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【徹底比較】Blues JuniorとBlues Cube Hotはどちらがおすすめ?違い・選び方・口コミを検証【サウンドデモ・評判】

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小型コンボアンプの定番といえば、必ず名前が挙がる2台

Roland Blues Cube Hot
Fender Blues Junior


「自宅でも良い音で鳴らしたい」
「でも爆音は出せない」
「真空管ってどうなの?」

そんなギタリストの悩みに応える2機種は、ソリッドステート vs 真空管という大きな違いを持ちながら、どちらも“ブルース”の名を冠するように、クリーン〜クランチに強く、それぞれに魅力があります。

この記事では、Blues Cube HotとBlues Junior IVをスペック・音質・機能・自宅向けの扱いやすさまで徹底比較
「どちらがいい?」ではなく、「自分に合うのはどっち?」が明確になる内容です。
初めての本格アンプ選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

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Blues Cube Hot vs Blues Junior|スペック比較


Roland Blues Cube Hot

Fender Blues Junior IV
アンプタイプソリッドステート(Tube Logic)オールチューブ(プリ×2、パワー×2)
出力30W(Power Controlあり)15W(Class A、固定出力)
スピーカーサイズ12インチ(カスタム設計)12インチ(Celestion A-Type)
チャンネル数1ch(Boostスイッチ付き)1ch(Volume/Masterによる疑似2ch)
EQセクション3バンドEQ(Bass/Mid/Treble)3バンドEQ(Bass/Mid/Treble)
リバーブデジタルスプリングリバーブ
エフェクトループ非搭載非搭載
パワーコントロール0.5W / 5W / 15W / 30W 切替なし
ヘッドホン出力 / ライン出力あり(Phones/Rec Out)なし
重量約12.6kg約14.3kg
寸法(約cm)W43.3×H41.3×D23.9W45.7×H40.6×D24.9
価格帯(実売)約5.5〜6万円前後約9.5〜11万円前後

Blues Cube Hot vs Blues Junior|先に結論

Fender Blues Juniorがおすすめな人

こんな人におすすめ!
  • 「いつかは真空管アンプを所有したい」と考えている人
  • ギターの生鳴り感や温かみを重視し、「本物のチューブサウンド」を体験したい人
  • 伝統的なFenderのクリーントーンに憧れており、将来的にも長く愛用できる定番アンプが欲しい人
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Roland Blues Cube Hotがおすすめな人

こんな人におすすめ!
  • 自宅の環境上大音量の真空管アンプを鳴らすのが難しい(防音や騒音の問題がある)人
  • メンテナンス不要で扱いやすいアンプを求めており、「真空管にそこまでこだわりはないが温かい音は欲しい」人
  • 夜間の練習や宅録用にヘッドホン端子やライン出力など便利機能も欲しい人
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Roland Blues Cube Hotの特徴・魅力

製品の特徴
  • メンテナンスフリー
    真空管のような定期的な交換や劣化を気にせずに済み、スイッチを入れればすぐにフル性能で使用できます。毎日気軽に練習する自宅用には嬉しいポイントです。
  • 軽量&コンパクト
    真空管アンプに比べ内部構造がシンプルな分、重量も軽く設計されています。Blues Cube Hotは約12.6kgで、同サイズの真空管モデルより軽量です。取り回しやすさは自宅用・持ち運び用アンプとして重要ですね。
  • パワー・コントロール機能
    Blues Cube Hotには出力を切り替えるスイッチが搭載されており、0.5W / 5W / 15W / MAX(30W) の4段階で出力を調整できます(※モデル表記上10Wという記載もありますが、つまみ位置で段階的に調整可能)。これにより、自宅では0.5Wに抑えて小音量でもアンプを歪ませたサウンドを楽しみ、スタジオやライブではフル出力で音圧を稼ぐ、といった使い分けが可能です。
  • ヘッドホン&ラインアウト対応
    背面にPHONES端子(ヘッドホン)とREC OUT端子を備え、スピーカー音をミュートしてヘッドホンで練習したり、USB経由でPCに直接高品位なアンプサウンドを録音したりできます 。夜間でも家族やご近所を気にせず練習できる快適さは、自宅使用では非常に大きなメリットです。

