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Kemper Profiling Amplifierは、真空管アンプのサウンドをデジタル技術で忠実に再現し、プロからアマチュアまで幅広く支持されるモデリングアンプです。
登場から10年以上経った今も、ライブやレコーディングで使われる定番機材として、その地位を確立しています。
ただ、現在Kemperには HEAD・Rack・PLAYER・STAGE の4つのモデルがあり、それぞれの違いや選び方に悩むギタリストも多いはず。
この記事では、Kemper全4モデルのスペック・機能・操作性・サウンドを徹底比較し、それぞれの用途に応じた最適な選択肢を紹介します。
Kemper購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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|---|---|---|---|---|
| モデル | HEAD | Rack | Stage | Player |
| サイズ | 約37.8×17.3×21.7 cm | 約48.3×22×13.9 cm | 約47×26×8.5 cm | 約14.5×16.6×6.8 cm |
| 重量 | N:約5.3 kg P:約6.5 kg | N:約5.0 kg P:約6.2 kg | 約4.6 kg | 約1.11 kg |
| パワーアンプ内蔵 | 選択可 | 選択可 | ||
| プロファイリング | ||||
| プリセット数 | 数百~1,000程度のRig (Performanceモード搭載) | 数百~1,000程度のRig (Performanceモード搭載) | 数百~1,000程度のRig (Performanceモード搭載) | 50 Rig (※アップグレードで最大625 Rigまで拡張可 |
| 同時使用 | 最大8基 (プリ4+ポスト4) | 最大8基 (プリ4+ポスト4) | 最大8基 (プリ4+ポスト4) | 4基 (プリ2+ポスト2) |
| 入出力端子 | ギター入力(フロント) メインアウトL/R(XLR+TS) モニターアウト ダイレクトアウト/Sendリターン MIDI IN/OUT/THRU S/PDIF入出力 ヘッドフォン、ペダル端子×2 リモート端子(RJ45) | ギター入力(フロント) メインアウトL/R(XLR+TS) モニターアウト ダイレクトアウト/Sendリターン MIDI IN/OUT/THRU S/PDIF入出力 ヘッドフォン、ペダル端子×2 リモート端子(RJ45) | ギター入力 メインアウトL/R(XLR) モニターアウト Send×2・Return×2 MIDI IN/OUT/THRU S/PDIF入出力 ヘッドフォン ペダル端子×4 | ギター入力 メインアウト(XLRモノ) モニターアウトL/R(TRS)ヘッドフォン ペダル端子×1 Bluetooth/WiFi機能搭載 |
| 価格帯 | N:約20万 P:約30万円 | N:約17万 P:約25万円 | 約18万円 | 約13万円 |


Kemper HEADは、Kemperシリーズの中でも象徴的な「ランチボックス型」のプロファイラー。丸みを帯びた独特のデザインで、ギターキャビネットの上にすっきりと収まり、従来のアンプヘッドの感覚で使用できるのが特徴です。
HEADはこんな人におすすめ!


Kemper Rackは、HEADの機能をそのままラックマウント筐体に収めたプロユース向けのモデル。
19インチラック(3Uサイズ)に対応し、ツアー用のラックケースやスタジオの機材棚に組み込みやすい設計となっています。
RACKはこんな人におすすめ!

パワーアンプは非搭載
ギターキャビネットを鳴らす場合は外部パワーアンプが必要

Kemper STAGEは、Kemperのフル機能を搭載したフロアタイプ(足元設置型)モデル。
大型マルチエフェクターのような形状で、ライブ演奏に最適な設計です。
STAGEはこんな人におすすめ!

プロファイリング機能なし(既存のプロファイルをロードして使用)
エフェクト数が制限(4基まで)
フットスイッチが3つのみ
液晶ディスプレイなし(設定はスマホアプリで管理)

Kemper PLAYERは、2024年に登場したシリーズ最小サイズのコンパクトモデル。
エフェクトペダル2個分程度のサイズで、重量わずか1.1kgという超軽量設計が特徴です。
PLAYERはこんな人におすすめ!

