【選び方】エフェクターボードおすすめ10選【メリット・デメリット比較】
- エフェクターボードも色々あるけど、何から選んだら良い?
- ボードを組みたいけど、なるべくコンパクトに携帯性も重視したい
- ボードを選ぶ際に知っておきたいポイントは?
歪みや空間系など、エフェクターが増えてきたら導入したいのがエフェクターボード(またはペダルボード)。
とはいえ、はじめのうちに買ったボードはすぐに合わなくなり買い替え
というのは本当によくあります。
今回は、用途や重視したいポイントに合わせて最適なエフェクターボードが見つかるように、選び方や注意点と合わせておすすめを厳選してご紹介!
エフェクターボード|導入の目的と役割
エフェクターボード(ペダルボード)とは、手持ちのエフェクターを固定して配置しておくためのもの。
マジックテープなどで固定しておくことで、演奏場所が変わってもスムーズにセッティングができるようになります。
コンパクト・エフェクターが2,3台でも導入されている方も多く、エフェクターを使うギタリストにとってほぼ必須アイテムとも言えるでしょう。
エフェクターボードの種類|ハード or ソフト
- ハードケース
- ソフトケース
エフェクターボードは大きく分けるとこの2種類。
それぞれのメリット・デメリットをチェックしていきます。
ハードケース
メリット | デメリット |
---|---|
エフェクターの保護性能が高い 耐久性が高いものが多い (パーツの故障などは品質次第) 自立する | 重くなりやすい 配線がごちゃごちゃしやすい ホコリがたまりやすい |
ハードケースのエフェクターボード、最大のメリットは保護性能の高さ。
特に機材の運搬などで気を遣うプロの方などは、ハードケースを愛用されている方も多いです。
一方で重量が重くなりやすく、配線が散らかりやすかったりもします(板式の場合)
ソフトケース(すのこ)
メリット | デメリット |
---|---|
軽量で持ち運びやすい ケーブル類が下側に収まるのでき、整理も しやすい パワーサプライを裏側に設置も可能(高さによる) 小物収納などが付属しているケースもある | 保護性能は高くない(対処法あり) エフェクタのサイズによって配置に工夫が必要 自立しにくい(安定しない) |
すのこ&ソフトケースのタイプは携帯性やコンパクトさ、見た目の綺麗さにおいて優位。
運搬時の保護性能については、ウレタンフォームを挟んでおくことで多少緩和できたりします。(セッティングが変わってしまわないように養生テープなどで固定が必要)
エフェクターボードの選び方
①すのこ式か板か
エフェクターボードを選ぶ際に、まず考えるのはすのこ式か板か。
どちらもメリット・デメリットがありますが、携帯性や配線のしやすさからすのこ式を選ぶ方の割合が多いですね。
運搬の負担よりも堅牢性や保護性能が気がかりという方は、板でも問題ありません。
②ハードケース or ソフトケース
すのこ式は基本ソフトケースのものが多いですが、ハードケースを選べたり、ハードケースにあうように自作ですのこをつくる方もいます。
ここも決め手は運搬時の衝撃や強度をどこまで重視するか。
飛行機や配送での移動がある方は、確実にハードケース。
ご自身で持ち運ぶ方で、それほど衝撃なども不安がない方はソフトケースで問題ないでしょう。
③適正サイズは?
