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【厳選】FUZZ FACE系エフェクターおすすめ14選!本家からブティックまで、本当に使えるファズ【口コミ・デモ】

「Fuzz Face(ファズフェイス)」の魅力。
それは単なる歪みエフェクターの枠を超えた、楽器との相互作用にあります。 ギターのボリュームを絞った時のクリスタル・クリーン(鈴鳴り)から、フルアップした時の暴れるような轟音まで。手元だけで楽曲のダイナミクスを支配できる快感は、一度知ると病みつきになります。
しかし、選択肢が多すぎて「どれが自分のスタイルに合うのかわからない」という方も多いはず。
今回は、「本当に使える」唸るファズを厳選してその魅力とともにまとめてご紹介!
FUZZ FACE・FUZZ FACE系とは?

1966年に登場した「Fuzz Face(ファズフェイス)」は、エレキギターの歴史において最も象徴的な歪みエフェクターの一つです。 ジミ・ヘンドリックスやエリック・ジョンソンといった伝説的なギタリストたちが愛用したことで知られ、そのサウンドは「太く、暖かく、そして野性的」と表現されます。
最大の魅力は「手元で操るクリーン・トーン」
多くの人が「ファズ=激しく歪むもの」というイメージを持っていますが、Fuzz Faceの真骨頂はそこにありません。 このペダルの最大の武器は、ギター本体のボリューム・ノブに対する反応性(追従性)の良さです。
- フルテン(Vol 10): 爆発するような轟音ファズ・サウンド
- 少し絞る(Vol 7〜8): バッキングに最適なジャキッとしたクランチ
- さらに絞る(Vol 2〜5): **「鈴鳴り」**と呼ばれる、透き通るようなクリスタル・クリーン
足元のペダルを踏みっぱなしにしたまま、手元の操作だけで歪みからクリーンまでを自在に行き来できる。この「楽器の一部のような一体感」こそが、半世紀以上も愛され続けている理由です。
「FUZZ FACE系」とは何か?
オリジナルのFuzz Faceは素晴らしい音色を持つ反面、「筐体が大きすぎる」「温度変化で音が変わる(ゲルマニウムの場合)」「ワウペダルと相性が悪い」といった実用面での弱点も抱えていました。
そこで、オリジナルの回路をベースにしながら、現代の視点で改良を加えたのが「Fuzz Face系ペダル」です。 これらは、ヴィンテージの極上のトーンを再現しつつ、コンパクトなサイズに収めたり、ノイズ対策やバイアス調整機能を搭載したりすることで、プロの過酷な現場でも使える「実戦的な機材」へと進化しています。
本記事では、そんな「Fuzz Faceの遺伝子」を受け継ぐ現行モデルの中から、特にクオリティの高いものを厳選してご紹介します。
おすすめFUZZ FACE系|まずはここから!王道の「本家」Jim Dunlop
Jim Dunlop / Fuzz Face Mini Germanium (FFM2)

- ゲルマニウム・トランジスタを採用した、温かみのあるヴィンテージ・トーン
- エフェクターボードに組み込みやすいコンパクトな円形筐体
- センターマイナス9Vアダプター駆動に対応し、電源管理が容易
「赤いミニ」として親しまれているモデルです。 1960年代のオリジナル同様、ゲルマニウム・トランジスタを使用しており、角の取れたウォームなサウンドが特徴。 このペダルの最大の武器は、ギターのボリュームを少し絞った時に現れる、煌びやかな「鈴鳴り」クリーンです。 攻撃的な歪みよりも、手元でのコントロールを楽しみたいブルースやクラシックロック好きにとって、最初の基準となる一台です。
ポジティブな口コミ
- ボリュームを7くらいにした時のクリーントーンが絶品。これだけでずっと弾いていられる。
- サイズが小さいのでボードの隙間に配置しやすい。見た目も可愛くて気に入っている。
- ゲルマニウムなのにアダプターが使えるのが本当に便利。電池交換の手間がない。
ネガティブな口コミ
- 現代的なハイゲインサウンドを期待すると、音がこもって聞こえるかもしれない。
- 夏場など気温が高い場所だと、音がブチブチと途切れやすくなることがある。
Jim Dunlop / Fuzz Face Mini Silicon (FFM1)

