【全まとめ】Cry Babyワウ徹底比較!|現行モデルの種類・違いを一挙解説【歴史・口コミあり】

目次(5)
ギター用ワウペダルの代名詞として、半世紀以上にわたり愛され続けている
Cry Baby
1960年代にジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンが使用して以来、その特徴的な「泣き声のようなサウンド」はロック、ファンク、ブルースを問わず数えきれない名演を彩ってきました。
現在では、スタンダードな定番モデルから、多機能版、コンパクト仕様、さらにはプロギタリストのシグネチャーモデルまで幅広く展開されています。
しかし「種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」という声も少なくありません。
この記事では、現行ラインナップのCry Babyワウペダルを徹底比較し、それぞれの特長・機能・価格帯を整理。さらにユーザーの良い評判・悪い評判もまとめ、「Cry Babyの魅力と選び方」を解説します。
Cry Babyワウの歩み|歴史と進化の年表
米Thomas Organ社(VOXブランド)から「Cry Baby」ワウが発売。元々トランペットのミュート音に着想を得たエフェクトでしたが、ギタリスト達の表現ツールとして定着し、有名曲「Voodoo Child」などでジミ・ヘンドリックスが使用 。以降エリック・クラプトンやジミー・ペイジなどもこぞって使用し、一躍ギターサウンドの定番効果に。ちなみに商品名「Cry Baby」は当初商標登録されず、後にDunlop社が取得します 。
Dunlop社がCry Babyの商標と製造機材を取得 し、「GCB95 Cry Baby Standard」として再スタート。当時の音楽シーンに合わせてワウの周波数帯域を高めに再設計し、よりアグレッシブで前に出る効果音になるよう改良されました 。以降、Dunlop社は現在に至るまでこのペダルを作り続け、Cry Babyは世界で最も長く生産されているワウペダルとなっています 。
プレイヤーの音作り志向が高まる中、Cry Baby 535Q Multi-Wahをリリース 。4段階だった周波数レンジ切替は後に6段階へ拡張され、可変Qコントロールや**ブースト回路(+18dBまで)**も搭載 。1台で多彩なワウサウンドを作れる「ワウのスイスアーミーナイフ」として現在までDunlop社の主力モデルとなっています。
Cry Baby 105Q Bass Wahが初登場 。これは史上初のベース専用ワウで、エフェクトが中高音域のみに効く設計(低音域は残す)となっており、ローエンドを犠牲にせずファンキーなワウ効果が得られると話題に 。自動でON/OFFするオートリターン機構を採用し、当初はフリー(Red Hot Chili Peppers)など多くのベーシストに愛用されました。近年ではダウンチューニングしたギターであえて105Qを使う例も見られます。
2000年前後には標準機GCB95にオートリターン機構やQ・ブースト調整を組み合わせたCry Baby 95Qが登場 。GCB95譲りの攻撃的なワウサウンドに加え、つま先側の赤いボタンでブーストON/OFF、側面ノブで効果の強弱(Q)を調整可能。文字通り「Standard+α」の便利モデルで、スイッチを踏まずにペダル踏込みだけで効果ONになる手軽さも支持されました。
ヴィンテージワウの音色を求める声に応え、Cry Baby Classic (GCB95F)が発売 。現行GCB95回路をベースにしつつ中心周波数を下げ、効果の効き方をマイルドに再調整。さらに**往年の名機に搭載されていたFASELインダクター(赤)**を採用し、トゥルーバイパス化 することで、60~70年代の温かみあるサウンドと現代的な使い勝手を両立させました。往年のワウファンから初心者まで幅広く支持を集めています。
Clyde McCoy Cry Baby (CM95)発売 。1967年当時の初代ワウ「Clyde McCoy」の回路を再現し、独特の喉に絡むようなヴィンテージサウンドと広いスイープ幅を蘇らせたモデルです 。要となるHaloインダクターも当時の特性を模しつつ、発振ノイズ(マイクロフォニクス)対策で内部構造を改良 。さらにスイッチ位置やポット回転域も最適化し、箱出しで理想のヴィンテージ wah トーンが楽しめます 。オリジナルは高価で入手困難でしたが、CM95の登場で一般プレイヤーにも手が届くようになりました。
足元の省スペース化ニーズに応え、従来サイズの約半分のCry Baby Mini Wah (CBM95)が登場 。筐体が小さいだけでなく内部に3種類の声質切替スイッチを持ち、ハイ=GCB95相当、ミッド=ビンテージ、ロー=ダークトーンと人気のワウレンジを切替可能 。サイズが小さくてもペダル可動域はフルサイズ同等に確保され、堅牢な作りでプロユースにも耐える設計です 。この成功を受け、後にミニ版の105QベースワウやジミヘンMiniなども展開されています。
近年は伝説的ギタリストやベーシストとのコラボによるシグネチャーCry Babyが次々と登場しています。SlashやKirk Hammett、Dimebag Darrellといったロックギタリストはもちろん、2023年にはエリック・クラプトン初のシグネチャーワウが発売(キャリア60周年記念モデル) 。他にもジョー・ボナマッサやジョン・ペトルーシなどブルース/メタル系の名手、ツールのジャスティン・チャンセラー(ベース)モデルや、日本人ではラウドネス高崎晃氏 、ELLEGARDEN生形真一氏 のモデルまで揃い、まさに多彩なラインナップとなっています。自分の憧れのアーティストに近いトーンを得たいなら、こうしたシグネチャーモデルも要チェックです。
現行Cry Babyワウモデルの比較一覧
| 項目 | GCB95 Standard | GCB95F Classic | 535Q Multi-Wah | 95Q Wah+Boost | CBM95 Mini | CBJ95 Junior | CBM535Q Mini | 105Q Bass | CBM105Q Bass Mini |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 周波数レンジ | 約350Hz~2.2kHz | 約350Hz~2.2kHz | 約250Hz~1.2kHz | 約390Hz~2.0kHz | 約290Hz~1.5kHz | 約270Hz~2.1kHz | 約270Hz~2.1kHz | 約180Hz~1.8kHz | 105Q相当 |
| 特徴 | 定番Cry Babyの王道サウンド | 温かみあるヴィンテージ寄り | 6段階レンジ・Q可変・ブースト搭載 | オートON/OFF、Q可変、ブースト付 | 手のひらサイズ、内部3モード | 中型サイズ、3種ボイシング切替 | ミニサイズ版535Q、多機能 | ベース専用、低音を残す設計 | 小型ベース用、105Q機能継承 |
| インダクター | 赤FASEL | 赤FASEL | 赤FASEL | 赤FASEL | FASEL | 赤FASEL | 赤FASEL | ベース専用 | ベース専用 |
| バイパス方式 | バッファ付(改良済) | トゥルーバイパス | ハードワイヤード | トゥルーバイパス | トゥルーバイパス | トゥルーバイパス | トゥルーバイパス | 専用回路 | 専用回路 |
| サイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ | ミニ | 中型 | ミニ | フルサイズ(白筐体) | ミニ |
| 実売価格帯 | 約15,000円前後 | 約18,000円前後 | 約20,000円前後 | 約17,000円前後 | 約12,000円前後 | 約18,000円前後 | 約20,000円前後 | 約18,000円前後 | 約16,000円前後 |
Cry Baby|スタンダードシリーズ
GCB95 Cry Baby Standard Wah

