【ペダル型】ギター用アンプシミュレーター・プリアンプのおすすめ7選!【エフェクターボードで使用可能】
- アンプシミュレーターのおすすめを知りたい
- ペダル型のアンシミュでボードに組み込みたい
- アンプシミュレーターのメリットや用途を確認してから選びたい
普段の練習からライブ、宅録にいたるまで。
実物のアンプで試せるのが理想ですが、価格も高ければ大音量を出せる環境が身近にない方が大半ですよね。
そんなときに、アンプシミュレーターは手軽にリアルなアンプサウンドを再現でき実用性も高いです。
今回は、持ち運びもできるようにペダル型のギター用アンプシミュレーターのおすすめや選び方をまとめました!
アンプシミュレーター・プリアンプとは?
アンプシミュレーター
アンプシミュレーターとは、その名のとおりアンプのサウンドをリアルに再現してくれるエフェクターのこと。
2000年代はじめに、LINE6が開発した「POD」というハードウェア型のアンプシミュレーターの登場以降、「アンプシミュレーター」が多くのギタリストから注目を集めるようになりました。
ハードウェア型・ソフトウェア型と様々な種類があります。
本記事では、エフェクターボードにも組み込めるようなペダル型のハードウェアをご紹介します。
プリアンプ
プリアンプとは、アンプの前段(プリ)に繋ぐものという意味。
アンプはアンプなので、音の信号を増幅しますが、同時に音色やキャラクターに大きく影響するセクションでもあります。
ペダル型のプリアンプをアンプに接続する際は、アンプ側のプリアンプを飛ばすために「リターン端子」に繋ぐのが一般的です。
アンプシミュレーター・プリアンプ|メリットと役割
- アンプの種類や接続、サウンドの特徴を手軽に試すことができる
- 好みのサウンドを気軽に持ち運ぶことができる
- リアルアンプに比べ、セッティングに負担がない
- 賃貸など限られた空間でも真空管アンプの特徴を引き出しやすい
- スタジオの機材や環境に左右されづらい
もちろん100%アンプと同じサウンドではないものの、特徴を捉えた迫力サウンドがいくつも試せたり、気軽に携帯できるのは大きな魅力でしょう。
アンプシミュレーター・プリアンプ|種類と選び方
- ソフトウェア型(PC)
宅録・DTMなど - ペダル(エフェクター)型
ライブ・練習・セッションなど - モバイル用端末
練習や携帯に - ラックマウント型
本格的な宅録やレコーディング、ライブ
アンプシミュレーターは、大きく分けるとハード型かソフト型の2種類。
ハード型には、エフェクターのようにボードに組み込めるペダルタイプや、直接ギターに挿して使える携帯専用のものなどいくつか種類があります。
ペダル型の中でも、普段の練習からレコーディング、宅録までこなすマルチエフェクターはこちら!
【ペダル型】アンプシミュレーター・プリアンプのおすすめ7選!
strymon / IRIDIUM
- 3つのアイコン的アンプ
独自のMatrix Modelingにより、微妙な特徴やユニークなトーンまで捕らえた3種のアンプモデリングを完成しました。
Round Amp – based on* a Fender Deluxe Reverb
Chime Amp – based on* the Brilliant channel of a Vox AC30
Punch Amp – based on* a Marshall Plexi (Super Lead model number 1959)
9種類(アンプ毎に3種類)の24bit / 96kHz 500ms ステレオIRを備えています。 - 9種類のステレオIRキャビネット
Iridiumに収められたスピーカーキャビネット・エミュレーションは、今まで誰も聴いたことが無いリアリズムを提供します。本機は、最も優れたステレオ24bit 96kHz&500msecのインパルス・レスポンス・データを採用しています。 今までこの解像度レベルは、一部のスタジオレコーディングソフトウェア(コンボルーション)でのみ使用できました。Iridiumは、最高品位のIRのリアリズムをペダルボードに収めることをも可能にしました。 - 調整可能なルーム・アンビエンス
Iridiumのルーム・エミュレーションは、256msecのインパルス・レスポンスと、残響テールをstrymonのリバーブアルゴリズムで補う、ハイブリッドシステムを採用しています。これにより、大きさが異なるルーム・アンビエンスを完璧に再現し、スピーカーから発せられる音の息づかいと自然な反射音までをも再現可能です。
ワールドクラスのチューブアンプとリアルキャビネットサウンドと、そのfeelを実現してくれるstrymon Iridium。
Iridium(イリジウム)は、それ一台で「チューブアンプ」、「先例のないリアルなスピーカーキャビネットのインパルス・レスポンス」、「ナチュラルなルーム・アンビエンス」を提供してくれます。
strymon / IRIDIUMはこんな人におすすめ!