- シリコン・トランジスタを採用し、安定した動作と煌びやかな高域を実現
- ゲルマニウムモデルに比べてゲインが高く、激しい歪みにも対応
- 音の輪郭がはっきりしており、バンドアンサンブルでも埋もれにくい
こちらは「青いミニ」。シリコン・トランジスタ仕様です。 ゲルマニウムに比べて温度変化に強く、いつでも安定したサウンドを出せるのが強み。 サウンドはよりエッジが効いており、ザラッとした質感と長いサステインを持っています。 「鈴鳴り」も健在ですが、よりモダンで攻撃的なロックサウンドを作りたいなら、赤よりもこちらがおすすめ。 ジミ・ヘンドリックスの後期のような、突き抜けるトーンが得られます。
ポジティブな口コミ
- 音抜けが良く、ドラムやベースが入ってもギターの存在感が消えない。
- ゲインが高いので、リードギターを弾く時に気持ちよく音が伸びてくれる。
- ゲルマニウムのように気温を気にせず使えるので、ライブでの信頼性が高い。
ネガティブな口コミ
- 高域が少しキンキンしすぎると感じることがある。アンプのEQ調整が必要。
- ギターのボリュームを絞った時のクリーンは、ゲルマニウムほど甘くはない。
Jim Dunlop / JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face

- 往年の円盤型(大型筐体)を再現した、ルックスのインパクト抜群なモデル
- ハンドワイヤリング(手配線)基板を採用し、信号ロスを低減
- シリコン・トランジスタBC108を使用し、ジミのあのサウンドを忠実に再現
「やっぱりファズフェイスはこの形じゃないと」というこだわり派のためのモデル。 巨大な筐体はボードの場所を取りますが、そのサウンドはミニシリーズとは一線を画します。 回路はハンドワイヤリングで組まれており、音の太さと解像度が一段階上。 太く、かつ荒々しいシリコン・ファズのサウンドは、マーシャルアンプに突っ込んでボリュームを全開にした時に真価を発揮します。 利便性よりもロマンと「本物の質感」を求めるならこれです。
ポジティブな口コミ
- とにかく音が太い。ミニサイズでは出せない低域の押し出し感がある。
- 見た目の存在感がすごく、足元にあるだけでテンションが上がる。
- クリーンナップ(ボリューム操作)への反応が素晴らしく、手元だけで曲が弾ける。
ネガティブな口コミ
- 大きすぎて一般的なエフェクターボードにはまず入らない。配置に困る。
- ACアダプターが使えず、電池駆動のみなのでランニングコストがかかる。
おすすめFUZZ FACE系|レジェンド級ギタリストに愛される「ブティック系」
Analogman / Sun Face

- 世界中のファズマニアが到達する、Fuzz Face系ペダルの最高峰
- 希少なヴィンテージ・トランジスタを厳選して使用(NKT275等、時期により異なる)
- 外部バイアス調整ノブ(Sundial)により、気温や好みに合わせた微調整が可能
「ファズフェイスの完成形」と称されることも多い名機です。 特筆すべきは、その圧倒的なレスポンスの良さと、個体ごとのトランジスタ選定へのこだわり。 オプションで付けられる「Sundial」ノブを使えば、ゲルマニウム特有の「夏場は音が潰れる」問題を解決し、常に最高のバイアス電圧(サウンドの張り)をキープできます。 価格は高騰傾向にありますが、一生モノのファズを探しているなら、一度は試したい傑作です。
ポジティブな口コミ
- クリーンに落とした時の音が美しすぎて、他のペダルには戻れない。
- 音の芯が太く、アンサンブルの中で抜けてくるのに耳に痛くない。
- バイアス調整ノブのおかげで、あえて電圧を下げたブチブチ音も作れるのが楽しい。
ネガティブな口コミ
- 入手困難で、中古市場でもプレミア価格がついていることが多い。
King Tone Guitar / miniFUZZ

- スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)のサウンドを研究し尽くして生まれたペダル
- 側面のディップスイッチで、低域の出方や質感を細かく切り替え可能
- バイアス調整ライトを搭載し、適正な電圧設定が一目でわかる
現代のブルース・ロック界で絶大な支持を得るKing Tone Guitar。 このminiFUZZは、ヴィンテージのニュアンスを持ちながら、現代の機材環境に完璧にマッチするよう設計されています。 特にサイドにあるスイッチが優秀で、「太い音」から「枯れた音」までキャラクターを微調整できるため、ストラトだけでなくハムバッカーのギターでも相性抜群。 「Ge(ゲルマ)」と「Si(シリコン)」の2バージョンがありますが、どちらも驚くほどノイズが少なく扱いやすいのが特徴です。
ポジティブな口コミ
- 音作りの幅が広く、ギターを持ち替えてもスイッチ一つで対応できる。
- LEDでバイアス調整の目安がわかる機能が画期的。誰でも良い音が出せる。
- ガラスのようなクリアなトーンから、野太いリードトーンまで自在に操れる。
ネガティブな口コミ
- 筐体の横にスイッチがあるため、ボードに詰め込むと操作しにくいことがある。
- 人気すぎて在庫が常に少なく、欲しい時に買えないことが多い。
JAM Pedals / Fuzz Phrase

- ギリシャのハンドメイドブランドによる、芸術的なルックスとサウンド
- 希少なCV7003(ミリタリーグレードのゲルマニウム)トランジスタを使用
- 内部トリマーでバイアス調整が可能、個体差の少ない安定した品質
布製のカバーやペイントなど、独特な外観で知られるJAM Pedals。 中身は極めて真面目に作られた最高品質のゲルマニウム・ファズです。 使用されているCV7003トランジスタは熱に対する耐性が高く、ゲルマニウムの弱点である不安定さを最小限に抑えています。 そのサウンドは「クリーミー」という言葉がぴったり。 角が取れていながらも倍音豊かで、いつまでも弾いていたくなるような色気のあるトーンを持っています。
ポジティブな口コミ
- とにかく音が音楽的。弾き手のニュアンスを余すところなく拾ってくれる。
- ノイズが非常に少なく、レコーディングでもそのまま使えるレベル。
- クリーンナップした時の音色が、アコギのように煌びやかで驚いた。
ネガティブな口コミ
- ACアダプターを使うとノイズが乗ることがあり、電池推奨なのが少し不便。
- 独特なデザイン(ペイント)は好みが分かれるかもしれない。
おすすめFUZZ FACE系|実戦仕様!弱点を克服した「モダン・進化系」
Benson Amps / Germanium Fuzz

- 「温度変化で音が変わる」というゲルマニウムの弱点を自動制御で完全克服
- 内部回路が自動的にトランジスタを温め、常に最適なバイアス値をキープ
- インピーダンス・マッチング回路により、バッファーの後ろに繋いでも音が痩せない
ファズの歴史を変えたと言っても過言ではない、革命的なペダルです。 電源を入れると内部ヒーターが作動し、トランジスタを最適な温度まで温めてからバイアスを自動調整します(LEDがオレンジから緑になれば準備OK)。 これにより、真冬の野外でも真夏の室内でも、全く同じ最高のサウンドを出力可能。 さらに、通常のファズフェイスはワウやバッファーの後ろに繋げませんが、本機はどこに繋いでもOK。 「音は最高だが扱いにくい」というゲルマニウムの常識を覆した一台です。
ポジティブな口コミ
- どんな環境でも、電源を入れて待つだけで最高の音が出る安心感がすごい。
- ボードのどこに配置しても音が変わらないので、システムを組みやすい。
- クリーンから歪みへの移行が非常にスムーズで、アンプのような弾き心地。
ネガティブな口コミ
- 電源を入れてから演奏できるまで数分の待機時間が必要なのが、急いでいる時に困る。
- 消費電流がファズにしては高いので、パワーサプライの容量確認が必要。
VEMURAM / Myriad Fuzz

