を持ったミドルクラス機です 。高品質なアンプ/エフェクトに加え、Mooerの最新技術であるトーンキャプチャー(MNRS)にも対応しており、上位機種さながらの音作りが楽しめます。エフェクトループやXLR出力を備えている点もライブ派には嬉しいポイントでしょう。従来モデル(GE200やGE250)のユーザーからは「音質も機能も格段に進化している」との評価があり、「さすがMooerのミドルクラス、下手な国産上位機より音が良い気がする 」との声もあります。中級者が本格的なライブ用マルチとして選ぶ価値のあるモデルです。
ネガティブな口コミ
- 新製品のため目立った不具合報告はありませんが、「高機能ゆえに使いこなしに若干コツがいる」という指摘があります。例えば、エフェクトチェインの自由度が高くブロック数も多いため、「弄れる要素が多すぎて迷う」という中級者らしい悩みも聞かれました 。ただしこれは利点の裏返しでもあり、「自分との相性が合えば最高の機材」と総じて好意的です 。


Mooer GE250 – オールラウンドなミドルスペック機種


- 特徴
GE250は2019年発売のミドルクラスマルチエフェクターで、当時上位モデルの技術を継承しつつ価格を抑えたモデルです。55種のアンプモデルと152種のエフェクト、32種のキャビネットIRを内蔵し 、128プリセットメモリと80秒ルーパー、ドラムマシンを搭載するなど一通りの機能が揃っています。 - 接続性
プログラマブルなエフェクトループを備え、エフェクトチェイン内のループ位置を自由に変更可能です 。これにより4ケーブル・メソッドでアンプのSEND/RETURNと接続して柔軟なセットアップができます。またステレオアウト(フォンとXLR)、MIDI IN/OUT、USBオーディオなど充実した入出力端子を装備し、ライブからレコーディングまで幅広い用途に対応します 。 - エディット性
上位機GE300譲りのわかりやすいUIで、パラメータ操作もスムーズ。フットスイッチは3つ+CTRLスイッチ1つを搭載し、エフェクトのON/OFFやタップテンポを割り当て可能です。PC用エディターにも対応しており、自宅での詳細な音作りも快適に行えます。
GE250は登場当初「ほぼフラッグシップ級の音質をより小型に」と注目されました。実際、「BOSSやLine6の同価格帯よりアンプの鳴りが良い」というユーザーもおり 、ハイゲイン系アンプモデル(5150やENGL等)の評価が高かったです 。一方で「モジュレーションやリバーブなど空間系はBOSSの勝ち」との声もあり 、得意不得意はあるようです。それでも総合力は高く、「これ一台で完結するマルチ」として現在も人気です。後継機のGE200 Proが登場した今も、在庫限りで値頃感が出ているためコスパ重視の中級者には見逃せないモデルでしょう。


ポジティブな口コミ
- 「アンプの暴れ感まで再現できていて気持ち良い」「出音が太く, BOSS GT-1より格段に良かった」とサウンド面を称賛する声があります 。また「エフェクトループとXLRアウト付きでライブでも安心」「MIDIで外部コントロールもでき拡張性十分」と、接続・操作面の充実を評価する意見も多いです。総じてライブから宅録までオールマイティに使える点が支持されています。
ネガティブな口コミ
- 「エフェクトの質は良いが同時使用数に制限あり(各ブロック1つまで)」「パッチ切替に微細な音切れがある」といった指摘が見られます。また「後継機種が出て少し古さは否めない」という声もあります。しかし「アップデートで機能向上してきたし不満点は少ない」というユーザーが多く、強いて挙げれば程度の短所に留まっています。