これは多くのユーザーが気にするポイントですが、結論として Kemperの全モデルで基本の音質・サウンドエンジンは共通 です。
HEAD、Rack、STAGE、PLAYERのどのモデルを選んでも、プロファイラーとしてのアンプトーン再現能力は同じDSPアルゴリズムによって処理されており、Amp部分の音質に差はありません。
実際に、専門誌のレビューでも「アンプ部のサウンドは有名な兄貴分(HEADやSTAGE)と全く同じ」と評価されており、同じプロファイルデータをHEADとSTAGEにロードしてライン出力すれば、ほぼ聞き分け不能なレベルで一致するとされています。
モデル間で音質の違いが出るとすれば、以下の要素が影響します。
ただし、メーカーは 「すべてのProfilerで同一のサウンド体験が可能」 と公式に発表しており、基本的にはどのモデルを選んでも Kemperの持つリアルなアンプサウンドを忠実に再現できる という点では変わりません。

Kemperのモデルには、パワーアンプを内蔵したモデル(PowerHead / PowerRack)と、非搭載モデル があります。
この違いがサウンドに与える影響は大きく、特に ギターキャビネットを鳴らしたいかどうか が選択のポイントになります。
パワーアンプを通してキャビネットを鳴らす場合、フルレンジスピーカーからのライン音に比べて、より「アンプらしい空気感」 が得られるのがメリットです。
しかし、Kemperの出力信号自体は マイクで収音したアンプ音がベース なので、パワーアンプ&キャビネットを使っても 「アンプ・イン・ルーム感(ステージ上の生音)」は完全には再現されない という声もあります。

Kemperは単なるアンプシミュレーターではなく、高品質なエフェクトを多数内蔵しているのも大きな特徴です。
特にHEAD / Rack / STAGEでは、プロ仕様のリバーブやディレイ、モジュレーションエフェクトが充実 しており、多くのギタリストが外部エフェクターを必要とせずに完結できるクオリティを誇ります。
例えば、以下のようなエフェクトチェインを組む場合、PLAYERでは一部が足りなくなることがあります。
例:一般的なライブセットアップ
✅ HEAD / Rack / STAGE(8基使用可)
「コンプ → オーバードライブ → コーラス → ディレイ → リバーブ → EQ → ピッチシフト → モジュレーション」
❌ PLAYER(4基使用可)
「コンプ → オーバードライブ → ディレイ → リバーブ」(5つ以上のエフェクトは使用不可)
PLAYERでは、エフェクトスロットが少ないため、多くのエフェクトを使う場合は外部ペダルが必須 になります。
そのため、エフェクト込みで音作りを完結させたい場合は HEAD / Rack / STAGEのいずれかを選ぶのがベスト です。

各モデルで筐体の形状が異なることから、ユーザーインターフェース(UI)や操作性にも違いがあります。基本的な音作り・編集の操作体系は共通ですが、物理的なボタン配置や表示デバイスの有無がポイントです。
HEADとRackは、フロントパネルにまとまったコントロールノブと小型ディスプレイを備えたデザインが特徴。ギターアンプのような直感的な操作が可能です。
基本的な操作感
ライブでの操作性
STAGEは本体にフットスイッチと大型ディスプレイを搭載し、足元で全ての操作が完結できるモデルです。ライブでの即応性を重視した設計になっています。
ライブ中の視認性・操作性
スタジオやリハーサルでの操作性
接続性の違い
/画像
基本的な操作感
初めてのKemperとしても使いやすい
エディット・詳細設定はアプリ必須
シンプルながらも実用性は十分

Kemper Profiler Remoteは、Kemper HEAD、Rackと組み合わせて使用することで、ライブパフォーマンス時のコントロールを飛躍的に向上させるフットコントローラーです。Kemperのプリセットをシームレスに切り替えられるほか、エフェクトのオン/オフ、モーフィング機能のコントロール、ルーパーの操作まで足元で完結できるのが最大のメリットです。
特に、「Morphing」機能を活用することで、ペダルを踏み込むごとにゲインやEQ、エフェクトのミックス量などをリアルタイムに変化させることが可能。例えば、クリーンサウンドから徐々にディストーションを強めていく、リードソロに向けてミッドブーストをかける、といった演奏中の細かな調整が可能になります。
また、PoE対応のLANケーブル1本でKemper本体と接続できるため、余計な電源アダプターが不要なのも魅力的です。これにより、配線がシンプルになり、セットアップが素早く完了します。
ライブやリハーサルでKemperを使うなら、Profiler Remoteを導入することで、足元だけで完全なサウンドコントロールが可能になり、プレイの自由度が格段に向上します。

