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【保存版】Xoticのおすすめエフェクター10選!特長・使用プロまで徹底解説【サウンドデモ・評判】

「ペダルボードの音、あと一歩だけ格上げしたい」
そんな時、プロの足元で必ずと言っていいほど輝くのが Xotic(エキゾチック)のエフェクターです。
EP Boosterに代表される“音を太くする魔法”、RC/AC/BBの万能ブースター三兄弟、そしてプレキシ魂を宿したSL Drive。
名機と呼ばれる理由は“原音を活かしながら確実に良くする”職人芸にあります。
本記事では定番から隠れた逸品までおすすめエフェクターを厳選し、特徴・使用ギタリスト・リアルな口コミまで徹底解説。
ジャンル別のおすすめもまとめたので、「自分のボードに次に加える一台」をぜひ見つけてみてください!
Xotic(エキゾチック)とは?|ブランドについて


1996年、米ロサンゼルス郊外の小さなガレージで産声を上げた Xotic は、「ヴィンテージの魂を現代にアップデートする」ことを掲げるハイエンド機材ブランドです。
創業当初はベース用プリアンプやピックアップをハンドメイドで製作していましたが、2000年代前半に登場した EP/RC/AC/BB ブースター四兄弟が世界的ヒット。
透き通る音抜けと原音重視の設計思想はプロの足元を席巻し、Xotic の名を一躍スタンダードへ押し上げました。
ペダルは高品位パーツとシンプル設計にこだわり、±15 dBの広帯域 EQ や 内部 DIP スイッチ など実戦向けの微調整機能を備えながら、ミニサイズ筐体に収める巧みなエンジニアリングが特徴です。
ヴィンテージ機材の良さを現代基準でアップデートする という理念は一貫しており、ジョー・ボナマッサ、スティーブ・ルカサー、常田大希などジャンルを超えたトッププレイヤーの足元で光り続けています。


Xoticのおすすめエフェクター10選!
Xotic / EP Booster


- Echoplexプリアンプ回路をミニ筐体に凝縮し、常時ONで“艶”と“太さ”を付加
- 最大+20 dBのクリーンブーストでソロ時の音量アップにも対応
- 内部DIPスイッチでローミッド強調/ブライト切替など細かなトーン調整が可能
EP Boosterはミニサイズながらリッチなトーン補正が可能なクリーンブースター。
Echoplexテープエコーのプリアンプ部分を再現しており、ジミー・ペイジやエディ・ヴァン・ヘイレンといった伝説的ギタリスト達が愛用した“音が太くなる魔法”を手軽に得られるペダルです。
温かみとコシのあるプリアンプ効果で、サウンドに艶を与えるため常時ONで使用するギタリストも多い。
ユーザーの口コミ
- 「通すだけで音が“ふっくら”し、抜けが段違いに向上した」
- 「暖かなサチュレーションが癖になる。SP Compressorとの組み合わせは鉄板」
- 「サイズはミニなのに+20 dBの押し出し感、もうボードから外せない」
使用中のプロギタリスト
Joe Bonamassa / Foo Fighters / Steve Lukather
EP Boosterはこんな人におすすめ!
- 原音のキャラを崩さず“艶”と“押し出し”を足したいクリーントーン派
- 常時 ON のプリアンプ感覚で“音の底上げ”を狙うライブ/宅録ギタリスト


Xotic / RC Booster


- ±15 dBのTreble / Bass EQと+20 dBゲインで原音を崩さず音圧を底上げ
- V2はスイッチ切替のデュアルゲイン仕様でリズム⇔ソロの二段ブーストが一台完結
- 高品位バッファ回路により長いシールドでも音痩せを防止
Xotic RC Boosterは原音を活かしつつ音量と音質を整える定番クリーンブースターです。
±15dBの2バンドEQを搭載し、最大+20dBのクリーンブーストが可能 。音痩せせずナチュラルに音圧を稼げるため、クランチの厚みづけからリードのブーストまで幅広く使われます。
透明度の高いサウンドで、かけっぱなしのバッファ的運用にも適した万能ペダルです。
ユーザーの口コミ
- 「超ナチュラルな+20 dBクリーンブースト。音痩せゼロでEQも優秀」
- 「2段階ゲインのおかげで“かけっぱなし”+“ソロ用”の両立が簡単」
- 「長いシールドのトーン劣化も解決。バッファ代わりとして手放せない」
使用中のプロギタリスト
Scott Henderson(共同開発のSHモデルも存在)
菰口雄矢
Allen Hinds
RC Boosterはこんな人におすすめ!
- “原音そのまま”で音量だけ底上げしたいクリーン志向のプレイヤー
- EQ付きで細かく整えたい録音エンジニア/多ジャンルのサイドマン