- クラシックなサウンド
Cry Babyの基本形となるスタンダードモデル。1966年のオリジナル回路を基にしつつ、現代的に高めの周波数レンジを持つ攻撃的なワウ効果が特徴です 。踏み込んだときの甲高いサウンドと、かかと側での重厚な低音の効きがはっきり感じられる、癖になる王道トーンです。 - シンプルで頑丈
追加機能を持たないシンプル設計で、踏み込むだけで即ワウ効果が得られます。重厚なダイキャスト筐体と高耐久ポット(Hot Potz 100K)採用で、壊れにくく長く使えるのも魅力 。まさに「まず1台目のワウ」として間違いない定番機です。
実売価格も手ごろで、入門からプロまで幅広く愛されるGCB95。音痩せ(バッファによるトーンロス)がかつて指摘された時期もありましたが、近年の改良で大きく改善されています 。
ザックリ言えば「迷ったらコレを選べ」とも言える安心のスタンダードCry Babyでしょう。
ポジティブな口コミ
- 初めて踏んだ瞬間「教科書通りのワウ音」が出て感動。ジミヘンやクラプトンのあの音が自分のギターで再現できました。
- シンプル構造で扱いやすく、丈夫なのでライブでも酷使OK。10年以上故障なしで使えているという声もあります。
- 価格が1万円台前半とリーズナブルで、入門用に最適。余計な機能がないぶん操作に迷いがなく初心者にも優しいです。
ネガティブな口コミ
- オン/オフのLEDが無いため、ライブ中にエフェクトのかかりっぱなしに気づきにくい時があるとの指摘があります。
- トゥルーバイパスではないため、オフ時に「音痩せ」や高音が僅かに丸くなる感じが気になるという意見も(※ただし現行機種ではかなり改善)。
GCB95F Cry Baby Classic Wah

- 温かみのあるヴィンテージ寄り音色
スタンダードGCB95をビンテージ志向にチューンしたモデル。内部回路の中心周波数が若干下げられ、効果のかかり具合もソフトでまろやかなオールドスクール・トーンを醸し出します 。高音の尖りが抑えられ、中低域に豊かな倍音を含む「暖かく歌う」ワウサウンドが魅力です 。 - Faselインダクター & True Bypass採用
イタリア製ヴィンテージCry Babyに使われていた伝説のFASELインダクター(赤)を搭載 。これにより倍音が煌びやかで艶のあるサウンドが得られると言われます。また踏み込んだ際にトゥルーバイパスで回路が完全に切り替わる設計のため、オフ時に音痩せしない点も安心です 。
「クラシック」の名の通り、60~70年代の名盤で聴けるワウのニュアンスを現代に蘇らせた一台です。標準モデルより価格はやや上がりますが、それでも十分手の届く範囲でしょう。
モダンなGCB95と比べて「音が丸く太い」との声が多く、ブルースやヴィンテージロックにぴったりです。
ポジティブな口コミ
- オンにした瞬間「あ、この音色どこかで聴いた!」と感じる懐かしいワウサウンド。歪みともクリーンとも相性が良く温かいトーンがお気に入りです。
- トゥルーバイパスなので、オフ時の原音劣化が気になりません。ボードに組み込みやすく安心して使えます。
- GCB95よりも耳当たりがマイルドで、長時間弾いても聴き疲れしない。ヴィンテージ系エフェクター好きにはたまりません。
ネガティブな口コミ
- GCB95に比べると若干高価(+数千円)なので、「音の違いにそこまでこだわらないなら通常版でも良いのでは」という意見も。
- 音が柔らかいぶん、ハイゲインな歪みと組み合わせた際に主張が控えめに感じることがある。激しいメタルソロにはもう少し尖った方が好みという声もあります。
535Q Cry Baby Multi-Wah

- 1台で「良いとこ取り」多彩な音作り
その名の通り、複数のワウペダルの音を一台で再現するコンセプトの万能機です 。底面のロータリースイッチで6種類の周波数レンジを選択可能(よりヴィンテージな低域寄りから、標準Cry Babyの現代的レンジまで幅広く網羅)。さらに側面ノブでエフェクトのかかり具合(Q)を連続可変でき、つま先側のスイッチで最大+16dBのブーストも搭載 。文字通り音作りの自由度が飛び抜けて高いモデルです。 - プロユースに応える設計
535Qは高機能ながら頑丈さやノイズ対策も万全で、消費電流を抑えつつ不要な歪みを低減する回路設計がなされています 。ハードワイヤード・バイパス採用でバイパス音も良好 。発売以来Dunlopのフラッグシップ機種として、オルタナからフュージョン、さらにはベースプレイヤーまで幅広いトップミュージシャンに使用されています 。
「1台で何でもできるワウが欲しい」なら535Qで決まりです。
自分の好みの周波数やワウの深さを見つける楽しみがあり、エフェクター沼にハマる上級者もニンマリ。逆に言えば設定項目が多いため初心者にはやや難しく感じるかもしれません。
しかし一度ツボを掴めば、これ以上頼もしいワウペダルはないでしょう。
ポジティブな口コミ
- 「ワウのSwiss Armyナイフ」との触れ込みは伊達じゃない!曲やアンプに合わせてベストなワウ音を細かく調整できるので手放せません 。
- ブースト付きなのでソロ時に音量を持ち上げられて便利。ブースト音も自然で、ワウに埋もれず前に出るリードトーンが作れます。
- 構造がしっかりしていて安心感があります。ツアーで酷使しても壊れにくく、長年プロのボードに居座る理由が分かります。
ネガティブな口コミ
- ノブやスイッチが多くセッティングに迷うという声も。ライブ中に足で細かな変更はできないので、結局お気に入り設定に固定で使っている人もいるようです。
- シンプルなCry Babyに比べると値段が高め。また「色々いじれるけど結局標準のCry Baby音ばかり使ってしまう」という場合、宝の持ち腐れ感を指摘する意見もあります。
95Q Cry Baby (Auto-Return with Boost)

