【伝説を1台に】Crazy Tube Circuits Unobtanium Klon×Dumbleのデュアルオーバードライブ【サウンドデモ・評判】

「KlonとDumble、2つの伝説的トーンを1台で」
そんな夢のようなエフェクターが、実際に存在するとしたらどうでしょうか?
ギリシャ発のブティックブランド、Crazy Tube Circuitsが送り出した
Crazy Tube Circuits Unobtanium
Klon Centaur系のクリーンで押し出しのあるオーバードライブと、Dumble系アンプの濃厚で複雑なトーンを1台に凝縮した、高品質かつ多機能な“デュアル・オーバードライブ”です。
- 「Klon系もDumble系もたくさんあるけど、Unobtaniumは何が違うの?」
- 「値段が高いけど、それだけの価値はあるの?」
- 「使いこなせるのか不安……初心者でも大丈夫?」
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Unobtaniumの基本仕様やサウンドの特徴、他のオーバードライブとの違い、実際のユーザーの口コミや評判まで、徹底的に解説します。


Crazy Tube Circuits Unobtanium|スペック・特徴


Crazy Tube Circuits Unobtaniumの基本情報
エフェクター名 | Unobtanium |
ブランド | Crazy Tube Circuits |
カテゴリー | Over Drive |
仕様 | 電源:9V DC(センターマイナス)、内部で18Vに昇圧 消費電流:100mA 寸法:120mm(幅)× 95mm(奥行)× 50mm(高さ) 重量:約500g |
二つの伝説的サウンドを一台に
Unobtaniumは、右チャンネルにKlon Centaur、左チャンネルにDumbleアンプのサウンドを再現しています。これにより、透明感のあるブーストから豊かなオーバードライブまで、多彩なトーンを実現します。
柔軟なサウンドメイキング
各チャンネルは独立して使用でき、さらに直列に接続して組み合わせることも可能です。また、エフェクトループを搭載しており、他のペダルを間に挟むことで、さらなる音作りの幅を広げることができます。
高品質なコンポーネントと設計
内部には高品質なコンポーネントを使用し、耐久性と音質の両面で優れた性能を発揮します。また、内部で18Vに昇圧することで、ヘッドルームを確保し、クリアでダイナミックなサウンドを提供します。
Crazy Tube Circuits Unobtanium|サウンドデモ
Crazy Tube Circuits Unobtanium|レビュー・評判
ポジティブな評判
- Unobtaniumは、求めていたDumbleスタイルのトーンを手に入れるのに最適なペダルです。特にSteel String Singerモードのガラスのようなクリーントーンは素晴らしいです。
- 低ゲインでも非常にクリアで、サステインとハーモニクスが豊かです。さまざまなアンプで試しましたが、どれも素晴らしい結果でした。
- DumbleとKlonの両方のサウンドを一台で実現できる素晴らしいペダルです。各セクションは単独でも、組み合わせても素晴らしい音を出します。
ネガティブな評判
- 2台のチューブスクリーマーや他のオーバードライブペダルで同じサウンドを得ることができると感じました。
- 価格が高めであるため、購入をためらう部分もあります。
Crazy Tube Circuits Unobtanium|こんな人におすすめ
- 「KlonもDumbleも気になっていたが、1台にまとまっているなら…」という欲張り派
Klon Centaurはブースター的に優秀、Dumble系は中域が押し出された粘るオーバードライブ。
エフェクトループや直列接続の工夫により、柔軟な運用も可能。 - 宅録・ライン派で「アンプに頼らず極上のトーンを作りたい」人
Unobtaniumはアンプライクな反応と厚みのある倍音感が特徴。
つまり、DI/ライン録音時でも音が痩せにくく、「アンプで鳴らしたような押し出し感」が得られます。Dumble側のエミュレーションには特に立体感があり、ライン環境で“音の説得力”が欲しい人には絶好の選択肢。 - ソロ〜バッキングまで「表情の幅」が欲しいギタリスト
クリーンなブーストでピッキングのニュアンスを活かしたい
コシのある中域でリードに厚みを持たせたい
コイルタップギターやシングルコイルでも芯のある音が欲しい
こうした要望に対し、Unobtaniumは2系統を直列/個別で使い分けられる点が強みです。
例えば:
クリーンなKlon側だけを常時オン → 基本トーンを底上げ
ソロ時のみDumble側をオン → 中域に膨らみとコンプレッション感を追加
その逆も可(Klon→Dumble or Dumble→Klon) - すでに高級ペダルを持っていて「次の一手」を探している人
耳が肥えた中上級者にこそ、Unobtaniumの音質と柔軟性は刺さります。
特に、エフェクトループで「Klon → [空間系ペダル] → Dumble」といった構成を自由に設計できるため、「ボードの中心を担う核ペダル」として据える価値があります。
Unobtaniumは、「音の芯」「表現力」「汎用性」のバランスにおいて、
プロレベルの要求に応えられる稀有なペダルです。
Klonのクリーンな美しさ、Dumbleの厚みと粘り──
そのどちらにも手を出したいギタリストにとって、これほど効率的で実用的な選択肢は他にありません。
「一歩先のトーンを、1台で。」
それがUnobtaniumです。


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