Xotic / AC Booster


- クリーンブースト〜温かみのあるクランチまで幅広いゲインレンジ
- 2バンドEQでローエンドをしっかり保ちながら高域の抜けも調整
- 弾き手のタッチに追従するチューブライクなコンプレッション感が魅力
AC Boosterは温かく上質なオーバードライブもこなすフルレンジ・ブースター。 クリーンブースターの常識を覆す広い帯域設計で、ゲインを上げればナチュラルなオーバードライブとしても使用可能な器用さが特徴です。
ボリュームとゲインに加えTreble/Bassの2バンドEQを備え、歪み量と音質を細かく調整可能。ギターやアンプの個性をスポイルすることなく音を太くできるよう設計されました。
ユーザーの口コミ
- 「クリーン・アンプを一瞬で“太いクランチ”に変える万能ペダル」
- 「Treble/Bass EQが秀逸で、どの現場でも即戦力になる」
- 「ゲインを上げても粒立ちが潰れず、コードが気持ちよく響く」
使用中のプロギタリスト
Eric Johnson(ヴィンテージ系ボードに唯一残した現行ペダル)
ONE OK ROCK Toru(BB Plusとの併用)
Mateus Asato(クランチ補強に常用)
AC Boosterはこんな人におすすめ!
- “歪みすぎない”ウォームなオーバードライブを探しているブルース/フュージョン系
- クリーン〜クランチ一台完結でライブ本数が多いプレイヤー


Xotic / BB Preamp


- 30 dBブースト+2バンドEQでクリーンからハードドライブまで網羅
- ミッドレンジが前に出る粘り強いトーンでリードプレイに最適
- 内部DIPで低域カットやゲイン特性を細かくカスタマイズ可能
BB PreampはXotic定番3兄弟の中で最も歪み幅の広いオーバードライブ。
RC Booster(クリーン)やAC Booster(マイルドな歪み)では得られない、高いゲイン域までカバーするブースター/オーバードライブ・ペダルです。
30dBもの豊富なブースト量と±15dBの2バンドEQを搭載し、さらにはMid Boostスイッチで中域を最大+12dBブースト可能。
シングルコイルとの相性が良く、ストラトでも音圧たっぷりの太くシャープなドライブサウンドが得られると評判の名機です。
ユーザーの口コミ
- 「TS 系よりレンジ広く、ハイゲインまで滑らかに伸びる」
- 「30 dBブースト+EQで“音作りの最終兵器”。どんなアンプでも機能する」
- 「中域が前に出るためシングルコイルでも太く歌うリードになる」
使用中のプロギタリスト
Steve Lukather(TOTOツアーでメイン OD)
Andy Timmons(後述シグネチャーのベースに)
Lee Ritenour(フュージョン系リードに使用)
BB Preampはこんな人におすすめ!
- 幅広いゲインを一台で賄いたいロック/フュージョン系
- ストラトのシングルをファットかつ粘るリードに変えたいソロ主体のギタリスト


Xotic / BB Preamp AT(Andy Timmons)


- BB初期ロットを基にゲインとEQをマイルドに再調整したシグネチャー版
- 中域に甘さと厚みを加える専用チューニングで“歌う”リードを実現
- オリジナル同様の操作系ながら、よりウォームで滑らかな歪みキャラクター
アンディ・ティモンズのシグネチャーモデルBB Preamp ATは、上記BB Preampをベースによりマイルドでウォームなサウンドにチューニングされた限定ペダルです。
アンディ本人の要望により歪みの質感がソフトに調整されており、クリーン~クランチ寄りのアンプにゲインブーストしてリードトーンを作る用途に最適化されています。
オリジナルBBと比べ「角が取れた甘いトーン」が特徴で、アンディの歌うようなリードプレイを支える一役を担っています。
ユーザーの口コミ
- 「通常版より丸みのあるミッド、歌うようなリードが最高」
- 「ゲインを抑えても芯が残るのでクリーンアンプ派に最適」
- 「AT ならではの“甘さ”がストラトと相性抜群」
使用中のプロギタリスト
Andy Timmons
Josh Smith(ナッシュビル系セッションで使用)
BB Preamp ATこんな人におすすめ!
- ブルース/インスト系で“歌うリード”を求める人
- BB プレと同じ操作感で、よりマイルドな歪みが欲しいユーザー