- 踏むだけでONになる手軽さ
95Q最大の特徴はオート・リターン機構を備えている点です 。通常のワウのように足先のスイッチをオン/オフする必要がなく、ペダルを踏み込めば自動的にエフェクトON、足を離してかかと位置に戻るとバネの力で戻りOFFになります。演奏中に素早くワウを出し入れしたい場面で便利で、「ソロの一瞬だけワウを入れてすぐ戻す」などが直感的に行えます。スイッチ音が出ない利点もあり、ライブで重宝する仕様です。 - ブーストと可変Qでカスタマイズ
回路自体はGCB95スタンダードの持つ現代的で強烈なワウ効果を踏襲しつつ、側面に効果の強さ(Q)調整ノブと+15dBまでのブーストスイッチを搭載しています 。ブーストは必要なときだけ足元の赤いボタンでON/OFF可能。「手軽さ」と「細かな調整機能」のバランスが取れたモデルと言えるでしょう。
95Qは標準Cry Babyに便利機能を付与した位置づけで、ハードロックからファンクまでオールラウンドに使えます。「スイッチを踏み損ねてワウが切れない!」という心配が無用なので、ライブパフォーマンスで踏みまくりたい人に好評です。
一方でオフにするには足を離す必要があるため、踏みっぱなしで固定ワウのように使うには不向きという面もあります。
ポジティブな口コミ
- ペダルを踏む/離すだけで自動でON/OFFしてくれるのが想像以上に快適。リード中のちょっとしたフレーズにサッとワウをかけて足を離すとすぐ元通り、クセになります。
- GCB95譲りの過激なワウサウンドで、バンドアンサンブルでも埋もれません。ブーストを入れればさらに存在感抜群です。
- Qコントロールで効果のかかり具合を微調整できるので、曲調に合わせて「きつめ/ゆるめ」のワウを作り分けられるのが便利です。
ネガティブな口コミ
- 足を離すとスプリングですぐ戻ってOFFになるため、中途半端な踏み込み位置で維持するのが難しいです。いわゆる「ハーフワウ」(踏み込み途中で止めてフィルター効果を維持する使い方)がやりにくい点は好みが分かれます。
- 構造上常時電源が必要(バッファ回路動作用)なので、電池だと消耗が早め。ACアダプター使用を前提にした方が安心でしょう。
CBJ95 Cry Baby Junior (Special & Standard)

- ペダルトレイン直載せOKの省スペース
2021年に登場したCry Baby Juniorは、一般的なペダルボードへの収まりを考慮した中型サイズが特徴です。全長は通常Cry Babyより約8割程度で、ミニほど小さ過ぎず踏み心地も良好。ボードの横幅に無駄なく配置でき、Pedaltrain社とのコラボ設計で人気ペダルボードにジャストフィットします 。ブラックとホワイトのスペシャルエディション筐体も展開され、おしゃれにまとめたい派にも好評です。 - 3種のワウ・ボイシング搭載
Juniorの内部には3ポジションのボイシングスイッチがあり、踏み心地そのままに3タイプのワウ周波数特性を切替可能です。High(H)は現行GCB95と同じモダンな効き、Mid(M)はクラシックCry Baby的な中域強調、Low(L)はよりダークで深いワウサウンドと、シーンに応じて切替えて使える柔軟さがあります 。もちろんトゥルーバイパス仕様で音ヤセも心配無用です。
「ミニでは小さすぎるけど通常サイズだとボードに入らない…」という悩みを解決するために生まれたのがCry Baby Juniorでしょう。
サイズ以外の機能面も充実しており、中でもワウ音色を3種類から選べる点はこのモデルならでは。「欲張りな中間サイズ」とも言えます。
ポジティブな口コミ
- ミニだと踏みづらいけど普通のCry Babyは場所取る…と思っていた自分にドンピシャでした。踏み心地も違和感なく、ボードにもすっきり収まって大満足です。
- 内部の3モード切替が実用的。Vintage寄りのマイルドさから現代風まではっきり音が変わるので、1台で色々遊べます。
- ホワイトモデルを購入。見た目がおしゃれで所有欲が満たされます。機能・サイズとも痒い所に手が届く設計で「ありそうでなかった理想のワウ」という印象。
ネガティブな口コミ
- 通常サイズよりは小さいとはいえミニほどの省スペースではないので、ボード次第では「あと数センチ…!」となることも。自分のボード寸法を要確認です。
- 価格設定は標準Cry Babyより少し高めなので、スペースに余裕があるなら標準機+他のエフェクターに回すという選択肢も…と迷ったという声もあります。
CBM95 Cry Baby Mini Wah

- 極小サイズでも本格派
手のひらに乗るほど小型軽量なCry BabyがこのCBM95です 。わずか半分サイズながら、筐体は頑丈な金属製でツマミ等も無くシンプル。小さい分スウィープ量(踏み込み角度)が気になるところですが、可動範囲はフルサイズ同等に設計されており、違和感なく操作できます 。「ボードにスペースがないけどワウを入れたい!」という願いを叶える本格ミニワウです。 - 内部スイッチで3ボイシング
背面のプレートを外すと3つの切替スイッチがあり、Low/Vintage/Standardの3種類のワウ特性を選べます 。Standardは現行GCB95相当のモダンサウンド、Vintageは往年のCry Baby風の中低域寄り、Lowはさらに低域強調のダークなトーン。曲やアンプに合わせてセッティングでき、サイズ以上に懐の深い一台です。
「ミニだから音質は妥協してるのでは?」と思われがちですが、実際には驚くほど従来機に近い音が出せると高評価です。
とりわけ赤FASELインダクター搭載で音の芯はしっかりしており、True Bypassでペダルを抜けたときの原音もクリア。携帯性・実用性に優れた、小さくても侮れない頼もしいモデルです。
ポジティブな口コミ
- 初めて踏んだ時、その小ささからは想像できない本格的なCry Babyサウンドに驚きました。耳を澄ませば若干違いはあるかもですが、バンドで使って遜色ないです。
- ペダルボードがミニサイズ中心なので、このコンパクトさは本当に助かります。音質とスペースのトレードオフを見事に解消してくれました。
- 内部のモード切替で好みのワウを選べるのが地味に嬉しいポイント。Vintageモードにすると太く甘い感じになってお気に入りです。
ネガティブな口コミ
- 足の大きい自分にはペダルが小さすぎて操作がシビアでした…。慣れればいけますが、踏み分けに最初戸惑うかもしれません。
- 底面スイッチの切替が工具で背面を開ける必要があるため、曲中に気軽に変更とはいきません。そこは仕方ないですが、頻繁に切替えたい人はちょっと面倒に感じるかも。
GCB65 Cry Baby Custom Badass Dual-Inductor

