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【日本発】Phantom fx徹底解説!熱狂的に支持されるファズ&ドライブエフェクターをまとめて解説【特徴・口コミ】

2007年の第二次ブティック・エフェクターブームに彗星の如く現れ、瞬く間に熱狂的な支持を集めた伝説のブランドがあります。
それが、プロギタリストの戸高賢史氏が主宰する
Phantom fx
活動初期に作られた数々の名機は即完売を記録し、2013年以降の長い活動休止期間中もギークたちの間で神格化が進んでいました。
2020年に突如として復活を遂げた現在も、その唯一無二のサウンドと洗練されたルックスで多くのプレイヤーを魅了し続けています。
本記事では、妥協なきパーツ選定と現役プロミュージシャンならではの感性が息づくPhantom fxの全貌と、代表的なペダル群を徹底解説します。
Phantom fxとは?ブランドの神髄に迫る

Phantom fxは、ART-SCHOOLやMONOEYESのギタリストとして第一線で活躍する戸高賢史氏(Toddy)が立ち上げた日本のペダルブランドです。 最大の強みは、現役のプロミュージシャンが自身の耳と感性を頼りに、現場で本当に使える音を極限まで追求している点にあります。 2007年の立ち上げ当初から、希少なパーツを用いた完全ハンドメイドによる生産体制をとっており、圧倒的なサウンドクオリティと独自のデザインセンスで瞬く間に伝説的な存在となりました。
2013年からの長い沈黙を経て、2020年にSara Pedalsの江川氏を製作担当として迎え入れ、新たな体制で劇的な復活を遂げました。 音楽や日常の景色からインスピレーションを得たという洗練された外観のデザインも特徴で、鉄やアルミを用いた重厚な筐体や独自の塗装美は、エフェクターボードに並べるだけでプレイヤーのテンションを押し上げてくれます。 ただのヴィンテージクローンに留まらず、自身のバンドサウンドの中でも決して埋もれない確かな存在感と抜けるトーンを持ち合わせていることが、多くのギタリストから渇望され続ける最大の理由です。
Phantom fx注目のペダルを一挙解説
Sabbath

- コントロールは潔い1ノブ仕様でありながら説得力のある強力なファズトーン
- 鉄とアルミの板材を組み合わせた重量感のある漆黒の筐体
- ピックアップシミュレーション回路(入力部トランス)搭載により接続位置を選ばない設計
- 内部トリムポットによるトレブルの微調整が可能
Sabbathは、ブランド創設初期に第一号機として登場し、Phantom fxの名を世にしらしめた1ノブファズの正当進化モデルです。単なる轟音マフ系という枠を超え、暴力的なローミッドとスピード感のあるハイミッドが絶妙なレンジに収まっています。
ヴィンテージパーツにこだわりつつも、現代のシステムに組み込みやすいようインピーダンス問題もトランスを用いて解決されており、戸高氏の「Sabbathを好きな人を裏切りたくない」という思いが結晶化したブランドの代名詞的ペダルです。
ポジティブな口コミ
- 「1ノブなのにめちゃくちゃ良い音がする。コードを弾いたときの壁のような音圧と、単音での抜けるハイミッドのバランスが絶妙です。」
- 「見た目がクールでカッコイイ。鉄の重厚感と漆黒の塗装が、ボードに置いたときの圧倒的な存在感を放っています。」
- 「インピーダンスを気にせずワウの後段などに置けるのが最高。ファズの弱点を克服しつつ、荒々しいサウンドはしっかり残っているのが素晴らしい。」
ネガティブな口コミ
- 「1ノブゆえに細かい音作りはギター側のボリュームやトーンに依存するため、アンプを含めたトータルでのサウンドメイク能力が問われます。」
- 「極端に数が少なく、オンラインでは常に秒単位の争奪戦になるため、欲しくてもなかなか定価で手に入れることができません。」
SABBATH Bliss

