E.N.T EFFECTS Aggressive Over Drive 2nd Era 次世代のハイゲインTS系オーバードライブ【サウンドデモ・評判】
現代のTS系オーバードライブとして話題となったAODが更なる進化を遂げアップデート!
E.N.T EFFECTS
Aggressive Over Drive 2nd Era
TS系エフェクターの回路を徹底的に研究し開発された本モデル。
豊かな倍音に心地よいバイト感、クランチからリードトーンまでのゲインレンジを持つ、次世代のハイゲインTS系オーバードライブが誕生しました!
E.N.T EFFECTS AOD 2nd Era|Spec & Info.
E.N.T EFFECTS AOD 2nd Eraの基本情報
エフェクター名 | Aggressive Over Drive 2nd Era |
ブランド | E.N.T EFFECTS |
カテゴリー | Over Drive |
仕様 | DC センターマイナス 9V駆動 |
2000 年代に一世を風靡した Landgraff Dynamic Over Drive を皮切りに、所謂「TS 系」と呼ばれる、TS 回路をモディファイしたオーバードライブが数多く制作されました。この 20 年余りの間に TS 系オーバードライブは何十・何百台と発表され、そのモディファイのアイディアは出尽くされたと思われました。
しかしながらそれらを踏襲しながらも、今までにない回路構成を TS の雛形に沿って再構築すること、そして数多ある TS 系 OD に共通する弱点を克服するために TS 回路を徹底的に研究しました。
今回のコンセプトとして、
「過剰なコンプレッション感を取り除き、レスポンスを向上させる」
「ボリューム・ゲインを大幅に強化し 、クリーン~ハイゲインまで対応する」
「TS の特徴的なミッドレンジを確保しながらも高域・低域を増大させる」
という3点を特に意識して製作しました。
Agrressive Over Drive は、異なる 2 つの高速オペアンプを搭載したオーバードライブです。FET 由来のバッファー回路を介してないため、コンプレッション感を取り除きながらもレスポンスを向上させ、よりボリューム・ゲインの可動域を増大させています。
またミッドレンジを強調するために高域と低域をカットしてしまうという、TS 最大の弱点を克服するために部品定数を見直しています。
特徴的な中域特性はそのままに、音域をさらに強化しています。レンジを広くとっているために、汎用オペアンプではレンジの再現が困難であること、そして何より原音に忠実かつダイレクトに出力するには高速オペアンプの性能が必要不可欠でした。搭載している高速オペアンプ「AD712」、「LT1364」のコンビネーションも相まって、解像度が大幅に向上しています。
- Level
バイパス時と比較し最大約 10 倍以上の増幅率を持ちます。そのためブースターとしても最適です。 - Drive
10 時方向を一般的な TS オーバードライブの最大ゲインとし、それ以上回していくとディストーションにも引けを取らないハイゲインサウンドをお楽しみいただけます。Drive が 0 の状態では完全なクリーンとなり、オペアンプ「LT1364」のバッファー回路による良質なプリアンプとしてもお使いいただけます。 - Tone
TS系最大の特徴ともいえるトーン回路を採用しています。12 時方向を機転とし、時計回りで低域をカットし高域がブーストされ、ボリュームとゲインが上がります。半時計回りで高域がカットされ、ボリュームとゲインが下がります。