Blues Cube Hotはシリーズの中でもシンプルなエントリーモデルです。操作系は1ボリューム、1マスターの単一チャンネルで、クリーンからクランチまでボリューム調整のみで作ります(※ゲインブースト用の「Boost」スイッチと高音を鮮やかにする「Tone」スイッチ付き)。3バンドEQとリバーブつまみも搭載し、必要十分な機能に絞られています。真空管アンプ同様にシンプルなつまみ構成なので直感的で扱いやすく、エフェクターとの相性も良好です 。

肝心のサウンド面ですが、「限りなく真空管に近い」と評される温かみが持ち味です。実際にBlues Cubeを使用している多くのギタリストが、「これなら真空管アンプにこだわらなくても充分」と感じています。ある経験豊富なユーザーは「厳密にはチューブと違うが良い意味での違いで、むしろチューブアンプを超えているとさえ思う」(真空管信者には大声では言えないが…)とコメントしています。それほどまでに完成度の高いチューブライクなトーンと弾き心地を実現しているということですね。

さらにBlues Cubeシリーズには上位モデル(StageやArtist)も存在し、著名ギタリストのRobben FordやEric Johnson監修の「Tone Capsule」を挿してサウンドキャラクターを変えられる拡張性も話題となりました。HotはTone Capsule非対応ですが、こうしたプロの参加も含めRolandの本気度がうかがえる製品と言えるでしょう。

総じてBlues Cube Hotは、「真空管アンプの良さを今の技術で手軽に楽しめる」ことが最大の魅力です。自宅〜小規模ライブまで幅広く使える懐の深さがあり、特に音量や扱いやすさの面で真空管を導入できない人の強い味方になってくれるでしょう。

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Fender Blues Juniorの特徴・魅力

製品の特徴
  • オールチューブ構成(プリ×3 / パワー×2)による濃密な中域と滑らかな歪み
  • 伝統的なFenderクリーンと、ボリュームを上げたときのナチュラルなクランチ
  • Fatスイッチで中域をブースト、より太く甘いリードトーンも作れる
  • スプリングリバーブ搭載で奥行きある残響。アンプ直でもリッチな音像
  • エフェクターとの相性が抜群で、歪み〜空間系まで幅広く対応
  • 実売10万円前後で手に入る真空管アンプの“定番機”
  • 飽きのこないルックス&高いリセール価値も魅力

Fender Blues Juniorは、小型ながら本格的なチューブサウンドが楽しめる“永遠の定番”として世界中で愛されてきたアンプです。15Wという控えめな出力ながら、真空管らしい奥行きあるクリーンと滑らかに歪むクランチを持ち、Volumeを上げていくことで自然にゲイン感が増す挙動は、まさに“楽器としてのアンプ”。中域の厚みが豊かで、甘く艶やかな音はシングルコイルとも好相性。加えてFatスイッチをONにすれば、より太く粘るリードサウンドも得られます。純正スプリングリバーブによる空間演出も非常に上品で、エフェクターを通さずともリッチな響きを楽しめるのも魅力。自宅用には少し音量の調整が難しい側面もありますが、「音が鳴った瞬間に笑顔になれる」と評されるほど音そのものの魅力で選ばれている1台です。初めての真空管アンプとしても、長く付き合える相棒になるでしょう。

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Blues Cube Hot vs Blues Junior|自宅で使う際のポイント比較

小音量での音作りと音量調整

Fender Blues Juniorの場合

真空管アンプである以上、定期的なメンテナンスや注意点がいくつかあります。真空管(プリ管・パワー管)は消耗品なので、長く使っていると劣化して音質が変わったり、最悪切れて音が出なくなることもあります。そのため数年に一度は真空管の交換が必要になる可能性があります。また運搬時の衝撃や電源オン直後のウォームアップ(予熱)など、取り扱いには多少デリケートさが付きまといます。とはいえ、そうした手間も「ヴィンテージ機器を扱う醍醐味」と感じるユーザーも多く、愛着を持って手入れしながら長年使い込んでいる方もたくさんいます。

Roland Blues Cube Hotの場合

トランジスタアンプなので基本的にメンテナンスフリーです。長期間使っても真空管交換といった出費はなく、スイッチを入れれば即フルパワーで稼働します。電子回路部分も真空管に比べて安定しており、多少振動を与えても音が変わったりパーツが外れたりといったトラブルは起きにくいです。総じて機材に不慣れな初心者でも安心して扱いやすいのが利点です。

