Benson Amps (2)
Blackstar (2)
Bogner (4)
BOSS (3)
Cornerstone (2)
Crazy Tube Circuits (2)
Darkglass Electronics (2)
E.N.T EFFECTS (2)
EarthQuaker Devices (2)
electro-harmonix (6)
Empress Effects (2)
Fender (5)
Free The Tone (3)
Friedman (2)
HOTONE (3)
IK MULTIMEDIA (3)
JHS PEDALS (3)
Keeley Electronics (6)
KEMPER (3)
klon (2)
Limetone Audio (2)
Line6 (5)
Marshall (4)
MESA/BOOGIE (3)
Morgan Amplification (1)
MXR (2)
Neural DSP (3)
One Control (3)
Origin Effects (1)
Paul Reed Smith (5)
Positive Grid (2)
Soldano (2)
strymon (7)
Suhr (7)
Supro (2)
tc electronic (3)
TONEX (2)
Universal Audio (3)
VEMURAM (7)
Victory Amps (3)
Virtues (2)
WALRUS AUDIO (4)
Wampler (5)
Warm Audio (2)
Xotic (10)
【全まとめ】Victory Amps ペダル型アンプ比較!Duchess・Jack・Copper Sheriff・Kraken【サウンドデモ・評判】

今や「アンプはボードに乗せる時代」。
Victory AmpsのV4シリーズは、そんな現代ギタリストのニーズに応える“ペダル型フルアンプ”の代表格です。真空管プリアンプにクラスDパワーアンプ、キャビネットシミュレーション、エフェクトループ、ラインアウト…すべてをペダル筐体に凝縮。
しかも各モデルが、それぞれ異なるクラシックアンプのキャラクターを踏襲し、クリーンからクランチ、ハイゲインまで幅広いニーズをカバーしています。
本記事では、Victory Ampsのペダル型アンプ全モデルを網羅し、音の傾向や使い勝手を徹底解説。どのモデルが自分に合っているのか、比較しながら選べる構成でお届けします。


Victory Ampsとは?|ブティックの魂をペダルに込めた英国ブランド


Victory Ampsは、イギリスの著名なアンプビルダー Martin Kidd によって設立されたブティックアンプブランドです。マーシャルやコーンフォードなど名門ブランドでキャリアを積んだ彼が立ち上げたVictoryは、「クリーンの美しさ」「歪みの厚み」「操作性の良さ」を兼ね備えた実戦的なアンプを多数輩出し、世界中のプロギタリストから高く評価されています。ラインナップは小型のチューブヘッドから多機能なペダル型アンプまで多岐にわたり、ライブ現場から宅録スタジオまで幅広く活躍しています。
中でも注目なのが「V4 The Series」と呼ばれるペダル型アンプシリーズ。これは単なるプリアンプではなく、真空管回路とClass Dパワーアンプを組み合わせた“本格的なギターアンプそのもの”をペダルサイズに凝縮した革新的なモデル群です。プロ仕様のクオリティと、ボードに組み込める手軽さを両立したこのシリーズは、ステージ機材のミニマル化が進む近年のトレンドにも完全にマッチしています。
Victory Amps ペダル型アンプ|V4ペダル・V1ペダルプリアンプの違いとは?
Victory Ampsの「Vシリーズ」には、V4シリーズ(ペダル型アンプ)とV1シリーズ(ペダル型プリアンプ)があります。どちらもボードに収まるコンパクト設計ですが、構造や用途が大きく異なります。
V4ペダル型アンプ


- “アンプそのもの”をボードに置くというコンセプト
- 真空管プリアンプ(4本)+ Class Dパワーアンプ(最大180W)を搭載
- XLRラインアウト(Two Notesキャビシミュ付き)、エフェクトループ、ヘッドフォンアウトも装備
- どこでも音作りが完結する「フル機能アンプ」
- チャンネル切替やブースト機能などライブ対応力も高い
【用途】ライブ・リハ・自宅すべて対応。“アンプヘッドの代わり”として使える。
V1ペダル型アンプ