- 2種類のインダクターを切替
これは珍しいインダクター(コイル)を2基搭載したCry Babyです。ヴィンテージ系ワウに使われたHaloインダクターと、現行Cry BabyのFASELインダクター、この2種をフットスイッチで瞬時に切り替え可能となっています 。つまり1台で「ビンテージの喉声」と「モダンなCry Babyトーン」を簡単に使い分けられる贅沢仕様です。曲の途中で踏み替えて音色を変化させることもできます。 - 細かな周波数調整も可能
ペダル側面には、Haloインダクター用とFASELインダクター用それぞれに微調整トリムノブが付いており、周波数帯域の微妙なチューニングが可能です 。自分好みの「Haloサウンド」「FASELサウンド」を事前にセットアップでき、2つの世界を行き来しながら演奏できます。もちろんトゥルーバイパス搭載で音質劣化も心配なし。
「Custom Badass(超イカした)Wah」の名に違わず、ワウマニア心をくすぐる一台です。スイッチひと踏みでキャラクターがガラリと変わる様はまさに痛快。
価格は張りますが、ビンテージ派・モダン派どちらの要求にも応えられるとあってコアなファンに支持されています。
ポジティブな口コミ
- HaloとFaselをボタン一つで切替できるなんて夢のよう!古いファンク曲ではHalo、ハードロック曲ではFaselなど、ペダルを替える手間なく音色を使い分けられて感動です。
- 音質も本格的で、Halo側は確かにこもった渋い鳴き、Fasel側は派手で抜けるトーンと性格がはっきりしています。2台ワウを並べるより省スペースで便利。
- 作りが頑丈で多少荒く扱っても平気そう。高価ですがその分のクオリティは感じます。エフェクターマニアにはたまらない一品ですね。
ネガティブな口コミ
- 他の高級Cry Baby同様、価格が高めなので万人に勧められるものではないです。「まず通常モデルで良いのでは?」と言われればその通りかも。
- インダクターの違いによる音色変化は確かにありますが、バンドの中では僅かな差との声も。細かなニュアンスよりシンプルにワウを使いたい人には過剰スペックかもしれません。
DD95FW Cry Baby Daredevil Fuzz Wah

- 世界初! ファズ内蔵ワウ
一風変わったこのモデルは、なんとファズ(Fuzz)エフェクトを内蔵しています。往年のジミ・ヘンドリックスが「ファズ+ワウ」の組み合わせで生み出した轟音サウンドを、一台で実現しようという意欲作です。ペダル上のミニスイッチでファズ回路のON/OFFを切替でき、ワウとファズを同時または単独で使用可能。内蔵ファズは往年のファズフェイス系の太い歪みで、ワウと絡めるとまさに強烈な泣き叫ぶサウンドを生み出します。 - 内部トリムでファズ調整
裏蓋を開けるとファズのゲイン(歪み具合)と出力レベルを調節できるノブが搭載されています 。これにより、自分好みのファズ音量バランスや激しさにセットアップ可能です。ワウ効果とファズの絡み具合を調整して、ただ轟音なだけでなく実用的なリードトーンにも仕上げられる柔軟性があります。
「Daredevil(無謀な挑戦者)」の名の通り、攻めたコンセプトの逸品です。実際使ってみると、ファズとワウを同時に踏んだときの強烈な個性は唯一無二。
ただしオンオフ切替や内部調整が増える分、セッティングはやや複雑になります。サイケデリックなリードや70年代ハードロックのような激しいエフェクト表現を追求したい方には堪らないでしょう。
ポジティブな口コミ
- 初めて音を出した時、その凄まじいサウンドに笑ってしまいました。ファズ+ワウの相乗効果でギターが叫びまくる感じは他のペダルでは得られません。
- エフェクターボード上のペダル数を減らせるのが地味に嬉しい。ファズ→ワウの並び替えなども悩まなくていいので、シンプル派にもメリットあります。
- 内蔵ファズの音が意外にも使いやすいファズフェイス系。ギターのボリューム操作や内部トリムで歪み具合を調整すれば、激しさと明瞭さを両立したリードトーンも作れました。
ネガティブな口コミ
- 正直かなりニッチな用途かもしれません。常にファズ+ワウを多用するスタイルでないと宝の持ち腐れになる恐れも…。汎用性という点では他モデルに軍配でしょう。
- ファズ回路が入った分か、価格が高めなのはネック。また一般的なCry Babyよりわずかに重量も増している印象です。機能を取るか扱いやすさを取るか悩みどころですね。
105Q Cry Baby Bass Wah

- 低音を殺さない設計
ベーシスト待望の専用ワウペダルとして生まれた105Qは、低音域をそのままに中高音域だけワウ効果をかける独自設計です 。これによりベースの土台となる低音は失われず、存在感のあるワウサウンドが得られます。ファンクやソロでのベースプレイで威力を発揮し、Red Hot Chili Peppersのフリーなど名立たるベーシストが使用。白い筐体も目を引きます。 - ベース向け機能充実
105Qは踏み込むと自動ONになるオートリターン方式(95Q同様)を採用し、タイミング良く効果を掛けやすくなっています 。さらに側面ノブで効果の効き(Q)と音量ブーストを調整可能で、5弦ベースなど低い開放弦でもくぐもらないよう細かなセットアップが可能です 。まさにベーシストの要望を詰め込んだ一台です。
そのサウンドは「踏んだ瞬間にデカく、グルーヴィ」と評価が高く 、バンド内で埋もれがちなベースソロをグッと前に出してくれます。ギタリストがダウンチューニングで利用する例もあるほどレンジが深く太いのも特長です。
ベースでワウと言えば今も昔もまずこの105Qが定番と言えるでしょう。
ポジティブな口コミ
- 低音がしっかり残るので、バンド演奏でもベースの存在感が薄れないのが素晴らしい。踏むだけでファンキーなノリが出せて最高です。
- オートON/OFFはベースでも便利ですね。素早くフレーズにワウをかけて、すぐ戻るという芸当が自然にできます。リズムを刻みながら効果を出し入れできて気持ちいい。
- ギターでも試しましたが、極太のワウサウンドになり驚きました。ドロップチューニングのリフなどで使うと鬼気迫る迫力が出ます。
ネガティブな口コミ
- エフェクター全般に言えることですが、ベース用エフェクターは使用頻度がギターより低めなのでコスパを感じにくいかもしれません。「無くても困らないが、あると楽しい」という位置付けですね。
- オートONの感度に慣れるまで少しコツが要りました。意図せずONになったりOFFになったりすることが最初はあり、踏み方を体で覚える必要があります。
CBM105Q Cry Baby Bass Mini Wah