- IskraやWimaなど、ヨーロッパ製の希少なヴィンテージパーツを惜しみなく投入した贅沢なコンポーネント
- Tone Bender系の系譜を感じさせる、轟音でありながら立体的なトーンと驚異的なタッチレスポンス
- ギター側のボリューム操作に極めて敏感に反応し、鈴鳴りのクリーンまでコントロール可能な表現力
- 美しく強固に配置されたユニバーサル基板による高い耐久性とノイズレスな設計
SABBATH Blissは、ブランドのデビュー作である1ノブファズ「Sabbath」のコンセプトを極限まで高めた受注生産のハイエンドモデルです。
単なる轟音ファズではなく、ピッキングニュアンスやギターのボリュームコントロールだけで多彩なサウンドスケープを描けるように再設計されています。採算度外視とも言える最高級のヴィンテージパーツ群が織りなす極上のトーンは、ファズペダルの一つの到達点として位置づけられています。
ポジティブな口コミ
- 「ローゲインからハイゲインまで美味しいポイントがたくさんあり、ギターのボリュームを絞ったときのクリーンアップが芸術的です。」
- 「内部の基板配線がとにかく美しく、ヴィンテージパーツのオーラと相まってボードに組み込むだけで所有欲が満たされます。」
- 「ワンノブとは思えないほど表情豊か。弾き手のニュアンスを完全に拾ってくれるので、いつまでも弾いていたくなります。」
ネガティブな口コミ
- 「パーツの希少性ゆえに完全受注生産となっており、納期が長く、現在では手に入れるのが非常に困難なのが最大のネックです。」
- 「ごまかしが全く効かないレスポンスの速さなので、ラフに弾くと粗が目立ちやすく、乗りこなすにはある程度の腕が必要です。」
SABBATH Black Gaze

- 「Black Metal」の重いディストーションと「Shoegaze」の音の渦を融合させた、太く速い轟音ファズサウンド
- 名機と名高い「Sabbath Russian」をリファレンスとし、暴力的なローミッドと抜けの良いハイミッドを両立
- 入力部にトランスを用いたピックアップシミュレーション回路を搭載し、接続順による音質劣化を排除
- 外観のワンノブの潔さに加え、内部にトレブルを微調整できるトリムポットを内蔵
モデル名に冠された「Black Gaze」は、ブラックメタルとシューゲイザーを掛け合わせた造語であり、その名の通り重厚かつ幻想的なサウンドの壁を構築するために開発されました。
初期Sabbathの持つ初期衝動を残しつつも、ファズ特有のインピーダンス問題を解決するトランスを搭載することで、現代の複雑なシステムにも柔軟に組み込める実戦的なペダルへと進化を遂げた、新生Phantom fxの象徴的なモデルです。
ポジティブな口コミ
- 「とにかく音の壁の迫力が凄まじい。それでいて単音弾きでの音抜けが良く、コードが全く濁らないのが魔法のようです。」
- 「インピーダンスを気にせずワウやバッファーの後ろに置けるのが最高。ファズの弱点を見事に克服しています。」
- 「内部のトレブル用トリマーのおかげで、アンプやギターを変えても自分好みのエッジ感をすぐに取り戻せます。」
ネガティブな口コミ
- 「歪み量が固定でかなり高めに設定されているため、クランチ程度に抑えたいという用途には全く向いていません。」
- 「黒く神秘的なデザインは最高ですが、暗いステージ上では唯一のノブの位置が視認しづらいことがあります。」
MOTHER

- 往年のBig Muff系サウンドをベースにしながらも音像がハッキリと見えるクリアな解像度
- Volume、Shape、Saturationの3ノブによる直感的かつ幅広いコントロール
- ミドルをカットした伝統的な音色から現代的な抜けの良さまでカバーするShapeコントロールの多様性
MOTHERは、約7年間の活動休止期間を経て、2020年にPhantom fxが復活の狼煙を上げた際に発表された記念碑的なファズペダルです。ピンク・フロイドの『原子心母』を彷彿とさせるネーミングの通り、壮大で壁のようなドライブサウンドを特徴としています。
従来のビッグマフ系が抱えていた「アンサンブルで音が引っ込む」という弱点を見事に解消しており、轟音でありながらコードの構成音がしっかりと分離して聴こえる、新世代のハイゲインファズとして位置づけられています。
ポジティブな口コミ
- 「マフ系なのにとにかく音が前に飛んでくる。Shapeノブの効きが素晴らしく、これ一台で様々な年代のファズサウンドを作れます。」
- 「江川氏による内部基板の組み込みが芸術的。ノイズも少なく、ライブでガンガン使える実用性の高さに感動しました。」
- 「サスティンがどこまでも伸びていくような心地よさがある。ディストーションのように扱えるので、ファズ初心者にもおすすめできる懐の深さがあります。」
ネガティブな口コミ
- 「旧型のMOTHERと比べると、ローの出方や音の硬さに少し違いを感じる。好みの問題ですが、より暴れる感じを求めるなら旧型を探すしかないかもしれません。」
- 「CULT限定販売など販路が限られており、Sabbath同様に入手難易度が極めて高いのがネックです。」
MTR

