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【徹底比較】HEADRUSHのマルチエフェクターを全モデル解説!Prime・Core・Flex Prime・MX5の違いと選び方【口コミ】

宅録からライブ、はたまた動画制作まで――ギタリスト/ベーシストが“1台で全部”を求める時代です。そこで注目されるのが HeadRush(ヘッドラッシュ) シリーズ。フラッグシップの Prime、コスパ重視で人気急上昇の Core、新登場の軽量モデル Flex Prime、そして超コンパクトな MX5。
本記事では現行4モデルを徹底的に比較し、「どのモデルが自分のプレイスタイルに最適か」を中級者目線で解説します。価格・筐体サイズ・DSPパワー・入出力・同時使用ブロック数など“痒い所”まで網羅したので、購入前の最終チェックにどうぞ。
HEADRUSH マルチエフェクター|スペック比較表
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---|---|---|---|---|
項目\モデル | Prime | Core | Flex Prime | MX5 |
価格(国内税込) | 178,800円 | 139,000円 | 74,800円 | 54,800円 |
価格(USD) | $999 | $699 | $499 | $399 |
サイズ W×D×H (mm) | 649 × 341 × 82 | 408 × 235 × 67 | 295 × 150 × 70 | 295 × 150 × 70 |
重量 | 7.6 kg | 3.8 kg | 1.59 kg | 1.57 kg |
タッチディスプレイ | 7″ | 7″ | 4″ | 4″ |
フットスイッチ | 12 | 5 | 3 | 3 |
エクスプレッション | 内蔵 | 外部対応 | 内蔵 | 内蔵 |
マイク入力(XLR) | あり | あり | - | - |
アンプモデル数 | 97 以上 | 同等 | 97 | 52 |
FXモデル数 | 300 以上 | 300 以上 | 109 | 74 以上 |
IRプリセット数 | 300 以上 | 300 以上 | 315 | 300 |
同時ブロック数 | 14 | 14 | 14 | 9 前後 |
USBオーディオ | 24-bit/96 kHz | 同左 | 同左 | 同左 |
Wi-Fi / Bluetooth | ○ / ○ | ○ / ○ | ○ / ○ | - / - |
MIDI | 5-pin IN/OUT | 5-pin IN/OUT | ⅛″ IN/OUT | ⅛″ IN/OUT |
ルーパー | 5 分/20 分オーバーダブ | 同左 | 同左 | 同左 |
HEADRUSH マルチエフェクター|各モデルの特長・口コミ
HEADRUSH / Prime


- 7インチ大型タッチディスプレイ搭載の直感的インターフェース
- ギター/ベース用アンプやエフェクト+ボーカル用エフェクトを網羅(Antares Auto-Tune®ピッチ補正含む)
- アンプ・ペダルの音色を取り込めるAmp Cloner機能搭載
- Wi-Fi経由のクラウド共有やBluetoothオーディオ再生に対応
- 12フットスイッチ(カラーLED&OLED表示付き)+エクスプレッションペダル内蔵
最上位モデル「HeadRush Prime」はギターからボーカルまでオールインワンでカバーするフロア型プロセッサーです。高性能なマルチコアDSPにより膨大なアンプ/エフェクトのライブラリとリアルなサウンドを備え、アンプクローン機能や業界標準のAuto-Tuneまで搭載するなど機能面で妥協がありません。
12基のフットスイッチにはカラー表示とスクリブルストリップが付属し、ライブでの視認性や即座のプリセット切替にも優れます 。重量約7.6kgと大型ですが、その分入出力端子もギター用とボーカル用を完備し、まさに「何でも入りの凄いマルチ」だと評されています 。プロ志向の中級者や、バンド演奏でギターとボーカルの両方をこなすプレイヤーにとって強力な相棒となるでしょう。


ポジティブな口コミ
- 「音質が圧倒的によい。過去に使用していたBOSSのME-80やLine6のPOD Goと比べても段違いで、オーディオインターフェース内蔵なのも便利でDTM録音向き 。」
- 「何でも入っていてオールインワンで使えるのが嬉しい。ギターエフェクトだけでなくボーカル用まで揃ったフラッグシップ機 。」
- 「価格は17万円台とフラッグシップとしては抑えめで、この性能でこの値段なら納得できる 。」
ネガティブな口コミ
- 「サイズがとんでもなくでっかい。重量も約7kgあるので持ち運びには覚悟がいる 。」
- 「本体が大きいぶん値段も高価になるため、何でもやりたいならPrimeだが価格がネックという声もあります 。」