- 性能そのまま小型化
105Q Bass Wahのコンセプトを半分サイズに凝縮したのがCBM105Qです。アルミ製筐体で軽量化もされており、ペダルボードの隙間に収めやすくなっています。可動域はフルサイズ並みで、低音キープ&オートリターンという基本機能も105Q譲り。狭いステージや機材コンパクト化が求められる現代のベーシストにとって心強い選択肢でしょう。 - 可変Qとボリュームを継承
小さくても側面にはQ調整ノブとボリューム調整ノブを装備。音作りの幅はフルサイズ105Qと変わりません。「Miniにしたら低音痩せするのでは?」という不安を払拭するパフォーマンスで、むしろ余計な空間共鳴が減りクリアに感じるという声もあります。
CBM105Qは「機能的には申し分ないがサイズが…」という105Qユーザーの悩みに応えたものです。特にベース用エフェクターはボードスペースが限られがちなので、このコンパクトさは魅力でしょう。
音質も遜色なく、小回りの利くベースワウとして定評があります。
ポジティブな口コミ
- 音も機能もほぼ105Qそのままでサイズだけ半分になった感じです。持ち運びが楽になり、狭いライブハウスでもストレスなく使えています。
- 小型ですがしっかり低音は残ります。バンドの音圧をキープしたままワウ効果だけ乗せられるので、本当に痒い所に手が届くアイテムです。
- 5弦ベースでも問題なく使えてます。Miniになってもレンジは十分広いので、むしろ余計な低域はワウがかからない分スッキリした音に感じます。
ネガティブな口コミ
- やはり踏み面が小さいので、靴のサイズによっては操作しにくさを感じるかも。ベースはリズム隊なので踏み間違いには気を遣います。
- 価格が105Qと大差ない(むしろ高い場合も)ので、「サイズに困っていないなら105Qで良いのでは」という意見もちらほら。あくまでスペース優先の選択肢ですね。
QZ1 Cry Baby Q Zone (固定ワウ)

- コンパクトエフェクター型
番外編として紹介したいのがこのQZ1 “Q Zone”。実はペダル式ではなく、ノブで設定する固定型ワウエフェクターです。ワウペダルを踏み込んだある一点の状態(いわゆる「止めワウ」)を作り出すためのペダルで、ミドルの強烈なフィルタ効果を狙ったサウンドメイクが可能。ギタリストのマイケル・シェンカーやダイムバッグ・ダレルが、ソロ時にワウを中間で固定して独特の鼻詰まりサウンドを出した手法を手軽に再現できます。 - 細かなフィルター調整
QZ1本体にはFrequency(周波数帯)とQ幅、Gainの3ノブがあり、ブースト付きフィルターとして設計されています。これにより通常のワウでは難しい極端なミッドブースト効果や、ポイントを絞ったトーンシェイピングが可能です。つまり「可変しないワウ」というニッチな役割ながら、使いこなせば強烈に個性的な音色が作れます。
QZ1は特殊用途ゆえ万人には勧めませんが、「常時半押しワウの音が好き」「特定帯域を強調してソロを抜けさせたい」なんてニーズにはピッタリです。
ペダルを踏む必要が無いぶん、再現性の高いセッティングができるメリットもあります。
ポジティブな口コミ
- シェンカーのあのカモメが鳴くようなトーンが出せて感激!普通のワウで狙うと足で微調整が難しかったので、ツマミ操作だけで再現できるのはありがたいです。
- ソロ用に中域を盛るEQとして重宝してます。ブースト付きフィルターとしてみると実は使い勝手良く、ジリっと耳に飛び込む帯域を作り出せます。
- 踏む必要がないので安定した効果が得られます。ライブでもツマミ位置さえ記憶しておけば、いつでも同じ効き具合になるのが安心ですね。
ネガティブな口コミ
- 普通のワウのように踏んで効果を動かすことはできないので、「やっぱり足で表現したい」と感じる人も。固定ワウは人を選ぶエフェクトだと思います。
- 使い所が限定的で、出番が少ないとの声も。バンド全曲中で数回しか踏まないような使い方だと、ボード上で場所を取るのがもったいなく感じるかもしれません。
Cry Baby|シグネチャーシリーズ (プロ・アーティストモデル)
JH-1D Jimi Hendrix™ Signature Wah

- ジミ・ヘンドリックスの伝説的トーンを再現
ジミヘンことJimi Hendrixが遺した名演に欠かせないあのワウサウンドを現代に蘇らせたモデルです。彼が使用した60年代終盤のワウ回路を基に、喉に絡むようなディープでエモーショナルなトーンを実現 。代表曲「Voodoo Child (Slight Return)」や「Little Miss Lover」のあの声泣きワウが自分の足元で唸ります 。 - オールドスタイルの外観と仕様
アルミダイキャスト筐体にビンテージ風の外観仕上げで、まさに1960年代後期の雰囲気を感じさせます 。回路的にも余計な電子部品を加えず、可能な限り当時のままを貫いているため、多少ノイジーでも荒々しい表現力が魅力。現代のCry Babyに慣れた人には「クセが強い」と映るかもしれませんが、それこそが伝説のサウンドの味でしょう。
ジミヘンファンはもちろん、「クラシックなワウはここまで表情豊かだったのか」と再認識させてくれるペダルです。
派手さや便利機能はありませんが、弾き込むほどプレイヤーの表現力に追従してくれる奥深さがあります。
ポジティブな口コミ
- 一音出しただけで「あ、これジミヘンのあの音だ!」と鳥肌。市販の現行ワウとは明らかに違う野太くエモいトーンに惚れ込みました。
- 無塗装風のルックスも渋くてカッコイイ。踏んで良し飾って良しのファン必携アイテムですね。
- 現代のワウに比べるとハイがギラつかず低音が太い印象。シングルコイルのストラトで歪ませると極上です。ジミのプレイスタイルを真似したくなります。
ネガティブな口コミ
- 現行のCry Babyと比べて音量変化やノイズがやや大きめに感じます。ヴィンテージ感と言えばそうなのですが、扱いに慣れが必要です。
- 可変レンジがやや狭めで、モダンな曲には向かないとの声も。ジミヘン専用機として割り切る必要があります。
EVH95 Eddie Van Halen Signature Wah

- “Holy Grail”ワウの復刻
エディ・ヴァン・ヘイレンが90年代に愛用し「Holy Grail Wah(聖杯ワウ)」と呼ばれた伝説の1台。そのサウンドをもとに開発されたのがEVH95です 。EVHが求めた高音域での独特の高Qサウンドと、輪郭のはっきりした効きが特長で、速弾きフレーズでも埋もれないシャープで抜けるワウに仕上がっています 。 - 派手なルックスと堅実な作り
外観はEVHの象徴である黒黄ストライプ柄をあしらった特別仕様。つま先部分には青色LEDが埋め込まれ、ON時に光ってステージ映えも抜群です 。内部にはEVHの要求に合わせたHIGH-Qインダクターとカスタム回路を搭載し、トゥルーハードワイヤードバイパスで原音もクリア 。細部までハイクオリティにまとめられています。
EVH95は80年代~90年代ハードロックの華やかなワウを求める人にぴったりでしょう。エディの名曲「Mean Street」や「Unchained」のイントロで聴けるような、個性的で存在感あるワウ効果が手に入ります。
ポジティブな口コミ
- Eddie本人のトーンに近づけるのはもちろん、普通に踏んでも他のワウと一線を画す鋭いサウンドです。ハイが突き抜けていてソロが気持ちいい!
- 見た目のインパクト大。ステージで映えるので「おっ?」と注目されます。所有する喜びがありますね。
- 音抜けが素晴らしく、激しいディストーションの上でもワウの輪郭がはっきり聞こえます。速いフレーズでも潰れないので技巧派にも嬉しい。
ネガティブな口コミ
- 音がかなり明るく派手なので、地味な曲やクリーンには不向きかもしれません。完全にロック/メタル専用機という印象です。
- レギュラー品より価格が上がる点と、EVH柄という趣味が分かれるデザインで敬遠する人も。好きな人には最高ですが、合わない人にはちょっと派手すぎるかも。
SC95 Slash Cry Baby Classic

