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【三位一体】Warm Audio Tube Squealer TS808・TS9・TS10が1台に。【サウンドデモ・評判】

「TSはすでに飽和しているのでは」と思った人にこそ見てほしい
Warm Audio Tube Squealer
TS808、TS9、TS10という三大チューブスクリーマー系をスイッチで切り替えできるだけでなく、Mixノブで原音を戻せる、シングルとハムを切り替えられる、バッファも選べるといった具合に、ヴィンテージ寄りの味と今のボード運用を一台にまとめています。
TSを複数台載せていた人、アンプの手前で常時かけっぱなしにしたい人、クランチアンプを押し出す目的でTSを探している人には、かなり現実的な選択肢。
Warm Audio Tube Squealer|外観・スペック


Warm Audio Tube Squealerの基本情報
| 製品名 | Warm Audio Tube Squealer (WA-TS) |
| タイプ | オーバードライブ(ソフトクリッピング、TS系3モード) |
| 回路 | 100%アナログ、JRC4558 op-amp使用 |
| モード | 808、TS9、TS10をトグルで選択 |
| コントロール | Drive、Tone、Level、Mix、Pickup Voicing(SC/HB) |
| バイパス | TrueまたはBufferedを選択可能 |
| 入出力 | 標準モノラルIn/Out |
| 電源 | 9V DC センターマイナス、推奨100mA以上、18V対応でヘッドルーム拡大 |
| サイズ/重量 | 約17.1 × 12.7 × 6.7cm、約0.45kg |
| 海外価格 | 約149 USD |
| 国内価格 | 約23,800円 |
Warm Audio Tube Squealer|特長・機能


3つの名作TSを本気で1台に
緑系ODの名盤であるTS808、TS9、TS10を、スイッチ1つで切り替え可能。808で太くて丸いミッド、TS9でバンドに抜けるピーク感、TS10で少しモダンな押し出しとローエンドを狙うという、TS好きが実際にやってきた「3台並べ」を一台で完結できます。
どのモードもオリジナルに寄せたソフトクリッピングで、アンプの手前を押す用途に強いです。参考レビューでは、どのモードも極端にEQが崩れず実用的と評価されています。
Mixノブで原音を戻せるTS
普通のTSはドライブを上げるとローがそがれ、ピッキングのタッチがやや平坦になりますが、Tube SquealerはMixでクリーンを混ぜられるので、モダンなストラトやハムでも低域を残したまま前に出せます。
ベースやシンセに軽くかける用途にも回しやすく、TSをトランスペアレント寄りに寄せたい人にも向きます。
ピックアップボイシング切替
SingleとHumbuckerのボイシングが用意されており、ハムで使うときに中域がこみあってしまう問題を最初から回避できます。
ギターを頻繁に持ち替える現場、マルチギタリストには大きなポイントです。
True/Bufferedの選択でボードに合わせやすい
大きめのボードを使っている人に向けて、バッファードバイパスも選択可能。
TS系はトゥルーバイパスだけだと長いシグナルチェーンで高域が落ちることがありますが、Tube Squealerなら自分の環境に合わせて切替できます。
18V駆動でヘッドルーム拡大
9Vで普通に使えますが、18Vを入れるとヘッドルームが上がり、クリーンブースト的な押し方をしてもつぶれにくくなります。
歪ませるというより「アンプを気持ちよく押す」用途での完成度が高くなります。
Warm Audio Tube Squealer|サウンドデモ
Warm Audio Tube Squealer|レビュー・評判
良い評判(ポジティブな口コミ)
- 「ボイシングは808が気に入りましたが、多分どのボイシングでも良さそうなのでアンプや後段ペタルの設定と気分次第で変えるかもしれません。」
- 「Mixノブがあるだけで、TS特有のローの物足りなさが解決した。ベースにもいける。」
- 「シングルとハムでボイシングを変えられるので、ライブの持ち替えが楽になった。」
- 「シングルコイルのギターにしかTS嚙ましていませんでしたが、ハムバッカーでも使用出来るような帯域に中高域の抜けがよく出来ています。」
悪い評判(ネガティブな口コミ)
- 「機能が多いぶん、普通のTSよりノブが多くて即決めする感じではない。」
- 「オリジナルと比べて、ほんの少々中域があっさりしてるかな〜と思う所はあります。」
まとめ|3台分のTSを、今の機材に馴染ませる1台
- TS系は好きだが、どのバージョンを買うかまだ決めきれていない人
- 808とTS9の両方をボードに載せたいが、スペースが足りない人
- ストラトとハムを1ステージで持ち替えるライブプレイヤー
- モダンなペダルボードで、トゥルーかバッファかを場面ごとに変えたい人
- 普段はクリーンミックスできるODを使っていて、TSでも同じ感覚で使いたい人
- SRV〜ジョンメイヤー系のクリーン〜クランチを1台で試したい人
- 国内2万〜3万円台でしっかりしたTSを買いたいが、どうせなら現代仕様がいいという人
Tube Squealerは、単に「TSらしい音」を出すだけではなく、808、TS9、TS10というクラシックな違いをそのまま使い分けたい人のための設計になっています。さらにMix、ピックアップボイシング、バイパス方式の選択、18V対応と、実は定番のTSより“あと一歩”現場目線で作られているのが大きなポイントです。
値段は安価クローンより一段高いですが、TSを複数買って並べるよりは結局コスパが良く、音の方向性をまだ決めきれていない人にも向きます。TSにもう一度テンションを上げたい人は、このあたりから試すとちょうどいいと思います。

















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