- 1チャンネル仕様の真空管プリアンプ(1本)搭載ペダル
- 「アンプの前段」または「モデラー/IRローダーと併用」して使う設計
- 出力はラインレベル未満(パワーアンプ非搭載)
- 1ノブEQにVolume/Gainのシンプル操作
- 他のペダルと組み合わせやすい小型フォーマクター
【用途】手持ちのアンプやモデラーに“真空管らしさ”を加える役割に最適。
Victory Amps ペダル型アンプ|一覧比較表(V4)
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
---|---|---|---|---|---|
Duchess | Jack | Copper | Sheriff | Kraken | |
サウンド傾向 | アメリカン〜ブリティッシュ・クリーン | オールラウンド/モダンクランチ | VOX系クランチ/煌びやかクリーン | Plexi系クラシックロック/80’sHR | モダンハイゲイン/メタル向け |
チャンネル数 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 |
特徴機能 | リバーブ+トレモロ搭載 | 多彩な歪み+9V OUT搭載 | トレブルブースト搭載 | キャビIR ×2搭載 | ハイゲイン+2ゲインチャンネル |
キャビSIM | Two Notes DynIR | ||||
電力 | 180W(Class D) | ||||
リバーブ搭載 | ○ | ||||
重量・サイズ感 | 約1.7kg/ボード向き | ||||
得意ジャンル | クリーン系、ポップ、ブルース | 万能系、ポップ、ロック | ブリティッシュロック、ポップ | クラシックロック、ハードロック | メタル、ハードロック |
Victory Amps ペダル型アンプ|特長・サウンド・口コミ
Victory Amps / V4 The Duchess


- 4本の真空管プリアンプに180WクラスDパワーアンプ+Two Notesキャビネットシミュレーター搭載DI出力を組み合わせたシングルチャンネル・ペダル型アンプヘッド
- デジタル・リバーブとトレモロを内蔵し、ラインアウト&XLR(キャビネットIR)やヘッドフォン端子も装備。自宅からステージまで使いやすい設計
- アメリカン・クリーンからブリティッシュ・ブレイクアップまで幅広く対応し、ペダルプラットフォームとしても最適なクリーン系アンプ
ヴィンテージのフェンダー系クリーンサウンドを基調としつつ、ボリュームを上げればブリティッシュ風の歪みも得られるのがDuchessの持ち味です。シングルチャンネルゆえ操作はシンプルですが、その分ギター本来のトーンやタッチを活かしたナチュラルな音作りが可能。
ペダルの乗りも良いため手持ちのオーバードライブやエフェクトとも抜群に相性が良いでしょう。180Wという大出力ながら本体重量わずか1.7kg程度と超軽量で、リバーブ/トレモロまで内蔵しているため最小限の機材でどこでも良質なクリーンサウンドが手に入ります。
ポジティブな口コミ
- 小型でもクリーンの音圧・パワーが十分にあり、澄んだトーンと抜群のヘッドルームに驚かされる 。真空管ならではのウォームな質感もしっかり感じられる
- ペダルボードに組み込みやすいアンプヘッドで、音作りの核として優秀。軽量なので持ち運びも楽で、リハやライブでも手軽に自分のクリーントーンを再現できる
- 内蔵のリバーブ&トレモロのエフェクト品質が高く、「単体ペダルが不要なくらい使える」と好評。 アンプ直で完結する手軽さが好評
ネガティブな口コミ
- 冷却用のファンノイズが常時わずかに発生する点を気にする声あり(オフスイッチが無い) 。静かな室内で使用する際に気になる場合があるようです
- セッティングやスピーカー次第では高音がややきつく感じることも。特に他モデル(Jackなど)と比べ「Duchessはトレブルが強め」という指摘があり、イコライザー調整推奨
V1モデルの詳細はこちら