- コンパクトエフェクターと組み合わせて使用する
- どんな場所や環境でも自分の思い描いたサウンドを安定して出したい
- 大音量が出せない環境でも真空管に近いクリーンサウンドが欲しい
IK Multimedia / TONEX Pedal
- 1台のペダルで完全なステージ・リグを構築
TONEX Pedal は、ペダル1つで、ストンプ、アンプ、そしてキャビネットまで、トータルのトーンを構築できます。あなたのサウンドを形作る必要なツールすべてが、このペダルに集約されています。
TONEX Pedal には、必要なトーンシェイピング・オプションが集約されています。また、本体には 3プリセット x 50 バンクからなる最大 150 種類のプリセットを保存しておくことができるので、膨大なセットリストに対応する無数のトーンを1台のペダルに収納して、ステージに備えることができるのです。 - ステージのためのデザインと機能
TONEX Pedal は、過酷なスタジオやツアーでの使用に耐えるアルマイト製シャーシを採用、設計・製造はイタリア本国で行われています。MIDI入出力を装備しているので、X-GEAR などの MIDI 端子搭載ペダルと組み合わせたり、EXT. CONTROL 端子 にエクスプレッション・ペダルを接続し、任意のパラメーターをリアル・タイムに調節したりすることも可能です。 - 無限に広がるトーンのコレクション
TONEX Pedal は、単なるエフェクト・ペダルではなく、TONEX シリーズからなるトーンのエコシステムの一翼を担う製品です。このエコシステムは、現在ハードウェア、Mac / PC 版ソフト、iOSアプリに展開し、スタジオの DAW 上ではプラグインとして、自宅練習時には iOS アプリ上で、そしてステージ上では TONEX Pedal というように、場所やデバイスの壁を越えて広がっています。エコシステムの核となる Tone Model は、TONEX Pedal 、TONEX Mac/PC 版、TONEX iPhone/iPad 版でご利用いただけます。 - スタジオとステージの統合
付属 TONEX MAXソフトウェアは、リグのモデリングだけでなく、スタンドアローンやDAWのプラグインとしてご利用いただけます。また、TONEX Pedal には AmpliTube 5 も付属しており、この AmpliTube 5 内のギアとしても TONEX は利用可能です。このように、Tone Model は、TONEX Pedal だけでなく、Mac/PC 上でも同じように使用できるため、ステージとスタジオのトーンを完全に統合することができるのです。なお、TONEX Pedal は、24bit /44.1kHz の USB オーディオ・インターフェースとしても機能します。オーディオ・インターフェースを持ち歩かなくても、ペダルとMac / PC を直接接続して録音することも可能です。
TONEX Pedal は、AI Machine Modeling による Tone Model が使用できる、ステージ / ライブ向けのペダルです。世界で最も人気のあるアンプ、キャビネット、ペダル、さらにはあなた自身が所有するギアまで、あらゆるトーンを Tone Model として足元に置いておくことが可能です。
IK Multimedia / TONEX Pedalはこんな人におすすめ!
- 価格を抑えつつ、クリーン〜ハイゲインまであらゆるサウンドをハイクオリティに再現したい
- コンパクトエフェクターではなく、アンプの歪みサウンドが好み
- 宅録やレコーディングでも使いたい
VOX / VALVENERGYシリーズ
【シリーズ共通の特徴】
新真空管Nutube搭載
3つの接続モード
チャンネル・スイッチ機能搭載
OLEDディスプレイ搭載
【4モデルの特徴】
- COPPERHEAD DRIVE
80sのパワフルなスタック・アンプサウンド - CUTTING EDGE
リードから低音を強調したエッジのあるトーンまでを実現する、モダンなアンプ・ハイゲインサウンド - MYSTIC EDGE
VOX AC30のチャイミーでエッジの効いたトーン、そしてスムーズな歪みを再現 - SILK DRIVE
暖かみのあるクリーンからブルージーなフレーズに最適なオーバードライブまでをカバーし、ピッキングによる繊細なニュアンスもパーフェクトに表現する伝説的なブティック・アンプのサウンド
VOXは、従来の真空管を使用した伝統的なチューブ・アンプの開発だけでなく、新真空管Nutubeを使用した革新的なギター・アンプにも力を入れてきました。 これらのアンプを開発するにあたって培われた技術を使い、今回は新しいペダルを開発しました。 チューブ・アンプのレスポンスや倍音構成をもち、現在のミュージック・シーンに欠かせない4つのアンプ・サウンドをラインナップ。また、チャンネル・スイッチ機能など、今までのペダルにはない機能も搭載。
VOX / VALVENERGYはこんな人におすすめ!