メンテナンス性と取り扱いの手軽さ

Fender Blues Juniorの場合

真空管アンプである以上、定期的なメンテナンスや注意点がいくつかあります。真空管(プリ管・パワー管)は消耗品なので、長く使っていると劣化して音質が変わったり、最悪切れて音が出なくなることもあります。そのため数年に一度は真空管の交換が必要になる可能性があります。また運搬時の衝撃や電源オン直後のウォームアップ(予熱)など、取り扱いには多少デリケートさが付きまといます。とはいえ、そうした手間も「ヴィンテージ機器を扱う醍醐味」と感じるユーザーも多く、愛着を持って手入れしながら長年使い込んでいる方もたくさんいます。

Roland Blues Cube Hotの場合

トランジスタアンプなので基本的にメンテナンスフリーです。長期間使っても真空管交換といった出費はなく、スイッチを入れれば即フルパワーで稼働します。電子回路部分も真空管に比べて安定しており、多少振動を与えても音が変わったりパーツが外れたりといったトラブルは起きにくいです。総じて機材に不慣れな初心者でも安心して扱いやすいのが利点です。

Blues Cube Hot vs Blues Junior|音質の比較・サウンドの違い

クリーンサウンドの傾向

Fender Blues Junior

一言で言えば「甘く艶やかなFenderクリーン」です。

小型ながら6V6系のツインリバーブやデラックスリバーブに通じる煌びやかさを持ち、アルペジオの一音一音がきらりと光るような美しさがあります。中音域に程よい太さがあり、単音フレーズにも芯が感じられます。

あるユーザーは「自宅の音量では壁や床からの響きが少ないぶん、音色コントロールが難しく感じた」としつつも、「それでもこのクリーントーンは病みつきになる魅力がある」と述べています。まさに“鳴らしていて気持ち良い”クリーンで、これがBlues Junior最大の武器でしょう。

Roland Blues Cube Hot

Rolandは往年の名機ジャズコーラス(JC-120)などクリーンサウンドに定評のあるメーカーですが、Blues Cubeではよりチューブライクな丸みのあるクリーンを狙って作られています。実際「低音が太く、ハイがキラッとするFenderアンプの特徴をよく捉えている」との評価があり、耳あたりの良いウォームなクリーンは非常に評価が高いです。

厳密には真空管の挙動と完全同一ではないものの、「耳障りなピークやクセが無く、イメージ通りの綺麗な音を作りやすい」という声もあります。言い換えればクセの少ない上質なクリーンなので、エフェクトで色付けしたりバッキングの音作りなども素直に応えてくれるでしょう。ノイズ面でもBlues Cubeは静かで、「他のノイズ源を処理していればほぼ無音に近い」とも言われます(真空管アンプはどうしてもヒスノイズやハムノイズが出やすいため、この点もトランジスタの利点です)。

オーバードライブサウンドの傾向

Fender Blues Junior

自然な歪みという点では、やはり真空管を搭載したBlues Juniorの持つチューブならではの弾力あるドライブ感は特筆に値します。Volumeノブを上げていった際のじわじわとした歪みの出方や、強くピッキングしたときにだけパリッと歪むダイナミクスなど、「アンプ自体が楽器の一部」のように感じられる反応があります。

特にBlues Juniorは中音域が濃密なので、クランチ〜リードにかけて太く粘るサウンドになり、ブルースやロックのリードが気持ちよく歌います。一方で設計上、高音はボリュームを下げると相対的に強調される傾向があり、低音域はややルーズになると指摘するユーザーもいます。このあたりは「味」とも言えますが、強い歪みを求めるなら補正的に歪みペダルを併用した方がモダンなエッジの効いたサウンドも作れます。実際、「中域が強いアンプなのでトーンメイクには工夫が要るが、歪みペダルをかませれば問題なくモダンな音も出せる」との意見もありました。

Roland Blues Cube Hot

内蔵のブースト回路でクランチ〜ミドルゲイン程度の歪みまでカバーできます。Boostスイッチを入れてボリュームを上げれば、意外なほど濃厚に歪み、「Blues Cubeシリーズの中では結構歪む方だ」という声もあります。ただし2チャンネル式ではないためクリーンと歪みの切り替えを瞬時に行うのは不得手で、クランチ設定時にクリーンを出したい場合はギターのボリューム操作で対応するか、ペダルを使う必要があります。