- アメリカン系クリーントーンに特化したプリアンプペダル
- 低出力でも太くリッチなクリーン
- 単体使用でも、アンプのインプットやリターンにも対応
- トーン1ノブながら調整幅が広い
- 真空管(12AX7)搭載で温かみある質感
V1 The Duchessは、フェンダー系の澄んだクリーントーンを手軽に得られるプリアンプペダルです。12AX7真空管の自然なコンプレッション感と煌びやかなトップエンドが特徴で、クリーン〜クランチ手前の押し出しのあるサウンドが魅力。アンプのReturnやモデラー機材の前段に加えることで、真空管らしい立体感や倍音を補える便利な一台です。ペダルボードの“クリーンアンプ化”にも最適。
Victory Amps / V4 The Jack


- クリーンからクランチ、そしてリードまで2チャンネルで幅広く対応するペダル型アンプ。Channel 1はクリスタルクリーン~軽いブレイクアップ、Channel 2は本格的なオーバードライブを搭載
- 4本バルブのプリアンプ+180Wパワーアンプにデジタル・リバーブとTwo NotesキャビSIMを内蔵し、ヘッドフォンやラインアウト、エフェクトループなど入出力も充実
- 外部フットスイッチによるチャンネル切替やリモート制御、9V電源アウト搭載など機能面も豊富で、多彩な機材セットアップに柔軟に組み込める
The Jackはヴィクトリーが誇る多機能モデルで、“ガスリー・ゴーヴァン”共同開発のV30ヘッドのサウンドをペダルサイズに凝縮したアンプです 。クリーンチャンネルはハイヘッドルームでスッキリと抜けが良く、ピッキングの強弱にも素直に反応します。もう一方のオーバードライブチャンネルは中音域に厚みがあり、強めのゲイン設定でリードトーンも艶やかです。
ジャンル的にはクリーンジャズからハードロックまで幅広くカバー可能で、まさに「オールマイティーな相棒」として活躍するでしょう。180Wの大出力でバンドアンサンブルでも埋もれず、キャビネットIR機能のおかげで自宅録音やサイレント練習にも対応できる万能選手です。
ポジティブな口コミ
- どんなジャンルにも対応できる歪みチャンネルが秀逸で、「クランチ~ハイゲインまでこれ一台でOK」と評判 。クリーンも含め2チャンネルの完成度が高く、音作りの自由度が大きい
- 非常にコンパクトで持ち運びやすいのにパワーは十分。ギグバッグに放り込んで持ち出せるサイズでありながら「音量・音質とも申し分ない」と高評価
- 真空管サウンド特有の温かみと厚みが感じられ、Two Notes搭載のおかげで静かなステージやレコーディングでも高品質なトーンを直出しできる柔軟さが便利
ネガティブな口コミ
- キャビネットIRの編集操作はPC接続(USB経由)必須でリアルタイム調整がやや面倒との声あり。ただ一度プリセットを作れば問題ないため、大きな欠点ではないようです
- エフェクトループの切替が足元で行えない(リバーブのみフットスイッチ対応)のが惜しいという指摘も 。ライブ運用では工夫が必要ですが、将来的な改良に期待するユーザーもいます
V1モデルの詳細はこちら


- クリーン〜クランチ〜リードまで1ノブで幅広く対応
- ミッドが太く抜ける音像
- ゲイン設定次第でTS風からマーシャル系まで変化
- 高レスポンスなタッチ感
- 歪み系の土台にも使える万能型プリアンプ
V1 The Jackは、Victoryらしい万能オーバードライブを1台に詰め込んだ「何でもできる系」プリアンプ。ロー〜ミッドに程よく芯があり、ピッキングの力加減次第でクリーンにも歪み寄りにも変化します。ソロブースト用途から常時ON用のペダルアンプ化、あるいはペダル歪みの後段の補正用途にも対応。歪みの“軸”がほしいギタリストにはうってつけです。
Victory Amps / V4 The Copper