Xotic / SP Compressor


- OTA回路+Blendノブで原音を混ぜつつ自然なコンプレッションを付加
- ミニトグル(Hi/Mid/Lo)でコンプ比率を瞬時に変更可能
- 内部スイッチでアタック・ハイカット設定を微調整でき、用途を選ばない
SP Compressorは小型でボードに組み込みやすい並列コンプレッサー。 名機Rossコンプ直系のOTA回路を採用しつつドライブレンド機能を備え、ナチュラルで原音重視のコンプレッションが得られると定評があります。
ツマミはVolumeとBlendの2つのみ(コンプレッション量はミニトグルで3段階)とシンプルで、直感的に理想の「コンプ感」を作り込めるのも魅力です。
ユーザーの口コミ
- 「サイズを忘れる高音質。常時ONで“前に出る”クリーンに」
- 「Blendで原音を混ぜられるから“潰れすぎ問題”と無縁」
- 「ノイズが極端に少なく、18 V駆動ではさらにヘッドルーム向上」
使用中のプロギタリスト
Joe Satriani(2023ツアーボード)
Nili Brosh(スタジオ常設)
Mateus Asato(常時ONセッティングでクリーン強化)
SP Compressorはこんな人におすすめ!
- クリーン・アルペジオやカッティングの粒立ちを揃えたい
- “かけっぱなし”で音の厚みとサスティーンを自然に伸ばしたい宅録派


Xotic / SL Drive


- 60-70年代Marshall Super Lead/Bassを再現する極小サイズOD
- 4つの内部DIPスイッチで低域量・高域シェルビングなどを切替
- クリーンアンプに接続してもプレキシ特有のブライトなクランチが得られる
SL Driveはマーシャル“Super Lead”サウンドを詰め込んだ極小サイズのオーバードライブ。
60〜70年代のマーシャル1959プレキシヘッド──ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジらが生み出した歴史的トーン──を再現するため開発されたペダルです。
小さな筐体ながら内部に4つのDIPスイッチを搭載し、クラシックなSuper Leadモードから太くウォームなSuper Bass風サウンドまでスイッチ組み合わせで切替可能な優れもの。 まるで本物のマーシャルアンプを鳴らしているかのようなレスポンスと力強い歪みが得られると人気です。
ユーザーの口コミ
- 「小さな箱から“あのプレキシ”が飛び出す。本当に感動」
- 「内部 DIP でSuper Lead↔Super Bassを切替えられる柔軟性が秀逸」
- 「JC-120に直でもロックアンセムの音。自宅練習が楽しくなる」
使用中のプロギタリスト
Michael Landau(クラブギグでプレキシ代替として使用)
Pete Thorn
SL Driveはこんな人におすすめ!
- 自宅環境でヴィンテージマーシャルを再現したいロック/ハードロック派
- ペダルボードを極小化しつつ本格クランチを求めるツアーギタリスト


Xotic / Xotic Wah XW-1


- Clyde McCoy系ヴィンテージワウをベースに4ノブ(Treble / Bass / Q / Bias)搭載
- 小型軽量筐体でペダルボードに収まりやすく踏み心地も軽快
- トゥルーバイパス&LEDインジケーター付きでライブ運用に配慮
Xotic Wah (XW-1)はコンパクトながらプロ仕様の高機能ワウペダル。
1960年代の伝説的なClyde McCoy系ワウ(ジミー・ペイジらの使用で知られる)をモデルにしつつ、現代的なコントロール性を加えています 。筐体は一般的なワウより一回り小型・軽量でペダルボードに収めやすい設計。
それでいて側面に「Treble」「Bass」「Q」「Bias」の4つの調整ノブを搭載し、ワウのかかり具合や音色を細密にチューニング可能なのが最大の特徴です。
ユーザーの口コミ
- 「まさに“現行ワウの決定版”。ツマミ4つで狙い通りのワウトーン」
- 「バイパス時も音痩せせず、踏み込むと太いミッドが出る」
- 「サイズが小さくペダルアクションも軽いのでライブでストレスがない」
使用中のプロギタリスト
常田大希(King Gnu『白日』等で使用)
John Mayer(2023–24 ワールドツアーでメインワウに採用)
XW-1 Wahはこんな人におすすめ!
- ヴィンテージCryBaby系のかかりを残しつつ微調整したいプレイヤー
- ワウを頻繁に使うファンク/ポップ系で“音痩せ”に悩むライブ派


