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【次世代小型マルチ】VALETON GP-5 vs TONEX ONE 徹底比較!音質・機能・口コミから選ぶ最強ポケットモデラー

「手のひらサイズに“本物のアンプ”を詰め込める時代がついに来た」
VALETON GP-5
IK Multimedia TONEX ONE
どちらも重量わずか200 g 前後の超小型ペダルながら、プロファイリングや AI モデリングを駆使して伝説的チューブアンプの鳴りをリアルに再現する次世代ツール。しかも片や 1 万円台前半の“全部入り”マルチ、片や 2 万円台でハイエンド機譲りのサウンド特化型という個性派同士です。
この記事では GP-5 を軸に TONEX ONE との違いを徹底比較し、音質・機能・操作感・口コミまで深掘り。自宅練習からライブ直結、宅録インターフェースまで――あなたが本当に欲しかった“ポケット・リグ”はどちらなのか、選択のヒントをお届けします。


GP-5 vs TONEX One|スペック比較表
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サイズ・重量 | 約94×51×55mm | 約48×94×53mm |
重量 | 237g | 160g |
AD/DA変換 | 24-bit / 44.1kHz (S/N比100dB) | 24-bit / 192kHz (ダイナミックレンジ123dB) |
アンプモデリング | SnapTone(NAM方式)によるアンプ・ペダルモデル。50種プリロード・最大80種保存 | AI Machine ModelingによるTone Model。20種保存(付属ライブラリ200+種・ToneNET経由45,000+種) |
エフェクト数 | 100種類以上(歪み/モジュレーション/空間系/他) | 内蔵:EQ・コンプ・ノイズゲート・リバーブ等(5種類のリバーブ)※ディレイ・モジュレーションはファームウェアアップデートでプリセット適用可 |
同時使用エフェクト数 | 最大9ブロック | アンプモデル1種+内蔵エフェクト(EQ/Comp/Gate/Reverb) |
IR(キャビネットIR) | 20個のサードパーティIRを本体にロード可能(50種の工場IR付き) | IRローダー機能あり(カスタムIRおよびIK純正VIRキャビをサポート) |
プリセットメモリ | 100パッチ(50ユーザ+50ファクトリー) | 20プリセット(ユーザーカスタム可能) |
ユーザーインターフェース | 1フットスイッチ(4モード対応)、2ノブ+1ディスプレイ | 1フットスイッチ(2モード対応)、1大ノブ+3マイクロノブ、ディスプレイ非搭載 |
接続端子 | ギター入力(標準モノラル)×1、出力(TRSステレオ)×1、USB-C、Bluetooth 5.0、ヘッドフォン対応アウト | ギター入力(標準モノラル)×1、出力(TRSステレオ)×1、USB-C、※Bluetooth非対応、ヘッドフォン対応アウト |
電源 | 9V DC(センターマイナス)またはUSB給電 | 9V DC(センターマイナス、120mA)またはUSB給電 |
オーディオI/F機能 | 2イン2アウト対応(録音/再アンプ可、44.1kHz/16-bit) | 2アウト(ステレオ)対応(録音可、24-bit/44.1kHz) |
チューナー | 内蔵(フットスイッチ長押しで起動) | 内蔵(フットスイッチ長押しで起動) |
その他特徴 | ドラムマシン内蔵(100リズム)、スマホアプリ編集(BT接続)、USB-MIDIコントロール対応(要USBホスト) | 専用Tonexソフト付属(Toneモデル作成・ToneNET接続)、AmpliTube 5 SE付属、Joe Satrianiシグネチャーモデル版あり |
参考価格 | ¥12,100 | ¥33,000 |
GP-5 vs TONEX One|各モデルの特長
VALETON / GP-5 とは?


- SnapTone™(NAM方式)を採用し、50種の厳選アンプ/ペダル・プロファイルを標準搭載
- 100種類超の高品位エフェクトを内蔵し、最大9ブロック同時使用に対応
- 1.4インチカラーLCDとLEDリング付きフットスイッチで直感操作
- サードパーティ IR 20スロット+工場プリセット IR 50種を搭載
- Bluetooth 5.0/USB-C オーディオI/F(2IN/2OUT・44.1kHz)を装備
- ドラムマシン100パターンとルーパーを内蔵、練習&作曲に最適
- 237 g・9 cm幅の超小型筐体/USBバスパワー駆動対応
- 実売 1.2 万円前後という圧倒的コストパフォーマンス
GP-5は、手のひらサイズにマルチエフェクトと最新プロファイリング技術を凝縮したモデルです。SnapTone™はオープンソースNAMプロファイルを読み込めるため、世界中で共有されている数千ものリアルなアンプ/ペダルトーンを自在に再生できます。
エフェクトは100種類以上収録され、9ブロック同時使用が可能ですので、一台で多彩な音作りが完結します。さらにカラーLCDとスマホアプリによる編集で、小型機ながらパラメータ管理も直感的に行えます。Bluetoothオーディオ再生やドラムマシンを活用すれば、練習環境も手軽に構築できます。
USB-C接続時は2イン2アウトのオーディオインターフェースとして機能しますので、宅録にも即対応します。このクラスでここまで機能を詰め込みながら、1万円台前半という価格は驚異的と言えるでしょう。
IK Multimedia / TONEX ONE とは?