- スーパーギタリストJosh Smithとのコラボレーションモデル
- シリコンとゲルマニウムのハイブリッド回路による独特の粘り気
- 「Feel」ノブとミキサー機能で、ファズの毛羽立ち具合を自在に調整
日本が世界に誇るハイエンドブランドVEMURAMの傑作です。 Fuzz Face系の回路を基本にしつつも、さらに多様なサウンドメイクが可能。 上部のトリマーや「Feel」ノブを操作することで、ブチブチとしたゲート・ファズ的な音から、スムーズなオーバードライブ的な音まで変化させられます。 ヘッドルーム(音量の余裕)が大きく、アンプを強力にプッシュできるのも魅力。 「バンドの中で埋もれない、実用的なファズ」を探しているならこれが正解です。
ポジティブな口コミ
- どんなアンプに繋いでもリッチな音になる。音圧が素晴らしい。
- ファズとオーバードライブの良いとこ取りのような音で、ジャンルを選ばず使える。
- 筐体の高級感と、ノイズの少なさはさすがVEMURAMという感じ。
ネガティブな口コミ
- 価格が非常に高く、気軽に試せる値段ではない。
- 調整箇所が多く、初心者は「正解の音」を見つけるのに苦労するかもしれない。
MXR / M296 Classic 108 Fuzz Mini

- 往年のシリコン・ファズフェイス(BC108)のサウンドを極小サイズに凝縮
- 「BUFFER」スイッチ搭載により、ワウペダルとのインピーダンス問題を解消
- 頑丈な筐体と明るいLEDで、ライブでの視認性と耐久性が抜群
「ワウペダルを使った後にファズを踏むと、ピーという発振音がする」 そんなジミ・ヘンドリックス好きなら誰もが通る悩みを、スイッチ一つで解決してくれるのがこのモデルです。 バッファースイッチをONにすれば、ワウの接続順を気にすることなく、あの強烈なワウ・ファズ・サウンドを楽しめます。 サウンド自体はこれぞシリコン・ファズという攻撃的で明るいトーン。 省スペース、トラブルフリー、そしてリーズナブル。現場主義のギタリストに最適な一台です。
ポジティブな口コミ
- バッファースイッチが本当に便利。ワウとファズを併用するならこれが一番楽。
- とにかく小さい。ボードのスペースを圧迫せずに本格的なファズ音を追加できる。
- 値段が手頃なのに、音はしっかりとしたヴィンテージ系でコスパが良い。
ネガティブな口コミ
- 筐体が軽すぎて、太いシールドを使うと浮いてしまうことがある。
- 内部トリマーなどはなく、音作りの幅はそこまで広くない(良くも悪くも直球)。
おすすめFUZZ FACE系|日本の職人魂が宿る「国産ハイエンド」
Organic Sounds / Orga Face