Xotic / Soul Driven (Allen Hinds)


- AC Boosterを発展させたローゲインOD+Mid Boostノブ(0〜+12 dB)搭載
- 低ゲインでも粘る中域と滑らかなコンプレッションでブルース/ジャズに好適
- 18 V駆動対応でヘッドルーム拡大、クリーンブースターとしても機能
Xotic Soul Driven AHはLAのセッションギタリスト、アレン・ハインズのシグネチャー・オーバードライブです。
ハインズ氏自身「ローゲインで適度なコンプ感があり、ギターボリュームに敏感に反応するアンプライクなドライブ」だと語っており 、クリーン~クランチ領域を艶やかに彩るペダルに仕上がっています。
コントロールはGain、Volume、Tone、Mid Boostの4つ。Xotic従来のTreble/BassではなくToneとMidにしたことで、中域の存在感を保ちつつ甘く自然なサウンドを実現しました。
ユーザーの口コミ
- 「Gain 低めでも粘るミッドが絶妙。ジャズファンクに最適」
- 「Mid Boostを上げるとホーンのような艶が乗ってソロが映える」
- 「ブルースでもオルタナでも使える“甘く太い”ローゲインODの傑作」
使用中のプロギタリスト
Allen Hinds
古川昌義
Soul Drivenはこんな人におすすめ!
- 中域の押し出しが欲しいジャズ・ブルース系リードプレイヤー
- AC/RC ブースターの音に“もう一段”色気を足したいギタリスト


Xotic / Robotalk 2


- 2チャンネル独立エンベロープフィルターで設定を瞬時に切替え可能
- 内部リンクでA+Bブレンド出力も可能、厚みのあるシンセ風サウンドを生成
- ギターはもちろんベースでも低域を損なわずファンキーなオートワウ効果を実現
ユーザーの口コミ
- 「2チャンネルのプリセットが本当に便利。曲間で全く違うワウ効果に切替え可能」
- 「ギターだけでなくベースでも低域を損なわずファンキーに決まる」
- 「A+Bをブレンドした厚みのあるフィルタートーンが唯一無二」
使用中のプロギタリスト
Tim Lefebvre
Eddie Roberts
Robotalk 2はこんな人におすすめ!
- ファンク/フュージョンで“動くフィルター”を多用するギタリスト・ベーシスト
- 一台で複数のオートワウ設定を使い分けたいライブ・セッション派
まとめ|“音を良くする”Xoticの真価と最適ペダルの選び方
Xoticのエフェクターは、
「原音を活かしながら一段上のトーンへ導く」――この哲学が全モデルに貫かれています。
- EP/RC/AC/BB系のブースター&ドライブは、楽器のキャラクターを壊さず艶や厚みをプラス。
- SP Compressorは粒立ちとサスティーンを整え、演奏の完成度を底上げ。
- SL Drive や XW-1 Wah、Robotalk 2のように、“本物のアンプ感”や“個性派フィルター”を極小筐体で実現するモデルも健在。
選択の指針はシンプルです。
- まず足元の基盤を整える
クリーンを押し出したいならEP/RC、歪みを太らせたいならAC/BBで音の芯を作る。 - 不足を感じる帯域や機能を補う
粒立ち→SP、ミッドの歌い→Soul Driven、マーシャル感→SL Drive と段階的に追加。 - 最後に個性を加える
表情を広げるWah/Robotalkで、自分だけのアクセントを完成させる。
どのモデルも“つないだ瞬間に違いがわかる”即効性があり、しかもセッティング次第で末永く飽きずに使えます。まずは最も気になった一台をボードの先頭か最後尾に組み込み、原音との比較でXotic流の“音が良くなる感覚”を体験してみてください。きっと次に選ぶべきペダルが自然と見えてくるはずです。
Xoticがもたらすのは、派手な変化より“音の品格”。
あなたのプレイを一歩深く、そして心地よいサウンドへ導く相棒を、ぜひこの10機種から見つけてみてください。
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