- Slashの要求した温かく太いワウ
ガンズ・アンド・ローゼズ等でお馴染みのギタリスト、スラッシュのシグネチャーワウです。Slashは従来Cry Babyよりも少し低めの周波数にフォーカスしたウォームな音を好み、このモデルではレンジを下方向にチューニングして太く粘っこいトーンを実現しています 。派手さよりもミッドの濃さが際立つ、歌うようなワウサウンドが特徴です。 - ビンテージ感ある外観とLED
ダメージ加工が施された黒い筐体にホットロッド風の赤い文字という渋いデザイン。さらにつま先とかかと側にブルーLEDを装備し、エフェクトのON/OFF状態が一目でわかるようになっています 。もちろんTrue Bypass仕様で、ステージでの実用性も抜群です。
SC95はスラッシュ自身が「ステージで使える実用的なワウ」として仕上げただけあり、耐久性や操作性も文句なし。
ノーマルCry Babyよりややダークで喉に絡む音は、ハードロックやブルースロックのリードで存在感を発揮します。
ポジティブな口コミ
- 通常のCry Babyより明らかに低域寄りでコクのあるワウ音!「Sweet Child O’Mine」のソロのような艶っぽいトーンが気持ち良く出せます。
- LEDインジケータ付きなのは本当に便利。ライブで「あれ?切り忘れた?」が無くなりました。見た目もクールで大満足です。
- 踏み心地や音量バランスも良く、まさにプロ仕様という印象。激しく踏んでも音が暴れず、コントロールしやすい点が地味に高品質さを物語っています。
ネガティブな口コミ
- 一般的なCry Babyと比較して音がまろやかなので、「もっとカッと抜けるワウが欲しい」という人には物足りないかも。尖ったファンクには向かないです。
- 加工塗装ゆえ仕方ないですが、見た目の好みは分かれるところ。「新品なのに傷だらけ?」と驚く人もいました。
SW95 Slash Signature Wah (w/ Distortion)

- ディストーション内蔵で瞬時にリードトーン
Slashシグネチャーはもう一台、内蔵ディストーション付きのSW95モデルがあります。こちらはワウ回路+スラッシュ好みのディストーション回路を統合し、ペダル横のスイッチで歪みのON/OFFをコントロール可能 。クリーン→ワウソロと踏んで、さらにディストーションをオンにすれば、足元ひとつでソロ用ハイゲインワウサウンドが完成します。音作りもゲインとボリュームの2ノブで調整可能 です。 - ステージ映え仕様
SW95もブラック筐体に赤のスラッシュロゴが映えるクールなデザイン。さらにワウON時とディストーションON時に対応するLEDが搭載され、それぞれ青と赤に光ります 。暗転したステージ上でも一目で両エフェクトの状態が確認でき、ライブパフォーマンスを支える設計です。
このペダル一つあれば、クリーンバッキングから歪みソロまでスムーズな踏み替えが可能です。スラッシュのように曲中でクリーン→ディストーションソロを頻繁に切り替えるギタリストには、まさにうってつけの便利モデルと言えます。
ポジティブな口コミ
- ワウと歪みを一緒に踏めるのが想像以上に便利!これ一つでバッキング~ソロまで完結するので、足元がシンプルになりました。
- 内蔵ディストーションも良質で、マーシャル系の粘り強いゲインが心地よいです。ワウとのマッチングも抜群で、まさにスラッシュ直伝のリードトーンが出ます。
- ダブルLEDで視認性バッチリ。エフェクトの切り忘れがなく安心感があります。音も機能もかゆいところに手が届く名品だと思います。
ネガティブな口コミ
- ペダル自体がやや大型&重量級なので、ボードを圧迫します。また内部に回路が多い分、価格も高めです。
- 歪みの音質は好みによるところも。すでにお気に入りのオーバードライブ/ディストーションがある場合、「手持ちの歪み+普通のワウで充分」となるかもしれません。
KH95 Kirk Hammett Signature Wah

- カーク・ハメットの足元ラック音色
メタリカのリードギタリスト、カーク・ハメットはワウ愛用家としても有名です。彼のライブ用ラックに組み込まれたカスタムワウの音を再現したのがこのKH95 。フルに踏み込んでも耳障りにならない絶妙な周波数設定と、なめらかなスウィープが特徴で、速弾きから泣きのソロまで均一に効果が乗るよう調整されています 。 - おどろおどろしい外観
マットブラックの筐体に血管のような緑のライン、踏み板には骸骨の足跡デザインという、一目でカークモデルと分かる個性的なルックス 。ステージ映えもバッチリで、ファンの所有欲を刺激します。トゥルーバイパス採用で音質面も抜かりありません 。
KH95はカークの暴れ回るギターソロを支えるため、高域から低域までムラなく効く点が最大の魅力です。
速いワウ連打でも音が痩せず、激しいメタル曲に耐えうる頼もしさを備えています。
ポジティブな口コミ
- 踏み込んだ時に高音がキンキンし過ぎないのが嬉しいです。メタルの強い歪みでも耳に痛くないワウという感じで、長時間踏んでいても聴き疲れしません。
- 何と言っても見た目がイカす!スカルフットプリントはメタル心をくすぐります。ライブで踏む度にテンション上がります。
- 通常Cry Babyとの違いは微妙かと思いきや、確かに効きが均一で扱いやすいです。ラピッドなソロでもワウが引っかからず滑らかに追従してくれます。
ネガティブな口コミ
- 価格が高く、見た目の好みも分かれるため、人によっては敬遠するかも。「性能的には標準機+EQでも代用できそう」という声もありました。
- 劇的な音の違いがある訳ではないので、カークのファンでなければ優先度は低いという意見も。あくまでメタル向けの味付けですね。
JB95 Joe Bonamassa Signature Wah