HEADRUSH / Core


- 7インチ大型タッチディスプレイ&直感操作UI(Primeと同等のインターフェース)
- ギター+ボーカル対応の豊富なエフェクト/アンプ音色ライブラリ(Auto-Tuneを含む)
- Amp Cloner機能搭載で手持ち機材の音を取り込み可能
- Wi-Fi経由のクラウド共有、USBオーディオインターフェース機能に対応
- フットスイッチ5基搭載(本体にエクスプレッション非搭載) ※外部ペダル接続でワウ等コントロール可能
「HeadRush Core」はPrimeの高音質・多機能ぶりを受け継ぎつつ、ボードを小型軽量化し価格を抑えたモデルです 。サウンドエンジンや収録エフェクトはほぼPrime同等で、ギター用からボーカル用まで幅広いプリセット/モデルが入っており、アンプ・エフェクトのクローン作成や高度な練習用ツールも利用できます 。
本体サイズは約40cm×23cm、重量3.8kgとコンパクトで持ち運びしやすく、Primeでは大きすぎると感じるユーザーにマッチします。但しフットスイッチは5基のみで、本体にペダルが無いため、ワウやボリューム操作には別途エクスプレッションペダルを繋ぐ必要があります 。「機能は十分だがフットコントロールは必要最低限」という割り切りの設計で、高音質を保ちつつ手頃なサイズ・価格を求める中級者に適したバランスの良いモデルです。


ポジティブな口コミ
- 「音が段違いに良い。BOSSやLine 6の同価格マルチから乗り換えると音質の違いに驚く。【オーディオIF搭載】で録音にも便利で、練習からライブまで大活躍との声 。」
- 「アンプやエフェクトの数が非常に多く、触っているだけで楽しい。定期アップデートでさらに増えていくので飽きない 。」
- 「Primeほど大柄ではなく取り回しやすいサイズが良い。重量も半分程度で、機材をコンパクトにしたい自分にはちょうどいい。」
ネガティブな口コミ
- 「エクスプレッションペダルが内蔵されていないのはやはり残念。外部接続でも使えるが、オンボードについていた方が便利という意見があります 。」
- 「価格がもう少し安ければ…との声も一部あります。機能的には充実していますが、5万円台の競合(HX Stomp等)と比べるとやや高価に感じる人もいるようです 。」


HEADRUSH / Flex Prime


- 4インチ高解像度タッチディスプレイ搭載、ギタリスト志向の直感UI
- 大型機(Prime/Core)と同じDSP搭載で、最大14ブロックの同時使用が可能
- 600以上のアンプ・キャビ・マイク・エフェクト収録(ChopTonesプリセットやReValver提供モデル含む)
- Amp Cloner搭載(クローンやプリセットはPrime/Coreと互換)
- Wi-Fi対応:クラウド共有&PC/タブレットからのリモート編集が可能
- 3フットスイッチ+内蔵エクスプレッションペダル(トゥスイッチ付き)搭載のコンパクト筐体
- ギター入力、ステレオアウト、FXループ、MIDI IN/OUT、USB他豊富な入出力
2024年発売の最新モデル「HeadRush Flex Prime」は、小型サイズに高度な機能を凝縮した究極のマルチFXです 。先代MX5とほぼ同じコンパクト筐体ながら中身は一新されており、「見た目は似ているが中身は別物」とのユーザーレビューもあるほど大幅な進化を遂げています 。最大の特長は、上位機種と同等のパワフルなDSPを積んでいる点で、プリセットごとに複雑なシグナルパスと多数のエフェクトを同時使用しても余裕の処理能力を発揮します 。
収録アンプ・エフェクト数は600種類以上と膨大で、これは前モデルMX5の約2倍にあたります。またAmp Cloner機能やオンボードWi-Fiも搭載し、Prime/Coreユーザーが作成したクローンやリグ共有、新機能「Remote Web編集」に対応するなど、最新プラットフォームならではの拡張性があります 。一方でフットスイッチは3基のみ(シーン機能対応)と物理操作子は最小限ですが、タブレットやPCからワイヤレス編集ができるため自宅では画面操作で快適に音作りが可能です 。自宅練習からライブまで幅広く使いたい中級者で、最新テクノロジーを小さな筐体に収めたい人にとって、Flex Primeは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう 。