Mooer GE300 / GE300 Lite – フラッグシップ級の高音質モデル


- サウンド性能
GE300はMooerが2019年に送り出したフラッグシップ・マルチプロセッサーです。108種類のアンプモデルに164種類のエフェクト、43種類のキャビネットIRを内蔵し 、デュアルDSPによるパワフルなサウンドエンジンで高品位なトーンを実現しています。ギターシンセサイザー機能(3和音シンセ)が内蔵されている点も独自で、ギターでシンセ音を演奏可能です 。 - Tone Capture機能
GE300シリーズにはMooer独自のTone Capture機能が搭載され、ギターの音響特性やアンプ/ドライブペダルの音色をサンプリングして再現できます 。例えばお気に入りの実機アンプの音を取り込んで、GE300上で再現するといった使い方が可能です(※周波数特性のみをコピーするため、完全再現ではないが実用上充分 )。 - Liteモデル
GE300 Liteは上記GE300の音質はそのままに、サイズと価格を抑えた派生モデルです 。フットスイッチ数が10個から5個に減り、内蔵シンセ機能も省かれていますが、アンプ/エフェクト数やTone Capture機能は健在で、フルサイズIRやPCエディター対応などサウンド面は同等です 。
GE300は登場時「BOSS GT-1000を凌ぐコンパクトさ」 と高評価され、一躍Mooerの名を広めたモデルです。筐体は比較的小型ながら堅牢で、「これだけコンパクトに全部入りは素晴らしい。持ち運びに便利 」という口コミもあります。音質についても「歪みからクリーンまで文句なしの高音質」と評判で 、特にアンプサウンドへのこだわりが強いユーザーも納得できるサウンドとのレビューがあります 。一方で内蔵エフェクト全般の傾向として、「コーラスなど空間系は普通レベル」 、「ピッチシフターはダウンチューニング用途だと遅延が少し辛い」 といった細かな弱点も指摘されています。しかし「アンプ部分が良ければ他は妥協できる」 という声も多く、音作りの中心をアンプ/歪みに置くギタリストには強く支持されています。GE300 Liteについても「音質はGE300譲りで大満足。最高レベルのオールインワン」とのユーザーレビューがあり 、予算重視でシンセ不要なら有力な選択肢です。
GE300 Lite




ポジティブな口コミ
「持っているアンプやペダルの音を取り込んで使えるのが画期的」「Tone Captureでお気に入り歪みを再現してバンドで統一音作りできた」など、プロ志向ならではの活用報告があります 。また「操作性が抜群に良い」「大型カラー画面とノブ配置で直感的に使える」 点も好評です。総合して「現代のマルチではトップクラスの完成度」「フラッグシップに恥じないサウンドと機能」との評価が多く見られます。
ネガティブな口コミ
「高機能ゆえ値段も高い」という声はあるものの、これは当然とも言え大きな批判ではありません。実際の不満点としては前述のピッチシフターのレイテンシや、「内蔵キャビネットIRがこもり気味で結局サードパーティIRを使った」 という意見がありました。また「エフェクトブロック数が固定で同時に2台のアンプは使えない」 など自由度に関する指摘もあります。しかしこれらはいずれも致命的ではなく、「どのマルチも一長一短だが、自分にはコイツが合った」というユーザーが多い印象です 。




Mooer GE1000 / GE1000Li – 最先端テクノロジー搭載の次世代フラッグシップ


- タッチ操作
GE1000は5インチ大型カラータッチスクリーンを搭載し、直感的なドラッグ操作でエフェクト編集やパッチ切替が可能な最上位モデルです 。ライブ用の「ステージビュー」と詳細編集用の「エディットビュー」の2モードを備え、用途に応じて見やすいUIに切替えられます 。 - サウンド性能
120種類以上のエフェクトと100種類以上のアンプモデル、および各種パワーアンプモデルやキャビネットを収録し、合計280以上のエフェクトタイプを網羅しています 。最大14ブロック(エフェクトモジュール)をデュアル・エフェクトチェイン構造で組めるため、並列ルーティングや同種類エフェクトの重複使用も自在です 。またAI機能としてAIグラフィックEQを搭載し、演奏ジャンルに応じて最適なマスタートーン補正を自動提案してくれます 。 - 拡張性・入出力
ステレオ対応のエフェクトループを備え、4ケーブルメソッドや外部エフェクター接続も柔軟です 。USBは24bit/44.1~192kHz対応の高品位オーディオインターフェース機能を持ち、Bluetoothでスマホからのオーディオ再生も可能と多才です 。MIDI IN/OUT端子やワイヤレスフットスイッチ(別売GWF4)対応も完備し 、プロユースでも不足のない接続性です。GE1000Liはリチウムイオンバッテリー内蔵モデルで、約6時間の連続動作に対応します 。
GE1000シリーズはMooer史上最強スペックを誇るフロアマルチで、「HelixやGT-1000を追撃する存在」として注目されています。実際にユーザーからも「音の解像度が素晴らしく向上している」「高価だがスタジオクオリティの音」といった声が出ています。また触って楽しいタッチUIは「スマホ感覚で操作できる」と好評で、新たなプリセット作りもストレスが少ないようです。さらに、Mooer独自のGE Labsクラウドを介してアンプモデルやIRデータを追加可能な拡張性も魅力で 、将来的なアップデートでさらに音色が増えていくことが期待されています。GE1000Liならライブ中も電源トラブルを気にせず使えるため、プロの現場でも威力を発揮するでしょう。 総じて、最新技術を惜しみなく投入したフラッグシップとして、価格に見合うハイエンド志向の一台です。


