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【伝統×革新】Supro Airwave 25W 初となるオールインワンアンプの魅力と実力とは?【デモ・口コミ】

「自宅では音量が出せずチューブアンプを眠らせたまま」
「ライン録音のためにデジタル機材に妥協している」
そんなジレンマに終止符を打つのが、
SUPRO Airwave 25Watt 1×12
往年のSuproサウンドを継承する6V6真空管回路と、Two notes DynIRによる12種キャビシミュを1台に凝縮。ヘッドホン練習、USB経由の宅録、XLRラインでのライブPA送りまでシームレスに対応し、“本物のチューブトーン”をどこでも鳴らせるオールインワン・コンボが誕生しました。
本記事では、基本仕様から実践的な機能、リアルユーザーの口コミまで徹底解説。自宅練習・配信・小規模ライブと、シーンを問わず活躍する理由を掘り下げます。
アナログの質感とデジタルの便利さを両立したいギタリストは必読です。


Supro Airwave 25W|外観・スペック


Supro Airwave 25Wの基本情報
回路構成 | オールチューブ・シングルチャンネル(12AX7 × 2/6V6 × 2) |
定格出力 | 25 W RMS(クラスAB) |
スピーカー | 12″ Celestion “BD12” カスタム(8 Ω) |
内蔵エフェクト | スプリングリバーブ、チューブトレモロ(Speed/Depth) |
キャビネット・シミュレーション | Two notes DynIR 12プリセット(ヴィンテージ6種+モダン6種)*Torpedo Remote連携でIR差し替え・編集対応 |
主要コントロール | Vol/Treble/Middle/Bass/Reverb/Tremolo Speed/Depth/MasterBoost/Drive(フットスイッチ切替)、Cab Sim Select/A/Bバンク |
入出力端子 | ギターIN(¼″)、EXT SPK OUT(8 Ω)、ステレオXLR LINE OUT(Cab Sim適用)、ヘッドホンOUT(¼″)USB-C、Bluetooth、TRSフットスイッチ×2 |
プリセット保存 | 最大128(Torpedo Remote経由) |
寸法 / 重量 | 約 520 mm × 470 mm × 230 mm / 約 17 kg |
付属品 | ACケーブル、USB-Cケーブル、Two notes Torpedo Remote(無料ダウンロード) |
別売オプション | TRSダブルフットスイッチ、追加DynIRキャビパック |


Supro Airwave 25W|特長・機能
12種類のキャビネット・シミュレーション搭載


本機最大の特徴は、合計12種類のスピーカーキャビネット響きをデジタルで再現できる点です。ヴィンテージSuproアンプのキャビネット6種と、モダン仕様のキャビネット6種がプリセットされており、前面パネルのロータリースイッチとA/Bバンク切替えボタンで瞬時に選択可能です。
例えばVintage Oahuモデルの暖かみのあるクラシックトーンから、“Custom Delegate 1×12”の輝く高音まで、ワンタッチでキャラクターの異なるスピーカーサウンドを試せるのは画期的です 。従来はマイクでキャビネットを録音して得ていた音色を、デジタル技術で手軽に切り替えられるため、自宅録音でもライブでも状況に応じた最適な音作りができます。
Two notes社のDynIRによる本格的な音作り


キャビネット・シミュレーション機能は、フランスTwo notes社の高品位IR(インパルス応答)技術「DynIR」を採用しています 。付属の「Torpedo Remote」専用アプリ(PC/Mac/Android/iOS対応)とアンプをUSBまたはBluetoothで接続すれば、プリセットの詳細を編集したり自分好みのキャビネットIRに差し替えることも可能です。




工場出荷の12プリセット自体も自由にカスタマイズでき、さらには最大128種類ものサウンド設定を保存しておける拡張性があります。マイクの種類や位置、ルーム残響など細かなパラメータも調整できるため、凝り始めるとキリがないほど音作りの自由度が高いです。難しく聞こえるかもしれませんが、基本的な操作はシンプルにまとめられており、「高度なこともやろうと思えばできる」という安心感につながっています。
自宅練習からレコーディングまで活躍する多彩な出力


Airwave 25Wは、アンプ背面のステレオXLR端子からキャビネット・シミュを通したライン出力が可能で、直接ミキサーやオーディオインターフェースに接続できます。これにより、マイク要らずで手軽に本格的なアンプサウンドをレコーディングできるのは大きなメリットです。


