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【新フラッグシップ】Line6 Helix Stadium 機能・価格・発売日まとめ【旧モデルとの比較あり】

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Helix Floor の誕生から約 10 年――ついに Line 6の新たなHelix シリーズがベールを脱ぎました。

Helix Stadium XL Floor
Helix Stadium Floor

フラッグシップとなる2 モデルは、従来 HX プラットフォームを根本から刷新し、アンプ・エフェクト・プロファイリング・ライブ自動制御までを 1 台に凝縮。

しかも旧 Helix プリセットをそのまま読み込み可能とあって、既存ユーザーも注目せずにいられません。

本記事では「何が進化したのか?」「XL と Floor の違いは?」「実売価格は?」といった疑問を予想も交えつつ徹底解説。乗り換え前に知っておきたいポイント をわかりやすくまとめました。

次世代 Helix の凄さを、ぜひチェックしてみてください。

まだ一部の情報のみしか公開されていないため、暫定での情報をもとにまとめている点、ご了承ください

目次

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Line 6 / Helix Stadiumシリーズとは?|新世代Helixの概要

モデルHelix Stadium XL FloorHelix Stadium Floor
DSPエンジンAgoura™ 新世代アンプ/エフェクト・モデリング同上
タッチディスプレイ8インチ 高解像度タッチスクリーン8インチ 高解像度タッチスクリーン
フットスイッチ数12(各スイッチ上にOLEDスクライブストリップ)未公開
内蔵エクスプレッションペダル1基(トゥスイッチ付き)なし(外部ペダル端子で最大2基接続可)
ギター入力2系統(可変インピーダンス)1系統(可変インピーダンス)
マイク入力XLR×1(+48 V、128 dB DRプリアンプ)同上
エフェクトループ4モノ/2ステレオ2モノ/1ステレオ
外部EXPペダル端子42
アンプチャンネル/ラッチ出力42
ドラムトリガー入力42
ステレオバランスアウトXLR×2ペア + ¼″ TRS×2ペア同左
USBオーディオI/O8イン / 8アウト(USB-C)同左
SDカードスロットmicroSD(最大32 GB)microSD(最大32 GB)
Nexus拡張ポートあり(Expand D10対応)あり
Bluetooth® / Wi-Fi搭載搭載
Showcase™オートメーション搭載搭載
筐体サイズ未公開未公開
重量未公開未公開
電源内蔵(IECケーブル)内蔵(IECケーブル)
新規収録アンプモデル16機種(+従来HX互換)同左
発売予定2025年秋(9〜10月想定)2025年冬(11〜12月以降想定)
米国予価$2,199$1,799
国内価格未公開(約32万円前後と予想)未公開(約25万円前後と予想)

Helix Stadiumシリーズは、Line 6が2025年6月11日に発表した新世代のギターアンプ&エフェクト・モデリングプロセッサーです。これは初代Helix Floorの登場から約10年ぶりとなる大型アップデートで、ハードウェア・接続性・音質面のあらゆる要素が抜本的に強化されています。

Line 6の開発責任者エリック・クラインは「今回の新プラットフォームは単なる機能追加ではなく、過去30年のモデリング技術で最大の飛躍を遂げるものになった」 と述べており、その言葉通りHelix Stadiumシリーズは従来機を遥かに超える充実ぶりです。

Line 6 / Helix Stadiumシリーズ|特長・機能【共通】

新開発「Agoura™」モデリング技術

真空管アンプの挙動をより細部まで解析した全く新しいアンプ・モデリング方式を採用。 従来のHXモデリングを大幅に超えるリアルなサウンドとダイナミクスが期待できます。

Line 6は実際の真空管アンプからプレート電圧や電流、サグやバイアス挙動など詳細なデータを計測しモデル化しており、スピーカーのインピーダンス変化までも再現する徹底ぶりです。

その成果として「アンプモデリング30年の歴史で最大の進化」と自負するサウンドが得られるとのこと。

“Hype”コントロール搭載

Helix Stadium独自の「ハイプ」コントロールにより、アンプサウンドを「超リアル」から「理想化された音」まで連続可変でブレンド可能です 。ワンノブでヴィンテージライクな生々しさからモダンに整えられたトーンまで切り替えられるため、頭に思い描いた理想の音作りが直感的に行えます。

プロファイリング機能(Proxy Cloningエンジン)

クラウドベースのアンプ/キャビネット/エフェクトのクローン作成エンジンを搭載。

KemperのプロファイリングやNeural DSPのキャプチャー機能に相当するもので、自分のアンプやペダルの音色をHelix上に取り込んで再現できるとみられます。