ポジティブな口コミ
- 「音質はMX5よりさらに奥行きが増した。元々良かったサウンドが一段とリッチになり、大満足です。安価なオーディオIFを高級機に替えたような変化で、弾いた際の余韻まで心地よい 。」
- 「操作のもたつきが解消され、かなりサクサク動く。先代MX5では感じた画面操作の遅さがなく快適で、機能も大幅増強されたので自宅練習から宅録まで本機1台で十分という声もあります 。」
- 「コンパクトなのに演奏に対する反応が素晴らしい。ギターのボリューム操作に追随して音が濃淡つくので、手元でニュアンスを出す弾き方にも◎。サイズが小さいので自宅やセッション用に最高との評価 。」
ネガティブな口コミ
- 「フットスイッチ3つではライブで曲数が増えると辛いかも。音色ごとにセットリストを工夫すれば対応できるが、大掛かりなステージでは踏み替えが忙しくなるという指摘があります 。」
- 「**プリセット切替時の音切れ(スピルオーバー非対応)**が残念。シーン機能内ではディレイ残響を維持できるものの、別プリセット間では途切れるため落胆したとの声も 。」


HEADRUSH / MX5


- 超コンパクト&軽量(約1.6kg)ながら4インチタッチディスプレイ搭載
- 3フットスイッチ+エクスプレッションペダル内蔵(トゥスイッチでワウ/ボリューム切替可能)
- 46種のアンプ、15種のキャビネット、63種のエフェクトを収録(300以上のIRも内蔵)
- プリセット切替時に音切れしないギャップレス切替に対応
- 最大20分録音できる高機能ルーパー&24-bit対応USBオーディオインターフェース機能
- 発売後もファーム更新でモデル追加(Amp Cloner非搭載)
「HeadRush MX5」は2021年発売の小型マルチエフェクターで、手のひらサイズの筐体に必要十分な機能を詰め込んだモデルです 。後継のFlex Prime登場に伴い生産完了となりましたが、現在も店頭在庫や中古で入手可能で、予算重視のユーザーに根強い人気があります 。タッチパネル操作による圧倒的な使いやすさと、価格帯トップクラスのアナログライクなサウンドが評価されており、「この価格でこの音?」と驚かれるほど音質が良いとの店員レビューもあります 。
ただし最新機種と比べると収録アンプ/エフェクト数が少なくAmp ClonerやWi-Fi共有機能も非搭載のため、機能面の拡張性は限定的です 。それでもギター/ベース用マルチエフェクターの基本機能は一通り網羅しており、初期搭載の音色だけで十分実践に耐えるクオリティとの評価も多いです 。とにかくコスパ良く手軽に良い音を出したい中級者には、あえて旧モデルのMX5を選ぶメリットもあるでしょう。


ポジティブな口コミ
- 「この価格帯では一番アナログ感のあるサウンドが出せて何より使いやすい、と感じます 。プリセットも工夫されていて買ってすぐ実戦投入できる音が揃っている 。」
- 「店員の感想では『え、この値段でこの音?』と驚くほど。安価なマルチにありがちな歪みのショボさも無く、気持ちよく演奏できるクオリティだと評価されています 。」
- 「タッチパネルで直感操作できるので初めてのマルチでも戸惑わない。ボタンの組み合わせ操作に悩まなくて良く、スマホやPCに慣れている人ならすぐ音作りに入れます 。」
ネガティブな口コミ
- 「多少ノイズは出ますが、DAW上で処理すれば問題ないレベルだと思います 。アナログっぽい生々しい音と引き換えに、わずかながらノイズが乗る印象という意見があります。」
- 「後継機のFlex Primeと比べると収録モデルの数で見劣りします。ただ価格差を考えればMX5で十分という声もあり、割り切り次第ではデメリットにはならないでしょう 。」


まとめ|どのモデルを選ぶべき?
シチュエーション | 推奨モデル | 理由 |
---|---|---|
スタジオ常駐&大型ライブ | Prime | XLRマイク・12FSW・最大全DSPで現場対応力No.1 |
宅録+月数回のライブ | Core | 機能=Prime、重量&価格を大幅圧縮 |
ボード組込・遠征ツアー | Flex Prime | 1.6 kg+Wi-Fi編集で“旅先でも戦える” |
初HeadRush/デスク特化 | MX5 | 予算抑えつつタッチ操作とIRロードを体験 |
HEADRUSHのマルチエフェクター4機種について、それぞれの特徴と口コミをまとめました。
総じて音質や操作性の評価が高く、用途に応じて最適なモデルを選べるラインナップとなっています。ぜひご自身のプレイスタイルや必要な機能に合わせて、ベストな一台を選んでください。
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