- Vox AC系のヴィンテージブリティッシュサウンドに特化したシングルチャンネル・ペダルアンプ。クリーン主体だがゲインを上げればブリティッシュクランチも楽しめる設計
- フットスイッチ操作可能なトレブルブースト回路を搭載し、オンにすると高域が煌びやかに持ち上がる。これによりクリーンから“ブリティッシュ・ジャングル”なサウンドまで幅広くカバー
- 4本の真空管プリアンプ+180Wパワーアンプのハイブリッド構成やデジタル・リバーブ、Two NotesキャビSIMなど機能も充実。真空管ヘッドさながらのリッチな音色を小型筐体で実現
Copperは往年のVOX AC15/AC30サウンドを意識して作られたモデルです。シングルチャンネルゆえチャンネル切替はありませんが、「トレブルブースト」スイッチにより2通りのキャラクターを持ち合わせています。通常モードでは澄んだクリーンからほんのり歪むクランチまでウォームかつきらびやかな音色。ブーストをオンにすれば高域に輝きが加わり、一層ドライブ感のあるロックサウンドになります。
デジタルリバーブの質も評判が良く、空間系エフェクトを足さずとも艶やかな残響が得られる点も魅力です。EL84パワー管を用いた伝統的なVOXアンプと比べれば若干コンプレッション感は控えめですが、その分クリーンな音量も稼げて扱いやすく、ポップスやクランチ系主体のプレイヤーにピッタリでしょう。
ポジティブな口コミ
- ジャングリーで美しいクリーントーンが秀逸で、「まさにAC30的なきらめきと躍動感がある」と高評価 。クランチに歪ませればブリティッシュロックの王道サウンドが気持ち良く出せます
- 内蔵リバーブの品質が非常に高いです。 スプリング系のように深みがありつつデジタルならではの使いやすさも備え、微かな残響から大きなホール効果まで自然に演出できます
- コンパクトで頑丈な筐体に充実機能を詰め込んだ完成度の高さも魅力。「サイズを超えた本格アンプ」として評価され、キャビSIM直やヘッドフォン練習まであらゆる用途で便利との声あり
ネガティブな口コミ
- トレブルブーストのコントロールが出力と連動している設計上、ブーストON時の音量バランス調整が難しいという指摘があります 。クランチのゲイン感を微調整しづらい点で、独立ゲイン制御があれば尚良いとの声も
- 従来の真空管VOXアンプ(EL84搭載)と比べると音の押し出し方に若干違いが感じられるとの意見も。特にスピーカーキャビネットを繋いだ場合、電源部がソリッドステートゆえの硬さを感じるユーザーもいるようですが、多くは可搬性とのトレードオフとして納得しています
V1モデルの詳細はこちら


- Vox AC30風のジャングリーなクランチに特化
- きらびやかでハイミッドに張りがある
- トーンノブで高域の抜け具合を自在に調整
- トレブルブースター風の使い方にも適応
- AC系アンプのプリアンプ補強として最適
V1 The Copperは、VOX AC系の爽やかな歪みを追求したペダル。コードストロークやアルペジオが明瞭に響く透明感が持ち味で、リードよりはバッキングやカッティング重視のプレイヤー向け。Brightなハイを活かしてアンプのトーン補正やクランチ増強にも好相性です。トップエンドのキラキラ感が欲しいときに最適。
Victory Amps / V4 The Sheriff