結論、適正サイズはどれくらいエフェクターを並べるか、によりますが、いくつか注意点があるので確認しておきましょう。
- エフェクターだけでなく、配線分の余裕も考えておく必要がある
すのこ式の場合は、下側に収められるのでややコンパクトになる - 将来的に携帯性も考えてどれくらいのボードを構築したいかを予め考えておく
- 今あるエフェクターが置ける広さで本当に大丈夫か
単純に手持ちのエフェクターのサイズ合計ではなく、配線の余裕や先々の予定などもある程度考えておくことをおすすめします。
- 今はスイッチャーを入れていないけど、いずれは導入する予定がある
- あと1つか2つくらい増やせれば十分
など大きすぎても小さすぎてもいけないのがボード選びの難しい点です。
④高さ・傾斜の確認
ボードに傾斜がついて斜めになっているものは、平面に比べてエフェクターを足で踏みやすく操作性が良いです。
また、すのこ式の場合ボード下にパワーサプライが収まる高さがあるかどうか、チェックしておきましょう。
コンパクトなボードでは、なかなか高さが十分でないものも多く、その場合別途ゴム足を取り付けて対応することもできます。
エフェクターボードおすすめ10選|一覧比較表
ブランド | Pedaltrain | Pedaltrain | Pedaltrain | Palmer | Palmer | Fender | ARMOR | ARMOR | KC | KC |
モデル名 | Classic JR | Mero 16 | Classic 2 | Pedalbay 40 | Pedalbay 60 | Pedal Board with Bag, Small | PS-3C | PS-2C | EC-60 | EC-70 |
ボードサイズ | 45.7×31.7×8.9cm | 40.6 x 20 x 3.5 cm | 60.9×31.7×8.9cm | 45×30.5×7〜8.5cm | 60.5×30.5×7〜8.5cm | 45.7×32.5×7.3cm | 45.5×25.5×8cm | 55×31×8cm | 49.5×25×6.5cm | 53.5×31.5×6.5cm |
ボード重量 | 1.36 kg | 0.58 kg | 1.47 kg | 1.2 kg | 4.6 kg (ケース含む) | 1.7 kg | 約3.6 kg (ケース含む) | 約5 kg (ケース含む) | 約2.5 kg (ケース含む) | 約2.9 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ソフトケース ハードケース | ソフトケース | ソフトケース ハードケース | ソフトケース | ソフトケース | ソフトケース | ハードケース | ハードケース | ハードケース | ハードケース |
参考価格 | 10,800円 | 7,150円 | 14,500円 | 8,712円 | 14,600円 | 12,375円 | 15,730円 | 17,160円 | 5,600円 | 7,700円 |
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エフェクターボードおすすめ10選|ソフトケース編
【イチオシ】Pedaltrain / ペダルトレイン
Classic JR
ボードサイズ | 45.7×31.7×8.9cm |
ボード重量 | 1.36 kg |
ケースタイプ | ソフトケース ハードケース |
ソフトケースのエフェクターボードとして絶大な人気と評価を得ているペダルトレイン。
ボードのつくりや質感、ソフトケースまでも含めたクオリティが素晴らしく、ペダルトレインを選べば間違いない!とさえ言えるほど。
中でもこちらのClassic JRはもっともバランスに優れた人気モデル。
コンパクトエフェクターを直列で並べてもいいし、スイッチャーを導入した組み方もできるサイズ感。
高さがあるので、裏側にパワーサプライを仕込むことも可能。
ソフトケースではなく、ハードケースを選べるモデルがあるのもありがたいですね。
Metro 16
ボードサイズ | 40.6 x 20 x 3.5 cm |
ボード重量 | 0.58 kg |
ケースタイプ | ソフトケース |
非常にコンパクトにまとまったMetro 16。
それでも5〜8台程度のエフェクターを並べることができるので、十分という方も少なくないでしょう。
こちらは高さがあまりないモデルなので、裏側にパワーサプライを仕込むには別途ゴム足などで工夫する必要があります。
Classic 2
ボードサイズ | 60.9×31.7×8.9cm |
ボード重量 | 1.47 kg |
ケースタイプ | ソフトケース ハードケース |
こちらは大型フレームでペダルトレインのフラッグシップモデル。
プログラマブルスイッチャーやMIDI対応のエフェクターなど複雑なボード構築をされている方には心強いモデル。
このサイズのボードにフルでエフェクターを並べる場合、相当な重量になるので、ハードケース×台車での持ち運びが無難かもしれません。
Palmer / パルマー
Pedalbay 40
ボードサイズ | 45×30.5×7〜8.5cm |
ボード重量 | 1.2 kg |
ケースタイプ | ソフトケース |
リーズナブルなすのこ式ボードを展開しているPalmer。