- AI Machine Modelingによる “Tone Model” を本体 20スロットに保存
- 購入時に 200以上のプレミアムモデル+ToneNET 4.5万種超を無償利用
- 24-bit / 192 kHz AD/DA と 123 dB のダイナミックレンジを誇る高音質設計
- A/B 切替対応の Stomp/Dual 2モードを 1 フットスイッチで操作
- EQ・Comp・Gate・5種リバーブを 3つのマイクロノブで素早く調整
- キャビネット IR / IK VIR™ ローダー内蔵、外部 IR も自由にロード可能
- USB-C オーディオI/F(24-bit/44.1 kHz)&トーンモデルキャプチャー連携
- 48×94 mm・160 g の極小アルミ筐体、実売約3万円
TONEX ONEは、AIマシンラーニングで実機アンプやペダルの挙動を精密に再現したTone Modelを扱える超小型ペダルです。本体には最大20モデルを保存でき、付属ソフトとToneNET経由で数万種の音色を自由にロードできます。
24-bit / 192 kHz対応の高性能AD/DAと123 dBの広いダイナミックレンジにより、極めてリアルで解像度の高いアンプトーンを出力します。本体操作はミニノブとLEDインジケーターでシンプルにまとめられ、A/B切替もワンタッチです。
さらにUSB-C接続でオーディオI/Fとしても機能し、キャプチャーツールを使用すれば自身のアンプやペダルをモデル化して持ち歩くことも可能です。音質を最優先しつつ、ポケットサイズでライブや宅録をカバーしたいプレイヤーに最適な一台と言えるでしょう。


GP-5 vs TONEX One|音質・モデリングクオリティの違い
VALETON GP-5
- SnapTone™(NAM方式)によりKemper級のリアルさをコストを抑えて実装
- 50種の工場プロファイル+ユーザー追加で最大80種まで保存可能
- 50種の工場IRと20スロットの外部IRでキャビ切替も柔軟
- 内蔵エフェクト100種と9ブロック同時使用で“完成形”まで作り込める
TONEX One
- AI Machine Modelingにより真空管アンプの倍音・コンプレッションをきめ細かく再現
- 24-bit / 192 kHz・123 dBの広ダイナミックレンジで原音の解像度が高い
- プレミアムTone Modelに加えToneNETで4.5万種超を入手できる拡張性
- キャビ部はIK独自のVIR™データや外部IRが使用可能で空気感が自然
音質面では、TONEX ONEがハードウェアとアルゴリズムの両面で最高峰を狙った設計になっています。倍音の出方やピッキングレスポンスはチューブアンプさながらで、192 kHz処理と123 dBという余裕のヘッドルームが細かなニュアンスを余さず捉えます。ToneNETで名機やアーティストモデルを無尽蔵に追加できるため、音のバリエーションとリアリティを同時に求めるプレイヤーに有利です。
GP-5は価格帯を考えると驚異的なリアルさを誇り、NAMプロファイル次第ではTONEXに肉薄する質感が得られます。さらにモジュレーションやディレイなどを9ブロックまで組むことで“完成済みプリセット”を1台で出力できる点が強みです。キャビ選択肢も豊富で、宅録や配信で即戦力の作り込みができます。アンプ再現力で僅差ながらTONEX、総合的なサウンドメイク力ではGP-5がややリード、という棲み分けになります。
GP-5 vs TONEX One|操作性の違い
VALETON GP-5
- 1.4インチカラーLCDでチェイン全体を可視化
- 1フットスイッチだがモードを切替えればパッチ/ストンプ/チューナー操作が可能
- スマホアプリ(BT)とPCエディターの両方に対応し、ワイヤレスで編集できる
- ドラムマシンやルーパーを本体のみで呼び出せるため練習に強い
TONEX One
- ディスプレイ非搭載・1フットスイッチ・4ノブ構成
- Stomp(ON/OFF)とDual(A/B切替)の2モードのみと割り切ったUI
- 詳細編集やTone Model管理はPC/Mac用TONEXソフト必須
- 本体側の操作はプリセット呼び出しと基礎的なEQ/ゲート/リバーブ調整が中心
操作性に関しては、TONEX ONEが「ライブで最小限の操作に徹する」思想でまとめられています。スイッチ一発でON/OFF、あるいはA/BのTone Modelを切り替えるだけなので、踏み替えのミスがなく本番で安心です。その代わりディスプレイが無く、細かい設定変更を現場で行うのは難しいため、事前にTONEXソフトで音作りを済ませておく運用が前提になります。