ポジティブな口コミ
- 「タッチパネル操作が画期的で編集が楽しい」「画面が大きく情報量が多いのでライブでも視認性抜群」とUI面での賞賛が目立ちます。また「エフェクトチェインを並列含め自由自在に組めるのが素晴らしい」「IRやアンプモデルの追加で未来志向の拡張性」と、従来機にない柔軟さ・可能性を評価する声もあります。肝心の音についても「ハイエンド機に匹敵するかそれ以上」との評価が出始めており、今後の口コミ蓄積が楽しみなモデルです。
ネガティブな口コミ
- 新製品ゆえ大きな不満点はまだ見当たりませんが、「価格が高額なので手軽には買えない」という現実的な声はあります。また「機能が多すぎて持て余す」と感じるユーザーもいるかもしれません。しかしこれはフラッグシップ機全般に言えることで、現状では明確な短所よりハイエンドゆえのハードルが語られている程度です。強いて言えば「重さ・大きさはそこそこある(2kg超)」「バッテリー駆動でも6時間程度」といった物理面の制約はありますが、許容範囲でしょう。


Mooer GS1000 – プロファイル機能搭載のハイエンドモデル


- プロファイリング
GS1000はGEシリーズとは一線を画すプロファイラー内蔵マルチです。Mooer新開発のMNRS 2.0テクノロジーにより、実際の真空管アンプやプリアンプ、キャビネット、さらにはオーバードライブペダルの特性をサンプリングして解析・再現することが可能です 。お気に入りの実機アンプや歪みペダルの音を取り込み、GS1000上でその音色を呼び出せるため、自分だけの音作りが追求できます。 - サウンド・機能
プロファイル音色に加え、100種以上のアンプモデル(パワーアンプモデル10種以上)、80種以上のキャビネット、350種以上のエフェクトを収録するという圧倒的なサウンドバリエーションを誇ります 。デュアルエフェクトチェイン構造で自由なルーティングが可能(エフェクト順序の入れ替えや重複配置もOK)で 、最大2イン/2アウトのマルチ出力に対応します 。さらにAIイコライザー機能を搭載し、自動で最適な音質補正を提案してくれる点もユニークです 。 - 拡張性・入出力
ステレオ対応エフェクトループ装備で4ケーブルメソッド接続も可能 。50スロットのIRストレージに高解像度(最大2048pt)のサードパーティIRを読み込めます 。MIDI IN/OUT端子搭載、USBオーディオインターフェース機能(ASIO対応)搭載、Bluetoothオーディオ再生対応など、GE1000同様に考え得る機能は一通り備わっています 。外部ワイヤレスフットスイッチ(GWF4等)やエクスプレッションペダルにも対応し、リアルタイム制御も万全です 。
GS1000は**「Profiler + マルチエフェクト」のハイブリッド**とも言える意欲作です。KemperやNeural DSP Quad Cortexといったプロファイラー機に近い発想で、真空管アンプの挙動まで取り込める点が最大の強みでしょう。「手持ちのアンプ群をGS1000に集約できた」というプロギタリストの声もあり、本格的な機材簡素化に寄与しそうです。また、GE1000と同様の5インチ大画面タッチ操作(Mooerはこれを“Walking Star”デザインと称しています )により、膨大な機能を直感的に扱える点も評価できます。総じて、「マルチエフェクターの域を超えたサウンドマシン」として上級者から注目されており、プロファイル機能を必要とするギタリストには非常に魅力的な選択肢となるでしょう。