- ヴィンテージパーツへの造詣が深いビルダーによる、徹底的なサウンド追求
- 塗装の質感やノブの形状まで、オールド機材の雰囲気を完全再現
- 減りかけの電池を使用した時の独特なコンプレッション感を再現可能
マニアの間で話題沸騰中のOrganic Sounds。 「Orga Face」は、特定のヴィンテージ個体をコピーするのではなく、それらが持つ「音楽的な響き」を再構築したモデルです。 特にユニークなのが、側面のコントロールノブ。 これを操作することで、新品の電池を入れた時のパンチのある音から、使い古した電池を入れた時の枯れた(少しゲートがかった)音まで再現できます。 弾き手の感情にダイレクトに反応する、生き物のようなペダルです。
ポジティブな口コミ
- 枯れた質感がたまらない。ヴィンテージを買わなくてもこの音が出せるのは衝撃。
- ピッキングの強弱に対する反応速度が凄まじく速い。
- 見た目のエイジド加工がカッコよく、所有欲を満たしてくれる。
ネガティブな口コミ
- かなり生々しい音なので、ミス・トーンもそのまま出てしまう(誤魔化しが効かない)。
- 出荷数が少なく、楽器店で見かける機会が限られている。
Virtues / Lander

- シリコン・トランジスタを使用しながら、ゲルマニウムのような温かさを実現
- クラシカルなファズフェイスの回路をベースに、現代的な解像度を付加
- 筐体上部のノブで、キャラクターの微調整が瞬時に可能
新進気鋭の国産ブランドVirtuesの代表作。 「CULT」などの有名ペダルショップでも高く評価されているモデルです。 シリコン特有の扱いやすさとハイゲインさを持ちながら、耳に痛い高域成分は見事に抑えられており、ゲルマニウムのような太さと粘りがあります。 最大の特徴は、その解像度の高さ。 和音を弾いても音がグシャグシャにならず、各弦の分離感を保ったまま轟音を出力します。 シューゲイザーからブルースまで対応できる、現代の名機です。
ポジティブな口コミ
- ギターのボリュームを絞った時のクリーンが本当に綺麗。ガラス細工のよう。
- シリコンなのに音が硬すぎず、リードを弾いていてとても気持ちが良い。
- 小さくて軽いのに、音圧は大型ペダルに負けていない。
ネガティブな口コミ
- 非常に人気が高く、再生産のたびに即完売してしまうため入手が難しい。
- 塗装が剥がれやすい(という仕様だが)、ピカピカの状態を保ちたい人には不向きかも。
Idea Sound Product / IDEA-FZX

- シリコン・トランジスタ(BC108等)を搭載しつつ、ヴィンテージ特有の扱いづらさを排除
- 独自のバッファー回路を内蔵し、ワウペダルや他のエフェクターの後ろに接続しても音が破綻しない
- ギター側のボリューム操作に対する反応性が極めて高く、歪み量をリニアにコントロール可能
「ヴィンテージファズの音は欲しいが、現代のシステムに組み込むのは面倒」 そんなプロの悩みを解決するために生まれた、実戦特化型のファズです。 最大の特徴は、ファズの前にバッファーを置いても音が痩せないようチューニングされている点。 これにより、ボードの好きな位置に配置でき、スイッチャーシステムにも容易に組み込めます。 サウンドはシリコンらしいエッジと、ゲルマニウムのような温かさを兼ね備えたバランス型。 「Tone」ノブが追加されており、アンプに合わせて高域の痛い部分をカットできるのもエンジニア視点で非常に優秀です。
ポジティブな口コミ
- ファズなのにノイズが驚くほど少ない。ハイゲインでソロを弾いても静寂が保たれる。
- ワウの後ろに繋いでも「あの音」がちゃんと出る。配線を考え直さなくていいのが楽。
- ギターのボリュームを絞った時のクリーンが、原音よりも艶やかになって気持ちいい。
ネガティブな口コミ
- 「完全なヴィンテージの再現」を求めて買うと、音が綺麗すぎて物足りないかもしれない。
- 筐体表面のLEDがかなり眩しく、暗いステージだと少し目障りに感じることがある。
Phantom fx / Sabbath Black Gaze