またライブでも、PA卓に直接XLRで送り出せば、会場のスピーカーから理想的なギターサウンドを鳴らすことができます。ステージ上ではアンプ本体の12インチスピーカーから音を出しつつPAにもライン送信したり、あるいは自分はインイヤーモニターで聴きつつステージ上はサイレント(アンプスピーカーをミュート)で演奏するといった柔軟な運用も可能です。
自宅ではヘッドホン端子を活用すれば、夜間でも真空管アンプのリッチな音をそのままヘッドホンで楽しめます 。ヘッドホン使用時もプリアンプ~パワーアンプ~キャビネットシミュレーションまでフル経由した音になるため、「ヘッドホンだとショボい音」というこれまでの不満を感じさせません。このように、自宅→スタジオ→ライブとシームレスに使える出力オプションが備わっている点で、まさにオールマイティーなアンプと言えるでしょう。
アナログならではの充実した内蔵エフェクト


デジタル機能ばかりが注目されがちですが、音作りの心臓部はあくまでSupro伝統の純粋アナログ回路です。ブースト(クリーンブースト)とドライブ(オーバードライブ)の2種のゲイン切替え機能を搭載し、フットスイッチ操作でソロ時に音量を持ち上げたり、軽いクランチから図太いオーバードライブサウンドまで足元で切り替えが可能です。真空管を駆動したスプリング・リバーブは深みのある残響を与え、チューブトレモロは揺らめくビンテージ感を演出してくれます。
これらはすべてアンプ内蔵のアナログエフェクトなので音痩せもなく、ペダルを多用しなくてもリッチな音色が完成するのは嬉しいポイントです。また3バンドEQとマスターボリュームを活用すれば、自宅でもパワー管を飽和させたサウンドを小音量で作ることもできます 。例えばゲイン(VolやDrive)を上げてMasterを絞れば、真空管サチュレーション特有のハーモニクスを含んだ歪みが小音量でも得られるため、深夜の練習でも「良い音」で弾けるのです。クラシックな構成を基盤にしつつ、現代のニーズに合わせて細部がブラッシュアップされている点にSuproのこだわりを感じます。
Supro Airwave 25W|サウンドデモ
Supro Airwave 25W|レビュー・評判
ポジティブな評判
- 自宅・録音・ライブ全てで使える万能さが素晴らしい
「練習から本番までこれ一台で賄えるので機材整理できた」と、オールインワン性能を評価する声が多いです。ヘッドホン練習からライン録音、PA直結まで幅広く対応できる点が特に支持されています。 - 真空管アンプとしてのサウンドクオリティが高い
Supro伝統の6V6サウンドによるヴィンテージライクなトーンは「クリーンが太く艶やか」「クランチの歯切れが良い」と好評です。デジタル部分を経由しても生々しさが損なわれず、「ライン出力でも驚くほど自然な音」という声もあります。 - キャビネットシミュレーションの出来が良い
Two notesのIRによるキャビシミュは「まるで実際にマイク録りしたような奥行きがある」と評価されています。12種のプリセットはいずれも使える音ばかりで、「ジャンルに応じてパッと切り替えられて便利」とのこと。自分でIRを差し替えてカスタムする上級者もおり、「好きなキャビネット音を色々試せて楽しい」という意見もあります。 - 内蔵エフェクトや操作性が実用的
リバーブやトレモロの効き具合が「ヴィンテージアンプそのもの」と好まれており、ブースト/ドライブもうまく調整すれば実用十分との声があります。コントロールレイアウトも直感的で、「説明書を読まなくても基本操作はわかる」と扱いやすさも好評です。筐体の作りやルックスに関しても「クラシカルで所有欲をそそる」「作りが頑丈で安心感がある」と評価されています。
ネガティブな評判
- 価格が高め
機能を考えれば妥当との意見もありますが、国内実売価格で約17~18万円前後と決して安価ではないため、「初心者や予算が限られる人には手が出しづらい」という声があります。同価格帯には他社の高級モデルやモデリングアンプも存在するため、コストパフォーマンスを厳しく指摘する意見も見受けられます。 - 機能が多く使いこなしに慣れが必要
デジタル機能に不慣れなユーザーからは、「機能を全部理解するのに時間がかかる」「シンプルなアンプに比べ設定項目が多く戸惑う」との指摘があります。特にPCやスマホと連携してプリセットを編集する部分は、アプリのインストールや接続設定などITリテラシーが求められるため、人によってはハードルに感じるようです。ただし基本はプリセット切替えだけでも使えるので「慣れれば問題ない」という意見も付け加えられています。 - 重量・サイズに関する意見