ポジティブな口コミ
「お気に入りアンプを自宅でも深夜でも同じ音で鳴らせるのが嬉しい」「複数アンプのプロファイルを持ち歩けるので機材車いらず!」など、プロファイル機能に感嘆する声が上がっています。また「350種類以上のエフェクト収録は圧巻。ベース用エフェクトまで網羅していて感動した」 とのレビューもあり、オールインワン度の高さが評価されています。UIについても「GE1000と同じく大画面で操作性抜群」と好評です。
ネガティブな口コミ
- 価格はGE1000と同程度と安くはないため、「高額だが機能を考えれば納得」といった声がある程度です。プロファイル機能についても今のところ大きな批判はなく、「精度はKemペラー並みに感じるが、細かいニュアンスはさすがに完全一致ではない」といった意見が見られる程度です。つまり欠点らしい欠点が少ないモデルですが、強いて言えば「使いこなしには録音環境や他機材への理解も必要なので初心者向きではない」点でしょうか。上級者向けの尖った製品ゆえ、ターゲットに合うユーザーには極めて満足度が高いようです。


Primeシリーズ(超小型)各モデルの特徴と口コミ
Mooer Prime P1 – スマホ連携のポケットマルチ


- 特徴
Prime P1はポケットサイズの超小型マルチエフェクターです。一般的なエフェクターペダルの形ですらなく、クリップでストラップなどに装着できるスティック状デザインが斬新です 。本体にフットスイッチやノブ類は無く、全ての音色編集・切替をスマートフォンアプリ(Primeアプリ)で行うコンセプトになっています 。 - サウンド
50種前後のアンプモデルと多彩なエフェクトを内蔵し、プリセットもたっぷり保存可能(アプリから最大80プリセット管理)。エフェクトチェインはアプリ上で柔軟に構築でき、P1単体でもプリセットの切替再生は可能です。ドラムマシンとルーパー機能もアプリ経由で利用でき、自宅練習から宅録までカバーします。 - 入出力
極小サイズながらインプットとヘッドフォンアウト/ラインアウト端子を搭載し、オーディオインターフェース機能も備えます。さらにBluetoothでスマホと接続し、オーディオストリーミングに対応(スマホ音源にエフェクトをかけて配信なども可)です。内蔵バッテリー駆動で約4~5時間使用でき、充電はUSB経由で行います。
Prime P1は「世界最小クラスのマルチエフェクター」として話題になりました。超軽量(約100g以下)でギグバッグのポケットにも忍ばせておける手軽さが最大の魅力です。「スマホで完結するマルチ」という割り切りにより、このサイズでも空間系を含む本格的なエフェクト処理が可能になっています。ユーザーからは「見た目はモバイルバッテリーなのに何でもできてしまう」と驚きの声があり 、その便利さを評価する意見が多いです。ただ一方で足元で操作できないため演奏中のエフェクト操作には向きません。あくまで練習・録音や機材簡素化用途にフォーカスした製品と言えるでしょう。とはいえMooerらしく音質にも妥協はなく、「プリアンプ系はさすがMooer、良い音してる」との声もあります。スマホと連携する新世代マルチの先駆けとして、割り切りを楽しめる方におすすめです。
ポジティブな口コミ
- 「信じられないくらい小さいのに本格的な音が出る」「電車の中でもヘッドホン練習できて最高」「スマホUIが分かりやすく、プリセット管理もクラウド共有も楽」と絶賛されています。特に「これ一つとスマホさえあれば宅録スタジオが完成する」「荷物を極限まで減らせる」と、その手軽さ・機能性に感動するユーザーが多数です。
ネガティブな口コミ
- 「足元スイッチが無いのでライブには不向き」「スマホ操作前提なのでアプリが落ちると困る」という声があります。また「ロマンが無い(便利すぎて味気ない)」とユニークな意見も 。つまり利便性ゆえの物足りなさを感じるユーザーもいるようです。他には、「筐体が小さすぎて無くしそう」という冗談交じりの声も…。総じてコンセプトを理解した上で購入すれば大きな不満は出ない製品ですが、ライブでの多用や細かな現場操作には向かないという割り切りが必要です。