Kemper KABINET NEO SPEAKERは、Kemper Profiling Amplifierと組み合わせて使用することで、よりリアルなアンプキャビネットのフィールを得られる専用スピーカーキャビネットです。特にKemper Koneテクノロジーを搭載しており、19種類のスピーカーキャラクターをシミュレーション可能。例えば、Celestion Greenbackのようなヴィンテージトーンから、モダンなハイゲインスピーカーまで、1台で幅広いサウンドを再現できます。
通常のフルレンジスピーカーと異なり、KABINET NEOはギターアンプのキャビネットらしい鳴り方を再現するため、モデリングアンプ特有の「フラットでクリアすぎる音」に違和感を感じるプレイヤーにもフィットします。特に、従来のKemperのラインアウトをFRFRスピーカー(フルレンジ・フラットレスポンススピーカー)に通した際に感じる「モニター感」を軽減し、アンプキャビネットを弾いているような自然なフィーリングを得ることが可能です。
また、**超軽量設計(約5.5kg)**のため、持ち運びが非常に楽で、小規模なリハーサルやライブでも活躍。Kemper PowerHeadやPowerRackの600Wパワーアンプを活用すれば、追加のパワーアンプなしで直接駆動できるため、シンプルなセットアップを構築できます。
「Kemperの音は好きだけど、もっとアンプらしい鳴り方が欲しい」と感じるプレイヤーにとって、KABINET NEO SPEAKERは理想的な選択肢です。
パワーアンプ内蔵型キャビもあり
パワーアンプ非搭載のKemper Head / Rackでも使用可能。
| 良い評判 | 悪い評判 |
|---|---|
| スタジオでもライブでも万能。プロファイリング機能が使えるので、手持ちのアンプを再現できるのが最高。 パワーアンプ付きモデル(PowerHead)ならギターキャビを直接鳴らせる。アンプヘッド感覚で使えるのが便利。 Kemperのサウンドは本当にリアル。真空管アンプと比較しても違和感がなく、ライブでもスタジオでも使える。 | リハやセッション用にはもう少し小さいモデルがほしい。 価格が高め。モデリングアンプとしては優秀だが、他のマルチエフェクターと比べると手が出しづらい。 パワーアンプ非搭載版(ノーマルHEAD)は別途パワーアンプが必要。キャビで鳴らすならPowerHeadを選ぶべきだった。 |
| 良い評判 | 悪い評判 |
|---|---|
| ラックマウントできるので、スタジオ機材として最適。プロの現場でよく見かけるのも納得。 機能はHEADと同じで、ラックケースに収められるのが最高。ツアーでの運搬もしやすい。 Kemperのエフェクトが充実しているので、外部エフェクトなしでも十分なサウンドが作れる。 | ラックケース前提なので、単体で使うには少し不便。家庭用なら別のモデルのほうがいいかも。 パワーアンプ非搭載モデル(PowerRackなし)は、キャビネットを鳴らすには追加機材が必要。 USBオーディオ機能がないので、直接PCに録音するには別のオーディオインターフェースが必要。 |
| 良い評判 | 悪い評判 |
|---|---|
| フットスイッチ付きでライブに最適。別途フットコントローラーを買わなくても、これ1台で完結するのが嬉しい。 Kemperの全機能が搭載されていて、操作も直感的。ライブとスタジオの両方で活躍する。 音作りがしやすく、プリセットの切り替えもスムーズ。エフェクトのクオリティも高い。 | フロアタイプなので、机の上に置いて使うのには向かない。宅録用としてはHEADやRackの方が使いやすい。 パワーアンプ非搭載なので、キャビネットで鳴らすには外部パワーアンプが必要。 サイズが大きく、持ち運びには少し不便。小規模なライブならPLAYERのほうが楽かも。 |
| 良い評判 | 悪い評判 |
|---|---|
| Kemperサウンドがこのサイズで使えるのは感動。持ち運びが簡単で、セッションやリハーサルに最適。 価格が安いので、Kemperを試してみたい人にはちょうどいい。宅録用としても便利。 操作がシンプルで、初心者でも扱いやすい。スマホアプリと連携できるのが便利。 | プロファイリング機能がないので、自分のアンプを取り込むことはできない。既存のプロファイルで満足できる人向け。 フットスイッチが少なく、ライブでのプリセット切り替えには工夫が必要。 エフェクト数が少なく、ディレイやモジュレーションの自由度が低い。ペダルボードとの併用が前提になる。 |