歪みの質感自体はチューブライクで心地よいコンプレッションがありますが、やはりハイゲインなディストーションは専門外です。メーカー名こそ“Blues” Cubeですが、もっと激しいハードロック系の歪みが欲しい場合にはディストーションペダルはほぼ必須でしょう 。幸いクリーンが優秀なのでペダルの乗りは非常に良く、ブースター/オーバードライブ/ディストーションを足していくことで幅広いジャンルに対応できます。実際「エフェクトの乗りも素晴らしい」と評価されており 、プラットフォームアンプ(土台となるクリーンサウンドを提供するアンプ)としても優秀です。

Blues Cube Hot|レビュー・評判

ポジティブな評判

ポジティブな口コミ
  • 「真空管と遜色ない音質」
    「チューブアンプも大小さまざま使ってきた身からすると、Blues Cubeはチューブを超えていると思う。真空管信者には言えないが…(笑)」*という声があるほど、音の完成度に満足するユーザーが多いです。真空管アンプに長年慣れた人でも唸らせるサウンドクオリティは大きな高評価ポイントです。
  • 「扱いやすく便利な機能が満載」
    「パワーコントロールで0.5Wに落としても音の雰囲気は変わらない。小さな音量でも真空管らしい歪みが得られる」、*「ヘッドホン端子があるので夜中でも練習できて助かる」*といった声が見られます。自宅練習向きの機能充実ぶりに対して「痒い所に手が届くアンプ」という評価がなされています。
  • 「軽くて持ち運びやすい」
    約12.6kgという重量は、真空管アンプを知るユーザーからすると**「意外な軽さ」**に感じるようです。*「気軽に持ち運びできるギグ・アンプ」*とのコメントもあり、リハーサルや小規模ライブへもストレスなく持ち出せる点は高く評価されています。
  • 「エフェクターのノリが良い」
    「歪みを求めるならペダルと組み合わせるべきアンプでしょう。案の定、エフェクトの乗りも素晴らしいです。」 との声があるように、クリーンが綺麗で余計なクセがないため外部エフェクトとの相性が良いという意見があります。手持ちの歪みペダルやマルチエフェクターと組み合わせて理想の音作りができた、という満足の声が多いです。
  • 「ノイズが少なくサウンドがクリア」
    ユーザーから*「他のノイズを処理できていれば、ほぼノイズは皆無」*との声が出るほど、動作ノイズの少なさが称賛されています。自宅録音でライン出しする際などもノイズの少ないクリアな音を録れると評価されています。

ネガティブな評判

ネガティブな口コミ
  • 「ハイゲイン用途には物足りない」
    Blues Cube Hot自体はクランチ〜中程度の歪みまでカバーできますが、やはりハードロック/ヘヴィメタルのような深いディストーションサウンドは苦手です。「クリーンとオーバードライブの使い分けは少し難しいので、ロックなら歪みペダルは必要かも」との指摘があり、単体ではオールマイティではない点を挙げるユーザーもいます。ただしこの点はBlues Junior含め多くの小型アンプにも共通する制約です。
  • 「真空管特有の“荒々しさ”が無い」
    これは長所でもあり短所でもあるのですが、Blues Cubeシリーズは音が整いすぎていると感じる人もいます。「Blues Cubeはチューブアンプのような暴れ感が無いので、嫌な部分を抑えてイメージ通りの音を作りやすい」と好意的に捉える意見がある一方、裏を返せば“チューブアンプならではの暴れ馬的ダイナミクス”**が恋しいという向きもあります。要するに、音が優等生すぎて面白みに欠けると感じる一部ユーザーもいるということです(ただし少数派意見です)。
  • 「低音が出過ぎる場合がある」
    「ロー(低音)が強くシングルコイル向き。ハムバッカーだとBassを0にしても絞りきれずドカドカ鳴るのでペダルで低域カットした」という意見がありました。Blues Cubeのトーン回路は低音が豊かに出る設計のようで、ギターやセッティング次第では低音過多に感じる場合があるようです。ただ通常はEQで調整可能であり、大半のユーザーには問題になっていません。
  • 「(トランジスタゆえに)所有欲で劣る」という声も…
    ごく一部ですが、真空管アンプ信奉者の中には「結局トランジスタでしょ?」という先入観で評価が低い場合もあります。例えばBlues Cubeの内部基板を見るとICが並んでいて味気ない、なんて意見もネット上では散見されました。しかしこのあたりは価値観の問題であり、音に満足できているユーザーからは「偏見はもったいない」という声が大半です。実際に試奏した人からの悪評は少なく、否定的な意見はどちらかというと食わず嫌いなものと言えます。