Mooer Prime P2 – 画面とフットスイッチ付きパワーアップ版


- 特徴
Prime P2はP1のコンセプトを踏襲しつつ、1.3インチのタッチスクリーンと1基のフットスイッチを追加した改良モデルです 。サイズはポケット程度ながら、画面操作により本体だけでエフェクトのON/OFFやリズムマシン操作などがある程度可能になっています。内部的にもエフェクト・リズム機能が強化され、より多彩なサウンドメイクが可能です 。 - サウンド
52種のギターアンプモデルと25種のキャビネットIR、さらにエフェクト群を搭載し、80プリセットを20バンクに管理できます (MNRSによる高品位なアンプモデルも含む)。P1比でベースアンプ/キャビネットモデルやChoptones社提供のIRなどが追加され、全体のサウンドバリエーションがアップしています 。従来通りドラムマシン・ルーパー・チューナーも完備です。 - 操作性
タッチディスプレイと物理フットスイッチにより、アプリ無しでも基本操作が可能になりました。「プリセット切替+エフェクト1系統コントロール」程度ではありますが、演奏中の操作性は向上しています。またMooer独自のオーディオインターフェース機能やBluetooth機能も健在で、PCやスマホとの連携も引き続きスムーズです。内蔵バッテリーで約4~5時間駆動可能なのも同様です。
Prime P2は「P1をもっと実践向きにしてほしい」という声に応えたモデルです。実際、「待ってました!小さい筐体にフットスイッチ」との歓迎の声があり、アプリ任せだった操作の一部が本体でもできるようになった点は大きな進化です 。とはいえフットスイッチは1つのみなので、例えば複数エフェクトの同時操作などは難しく、ライブで酷使するには限界があります。しかし「コンパクトボードに組み込んでMIDI制御すれば実用レベル」との意見もあり 、工夫次第でライブシステムにも組み込める柔軟さがあります。音質面でもブラッシュアップが図られ、ベース対応が強化されたことでギタリストだけでなくベーシストにも訴求するモデルとなりました。総じて、Primeシリーズの弱点を少し補った万能版と言えるでしょう。P1から買い替えるユーザーも多く、「最初からこっちが欲しかった」という声も聞かれます。
ポジティブな口コミ
- 「小さいのにちゃんと画面操作できて感動」「足で踏めるって素晴らしい!ワンタッチでエフェクト呼び出せる」と、待望の操作性アップを喜ぶ声が多いです。また「ノイズゲートの初期設定が甘いが調整すればノイズも気にならない」「エフェクト群が充実し、音作りの幅が広がった」とサウンド面の評価も上々です 。総合して「もはやこのサイズで完璧では?」と絶賛するユーザーも見られます。
ネガティブな口コミ
- 「フットスイッチ1個ではやはり足りない(もう1つ欲しい)」という声はあります。ただ筐体サイズを考えると致し方なく、割り切っているユーザーがほとんどです。また「結局エフェクト編集は細かい部分はスマホ頼り」「複雑な操作は難しい」という指摘もありますが、Primeシリーズのコンセプト上やむを得ない部分でしょう。総じてP1からの改良点が的確なため、大きなネガティブ評は見当たらず、ユーザー満足度は高いようです。