- 入力段に「Virtual Pickup」回路を搭載し、バッファーやスイッチャーの後段でも使用可能
- 名機「Sabbath」をベースに、より重厚でダークな中低域を強調したチューニング
- シューゲイザーやポストブラックメタル(Blackgaze)に最適な、圧倒的な音の壁を形成
カルト的な人気を誇るSabbathを、現代の複雑なペダルボード事情に合わせて進化させた限定生産モデルです。 最大の特徴は、独自の入力回路により「インピーダンス問題」を解決している点。通常のFuzz Face系はギター直結が必須ですが、本機はワイヤレスやスイッチャーの後ろに繋いでも音が痩せず、本来のポテンシャルを発揮します。 サウンドは通常版よりもさらに重心が低く、ロシアン・マフのような密度と、Fuzz Faceの爆発力を兼ね備えた「轟音」仕様。 繊細な鈴鳴りよりも、空間を埋め尽くすようなヘヴィなテクスチャを求めるプレイヤーにとって、これ以上の選択肢はありません。
ポジティブな口コミ
- ファズフェイス系なのに、スイッチャーの好きな場所に組み込めるのが革命的に便利。
- 低音がとにかく太いが、バンドで合わせると不思議と埋もれず、楽曲の底を支えてくれる。
- 歪みの粒子が細かく、コードを弾いた時の広がり感が「シューゲイザー」そのもの。
ネガティブな口コミ
- 限定生産のため入手が極めて困難で、中古市場でもなかなか出回らない。
- ボリュームを絞った時のクリーンは少しダークな質感で、ヴィンテージのようなキラキラ感とは別物。
Flying Teapot / Rum and Coke

- 希少なヴィンテージパーツを惜しげもなく投入する、パーツへのこだわりが強いブランド
- レトロで可愛らしいデザインの筐体に、本格的なFuzz Faceサウンドを凝縮
- 内部パーツの構成(ゲルマニウム/シリコン)は制作時期により異なり、一期一会の楽しみがある
エフェクター好きの心をくすぐるデザインと、マニアックなパーツ選定で知られるFlying Teapot。 このモデルは、Fuzz Face系の回路をベースに、ビルダーがその時々で入手した良質なヴィンテージ・パーツを組み込んで制作されます。 そのため時期によって仕様が異なりますが、共通しているのは「抜けの良い、ガラスのような質感」です。 こもりがちなファズのサウンドを、バンドの中でしっかり聞こえるようにチューニングされており、特にシングルコイルのギターとの相性は抜群。 見た目のポップさに反して、出てくる音は極めて硬派なヴィンテージ・トーンです。
ポジティブな口コミ
- デザインが最高に可愛い。ボードに置いてあるだけでテンションが上がる。
- 音の粒立ちが良く、コードを弾いても音が潰れすぎずに分離して聞こえる。
- ゲインを下げ目にして、常時ONのプリアンプ的に使うと音が太くなって良い。
ネガティブな口コミ
- 限定生産のパーツを使っていることが多く、気に入った音の個体を探すのが大変。
- スイッチを踏んだ時の「ボツッ」というポップノイズが、個体によっては気になる。
まとめ|歪みの向こう側にある「表現」を手に入れる
今回は、数あるファズ・ペダルの中から「Fuzz Face系」に絞り、今こそ手に入れるべき名機たちをご紹介しました。
Fuzz Faceというエフェクターの面白さは、単に「音が歪む」ことではありません。 あなたの指先のタッチ、ギターのボリューム操作、そして演奏に込めた感情の起伏を、余すことなくアンプへと伝える**「表現力の高さ」**にこそ、その真価があります。
- 基準を知りたいなら、まずは本家Jim Dunlopのミニシリーズを。
- 一生モノのトーンを求めるなら、ブティック系を。
- 現場でのトラブルを避けたいなら、進化系を。
どれを選んでも間違いではありません。重要なのは、そのペダルが持っている「スイートスポット」が、あなたのプレイスタイルと共鳴するかどうかです。 スペックや価格にとらわれすぎず、ぜひ直感で「これが弾いてみたい」と感じた一台を試してみてください。そのペダルは、きっとあなたのギターライフにおける最高の相棒(パートナー)となるはずです。




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