Fender Blues Junior|レビュー・評判

ポジティブな評判

ポジティブな口コミ
  • 「伝統のクリーントーンに感動」
    「最初に音を出した時は感動しました。今までのトランジスタアンプとは違いました。もっと早く買っておけば良かったです。」といった声があり、とにかく音の良さに惚れ込むユーザーが多いです。評判通り甘く艶やかなクリーンは、「さすがFender、文句なし」と高く評価されています。
  • 「歪み方が心地よい」
    「ボリュームを9時(※約3~4程度)まで上げるとわずかに歪みのあるクリーン、そこを超えるとじわじわ歪み始める。ミッドが分厚く下は少しルーズな印象。」との具体的な描写があるように、自然で滑らかなオーバードライブの出方に好評が集まっています。強く弾いたときにだけクランチするニュアンスなど、チューブアンプならではの表情が素晴らしいという評価です。
  • 「エフェクターなしでも極上の音」
    Blues Juniorはアンプ直で良い音が出るので、下手にエフェクターで音作りしなくても完結します。あるユーザーは「クリーンからエフェクター乗りも良い。このアンプにしてからギターを弾く時間が勝手に伸びています(笑)」と述べており、アンプ直のクリーンが気持ち良すぎてつい長時間プレイしてしまうという嬉しい悲鳴も聞かれます。
  • 「ペダルとの相性が抜群」
    上記のようにアンプだけで完結する音ではありますが、ペダルプラットフォームとしても優秀です。「レスポンスが良く、エフェクターとの相性も抜群で使いやすい」との声があり、定番のチューブスクリーマー系オーバードライブを足して太いリードを作ったり、ディストーションペダルでハイゲインもOKと、幅広い音作りに対応します。クリーンが美味しいアンプはペダルを足しても破綻しない好例と言えるでしょう。
  • 「作り・機能の割に価格がお手頃」
    「この値段で12インチスピーカー、リバーブ、3バンドEQとマスター付きってなかなか無い」という指摘があり、搭載機能を考えると価格は良心的と見るユーザーもいます。実売10万円前後でこれだけのクオリティのチューブアンプが手に入るのは確かに魅力で、エントリー機ながら長く使える完成度に満足する声が多いです。
  • 「定番ゆえの安心感(人気・リセール)」
    「将来的に不要になったとしても、譲り先に困ることはない」との意見が示す通り、Blues Juniorは市場での人気が高いため中古で手放す際も買い手が付きやすいという安心感があります。定番機は飽きられにくく価値が落ちにくいので、結果的に良い買い物になるという見方ですね。

ネガティブな評判

ネガティブな口コミ
  • 「自宅では音量を持て余す」
    良い点の裏返しですが、「15Wでも真空管だから結局大音量」という指摘が多数あります。「音は評判通り良い音。ただ15Wなので結構音が大きく、ホームユースとしては使いづらいと思います。マスターを2~3に絞れば何とかなるが、パワー管をフルに活かせないのは歯がゆい」と嘆くユーザーもいます。特に日本の住宅環境では、Blues Juniorをしっかり鳴らせる場面は限られるでしょう。夜間の無音練習ができないのはもちろん、日中でも集合住宅では音量に細心の注意が必要です。
  • 「ヘッドホン練習や録音への非対応」
    上記とも関係しますが、Blues Juniorにはヘッドホンアウトやラインアウトが無いためサイレント練習ができません。自宅で手軽に宅録したい場合も、マイク収音する必要がありハードルが高いです(最近は音量を気にして IR対応のロードボックス 等でライン出力を得る上級者もいますが、初中級者には難しいでしょう)。この点、Blues CubeならUSB録音も即可能なので大きな差と言えます 。
  • 「重量があり取り回しに難」
    約14.3kgという重量は、小型コンボとしてはそこそこ重たく、「重い、デカい。我が家には大き過ぎた」という声もあります。持ち運びを想定せず自宅据え置きなら問題ないですが、階段の上げ下ろしや車への積み降ろしではずっしり感じるでしょう。Blues Cube Hotより2kgほど重い差もあり、ここは若干マイナスポイントです。
  • 「ノイズ・ハムが出やすい」
    真空管機材全般の宿命ですが、Blues Juniorもアンプ自体が発するノイズ(サー音)や周囲から拾うハムとは無縁ではありません。特にボリュームを上げると真空管由来のヒスノイズが増えたり、照明や他機器の影響でハム音が乗る場合があります。口コミでも「ノイズを拾いやすい」との指摘がありました。ただしこれは使用環境に左右される面も大きく、防音室等では気にならないレベルとの声もあります。気になる方はノイズゲートの使用や部屋の電源環境改善で対処しているようです。
  • 「中音が強くモダンな音作りは工夫が必要」
    Blues Juniorは設計上ミッドレンジが前に出るため、現代的なドンシャリ系クリーンやきらびやかなクランチを作るのはやや不得意です。「高音が強調されやすく、モダンなクリーントーンはなかなか作れない」という意見もありました。もっとも、エッジの効いたトーンが欲しければトレブル・ベースを調整できるEQペダルを噛ませるなどで解決は可能ですし、そもそもBlues Juniorにそうした音を求める人は多くないでしょう。ジャンル適性の問題と言えます。