- ジョー・ボナマッサ仕様のヴィンテージ志向
ブルースの若き名手ジョー・ボナマッサのシグネチャーワウは、クラシックCry Babyを更に進化させた設計です。最大の特徴はHALOインダクターを搭載している点で、60年代のClyde McCoy系に近い丸みとコシのあるサウンドが得られます 。加えてジョーの好みに合わせ広いワウの可変幅と深いボーカルライクなうなりを持つ、まさに洗練されたブルース向けワウです。 - 高級感ある外装と実用性
アルミ筐体は艶消しブラックに銅製トッププレートという豪華な仕様 。見た目の渋さもさることながら、内部には出力バッファを搭載しており、エフェクトチェインの順番に左右されにくく常に安定した音質を提供します 。またトゥルーバイパス/非トゥルーを切替可能なスイッチも内蔵し、環境に合わせて設定可能という凝りよう 。
JB95は伝統とモダンの融合とも言える一台です。
ボナマッサの太く艶やかなリードトーンを自宅で鳴らしたい人にとって、これ以上ないパートナーでしょう。
ポジティブな口コミ
- とにかく音が太くて濃密!クリーンでも歪みでも、踏んだ瞬間にブルース魂が宿るような声帯系サウンドが出ます。他のCry Babyと一線を画す豊潤さです。
- ビジュアルが最高にクール。銅プレートの経年変化も楽しみで、まるで楽器の一部のように愛着が湧きます。
- 出力バッファのおかげかペダルの位置に関係なくノイズが少なく、どこに繋いでも音痩せしないのが地味に便利。プロユースを感じます。
ネガティブな口コミ
- 良くも悪くもマイルドでダーク寄りなため、ファンク系など切れ味重視の用途には向きません。ジャンルを選ぶペダルだと思います。
- シグネチャーの中でも価格が高めなので、「ボナマッサが好きか」「この音が本当に必要か」を問われると悩んでしまうかも。
GCJ95 Gary Clark Jr. Signature Wah

- ソウルフルな低域よりの設計
現代ブルースシーンの旗手、ゲイリー・クラーク・ジュニアのモデルは、通常よりも低めの周波数レンジに調整されています 。そのためスムーズで暖かみのあるワウサウンドが特徴で、クリーン~クランチなブルースやソウルフレーズで威力を発揮します 。またスイープ幅がタイトにまとめられており、細かいリズムの踏み込みでも過剰にならずグルーヴを損なわないよう配慮されています 。 - 銅仕上げボディと味わい
GCJ95はゲイリー本人が選んだブラッシュド・カッパー仕上げの筐体を採用。使い込むほど表面が酸化して独特の風合い(パティーナ)が生まれる仕様です 。見た目にも渋く、ゲイリーの音楽性同様どこかヴィンテージライクな雰囲気を漂わせます。
ゲイリー・クラーク・Jr.モデルは派手さこそありませんが、ブルージーでメロウなワウ効果を求めるギタリストにはピッタリです。
半音階を織り交ぜたファンク寄りのカッティングでも出しゃばらず、それでいて存在感は確保する玄人好みの味付けでしょう。
ポジティブな口コミ
- 音が丸くてとても音楽的。激しくなくじんわり泣くようなワウで、クリーントーンで弾くと最高に気持ちいいです。
- 見た目の銅ボディが渋すぎます。経年変化で自分だけの色に染まっていくと思うと愛着が湧きます。インテリア性も抜群。
- スイープが少し狭めのおかげで、リズムを刻みながらでも使いやすいですね。ファンキーな16ビートに薄くかけてもノリが出て最高です。
ネガティブな口コミ
- レンジが低めゆえ、ハイゲインソロでは埋もれがちになることも。クランチ~クリーン向きなので、メタル系統には不向きでしょう。
- 発売当初日本では流通が少なく、手に入れにくかったとの声も(現在は入手可能)。価格もミドルクラス以上なので、おいそれとは試せないかもしれません。
JP95 John Petrucci Signature Wah

- 超広帯域&細密調整の怪物ワウ
プログレッシブメタルの雄、ドリームシアターのジョン・ペトルーシが求めたのは、通常のワウを超える広大な可変域と緻密な音作りの追求でした。そのリクエストに応えたJP95は、100Hzから3.2kHzという驚異的なレンジをカバーし 、ヘヴィな7弦ギターの低音リフから煌びやかなハイトーンソロまで一台でこなせます。また内部に6バンドEQを搭載し、さらにQとボリュームの内部トリムも装備 。ジョン自身がラックで行っていた音作りを、そのままペダル内で完結できるようになっています。 - スモークドクロームの高級感
エンクロージャはスモークド・クローム仕上げで、見る角度により虹色の輝きを放つ豪華な外観。ペトルーシのイニシャルロゴもあしらわれ、所有欲を満たします。もちろんトゥルーハードワイヤード・バイパス採用で信号劣化にも配慮 。まさに究極のCry Babyともいえるスペックです。
JP95は高度な調整が可能なため、プロ志向のギタリストに評価が高いです。特に7弦やドロップチューニングで「低音にも効くワウ」を探している場合、有力な選択肢になります。
内部EQで自分だけのカスタムワウサウンドを作り込めるため、機材にこだわるテクニカル系プレイヤーに愛されています。
ポジティブな口コミ
- 信じられないくらい低音までワウが効くので、7弦のローBもしっかりフィルターがかかります。他のワウでは出せない重厚な効果音が出せて感激。
- 内部6バンドEQで音色を作り込めるのが凄すぎます。スタジオラック並みの調整ができて、文字通り自分専用のワウに仕立てられます。
- 見た目も含めて所有感MAX。作り込みも頑丈で、プロ使用にも余裕で耐えそうです。ペトルーシファンでなくとも一度試す価値ありの完成度。
ネガティブな口コミ
- 高価かつ調整箇所が多いため、初心者には完全にオーバースペックです。宝の持ち腐れになりかねないので、その点は注意かもしれません。
- 6バンドEQなど調整に凝りだすとキリがないため、セッティング沼にハマる危険が…。凝り性の人はほどほどにしないと演奏そっちのけになるかも。
JC95/JC95FFS Jerry Cantrell Signature Wah

