Virtues Stella 初期ProCo Ratから着想を得た汎用ディストーション【サウンドデモ・評判】
国産のハンドメイドエフェクターブランドとして、着実に人気を高めつつあるVirtuesからRatをモチーフにしたディストーションペダルが登場!
Virtues Stella
ローゲインからハイゲインまでレンジが広く、ディストーションですがかなり使い勝手が良く汎用的に使えるエフェクターになっています。
Virtues Stella|Spec & Info.
Virtues Stellaの基本情報
エフェクター名 | Stella |
ブランド | Virtues |
カテゴリー | Distortion |
仕様 | ・トゥルーバイパス ・電源:DC9 センターマイナス(2.1mm)に対応 消費電流:確認中 ・接続端子:INPUT、OUTPUT、DC Jack(2.1mm/9VDC) ・付属品:取扱説明書、保証書 ・外寸:61×112×46 (mm) |
Stellaは、ローゲインのクランチサウンドから、深く芳醇なミドルのドライブサウンドが得られるディストーションペダルです。
monicaでも使用した、オリジナリティであるバイポーラトランジスタクリッピング、吟味したLEDのコンビネーションクリッピングにより、コンプレッション、サスティーン共に良好で、ローゲインからハイゲインまで全てのポジションで素晴らしいドライブサウンドが得られます。
LEDインジケータは、電池残量によって色が変化する様に設計されており、歪み系ペダルを電池で使いたいユーザーにも使いやすい設計。
開発に至って、まず最初のサウンドインスピレーションはProCo Sound社製のRAT、特に初期(Fringe~)の物でした。
クリスピーなクランチから、存在感のあるディストーションサウンドを得られるRATですが、特にFringe期はその後のモデルに比べウェットで、所謂RATらしさでイメージするものとはまた違うキャラも内包しています。
そのサウンドをイメージに回路のリデザインを進めていた途中、偶然の結果、新しいサウンドを得ることができました。
それは、RATの様に強烈なミドルを感じながらも、より自然で”ディストーション”らしさを損なわず、低域のぼわつきやファジーな要素が少ない、素晴らしいサウンドです。
結果的に、前述したFringeともその後のBlackfaceまでの物とも言えない、確立したキャラクターを手に入れる事ができました。
その後はそのサウンドを中核に構築を進め、個人的にクリティカルな要素である、十分なボリュームレンジ、スィートスポットの得やすい充分なEQ等、様々な要素をまとめ、満足できる仕上がりにしました。