詳細は今後明らかになる予定ですが、クラウドを介してユーザー同士がトーンを共有できる可能性もあり、まさに次世代ならではの機能です。

既存Helixとの互換性

音作りに時間をかけた既存ユーザーにも嬉しいポイントとして、従来のHelix/HX製品のプリセットをそのままインポート可能です。

古いHelixで作った音色データをHelix Stadiumに読み込めば、音質を変えず動作すると公式に案内されています 。つまり乗り換え時もスムーズで、蓄積したお気に入りの音を活かしつつ新機種の恩恵を得られます。

大型タッチディスプレイ&直感的UI

本体には高解像度8インチのタッチスクリーンを搭載 。従来機(6インチ程度の非タッチ画面)から飛躍的に視認性・操作性が向上しています。メニュー操作やドラッグ&ドロップでのエフェクトチェーン編集などがダイレクトに行えるほか、表示も見やすくライブ中でも素早くコントロールできます。

さらにXLモデルには各フットスイッチ上にOLEDスクリーン(スクライブストリップ)が12個装備され、足元でエフェクト名やパラメータをはっきり確認可能です。

UI全体が非常に洗練され、開発陣も「最もエルゴノミクスに優れ直感的でインスピレーションを刺激するインターフェース」と胸を張っています 。

圧倒的な接続端子と拡張性

Helix Stadiumシリーズは入出力端子も非常に充実しています。後述するようにモデルごとに多少異なりますが、ギター入力(可変インピーダンス)やマイク入力(高品位マイクプリ搭載)、複数のエフェクトループ、MIDI IN/OUT、ステレオのXLR出力・ライン出力、ヘッドフォンアウト、S/PDIFデジタル入出力、USB-C/A端子、そして最大8イン8アウトのオーディオ・インターフェース機能まで備えます。

ギター機材としてだけでなくUSB接続でそのまま録音や配信にも使える万能ぶりです。さらに本体側面の「Nexus」ポートにより、**拡張ユニット「Expand D10」**を接続可能。これによりLine 6独自のVDI(Variaxデジタル入力)やAES/EBU、L6 LINK端子、8チャンネルの光デジタル出力といった特殊な入出力も追加でき、必要に応じて拡張できる柔軟な設計になっています。

Bluetooth®・Wi-Fi対応

業界でも珍しい無線通信機能を搭載。スマートフォンやタブレット用アプリからHelix Stadiumをワイヤレスで操作・編集できるようになる予定で、Line 6によれば今後モバイルアプリ経由での遠隔コントロールも可能になるとのことです。

Wi-Fiはクラウド機能(トーンの共有やファームウェア更新)や、後述のShowcase機能でのデータ同期などにも活用されます。ステージ上でケーブルを気にせずセッティング変更できるのは大きな利点です。

新機能「Showcase™」による自動演奏・同期

Helix StadiumにはShowcaseと呼ばれるオートメーション再生エンジンが搭載されています。これは簡単に言えば、本体でバックトラック音源やクリックを再生したり、曲の進行に合わせてエフェクトのオンオフや外部機器を自動制御したりできるシステムです。

例えばライブで事前に用意した曲ごとの音源をHelix本体から再生しつつ、それに同期してエフェクトを切り替えたりMIDI機器を操作するといったことが可能になります。従来マルチエフェクターのセットリスト機能は簡易的なものでしたが、Helix Stadiumは**「バンド全体のステージリグをコントロールできる」ほど強力で、これにより「ワンボタンでライブ一公演を回せる夢が現実に近づく」と期待する声もあります 。自宅練習でも、曲の各パートごとに録音したフレーズ(ステム音源)をロードして再生できるため、「好きな曲をパートごとに分解して学習できる画期的ツールだ」**といった評価もすでに見られます。

Line 6 / Helix Stadium XL Floor|フラッグシップ「XL」の特徴と魅力

主なハードウェア仕様

フットスイッチは全部で12個搭載され、各スイッチ上部には視認性の高いOLEDスクリーン(スクライブストリップ)が配置されています。これにより踏み替える際にどのエフェクトや機能が割り当てられているか一目で分かり、ライブでも安心です。また本体右側には高精度なエクスプレッションペダル(トゥスイッチ付き)を内蔵しており、足先でワウやボリュームをコントロールしたり、トゥスイッチのオンオフで別の機能に切り替えることもできます 。ペダルの踏み心地や精度も従来機以上に改良されているとのことです。