- ジェリー・カントレルのダークな表現力
アリス・イン・チェインズのギタリスト、ジェリー・カントレルモデルは、彼の好む暗くヘヴィなトーンを追求しています。通常よりもトーンがダークで、ワウを踏んでも低音域がしっかり残るため、ヘヴィリフ上で使っても腰砕けになりません 。また内部トリムでワウの最大可変幅を調整可能で、自分のプレイに合わせた細かなレスポンス調整もできます 。 - アンティーク調ブラス仕上げ
オリジナルJC95は酸化した真鍮風のブラスケーシングで、渋い見た目が特徴 。まるで長年使い込んだかのような風格があり、グランジ/ヘヴィロックの無骨な雰囲気にマッチします。さらに2022年にはカントレルのニックネーム「ファイアフライ」にちなみ、ホタルのように光るオレンジLEDを内蔵したJC95FFSも限定発売されました。
JC95系は濃厚でモッシリしたワウなので、明るいファンキーサウンドには向きませんが、ダウナーで重い曲調では抜群の存在感を放ちます。
ジェリーのようにペダルをゆっくり踏み込みながらリフを刻むと、不気味さとカッコよさが同居する独特の世界観が演出できます。
ポジティブな口コミ
- 踏んだ時の音がとにかくダークで重厚!普通のワウだとスカスカになるリフでも、これなら低音が残るので安心して踏めます。
- 見た目がアンティーク調で最高に渋い。ステージで踏むたびに絵になるペダルですね。使い込むほど味が出そうです。
- AICファンとしてはニヤリな**「Man In The Box」ばりのワウサウンド**がバッチリ再現できました。ゆっくり踏むと怪しさ満点の雰囲気が出ます。
ネガティブな口コミ
- 一般的なCry Babyに比べて音がこもり気味なので、好みが分かれるところ。「抜けが悪い」と感じる人もいるようです。
- やはりこの音色は曲を選ぶため、出番が限られるという声も。オールマイティには使えない点は承知の上で導入した方が良いでしょう。
ZW45/WA45 Zakk Wylde Signature Wah


- ザック・ワイルド直伝のヘヴィトーン
オジー・オズボーンバンド等で知られるザック・ワイルドのモデルは、ぶ厚く攻撃的なワウサウンドが身上です。ZW45(旧モデル)から2021年のWylde Audioブランド版WA45に至るまで、基本コンセプトは重たいリフやピッキングハーモニクスが映える太い音。周波数レンジは下から上まで広いですが、特に低~中域が充実しており、ドロップチューニングのギターでも埋もれない存在感を発揮します 。 - 頑丈な無骨デザイン
無塗装のような荒々しいメタル筐体(ZW45)や、ザックのアイコンであるブルズアイ(的)柄のトレッドパッド(WA45)など、ルックスにもこだわりが。大型ポットや強化スイッチを採用し、ヘヴィな足さばきにも耐える堅牢な構造も魅力です 。
ザックモデルのワウは、とにかくラウドでタフ。アンプ直結のハイゲインで思い切りかき鳴らしてこそ真価を発揮します。
とりわけザックお得意のピッチハーモニクス(ギュイーン!という音)にワウを絡めると、腰にくるような図太い咆哮が得られます。
ポジティブな口コミ
- 他のワウとは一味違う、ぶっとい図太いサウンドが最高!ダウンチューニングのリフで踏むと地鳴りのような迫力で痺れます。
- ブルズアイの見た目がクール(WA45)。ザック好きにはたまらないデザインですし、実際頑丈で壊れにくそうなのも安心できます。
- あまり細かいことを考えず、ラフに踏み込んでもカッコいい音がしてくれる頼もしさがあります。メタルの荒々しさにピッタリですね。
ネガティブな口コミ
- 派手さより太さ重視の音なので、クリーンで刻むファンクなんかでは抜けが悪いです。ジャンル限定な印象は否めません。
- 大柄で重量もあるので、持ち運びやボード配置にやや不便です。音とデザイン優先ゆえのトレードオフですね。
BG95 Buddy Guy Signature Wah

- バディ・ガイのベルのような歌声
シカゴ・ブルースのレジェンド、バディ・ガイのシグネチャーワウは、甘く歌うようなトーンが特徴。内部にFASELインダクターを搭載しつつ、2種類のボイシングモードを備えています 。ひとつは「BGモード」と呼ばれるベルのように澄んだワウ音、もうひとつは「DEEPモード」という深く太いグロウル(唸り)サウンド 。この切替によって、バディ・ガイの多彩な表現力を支えたワウサウンドを再現しています。 - 水玉模様と独特の存在感
バディ・ガイと言えばトレードマークの水玉シャツですが、本ペダルも黒地に白のポルカドット(水玉)塗装が施されています。ステージでひときわ目立つルックスで、ブルースファンの注目を集めるでしょう。もちろんTrue Bypass仕様で、音の透明感にも配慮されています。
BG95は渋いブルースを嗜むギタリストにぴったり。FASELならではのスイートな高音域と、深いモードの粘り腰、どちらもブルースの感情表現に寄り添うような味わいです。
往年の名曲「Damn Right, I’ve Got the Blues」を弾けば雰囲気倍増間違いなし。
ポジティブな口コミ
- BGモードのカーンと響くようなワウは他では聞いたことがない美しさ!カッティングに薄くかけてもキラキラして気持ち良いです。
- 逆にDEEPモードにすると極太でダーティなサウンドに変身。この二面性がブルースの多彩な表情を支えてくれて楽しいですね。
- 見た目の水玉も可愛くてお気に入り。ブルースバーのステージで踏むと「お、バディ・ガイだね」と突っ込まれて嬉しくなります。
ネガティブな口コミ
- 尖った高音重視の音なので、激しいロックには線が細いかもしれません。完全にブルース~クリーントーン向けと思います。
- 国内流通数が少なく、一時入手困難でした。価格もそれなりにするので、熱心なファン向けモデルという感じです。
まとめ|どのCry Babyで泣かせる?
- まず最初の1台には? … **スタンダードモデル(GCB95)やClassic (GCB95F)**がおすすめです。価格も手頃でオーソドックスな音色は様々なジャンルにマッチします。「とにかく有名なワウの音」を体験するには最適でしょう。
- 多彩な音作りをしたいなら? … 535Qなど可変機能付きモデルが良いでしょう。レンジ切替やQコントロールで、自分の好みに細かく合わせ込めます。1台で色んなワウサウンドを試したい欲張り派にピッタリ。
- ペダルボードのスペースが限られる? … Cry Baby Mini (CBM95)やJunior (CBJ95)など小型モデルが便利です。音質はそのままに、ぐっと省スペース化できます。持ち運び重視の方にも最適です。
- 特定のサウンドや憧れの音がある? … お気に入りのギタリストがいるなら、そのシグネチャーモデルを検討する価値大です。ジミヘンやスラッシュ、ペトルーシなど本人の音に近いトーンが得られるうえ、ファン心も満たされます。ただし価格が高めのものも多いので、本当にその音が必要か見極めて選びましょう。
- ベースで使いたい? … 迷わず105Q Bass Wahシリーズです。ギター用を流用すると低音が消えてしまいますが、105Qならしっかり対応しています。こちらもミニ版含め、用途に合わせて選べます。
Cry Babyシリーズは半世紀以上の歴史に裏打ちされた信頼のブランドです。どのモデルを選んでも品質は折り紙付きで、きっとあなたの演奏表現に新たな彩りを添えてくれるでしょう。
ぜひ本記事の比較・解説を参考に、自分にベストマッチする一台を見つけてください。


