Mooer Prime M1 – 小型2フットスイッチの初代ミニマルチ


- 特徴
Prime M1は2023年登場のコンパクトマルチで、縦長筐体に2つのフットスイッチを搭載しています。サイズは手のひら程度で超軽量、エフェクト編集やプリセット管理は基本的にスマホアプリ経由で行います 。フットスイッチはプリセットの切替やチューナー起動、タップテンポ程度の操作が可能です。 - サウンド
149種類のアンプ・エフェクトモデルを内蔵し、10スロットのIRローダー機能も持ちます 。ギターアンプはもちろんベースアンプやキャビネットも含まれており、外部IRも読み込み可能なのでサウンドメイクの自由度は高いです。Primeシリーズ共通のドラムマシンや80秒ルーパーも使用できます。 - 入出力
インプット、ステレオアウト、ヘッドフォン端子、USB-C端子(OTG対応)を装備し、オーディオインターフェースとしても機能します。Bluetoothでの音楽再生や、専用ワイヤレスフットスイッチ(GWF4など)にも対応します。電源はUSBバスパワーまたはモバイルバッテリー等から給電して使用します(内蔵バッテリー非搭載)。
M1は「足元に置けるPrimeシリーズ」として、スマホ操作主体だったP1にフットスイッチ操作を加味したモデルです。とはいえ画面表示は無く、詳細編集はやはりアプリ依存なので、実質的にはP1に近いコンセプトと言えます。「世界最小クラスのデュアルスイッチマルチ」というユニークさから注目され、149種という豊富な音色と相まって、発売当初はかなり話題になりました 。ユーザーの声としては「こんなに小さいのに本格的」という驚きと、「できれば画面が欲しかった(次世代に期待)」という要望が入り混じっていました。その要望は後に後継のM2で実現するのですが、M1自体も価格の手頃さから根強い人気があります。特にミニペダルボード派や「マルチ初心者だけどコンパクトなのが良い」という層にはハマる製品でしょう。
ポジティブな口コミ
- 「音質は十分に実戦レベル。小さいからと侮れない」「アプリで音作りする発想が新鮮で面白い」「これでIRも使えるなんて信じられない」と高評価です。軽量ゆえ「エフェクター何個も持ち歩くより断然ラクになった」という意見もあり、コンパクトさが最大の美点として挙げられています。
ネガティブな口コミ
- 「画面が無いので今どの音色か分かりづらい」「結局スマホ操作だからステージ上では厳しい」といった声があります。M1単体では操作情報が視覚化されないため、慣れないと戸惑う場合もあるようです。また「スマホとの接続管理が面倒」との意見も少数あります。しかし、多くのユーザーは割り切って使って満足しており、「ライブよりリハや自宅用と考えれば不満はない」とのことです。


Mooer Prime M2 – タッチパネル搭載の次世代ミニマルチ


- 特徴
Prime M2はM1の後継として2025年に登場したモデルです。筐体は2フットスイッチのまま、中央に小型タッチディスプレイを追加し、視認性と操作性が向上しました 。またM1比でエフェクト数や機能も強化され、より完成度の高いミニマルチとなっています。 - サウンド
194種類ものエフェクトモデルを収録し(オーバードライブやディレイなど各種含む) 、80種類のユーザープリセットを保存可能です 。MNRSによるアンプ/IR追加にも対応し、80分録音可能なルーパーや56種リズムパターン+メトロノーム4種も内蔵と、P1/M1世代から大幅機能アップが図られています 。 - 操作・拡張
タッチスクリーンでプリセット選択やチューナー起動、ワイヤレスフットスイッチ接続設定などが本体完結で行えます 。2フットスイッチもバンクアップ/ダウンやルーパー操作など複数機能に対応し、慣れればアプリなしでもかなりの操作が可能です 。MIDI端子(ミニジャック)も搭載され、外部MIDIコントローラーとの連携でさらなる制御も可能になりました 。加えてBluetooth経由のオーディオ再生、USBオーディオインターフェース機能、充電式バッテリー内蔵(連続数時間駆動)と、最先端の便利機能が凝縮されています 。
Prime M2は「ついに完成形が来た」と感じさせるほどPrimeシリーズの弱点を克服したモデルです。ユーザーからも「待ち望んだ機能全部入り」と評され 、特にタッチ画面とMIDI対応は大歓迎されています。レビューでは「これ一台で宅練からライブまでいけるかも」という声すらあり、実際MIDIスイッチャー等と組み合わせればライブでも充分戦えるスペックです。「エフェクト数194種は圧巻、もう弄れない音は無い」とのコメントもあり 、コンパクトサイズとは思えない懐の深さが支持されています。また80分ルーパー+ドラムマシンについても「練習環境がこれだけで完結する」と好評です 。一言でまとめると、Prime M2は**「小さな巨人」**とも言うべき存在で、コンパクトさと高機能を両立した傑作との評価が固まりつつあります。
ポジティブな口コミ
- 「スマホなしで完結できる安心感が大きい」「M1持ってたけど即買い替えた。これは素晴らしい進化」と称賛されています。特にルーパー80分について「もはやDAW並み」「多重録音も余裕で捗る」と絶賛の嵐です 。さらに「MIDI対応で自作ボードに組み込みやすい」「Bluetooth音楽再生で曲練習が快適」など、痒い所に手が届く機能群が高く評価されています。
ネガティブな口コミ
- 現時点で大きな批判は見当たりませんが、「機能てんこ盛りで逆に迷う」という声が一部あります(エフェクト種類が多すぎて迷子になる嬉しい悲鳴です)。また価格がM1の約2倍となったため、「値は張るがそれだけの価値」と理解しつつも財布には厳しいという意見もありました。しかし、概ね「欠点らしい欠点が見当たらない」との評価が多く、Primeシリーズの集大成として大好評です。