自宅での録音や練習が中心なら、RackまたはPlayerがおすすめ
Rackはオーディオインターフェイスや他のラック機器と組み合わせやすく、本格的なホームスタジオ環境に最適。
高機能ゆえ価格は張りますが、将来的にプロ志向で使いたいなら検討の価値があります。
一方、予算を抑えて宅録を始めたい場合はPlayerが有力候補です。小型でデスク上にも置きやすく、操作が簡潔なため録音に集中できます。
「まずはKemperの音を手軽に試したい」という入門用途にもPlayerはぴったりでしょう。
どちらもパワーアンプ非搭載なので、自宅ではモニタースピーカーやヘッドフォンで運用する形になります。
バンド活動やステージ演奏が主目的なら、StageまたはPowerHead(ヘッドのパワーアンプ内蔵版)
Stageはフットボード型で持ち運びやセッティングが容易、足元で完結する操作性がライブにうってつけです。
「ペダルボードに組み込んで運用したい」「リハから本番まで機動力重視」というギタリストにはStageがベストでしょう。
一方、ギターキャビネットをステージ上で鳴らしたい場合にはPowerHeadが便利です。
真空管アンプヘッドのようにキャビに直結できるので違和感が少なく、背面の音圧を感じながら演奏できます。
足元操作には専用Remoteが必要ですが、「アンプ+キャビ+足元スイッチ」の従来スタイルを踏襲できる安心感があります。
なおRack型のPowerRackも性能的には同等なので、ラックケースに収めてローディがいる現場ならPowerRack+フットコントローラーという選択肢も考えられます。
音楽スタジオやプロツアー機材として導入するなら、RackもしくはHead(PowerHead)が定番
ラック型は先述の通り機材システムに組み込みやすく、耐久性や管理のしやすさから多くのプロが採用しています。
「ラックにKemperを2台入れて冗長化している」という大規模ツアー例もあるほどで、プロ現場では信頼性が重視されます。
また、一部のギタリストはレコーディングスタジオにヘッド型を持ち込むケースもあります。ヘッド型はキャビネット感覚で扱えるため、エンジニアとの意思疎通がしやすいという利点があります(実際にキャビに載せマイキングしてプロファイルを作成→ライン出しという使い方も可能)。
プロユースならRackかHead(パワーアンプ搭載版)を選び、必要に応じて複数台体制やUPS電源等でバックアップするのがおすすめです。
最後に、本記事のポイントをおさらいします。
Kemperの4モデル(HEAD、Rack、Stage、Player)は基本の音質やサウンド体験こそ共通ですが、形状と機能の違いによって適した用途が分かれます。スタジオとライブを両立させたいならヘッド型のHEAD(パワーアンプ内蔵ならさらに万能)やラック型のRackが安心です。
ライブ専用で機動力重視ならフロア型のSTAGEが快適で、まさに足元完結の利便性を発揮します。予算優先や手軽さ重視であればコンパクトなPLAYERがKemper入門機としてうってつけでしょう。
「どのKemperを選んでも後悔しないリアルな音と万能さ」がこの製品の魅力ですが、自分のプレイ環境や用途にベストマッチするモデルを選べば、より快適にその性能を引き出せるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、あなたにとって最適なKemperモデルを選んでみてください。
世界中の名機アンプが詰まったその一台が、きっとギターライフを新たな次元へ導いてくれるはずです。
| チャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
|---|---|---|
| 5,000円〜 | 0.5% | 1.0% |
| 20,000円〜 | 1.0% | 1.5% |
| 40,000円〜 | 1.5% | 2.0% |
| 90,000円〜 | 2.0% | 2.5% |
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