圧巻の入出力端子

Helix Stadium XL Floorは、その背面にこれでもかというほど多彩な端子を備えています。ギター入力は2系統あり、可変インピーダンス対応でピックアップの特性を最適に引き出せます 。他にもマイク入力(XLR, +48Vファンタム対応)があり、128dBという超低ノイズのマイクプリアンプを搭載。

エフェクトループはモノ4系統(ステレオ2系統としても使用可能)と豊富で、お気に入りのエフェクターやアンプのエフェクトループとの接続(4ケーブル法など)も最大4台まで組み込めます 。外部コントロール類も充実しており、外部エクスプレッションペダル端子が4つ、外部アンプのチャンネル切替用のラッチ出力が4つ、さらには電子ドラムのトリガー入力が4つも配置されています。

MIDIのIN/OUT端子ももちろん搭載。アウトプットはステレオのXLRバランス出力と1/4インチライン出力を各2系統ずつ備え、PAとアンプそれぞれに同時出力といった設定も可能です。ヘッドフォンアウトも装備。そしてUSB-C端子でPC/Macと接続すれば8イン/8アウトのマルチチャンネルオーディオインターフェースとして機能し、DAWでの録音や再生にマルチに活躍します。

USB-A端子もあるので、USBメモリやワイヤレスレシーバー接続にも対応。さらに32GBのmicroSDカードスロットも内蔵しており、IRデータやバックトラック音源などのファイル保存・読み込みもスムーズです 。電源も内蔵方式(IECケーブル)で、アダプターを別に持ち歩く必要がありません。

Helix Stadium XL Floorは、Helix Stadiumシリーズの上位モデルであり「Line 6史上最も包括的で統合されたギタープロセッサー」と謳われるフラッグシップ機です。大きめの筐体に可能な限りの操作子と端子類を盛り込んでおり、その名の通り“XL”な拡張性とパワーを備えています。

これらのスペックからも分かるように、XL Floorはまさに「ギタリスト用ワークステーション」と呼ぶに相応しい一台です。例えば2本のギターをステレオで同時につないで別々のアンプモデルを鳴らしたり、複数のループ端子を駆使して外部エフェクトを自由に配置したり、あるいはバンドのドラマーの電子ドラムを接続してHelix側でトリガー音を出す、といった高度な使い方まで想定されています。実際、あるメディアは「この端子群を見ると、バンド全体のマザーシップ(母船)になり得る」と驚きをもって評しています 。最高峰モデルに相応しく、現代のあらゆるギター/音響シチュエーションに対応できる懐の深さがXL Floorの魅力です。

Helix Stadium Floor|コンパクトでも妥協なしの「Floor」モデル

XLとここが違う
  • ペダル内蔵なし
    本体にエクスプレッションペダルは備えず、外部端子×2にお好みのペダルを追加する方式。
  • フットスイッチ数を簡素化
    XL=12 基に対し Floor は未公開ながら 8 基前後と見られ、OLED スクリプトも簡略化。
  • 入出力端子の“半分仕様”
    ギター入力:2 → 1 系統
    エフェクトループ:4 → 2 モノ(1 ステレオ)
    外部 EXP:4 → 2、アンプラッチ:4 → 2、ドラムトリガー:4 → 2
  • サイズ&重量を大幅ダウン
    ペダル省略と端子数削減により、旧 Helix LT 以上にスリム&軽量化(正確な数値は未公開)。
  • 価格も抑えめ
    米国定価 $2,199(XL)→ $1,799(Floor)。日本円換算でおよそ 25 万円前後。
  • DSP/音質/タッチ UI は XL と共通
    新 Agoura™ モデリング、8″ タッチスクリーン、Showcase™、Bluetooth/Wi-Fi など核心部は同等。
  • 後付け拡張に柔軟
    EX2 ペダル($149.99)や Expand D10 I/O モジュール($219.99)で、必要に応じて XL 相当まで機能増強可能。

Helix Stadium Floorは、XLから一部機能を削減することでよりスリムかつ手頃に仕上げた下位モデルです。とはいえ中身のDSPパワーやサウンドエンジンはXLと共通であり、音質や基本機能に差はありません。そのため「よりコンパクトで拡張性の高いHelix」として位置付けられており、Line 6も「現行Line 6プロセッサー中で最も合理性と拡張性を兼ね備えた製品」と紹介しています(※日本公式サイトより)。

旧Helix(Helix Floor / LT / HX)との違い|進化したポイントをチェック

サウンド&モデリングの進化

最大のトピックはやはり新モデリング技術「Agoura™」による飛躍的な音質向上です。旧Helixは2015年発売当時としては高品質なサウンドでしたが、その後FractalやNeural DSPなど他社がよりリアルなモデリング技術を展開し、差が出てきていました。