GP-5は小型ながら視覚的なLCDを備え、フットスイッチモードを切り替えることでエフェクト単位のON/OFFやパッチ送りをこなします。Bluetooth経由のスマホ編集も快適で、ステージやスタジオでパラメータを微調整しやすい点がメリットです。ドラムマシンやルーパーを内蔵しているため、単体で練習ツールとしても機能します。まとめると、シンプル操作で音質最優先ならTONEX ONE、多機能を機敏にコントロールしたいならGP-5が扱いやすいと言えるでしょう。
GP-5 vs TONEX One|ユーザー評価と口コミ
良い評判(ポジティブな口コミ)
VALETON GP-5
- 1 万台で NAM プロファイル対応・IR ローダー・Bluetooth まで備えたコスパは異次元
- 9 ブロック同時使用できるため、小型でもライブ用プリセットが1台で完結する
- 内蔵ドラムマシンとルーパーのおかげで“弾くだけ環境”がすぐ整う
- USB オーディオ I/F 機能が便利で、宅録の音質も想像以上にクリア
- カラー LCD が付いているので編集時のストレスが少なく、初心者でも迷わない
TONEX One
- 123 dB の広いダイナミックレンジと AI モデリングで“本物のアンプ”に迫る立体感
- ToneNET に 4.5 万種超のモデルがあり、欲しい音がほぼ確実に見つかる
- キャプチャー機能で自分のアンプをそのまま持ち運べるのが画期的
- A/B の Dual モードが便利で、クリーンとリードをワンタッチで切替えられる
- アルミ筐体が頑丈で、ペダルボードの隙間にも無理なく収まるサイズ感
悪い評判(ネガティブな口コミ)
VALETON GP-5
- フットスイッチが 1 つだけなので、曲中で複数エフェクトを切り替えるには外部 MIDI が必須
- NAM 使用時に外部 IR ブロックを併用できない制限があり、音作りが一手間かかる
- 初期ファームではパッチ間のレベル差がやや大きく、現場で微調整が必要
- ボディが軽量ゆえ、硬い床面では踏み込むと滑りやすい
- PC エディターが英語表記のみで、日本語マニュアルが充実していない
TONEX One
- ディスプレイがないため、現場での細かいパラメータ確認・編集がしづらい
- 小さなノブで複数機能を切替える操作系は、暗いステージではやや心許ない
- Tone Model ごとに音量差があるため、ライブ用プリセットは事前調整が必須
- 専用ソフトの UI が直感的でなく、導入時に学習コストがかかる
- 追加の空間系エフェクトはファーム更新頼みで即時編集ができない
GP-5 vs TONEX One|どちらがどんな人におすすめか
VALETON GP-5はこんな人におすすめ!
- とにかくコストパフォーマンス重視
限られた予算でできるだけ多機能なモデルが欲しい人にはGP-5が最適です。1台1万円少々でマルチエフェクターからプロファイリング・アンプまで網羅するGP-5は、他に類を見ないお買い得感です 。 - オールインワンの小型マルチが欲しい
自宅練習用の卓上マルチからセッション持ち運び用、さらには大型機材のバックアップまで、GP-5は幅広い用途に応えます。内蔵ドラムマシンやBluetooth再生機能で一人練習のお供にもなり、ヘッドフォン端子もあるので夜間でも気兼ねなく弾き込めます。 - 多彩なエフェクトを駆使する
空間系やモジュレーションなど複数エフェクトを組み合わせたサウンドメイクを楽しみたい人にはGP-5がうってつけです。9ブロック同時使用でアンプ+キャビ+エフェクトを自由に配置でき、創造力を存分に発揮できます 。コンパクトな筐体に凝縮されていますがスマホアプリ編集にも対応しているため、細かな設定もスムーズです。 - MIDIや他機材と連携したい
GP-5は非公式ながらUSB経由でMIDIコントロールに対応しており、外部フットスイッチ(MIDIコントローラー)でパッチ切替やエフェクトON/OFFを遠隔操作できます 。小規模なエフェクターボードの中心に据えて、他のペダルと組み合わせて使いたい場合にも柔軟に対応可能です。 - 気軽に最新技術を試したい
NAMなど最新のアンプモデリング技術に興味があるが、高価な機材に手を出すのはハードルが高い…という方にもGP-5は良い選択肢です。オープンソースの恩恵で無料配布されている多数のプロファイルを試せるため、デジタルアンプの世界を手軽に体験できます。
TONEX Oneはこんな人におすすめ!