- エフェクターボードにリアル真空管サウンドを組み込みたい
- コンパクトでも真空管のサウンドにこだわりたい
- 何種類ものサウンドというよりは、「これ!」というお気に入りの音作りがしたい
FLAMMA / FS06
- クラシックとモダンのさまざまなギタートーンをカバーする7種類のプリアンプモデル。DELUXEBLUE:Fender Blues Deluxe
AC31:VOX AC30
CORAL REEF:Two Rock Coral
PLEX 50:Marshall Plexi 50
BLUE EYE 100:Friedman BE-100
MB5TH GEN:Mesa Boogie Mark V
HVE 5151:EVH 5150 - すべてのプリアンプモデルには、各プリアンプ用の保存可能なプリセットスロットを備えた2つのチャンネルがあります。
- 内蔵のキャビネットシミュレーションにより、ユーザーはミキサー/ PAシステムに直接接続できます。
- フットスイッチを使用して、チャンネルを切り替えたり、ペダルのオン/オフを切り替えたりできます。
FS06は、クラシックからモダンまで7種類のギタートーンをカバーするプリアンプモデルを搭載、内臓キャビネットシミュレーションと組み合わせることで、ミキサーやPAシステムに直接つないで完成されたトーンを鳴らすことができる、ギタリストのためのプリアンプ・ペダルです。
コンパクトな筐体に LEVE, GAIN, 3バンドEQ を含む5つのツマミとプリセット保存/選択用のボタンを装備。内臓キャビネットシミュレータはON/OFFに対応し、すべてのプリアンプモデルには2つのチャンネルがあり、それぞれにサウンドのプリセット保存が可能です。
FLAMMA / FS06はこんな人におすすめ!
- 1万円程度でリーズナブルなアンプシミュレーターを探している
- クリーン〜ハイゲインまで幅広いサウンドが欲しい
- エフェクターボードに組み込んで使いたい
UNIVERSAL AUDIO UAFX / Guitar Amp Emulators
- DREAM / 65 Amplifier
ストンプボックスとして類を見ないレベルで、60年代半ばのアメリカン・チューブ・コンボを忠実にエミュレート。クラシックなチューブ回路によるスプリングリバーブとビブラートに浸る。 - RUBY / 63 Amplifier
ブリティッシュ・インヴェイジョンを支えたバルブアンプをストンプボックスで完璧にエミュレート。リッチな“TOP BOOST” チャンネルのトーンと、チューブ回路によるビブラートからインスピレーションを得る。 - WOODROW / 55 Amplifier
ストンプボックスとして類を見ない、50年代半ばのアメリカン・ツイード・アンプの最高のエミュレーション。クラシックなチューブトーンが生み出す、軽快なサウンドから危険な響きまでを得る。
【シリーズ共通の特徴】 - 伝説的なマイク/スピーカーのペアリングとブースト、アンプのモディファイ(改造)による、世界最高水準のスタジオ・アンプ・サウンドをどこにでも持ち運び可能。
- UAFX Control モバイル・アプリで、アーティスト・トーンのダウンロード、機能のカスタマイズ、プリセットの検索などが可能。
UNIVERSAL AUDIO UAFX / Guitar Amp Emulatorsはこんな人におすすめ!