Helix Stadiumでは回路のフィードバックや配線間の容量に至るまで精密にモデル化し 、真空管アンプの“挙動そのもの”を再現するアプローチに挑んでいます。Line 6自身「チューブアンプエミュレーションの真の意味での完成度を追求した」としており 、音のリアリティや弾き心地(ダイナミクス応答)は旧Helixから大幅に向上しているはずです。

またHypeコントロールにより好みのチューニングができる点や、プロファイリング機能で手持ちのアンプを取り込める点など、サウンドメイクの自由度も格段にアップしています。加えてアナログ入出力回路のダイナミックレンジも改善されており、ギター入力は126dB超、マイク入力は128dBという非常に低ノイズ・高ヘッドルームな仕様です。

MusicRadarによれば「全アナログ入力のダイナミックレンジがブーストされ、ヘッドフォン出力でさえ改良された」とのことで 、細部まで抜かりなくブラッシュアップされていることが分かります。

アンプ/エフェクトモデル数

現時点で公表されている新規収録アンプモデルは16種とされています (Twin ReverbやJCM800などの名機が含まれる)。数だけ見ると旧Helixの収録数(アンプ60種以上、エフェクト100種以上)より少なく感じますが、これは新Agoura方式で一から作られたモデルが16種という意味です。

もちろん今後のアップデートで増えていくことが予想されますし、旧Helixの全モデルもプリセット互換のため搭載されるはずです 。実際「古いHelixのプリセットを読み込める=従来のアンプ/エフェクトも動作可能」ということなので、新旧両方のトーン資産を利用できるのは強みです。つまり発売直後から膨大な音作りの選択肢が手に入ることになります。

操作性・インターフェースの進化

Helix Floorの頃から直感的なUIは評価が高かったですが、Helix Stadiumではさらに洗練された操作性を実現しています。8インチの大型タッチディスプレイは旧機種に無かったもので、ブロックのドラッグ配置や直観的なパラメータ編集が可能です。物理ノブやフットスイッチも増強され(パラメータノブは旧Helixの6個から増加、フットスイッチもLT比で大幅増加)、「見る・触る・踏む」の全てがストレスなく行える設計になりました。

特にXLではスイッチ毎のOLED表示で視認性が飛躍的に向上しており、セットリストを組んでのライブ運用がより簡単になります。さらにスマホ/タブレット対応やPC不要のプリセット試聴機能(サウンド付きでプリセットをプレビュー可能)など、現代的な使い勝手が追求されています。旧HelixではエディターソフトやPC接続が必須だった場面でも、Helix Stadiumなら本体だけで完結できるケースが増えそうです。

機能拡張とライブ対応

Helix StadiumのShowcase機能は他社を含めても新機軸で、マルチエフェクター+αの役割を果たします。旧Helixではスナップショット機能やMIDI送信である程度自動化は可能でしたが、Helix Stadiumではシーケンス再生や自動制御が本格的に組み込まれています。これにより、ライブでのクリック同期や照明制御、複雑な曲展開のエフェクト切替など、ライブパフォーマンスのトータルコントロールが容易になるのは大きなアドバンテージです。

またオーディオインターフェース機能も旧機種はHelix Floorで8イン8アウト対応でしたが、Stadiumではそれに加えてマトリクスミキサーによる柔軟なモニターミックス機能などが搭載されています(※Matrix Cueミキサーと記載)。要するに、バンドの中枢機器として活用できるレベルに進化したということです。BluetoothやWi-Fiによるファーム更新・編集、将来的なクラウド連携なども含め、時代に合った拡張性が備わっています。

サイズ・デザインの変化

Helix Floorは堅牢だが大柄・重量級(約6.6kg)でした。Helix Stadiumではシャーシ材質に押出成形アルミやスチールを用いつつ強度を保ちながら、筐体サイズが一回り小さく設計されています。特にペダルを省略したFloorモデルは旧Helix LTよりもコンパクトになる見込みで、持ち運びや設置のハードルが下がるでしょう。

見た目のデザインも洗練され、天面の大型ディスプレイとクリーンなレイアウトは近未来的な印象です。「ステージ映えするルックス」と感じるユーザーも多いようで、新しいHelixをボードに組み込む日を心待ちにする声が聞こえてきます。

Line 6 Helix Stadium|デモムービー

Line 6 Helix Stadium|発売時期と価格情報

Helix Stadiumシリーズの発売スケジュールは以下のように案内されています。

  • 予約開始日: 2025年6月25日(国内外の販売店で予約受付予定)
  • Helix Stadium XL Floor 発売時期: 2025年秋頃(9~10月を想定)
  • Helix Stadium Floor 発売時期: 2025年冬頃(11~12月~翌年初頭を想定)