Mooer Prime S1 – 4フットスイッチ搭載のスタンドアロン型


- 特徴
Prime S1はPrimeシリーズでありながらフットスイッチを4つ備え、単体での運用性を高めたモデルです 。サイズはエフェクター2~3個分程度で、軽量コンパクトながら内部にバッテリーも内蔵しています 。本体上には小型ディスプレイとボリュームノブのみ配置され、細かな音作りやパラメータ変更はスマホアプリで行うスタイルです 。 - 操作性
4つのフットスイッチはA/B/C/D各プリセットの直接呼び出しに対応し(1バンク4パッチ)、長押しや同時押し組み合わせでチューナー起動、バンク切替、ドラムマシン/ルーパー操作など多彩なコマンドを実行できます 。演奏中でも足元だけで主要操作が完結するため、他のPrime機より格段にライブ向きです 。 - サウンド・機能
搭載エフェクト数は126種類程度とされ、ギター/ベース両対応です(正確な内訳は非公開)。Primeシリーズ共通のドラムマシン、80秒ルーパー、Bluetoothオーディオ機能も完備しています。内蔵バッテリー駆動で、充電しながらの使用も可能です 。外部MIDI端子はありませんが、専用ワイヤレススイッチ(GWF4)を使えば更なるフットコントロール拡張も可能です。
Prime S1は**「フットスイッチ付きPrime」として位置づけられます。見た目は従来のマルチエフェクターに近く、4スイッチでプリセットを切り替える様子はまるで小さなマルチボード**です 。ユーザーからは「これ一つギグバッグに入れればリハもライブも何とかなる」との声があり 、実際その携帯性と利便性は評価が高いです。バッテリー内蔵でアンプ直結OKなので、小規模ライブならS1だけ持参も現実的でしょう。反面、細かな音色調整は依然アプリ頼りなので、「ライブ前に念入りにセットアップ必須」という点は留意が必要です。しかしそこを割り切れば、小さい・軽い・電池駆動・足元操作OKという「いいとこ取り」なモデルです。
ポジティブな口コミ
「小さくて軽いのにバッテリー内蔵&4スイッチは素晴らしい発明」「これ単体でリハーサルもOKだった」と、その携帯性と即戦力ぶりが称賛されています 。また「音も良いし、これで十分事足りる」という割り切った高評価や、「スマホで作った音をステージで4スイッチですぐ呼び出せて便利」との声もあります。総合して、「Primeシリーズで一番実用的」との評価に落ち着いています。
ネガティブな口コミ
「やはり本体での詳細編集はできないので現場での咄嗟の調整は難しい」「表示が小さいので視認性はほどほど(暗いライブハウスでは注意)」といった指摘があります。また「外部MIDI非対応は少し残念」という意見も一部にありますが、サイズを考えれば致し方ないでしょう。全体としては致命的な欠点は見当たらず、「強いて言えば他Prime同様アプリ前提くらい」という声がほとんどです。


まとめ|用途別のおすすめモデルはこれ!
- まずは安価に試したい初心者には…
「GE100」がおすすめです。練習支援機能が充実し音作りも簡単 。 - 自宅練習から宅録まで幅広く使いたいなら…
「GE150 Pro」が最適です。小型でも音質・機能十分で、次のステップにも長く使えます 。 - ライブやバンド練習メインなら…
「GE200 Pro」以上のモデルを。特にGE200 ProはループやXLR出力で実践向き 。より音にこだわるならGE300/LiteやGE1000を検討しましょう。 - 機材を極限まで軽量化したい人には…
「Primeシリーズ」(P2/M2/S1)が革新的です。持ち運び重視ならP2/M2、ライブ対応も視野に入れるならS1が良いでしょう。 - とことんハイクオリティを追求するなら…
「GE1000」あるいは「GS1000」です。価格は張りますが、その分リターンも大きく、プロでも満足できるサウンドと機能を提供してくれます。
Mooerは次々と新機種・アップデートを展開しており、ユーザーの声を反映して進化し続けています 。ぜひご自身の用途や予算に合ったモデルを選んで、Mooerのマルチエフェクターで快適なギターライフを楽しんでください。
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