傾斜の角度を変えられたり、すのこの間隔を1cm単位で調節できたりと機能性にも長けています。
パワーサプライを裏側に仕込み可能。
エフェクターが8〜12台程度置けるサイズ感。
Pedalbay 60
ボードサイズ | 60.5×30.5×7〜8.5cm |
ボード重量 | 4.6 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ソフトケース |
Palmerのワイドタイプ。
こちらも傾斜角度と間隔の調整が可能。
パワーサプライも問題ありません。
エフェクターが10〜14程度置けるサイズ感。
Fender / フェンダー
Pedal Board with Bag, Small
ボードサイズ | 45.7×32.5×7.3cm |
ボード重量 | 1.7 kg |
ケースタイプ | ソフトケース |
実はFenderからも洗練されたボードが発売されています。
精密に加工されたアルマイト製の薄型シャーシで軽さと強度を両立。
裏側にはパワーサプライを配置するスペースがはじめから用意されています。
価格はやや高めながら、質感の高さと他の人と被りにくいということで、在庫薄・在庫切れが続いている製品。
Largeサイズ
エフェクターボードおすすめ10選|ハードケース編
ARMOR / アルモア
PS-3C
ボードサイズ | 45.5×25.5×8cm |
ボード重量 | 約3.6 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ハードケース |
重量はありますが、ハードケースを堅牢性や品質で選ぶなら間違いなくNo.1のARMOR(アルモア)。
サーフボードや車のバンパーに使われる、鉄よりも軽く強度の高いFRPという複合素材。
「車で事故にあっても大丈夫だった」という伝説があるほど頑丈です。
エフェクターが6〜8台程度置けるコンパクト目なサイズ感。
PS-2C
ボードサイズ | 55×31×8cm |
ボード重量 | 約5 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ハードケース |
同じく強度の高いFRP素材を採用した中型ボード。
中型ですが、エフェクターも含めるとかなりの重量になるため、台車などを使用して持ち運ぶ方も多いです。
スイッチャーを使用したボード構築であればこちらのサイズ以上がおすすめ。
KC / キョーリツコーポレーション
EC-60
ボードサイズ | 49.5×25×6.5cm |
ボード重量 | 約2.5 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ハードケース |
ハードケースが良いけど、そこまでの堅牢性や強度は不要。むしろ軽いほうが良い。
という方におすすめなKCのボード。
なにより価格がリーズナブルです。
普段使いに必要十分な強度はありつつ、初めてでも買いやすい価格設定。
ラインナップが豊富なので、適正サイズが見つかりやすいモデル。
EC-70
ボードサイズ | 53.5×31.5×6.5cm |
ボード重量 | 約2.9 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ハードケース |
やや縦の比率も大きくなったEC-70
ボード自体がある程度軽量なので、軽くはありませんが手で持ち運ぶのも可能な範囲。
この記事で紹介した製品の一覧比較表
ブランド | Pedaltrain | Pedaltrain | Pedaltrain | Palmer | Palmer | Fender | ARMOR | ARMOR | KC | KC |
モデル名 | Classic JR | Mero 16 | Classic 2 | Pedalbay 40 | Pedalbay 60 | Pedal Board with Bag, Small | PS-3C | PS-2C | EC-60 | EC-70 |
ボードサイズ | 45.7×31.7×8.9cm | 40.6 x 20 x 3.5 cm | 60.9×31.7×8.9cm | 45×30.5×7〜8.5cm | 60.5×30.5×7〜8.5cm | 45.7×32.5×7.3cm | 45.5×25.5×8cm | 55×31×8cm | 49.5×25×6.5cm | 53.5×31.5×6.5cm |
ボード重量 | 1.36 kg | 0.58 kg | 1.47 kg | 1.2 kg | 4.6 kg (ケース含む) | 1.7 kg | 約3.6 kg (ケース含む) | 約5 kg (ケース含む) | 約2.5 kg (ケース含む) | 約2.9 kg (ケース含む) |
ケースタイプ | ソフトケース ハードケース | ソフトケース | ソフトケース ハードケース | ソフトケース | ソフトケース | ソフトケース | ハードケース | ハードケース | ハードケース | ハードケース |
参考価格 | 10,800円 | 7,150円 | 14,500円 | 8,712円 | 14,600円 | 12,375円 | 15,730円 | 17,160円 | 5,600円 | 7,700円 |
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