まず上位のXLモデルが秋にリリースされ、その数ヶ月後にFloorモデルが追って発売される形です。新製品発表から実機発売まで少し間がありますが、これは品質向上や十分な供給確保のためのスケジュールと思われます。気長に待つ価値のある製品でしょう。

  • 価格(米国定価)**は以下の通り発表されています 。
  • Helix Stadium XL Floor: $2,199 (税込定価)
  • Helix Stadium Floor: $1,799 (税込定価)

これを単純換算すると、現在の為替レート次第ですが日本円で約25~32万円前後になる見込みです 。日本国内での正式価格は記事執筆時点では未発表(※2025年6月時点)ですが、為替や流通コストを考慮すると多少前後する可能性があります。かなり高額ではありますが、フラッグシップのデジタルギアとしては競合(Fractal Axe-Fx IIIやQuad Cortex等)と同等かそれ以上の性能を備えているため、価格相応の価値があると言えるでしょう。

なお、同時発表された周辺アクセサリー類も要チェックです。外付けエクスプレッションペダルのEX2(前述)は**$149.99**、拡張I/OユニットのExpand D10は**$219.99**、そして専用のHelix Stadiumバックパックも**$249.99**で発売予定です 。必要に応じてこれらを組み合わせることで、自分の用途にピッタリのシステムを構築できるでしょう。

まとめ|Helix Stadiumはこんなユーザーにおすすめ

こんな人におすすめ
  • プロ志向のライブ奏者
    ライブで複雑なエフェクトセットや曲ごとの演出を駆使するプレイヤーには、Showcase機能による自動制御や豊富なフットスイッチが強い味方になります。大画面タッチUIやOLED表示でミスも減り、セットリスト管理も容易です。「ワンボタンでライブを完結できる」との期待もあるほど、ライブ運用に特化した設計は他社にないHelix Stadiumの大きな強みです 。
  • スタジオ録音&DTMユーザー
    8イン8アウトのオーディオI/F機能と高品位な入出力を備えるため、レコーディング用途にも理想的です。アンプ直録りのクオリティがさらに向上しただけでなく、Proxyクローン機能でお気に入りの実機アンプ音を取り込んでDAWで再現するといった芸当も可能になります。旧Helix同様にHelix Native(プラグイン版)との連携も期待され、スタジオでも統合的なワークフローを実現できるでしょう。
  • 既存Helix/HXユーザー
    長年Helixを使ってきたユーザーにとって、プリセット互換は何より安心材料です。手持ちの音色をそのまま移行しつつ、新エンジンでアップグレードした音作りも楽しめます。操作体系もHelix譲りで馴染みやすく、それでいて格段に使いやすくなっているため、ストレスなく次世代へ乗り換えられるでしょう。「Helixでやりたかったことが全て詰まっている」という声も頷ける完成度です。
  • 最新デジタル機材に興味あるギア好き
    Neural DSPやFractalなど話題のモデルにも通じる機能を網羅しつつ、Helix StadiumはLine 6ならではのユーザビリティと柔軟さを持っています。他社製品を検討中の方にもぜひチェックしてほしい製品です。例えばQuad Cortexと比べタッチ画面の大きさやライブ向け機能で優れ 、Kemperにはない最新UIとクラウド連携を備えるなど 、魅力的なポイントが多数あります。何より「使っていて楽しい」インターフェースは創作意欲を掻き立ててくれるでしょう。

最後に、Helix Stadiumシリーズは2025年後半からの発売に向けてさらなる情報公開が予定されています。現時点では明かされていない詳細(DSP性能の具体的な数値や、将来的なラック版/小型版の展開、Helix Nativeのアップデート計画など)もありますが、それらは追って公式から発表されるはずです。Line 6 Japanの発信やユーザーフォーラムでも情報交換が活発になっていますので、気になる方はチェックしてみてください。

Helix Stadium XL FloorとFloor――どちらを選んでも、これまでにない充実のトーン体験が得られることは間違いありません。Helixシリーズ10周年の集大成として送り出されるこの新製品、ぜひ発売日を心待ちにしつつ、ギタリスト仲間との話題にしてみてはいかがでしょうか。きっとあなたの音楽制作や演奏の可能性を大きく広げてくれる存在になるでしょう。Helix Stadiumがあなたのサウンドをステージの中心に据える日を楽しみにしましょう。

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