- マーシャル系のクラシックロック~80’sハードロックサウンドを再現するペダル型アンプ。1960年代のブルースロックから改造Plexi風のハイゲイン・トーンまで幅広くカバーするモデル
- Channel 1(Vintage)はピュアなクリーン~クランチ、Channel 2(Hot)はJCM800以降のホットロッドマーシャル的ディストーションを搭載し、フットスイッチで切替可能な2チャンネル仕様
- 180W出力による余裕の音量とTwo NotesのDynIRキャビネットSIMを内蔵し、自宅練習から大音量ステージ、DI直のPA送信まであらゆる環境に適応する設計
Sheriffはその名の通り「保安官」の風格を持つ、往年のブリティッシュロックアンプ好きに刺さるモデルです。ヴィンテージ志向のチャンネルではクリーン~ブルージーな歪みまでナチュラルに鳴らせ、一方のホットチャンネルに切り替えればVan Halenのような80年代LAメタルまで一気に過激なゲインが得られます。
まさしく“Plexiをペダルサイズで持ち歩く”感覚で、クラシックMarshallヘッドに憧れるけど手軽さも欲しい…というギタリストに最適です。しかもSix presetsのキャビIRを搭載しヘッドフォンやラインアウトも可能なので、大音量が出せない場面でもリアルなマーシャルサウンドを楽しめます。
ポジティブな口コミ
- 「ホットロッドPlexiサウンドを完全に再現している!」と評判で、70年代クラシックロックから80年代のハードロック/メタルまで想像以上に忠実な音が出るとの声 。高価なヴィンテージ風アンプに負けないクオリティだと絶賛されています
- Victoryのフルサイズ版アンプ(Sheriff 22/44)と遜色ないトーンで感動したというユーザーも。Two NotesのキャビSIM経由ヘッドフォン練習や録音でも本物のマイク録りのような音質で、「深夜でも理想のマーシャルサウンドが楽しめる」と好評です
- 出力180Wの余裕からくるダイナミクスとスピード感はさすがで、4×12キャビを鳴らしてもパワー不足を感じないとのこと 。「でかいヘッドとキャビを置かなくてもこの小箱一つで足りるのが信じられない」と驚かれています
ネガティブな口コミ
- 高音域に独特のシャリつき傾向があり、「バンドの中では埋もれるかも」と指摘する声も一部あります 。SheriffのHotチャンネルはJCM900的なブライトさがあるため、バンドでは中低域を補強するEQ調整が有効かもしれません
- 「PlexiというよりJCM900寄りのキャラクター」との意見も。 ヴィンテージMarshallの太く甘い歪みを期待すると少し違う印象を受ける人もいるようですが、そのぶんシャープでモダンな攻撃的サウンドと捉えて気に入るユーザーも多いようです
V1モデルの詳細はこちら


- Plexi系ミッドレンジが強く粘るトーン
- ゲインを上げればJCM800風の硬質なドライブに変化
- 中域のコシと歪みの粒立ちが美しい
- 太くファットなトーンでコードも潰れにくい
- ハムバッカーとの相性◎
Plexi〜JCM系の往年ブリティッシュトーンをコンパクトに実現したのがV1 The Sheriff。ゲインの上げ下げで60〜80年代のロックサウンドまでスムーズに可変し、スラッシュ系のハードロックリフにも十分な芯のある歪みを提供します。特にハムPUの太さと相まったときの密度感は秀逸。モダン過ぎない太く押し出す系が好きなら要チェック。
Victory Amps / V4 The Kraken