- とびきりリアルなアンプサウンドが欲しい
音作りで一番重視するのはアンプの質感だ、という音質至上主義のギタリストにはTONEX ONEが応えます。AIモデリングによるサウンドの生々しさは折り紙付きで、名機の音を自宅で鳴らす喜びは何物にも代え難いでしょう 。レコーディング用途でも、生アンプ録りに迫るトーンが得られるとの評価です。 - 幅広いアンプコレクションを手に入れたい
「マーシャルもフェンダーもメサも全部欲しい!」といった欲張りな方でも、TONEX ONEならToneNET経由で次々と新しいモデルを入手できます 。自分では到底買えないヴィンテージアンプやプロアーティストの音色まで、ポケットサイズのペダル一つでコレクションできるのはTONEXならではの醍醐味です。実際、多くのユーザーがToneNET探索にハマり「気づけば一晩中いろんなTone Modelを試していた」なんてこともあるようです。 - 手持ちペダルと組み合わせたい
既にお気に入りのエフェクトペダルをいくつか持っている場合、そのペダルボードの最後にTONEX ONEを配置してアンプ&キャビシミュレーターとして使うというのも有効です 。クリーンアンプモデルを選んでおき、手持ちの歪みペダルで音作りする、といった使い方ならライブでも直感的に扱えます。TONEX ONE自体に必要最低限のゲート・コンプ・リバーブは内蔵されているため、足りない部分を他のペダルで補うことで“小さなアンプヘッド”として機能してくれるでしょう。 - 自分のアンプを持ち運びたい
自宅の愛用アンプやお気に入りのドライブペダルをライブ先にも持って行けたら…と考えたことはありませんか?TONEX ONEなら付属ソフトでそれを実現できます 。リアンプボックス等の追加機材は必要ですが、クローン音色が作れれば、あとはTONEX ONEだけを持っていけばOKです。機材運搬の負担を大幅に減らしつつ、慣れ親しんだサウンドをどこでも再現したいプレイヤーにはうってつけです。 - 将来的に発展性を求める
TONEX ONEはIKのTONEXエコシステムの一部であり、今後のソフトウェア更新や上位モデルとの互換性など発展性があります。例えばもっと操作性の高い「TONEX Pedal」(大型版)に将来移行したとしても、作りためたTone Model資産は無駄になりません。またAmpliTubeなど他のIK製品との連携も期待できるため、DTMやデジタル環境を充実させたい人にも向いているでしょう。
VALETON GP-5とIK Multimedia TONEX ONEは、いずれも現代のギターテクノロジーを象徴する優秀なコンパクト・モデル器材です。
GP-5は「手のひらサイズで何でもできる」万能さと手軽さが光り、TONEX ONEは「小さくても音への妥協なし」という職人肌な魅力を放っています。それぞれアプローチは異なりますが、目指すところは共通して**「大型機材の音と機能を極小ペダルに凝縮する」**ことに他なりません。
どちらを選ぶべきかは、あなたが求める用途やサウンド次第です。もし幅広いエフェクトを駆使して創造的な音作りを楽しみたいならGP-5が心強い相棒になるでしょうし、最高峰のアンプトーンでプレイそのものを高めたいならTONEX ONEが期待に応えてくれるでしょう。
両機種とも、その性能はギターマガジン級の評価を得ており、価格を遥かに超えた価値を提供してくれます。まさにデジタル技術の恩恵で、我々はこれほど優れたツールを選べる幸せな悩みを抱えているのです。GP-5かTONEX ONEか? 答えは一人ひとり異なりますが、どちらを手にしてもきっと新たなインスピレーションと最高のサウンドがあなたを待っていることでしょう。演奏の現場でぜひその実力を確かめ、自分にとっての“ベストな1台”を見極めてください。


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