以上、ユーザー口コミから良し悪しを洗い出しましたが、総合すると**Blues Juniorは「音は最高だが環境と用途を選ぶ」、Blues Cube Hotは「音も良く使い勝手抜群だが唯一無二の個性は真空管に一歩譲る」**といった傾向が見て取れます。

Fender Blues Junior|自宅での音量問題を解決するTips

アッテネーターとは?

アッテネーターとは、アンプとスピーカーの間に接続することで、アンプの出力音量を下げながら真空管の“おいしい歪み”をキープするための機材です。
真空管アンプの魅力は「ボリュームを上げた時の自然な歪み」ですが、それを鳴らせる音量は住宅環境には過剰すぎます。そこで登場するのがアッテネーター。パワー管をしっかり働かせたまま、実際に鳴る音だけを下げることができるため、“あの音”を家庭環境でも楽しめるようになります。

以下では、Fender Blues Juniorの15W出力に対応しやすく、自宅用でも扱いやすい実用モデルを3つご紹介します。

おすすめ①:Universal Audio / OX Amp Top Box

製品の特長
  • 高品位リアクティブ・ロードボックス + アッテネーター
    チューブアンプのダイナミクスとトーンを極限まで忠実に再現。
  • クラストップのIR(キャビ/マイク/ルーム)モデリング機能
    UA独自のDynIRテクノロジーでプロレベルのライン録音が可能。
  • 専用アプリで音作り・プリセット管理も快適
    iPadやMac/PCからアンプセッティング、マイキング位置、EQなどを直感操作。
  • Blues Juniorの15W出力に十分対応(100Wまで)

Universal Audio OXは、世界最高峰のアッテネーター兼録音用キャビネットシミュレーターです。リアクティブ・ロードによる自然な負荷再現と、Studioレベルのキャビ/マイク/ルームIRを融合したハイブリッド設計により、まるでスタジオにアンプを鳴らしたような音を、自宅のライン録音やヘッドホンで手に入れることができます。もちろん、物理的なスピーカー音量も大幅に減衰でき、チューブの甘い歪みを維持したまま夜間練習や宅録が可能。Blues Juniorとも抜群に相性がよく、音質に妥協したくないギタリストにとって究極の選択肢です。

ユーザーの口コミ
  • 「Blues Junior + OXの組み合わせは最強。あのアンプの良さを100%引き出して、しかも0音で鳴らせる。」
  • 「宅録でOXを通すと、まるでスタジオでレコーディングしたようなクオリティの音が手に入る。高価だけど後悔ゼロ。」
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おすすめ②:Two Notes / Torpedo Captor X 16Ω

製品の特長
  • アッテネーター + IRローダー + キャビシミュレーターの多機能モデル
    単なる減衰だけでなく、ライン録音やヘッドホン練習にも対応。
  • Reactive Load方式でリアルなダイナミクス
    スピーカーの動作感を模した負荷で、自然な鳴り感を維持。
  • キャビネットIRは多数内蔵 + USB経由で追加可能

Torpedo Captor Xは、次世代のアッテネーター兼キャビネットシミュレーターです。Blues Juniorのような15W〜100W未満の真空管アンプにも対応し、16Ωモデルを選べばインピーダンスもマッチ。単なる音量減衰だけでなく、キャビシミュを通したライン録音やIR(インパルスレスポンス)対応によって、プロクオリティの音で宅録可能。さらに、ヘッドホンで真空管アンプを無音プレイできる唯一無二の選択肢として、在宅派から絶大な支持を受けています。