- モダンハイゲイン志向のギタリスト向けに開発された2チャンネル・ペダルアンプ。深い歪みと切れ味鋭いトーンで、ドロップチューニングのメタルやプログレッシブ系まで想定
- Gain 1はヴィンテージ英国アンプ風の太いクランチ・ゲイン、Gain 2はタイトな低音と鋭い中音域を持つモダンハイゲイン・サウンドが特長で、用途に応じて使い分け可能
- 4本バルブ+180Wパワーの強力な出音に加え、Two Notes搭載でヘッドフォンやD.I.直でも迫力十分。ノイズリダクションは無いものの歪みの質が良く、高ゲインでも粒立ち明瞭なのも魅力
KrakenはVictoryラインナップ随一のヘヴィ志向モデルで、その名の通り「深海の怪物」のような轟音サウンドを繰り出します。Channel 1は意外にもクリーントーンも出せる懐の深さがあり、ゲインを上げれば70年代風の硬質なオーバードライブにもなります。
一方、Channel 2は現代的なメタル歪みで、低音タイトかつサスティンたっぷりの厚みあるリードトーンが得意です。7弦ギターの低音リフも埋もれずくっきり出せるので、Djentyなプロギタリスト達からも高評価を得ています 。それでいながら扱いやすさも兼ね備え、プロユースのハイゲインアンプとして人気のモデルです。
ポジティブな口コミ
- レッドチャンネルの攻撃的ディストーションはとにかくキレが良く、「ミュートの切れ味や迫力がたまらない」とメタル系ユーザーに大好評。グリーンチャンネルもゲイン次第でクリーンまでカバーでき、クランチに設定すれば往年のMarshall風ロックサウンドまで出せる柔軟さがあります
- 「タッチレスポンスが素晴らしく、ピッキング強弱で表情が変わる」との声も。 ハイゲインでありながらベタッと潰れずダイナミクスが活きており、リードでもコードでも表現力豊かに弾ける点が評価されています
- 作りの堅牢さや信頼性も折り紙付きで、「長時間酷使しても安定」「ライブでのポータブルなメインアンプとして安心して使える」とプロ/アマ問わず支持されています
ネガティブな口コミ
- 新品直後は音が少し平坦に感じ「思ったよりゲインが出ない?」という印象を持つユーザーもいましたが、しばらく使い真空管が十分に温まると驚くほど化けたとの声があります(いわゆるエージング効果) 。最初は落ち着いてセッティングを詰めると良いでしょう
- 値段設定はやや高めですが、「その価値は十分ある」と多くのユーザーが納得しています 。実際「この音質なら2倍の値段のハイエンドアンプと遜色ない」「むしろ複数の高額機材が不要になった」という意見も見られ、投資に見合う満足度が得られるようです
V1モデルの詳細はこちら


- モダンハイゲインに特化したV1プリアンプ
- 低音がタイトでリフがくっきり際立つ
- ピッキングへの反応が鋭く、速弾き系も明瞭
- ノイズはやや出るが許容範囲
- IRローダーやアンプのReturn接続に最適
Victory V1 The Krakenは、7弦〜ドロップCなどモダンメタル系ギタリスト向けのプリアンプペダル。ピッキングミュートのキレ味、リフの鮮明さ、ソロのヌケ感すべてにおいて高レベル。自宅のモデラー環境でも「ちゃんとしたハイゲインアンプ感」が得られます。TS系ペダルでプッシュすればメシュガー的な音にも対応。
まとめ|VictoryのV4&V1ペダルで“理想の音”をペダルボードに
Victory AmpsのV4(アンプ)&V1(プリアンプ)シリーズは、「プロレベルのトーンを、もっと身近に、もっと柔軟に」という現代ギタリストの理想に応える製品群です。V4は“アンプそのもの”をコンパクトなペダル筐体に収め、ステージでもレコーディングでも通用する高音質かつ多機能なオールインワン。V1は真空管の厚みと表現力を活かしたシンプルなプリアンプとして、ボードやモデラーに自在に組み込むことができます。
各モデルはサウンドキャラクターが明確に分かれており、「クリーン系ならDuchess」「万能型ならJack」「VOX寄りならCopper」「Marshall系が好きならSheriff」「ハイゲイン派ならKraken」など、用途や好みによって選びやすいのも魅力。しかもどのモデルも共通して、音質/操作性/携帯性を高次元で両立しています。
アンプの概念を変えるVictoryのペダル型シリーズ。あなたの理想のトーンに近づく一台が、きっとこの中にあります。ペダルボードの一角に、本物の“Victoryトーン”を迎え入れてみてはいかがでしょうか。


コメント