1×12コンボとしては標準的な重量ですが、「17kgという重量はやや重い」と感じるユーザーもいます。小型のデジタルアンプ等と比べると流石に重量感はあるため、頻繁に持ち運ぶ人にとっては「もう少し軽ければ嬉しい」というのが本音のようです。また奥行き約23cmの筐体について「思ったより奥行きがあり置き場所に困る」との声も一部にあります。 - 一部機能・付属品への不満
「エフェクトループ非搭載なのは残念」と、手持ちのエフェクター運用を考える人からの指摘があります。内蔵エフェクトは充実していますが、ディレイやルーパーなどを歪み後段で使うには工夫が必要です。また「専用フットスイッチが別売なのはマイナス」という声もあり、フル活用するには追加投資が必要な点を惜しむユーザーもいました。加えてハイゲイン志向のユーザーからは、「メタル向きの歪みは出せないので結局歪み系ペダルが要る」といった意見もあります。
Supro Airwave 25W|ギタリスト待望のハイブリッドアンプ
- 自宅でチューブアンプの音を楽しみたいが音量が気になる方
真空管アンプ特有のリッチな音を自宅で鳴らしたくても、大音量になりがちで悩んでいませんか?Airwave 25Wならヘッドホン端子を使って深夜でも隣近所を気にせず練習できます。マスターボリュームも搭載しているため、スピーカーから出す場合も音量を抑えつつ程よい歪みを作ることが可能です。「自宅用アンプ=デジタルアンプ」と妥協せず、本物のチューブサウンドでストレスなく自宅練習したい方にうってつけです。 - 手軽に録音・配信クオリティのギター音を得たい方
オーディオインターフェースに直接つないで録音できるアンプを探している方にも、このモデルはピッタリです。AirwaveはXLRラインアウトでマイキングなしでも理想のマイク録りサウンドを出力できます。しかもキャビネット・シミュレーションはTwo notes製で音質も折り紙付き。DTMで宅録する方や、配信ライブで生演奏したいギタリストなら、マイクセッティングの手間なく良い音が作れる利便性を実感できるでしょう。 - 小規模ライブやスタジオ練習で身軽な機材にしたい方
キャパ数十人規模のライブバーやスタジオリハーサルでは、大型スタックアンプはオーバースペックです。25W出力のAirwave 25Wは十分な音量を持ちつつ、大きすぎない絶妙なサイズ感で持ち運びしやすいのが強みです。重量も17kg程度と真空管1×12”コンボとしては標準的で、車への積み下ろしや会場への搬入も苦になりません。現地ではアンプをステージに置いて音を出しつつ、PAにはライン送りすれば抜群にクリアなギター音を届けられます。「少人数会場でも妥協したくない」ライブ派ギタリストにおすすめです。 - デジタルの便利さとアナログの質感、両方欲しい方
マルチエフェクターやアンプシミュレーターの手軽さを知りつつ、「やっぱり本物の真空管ampで弾きたい」と感じる欲張りな方にも、このアンプはフィットします。Airwave 25Wはリアルなチューブ回路で生の音圧と反応を味わえ、同時にデジタル制御のキャビネットIRで現代的な音作りも可能です。極端に言えば「真空管アンプとデジタル機材の良いとこ取り」をした一台なので、モデリングアンプ世代の方がステップアップするにも最適でしょう。逆に従来型のチューブアンプ派にとっても、違和感なく使えつつデジタル機能の恩恵を少しずつ取り入れられるので、新たな創作意欲が湧くはずです。 - エフェクターボードを簡素化したい方
極力シンプルなセットで演奏したいミニマリスト志向のプレイヤーにも向いています。Airwave 25Wにはリバーブやドライブなど基本的なエフェクトが内蔵されているため、ペダルをたくさん並べなくても幅広い音色が作れます。別売フットスイッチを用意すればブーストやリバーブのオン/オフも足元で切り替えられるので、アンプと数個のペダルだけで完結する省エネなセッティングが可能になります。セッションや飛び入りライブで素早くセットアップしたい場合など、機動力重視の方にも心強い相棒となるでしょう。
Supro Airwave 25Watt 1×12は、アナログならではの音の良さとデジタル技術による利便性を高次元で両立した、ギタリスト待望のハイブリッドアンプです。自宅練習からレコーディング、小規模ライブまでこれ一台でカバーでき、真空管アンプの楽しさをどんな環境でも味わえる点において唯一無二の存在と言えるでしょう。
伝統的なSuproサウンドを継承しつつ、現代のニーズに応える柔軟性を備えたAirwave 25Wは、まさに“60年のロックアンプ史を詰め込んだオールインワン・コンボ”です。
一言で表現するなら、「ヴィンテージの魂と最新テクノロジーが融合した究極の万能チューブアンプ」でしょう。真空管アンプファンからデジタル世代のプレイヤーまで、ぜひ一度このAirwave 25Wが生み出すサウンドと体験を味わってみてください。


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