ユーザーの口コミ
  • 「これ一台で自宅練習・宅録・ライブまですべてカバー。音もリアルで違和感なし。」
  • 「Blues Juniorを0音で鳴らせて、しかもIRでいい音が録れる。まさに神機材。」

おすすめ③:BUGERA / PS1

製品の特長
  • 最大100W対応、4Ω / 8Ω / 16Ωインピーダンス切替可能
    Fender Blues Junior(8Ω)でもそのまま使用可。幅広いアンプに対応。
  • 音量調整ノブ + スピーカーエミュレートLINE OUT搭載
    音量を下げながらも録音やミキサー出力が可能。
  • パッシブ構造(電源不要)で扱いやすい
    接続後すぐ使えるシンプル設計。コンパクトな筐体で自宅練習に最適。
  • 実売3万円前後の高コスパモデル

Bugera PS1は、手頃な価格で導入できる定番アッテネーターとして人気の高い1台です。最大100Wまで対応し、Fender Blues Juniorをはじめ幅広いアンプに適合。リアクティブ式ではないものの、中低域の粘りやチューブ特有のサチュレーションをある程度保ったまま音量を抑えられるため、真空管アンプの持ち味を家庭環境で楽しむには十分な性能を発揮します。背面にはスピーカーシミュレート付きLINE OUT端子も備え、宅録やサイレント練習にも対応。やや高域が削がれるとの指摘もありますが、「この価格帯でこの機能なら十分満足」との評価が多く、初めてのアッテネーターとしてもおすすめのモデルです。

ユーザーの口コミ
  • 「Blues Juniorと合わせて使っていますが、想像以上に歪みが自然に保たれて驚きました。夜間練習でも家族に怒られなくなりました。」
  • 「3万円以下でこれだけ使えるなら文句なし。録音用LINE OUTも便利で、トーンの質もコスパを考えれば十分合格点。」
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Blues Cube Hot vs Blues Junior|選び方まとめ

選び方まとめ
  • 自宅の環境(防音レベル)
    まず、あなたの自宅でどれくらい音量が出せるかを客観的に考えてみてください。もしアンプを大音量で鳴らすのが難しい環境であれば、Blues Juniorの持ち味を活かすのは困難です。その場合はBlues Cube Hotの方が確実にストレスなく楽しめるでしょう。逆に、防音設備が整っていたり郊外の一戸建てで昼間にある程度鳴らせるなら、Blues Juniorで真空管サウンドを堪能する贅沢もアリです。
  • サウンドの好みと優先度
    「絶対にチューブのあの音が欲しい!」という強いこだわりがあるなら、やはり真空管アンプであるBlues Juniorに軍配が上がります。音の質感や弾いたときの反応など、どうしてもチューブでしか得られない快感があります。一方、「クリーン〜クランチが良ければ方式は問わない」とか「利便性の方が大事」という場合、Blues Cube Hotの音質でも十分満足できるはずです。実際、多くの人が目を瞑って聴いたら区別がつかないレベルとの評価もあります。
  • 将来的な使い方
    自宅練習専用と割り切るのか、いずれスタジオやライブにも持って行きたいのかでも選択は変わるでしょう。ライブ志向なら、両方とも小〜中規模会場で実績がありますが、Blues Juniorはそのままではクリーンの余裕が少ないためジャンルによってはPA増強が必要です。Blues Cube HotはPA前提であれば大ホールでも使えるとされ、汎用性があります。宅録用途が視野にあるなら、ラインアウト付きのBlues Cubeが圧倒的に楽です。 一方で、「将来もっと大きなチューブアンプを買うかもしれないが、とりあえず入門でBlues Juniorを…」という考えもアリです。Blues Juniorは真空管アンプの入門機としてコスパに優れ、経験を積むのに最適との意見もあります。
  • 予算
    単純に初期費用で見るとBlues Cube Hotの方が安価です。加えて真空管交換など維持費もかかりません。一方Blues Juniorは倍近い値段ですが、その価値がある音とブランドバリューを備えています。手持ち予算やコスト感覚も判断材料になるでしょう。ただし前述のとおりBlues Juniorはリセールバリューも高いため、資産的な安心感はあります。

最後になりますが、どちらも素晴らしいアンプであり「優劣」ではなく「適材適所」の関係だと言えます。真空管アンプの夢を叶えてくれるBlues Junior、テクノロジーで夢に近づけるBlues Cube Hot。どちらを選んでもきっと後悔しないクオリティは保証されています。

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