Richie Kotzen/リッチー・コッツェンの使用機材【アンプ・ギター・エフェクター】
世界で活躍するギタリストの愛用機材をまとめて取り上げる「プレイヤーズ・リグ」
今回は、ギタリストのみならず、ボーカルとしても才覚溢れるアーティスト
Richie Kotzen / リッチー・コッツェン
ロック・ファンク・ブルース・ジャズとあらゆるスタイルを網羅し、高速指弾きによる唯一無二なスタイルを確立。
ベースもドラムもピアノも弾けるという天才マルチプレイヤーの愛用機材をまとめて紹介します。
Richie Kotzen / リッチー・コッツェン|Profil
Richie Kotzen(リッチー・コッツェン)
生年月日:1970年2月3日
出身:アメリカ合衆国ペンシルベニア州
Biography
ペンシルヴァニア州レディング出身。5歳よりピアノを始め、7歳頃、KISSのポスターに衝撃を受けギターを手にする。17歳までにファビュラスサンダーバーズ ・ グレッグオールマン等のオープニング・アクトとして全米中をツアーし、コンサート回数は500回を超える。1989年、当時多くの有望なギタリストを排出したシュラプネルレコードより、自分の名前を冠したデビューアルバムをリリース。その後Mr. BIG、POISON、VERTU・・・さまざまなバンド活動を通して、ギタリスト/ヴォーカリストとして高次元へと才能を昇華。
デビュー当初は速弾き中心のテクニカル系でしたが、次第に自身のボーカルも含め、ブルース・アンク・R&Bなどのスタイルに変化していきました。
プレイングもジェフ・ベックを意識してか、ピック弾きから指弾きに。
もちろん当初のテクニックはありながらも、メロディーやフレーズで聴かせる音楽を重視しています。
Richie Kotzen / リッチー・コッツェン| Play&Music
Cannibals
デビュー当初の速弾きやハードロックから一転。
ファンク・R&B・ポップスあたりの要素が強く出ているアルバムCannibalsから。
ソウルミュージックの影響が出ているノリの良い1曲。
Fooled Again
リッチー・コッツェンの人気曲の1つ、Fooled Again
シンプルながら渋く、つい弾きたくなってしまうメロディライン。
激しくリッチーらしさ溢れるソロも聞けます。
Elevate / Oblivion – The Winery Dogs
2012年、ニューヨークにてマイク・ポートノイ、ビリー・シーン、リッチー・コッツェンの3人で結成されたワイナリー・ドッグスから2曲。
トップアーティストの圧倒的技術とテンポの良いハードロック。
テンション上がります!
Richie Kotzen / リッチー・コッツェン|Rig-愛用機材
ギター
リッチー・コッツェンと言えば、Fenderのテレキャスターですが、ストラトも使用しています。
手が大きいので、ネックがかなり太めにつくられているのが特徴的。
アンプ
VICTORY RK50 Richie Kotzen Head
Richie Kotzenシグネチャー・アンプヘッド。Richieが好むシンプルな1チャンネル仕様を採用。ギターのボリューム操作でクリーンから、クランチ、歪んだリードトーンまでコントロールが可能
- ギターアンプヘッド
- RK50 Richie Kotzenシグネチャーモデル
- 出力:50/9 Watts
- 真空管:12AX7 x3、EL34 x2
- コントロール:Gain、Tone、Reverb、Master、Tremolo Speed、Tremolo Depth、Power High/Lowスイッチ、Boost ON/OFFスイッチ(背面)、Speaker Dampingスイッチ(背面)
- 寸法:W342 x H185 x D185mm(突起含む)
- 重量:約8.2kg
- キャリーバッグ付属
- シングルボタン・フットスイッチ(Boost ON/OFF用)、デュアル・フットスイッチ(リバーブ/トレモロ用)付属
Marshall JCM800
エフェクター
TECH21 RK5 FLY RIG V2 Richie Kotzen Signature
FLY RIG 5の機能性を活かし、リッチー・コッツェンのプレイやサウンドをコンセプトにを設計し実際にリッチー自身のツアーで使いながら完成したシグネチャーモデル「RK5」
version 2は新たにロータリースピーカーモード、コンプレッサー、ファズ、チューナー機能を追加しました。
3バンドのアクティブEQ、レベル、ドライブ・コントロールを調整して、オーバードライブの音作りが可能です。
SansAmpモードのon/offの切り替えが可能になり、Richie自身、プレイ中やステージによってにSansAmpを適度にon/offすることがあるため、version2ではon/offスイッチが追加されました。