- コンパクトエフェクターと組み合わせて使用する
- ヴィンテージの質感やニュアンスにこだわりたい
- アンプサウンドをとにかく高品質にリアルに再現したい
TWO NOTES / ReVolt Guitar
- 12AX7真空管を搭載し、チューブ・アンプらしいウォームで伸びやかなトーンを出力するオール・アナログの3チャンネル・プリアンプ
- クリーン、クランチ、ディストーションの3チャンネルが搭載されており、シチュエーションに応じてフットスイッチで切り替え可能
- 70年代カリフォルニア・スタイルのヴィンテージ・チューブ・アンプにインスパイアされたクリーン
- プレキシ・アンプを想起させるトーンで、ミッドのバイト感が特徴的なクランチ
- 優れたレスポンス、倍音特性、歪みとサステインのバランスを備えた、ハード・ロック/メタルを象徴するディストーション
- 4ケーブル・メソッドや、MIDI入出力に対応
- スピーカー/マイク・シミュレーター「Wall of Sound」の生涯ライセンスと、MarshallやFender、Mesa/BOOGIEなどにインスパイアされたキャビネットを含む10種類のDynIRキャビネットが付属
ReVolt は、オール・アナログの3 チャンネル・アンプ・シミュレーターです。Two notes のアンプ・シミュレーターの最新モデルとして、サウンドの基礎を究極のトーンで固め、機材の中心としての重要な役割を果たします。
200V の本物の真空管によるパワー、膨大なプレイ・スタイルへの対応などにより他を圧倒する魅力を備えています。
ギター用とベース用、それぞれ3 チャンネルで、CH1には2 バンドEQ、CH2&3 には共有で3 バンドEQ を搭載しています。
アナログ・キャビ・シミュを搭載しているのでマイキングは不要です。DAW 用のプラグイン「Wall of Sound」で使えるDynIR キャビも10 個付属しています。
TWO NOTES / ReVolt Guitarはこんな人におすすめ!
- 真空管の暖かみやニュアンスにこだわりたい
- 単体で完結させたり、ほかのペダルと組み合わせたり柔軟に使用したい
- 歪み系を1台でまとめたい
Blackstar / Dept. 10 AMPED 3
- プロ仕様の3 チャンネル、ハイゲインの100W ペダル型ギターアンプで、キャビネットへの出力、ダイレクトインプット(DI)、従来のギターアンプへの接続が可能。ユーザープログラムもできるプリセットを装備。
- レコーディング用インターフェースとして低レイテンシーのUSB オーディオを出力できるほか、ライブ用インターフェースとしてはTRS ステレオ・ラインアウトとXLR モノラルDI を使用することで、プロフェッショナルなセットアップを実現。
- 独自の機能「レスポンス・コントロール」により、パワー管が持つレスポンスやギター・アンプのダイナミクスを明確に変化させることができます。
- 低レイテンシーのUSB、XLR、ライン出力DI、MIDI、エフェクトループを内包するシミュレーター・テクノロジー「CabRig」を搭載。
- エフェクト・ループ、DC9V 出力×2、MIDI を装備、自身のペダルボードやリグに簡単に組み込めます。
- ギグバッグのポケットに入るサイズを実現。
AMPED 3 は、6 つのボイシングと3 つのプログラマブル・チャンネル、そしてリバーブを備えた100W のハイゲインのペダル型アンプです。
Blackstar のSeries One のような、マルチ・チャンネル真空管アンプに見られる超ハイゲイン・トーンを求めるプレイヤーに最適です。
最大100W のキャビネットへの出力、ダイレクト出力、そして従来のアンプのフロントエンドとして使用することができ、自分のサウンドをどこにでも持ち運ぶことができるようになります。
1W までのパワーリダクションとUSB-C 接続によって、スタジオでもステージでも同じように使用することができます。
Blackstar / Dept. 10 AMPED 3はこんな人におすすめ!
- 自宅でもライブでも活躍する出力幅の広いアンプシミュレーターが良い
- Blackstarのハイゲインサウンドが好み
- ボードに組み込んだり、キャビにつなげたり、オーディオインターフェイスとして使用したり、シーンに応じて使い分けたい
【ペダル型】アンプシミュレーター・プリアンプのおすすめ|XTONESのおすすめは?
コンパクトエフェクターが中心なら
XTONES的おすすめは…
コンパクトエフェクターがメインのボードシステムなら、おすすめはIRIDIUM。
特に、アンプは決まってFenderのクリーンにしてエフェクターで歪ませたい!という方も多いはず。
スタジオにJCやマーシャルしかないときでも、IRIDIUMからリターン挿しで接続すれば、環境が変わってもほぼ同じサウンドを実現可能です。
ヘッドフォン端子やMIDIコントロールなど、使い勝手も抜群。
アンプシミュレーター探しがIRIDIUMで終わったという方も多いほど。
価格と品質を両立するなら…
XTONES的おすすめは…
価格は抑えたいけど品質や機能は最高品質が良い、というわがままな願いを叶えてくれるのがTONEX。
モデリングとは違い、アンプのサウンドを取り込む「キャプチャー」というテクノロジーが最大の特徴。
モデリングといえばKemperなど30万近く出さないと高品質なものが手に入らなかった時代は終わり。
6万円程度でもあらゆるサウンドを高品質に再現するアンプシミュレーターを手に入れられるようになったのです。