- 大人気モデル「MOTHER」をベースに、オルタナティブなサウンドチューニングを施した派生ファズペダル
- Volume、Filter、Saturationという直感的な3ノブに加え、内部にBottomを調整するトリムポットを搭載
- 従来のビッグマフ系にありがちな中音域の引っ込みを解消し、アンサンブルで前に出る音像のクリアさ
- ヴィンテージ感を残しつつも、現代的な機材環境にマッチするローノイズで扱いやすい設計
MTRは、復活後のPhantom fxを代表するファズ「MOTHER」を元に、よりオルタナティブ・ロックに特化したエッジの効いたチューニングが施されたペダルです。
MOTHERの長所である分離感の良さや扱いやすさを継承しつつ、内部のBottomトリマーによる緻密な低域のコントロールを可能にしました。轟音の中に確かな芯の強さを求めるプレイヤーに向けて、より実践的で攻撃的なアプローチを提示する新機軸のドライブペダルとして位置づけられています。
ポジティブな口コミ
- 「MOTHERよりも少しエッジが立っていて、オルタナ系のリフを弾いたときのジャキッとした質感がたまりません。」
- 「内部のBottomトリマーが非常に優秀。アンプのキャビネットサイズに合わせてローの出方を最適化できるのが実用的です。」
- 「マフ系の音の壁を作りつつ、バンドの中でギターの美味しい帯域が全く埋もれない。まさに現場で使えるファズです。」
ネガティブな口コミ
- 「コントロールの名称が独特なので、一般的なトーンやゲインの感覚で回すと最初は戸惑うかもしれません。」
- 「MOTHERとキャラクターが被る部分も多いため、すでにMOTHERを持っている人が買い足すかについては好みが分かれそうです。」
Phantom EVRシリーズ

Phantom EVRは、Phantom fxの戸高賢史氏とLeqtiqueのShun Nokina氏による奇跡のコラボレーションによって誕生した究極のハイエンド・シリーズです。
過去のエフェクターに例を見ない特殊なMOSFETの採用や完全オリジナル回路など、両ビルダーの妥協なき音への探求心が惜しみなく注ぎ込まれています。
Phantom fxのポイント・トゥ・ポイント配線とLeqtiqueの精密なフォーマットが融合することで、極めて解像度が高く艶やかな至高のトーンを生み出します。
美しいハンドペイントの筐体も相まって、圧倒的なサウンドと芸術作品のような所有感を両立させた、極めて希少価値の高いペダル群として位置づけられています。
#1 Bleu OD

- 過去のエフェクターに採用例がない特殊なMOSFETを2段のゲインステージに採用
- Phantom fxによるポイント・トゥ・ポイント配線をLeqtiqueの精密なフォーマットに落とし込んだ内部構造
- TS系やKlon系といった既存の枠組みに属さない、太く艶やかで芳醇なミッドレンジ
- 外部のLow Cutノブと内部のMid Cutトリマーによる、使用環境に合わせた緻密なサウンドチューニング
Bleu ODは、戸高賢史氏のサウンドプロデュースと、数々の名機を生み出してきたShun Nokina氏の回路設計が融合した「Phantom EVR」ブランドの第一弾オーバードライブです。両者のコラボは2011年の「Bells」以来であり、長年の構想を経て「全く新しい質感のドライブペダル」として世に放たれました。
ファズのボリュームを絞った時のような極上のタッチレスポンスと、オーバードライブらしいふくよかな中域が同居しているのが最大の特徴です。トランスペアレント系とは一線を画す「加工感があるのに極めて自然」という唯一無二のトーンを持ち、常時オンのプリアンプや極上のゲインブースターとして、ペダルボードのサウンドを根本から底上げするマスターピースとして位置づけられています。
ポジティブな口コミ
- 「TS系でもケンタウロス系でもない、全く新しい極上のオーバードライブ。どの帯域も太く艶やかで、プリアンプとして手放せなくなりました。」
- 「ゲインを上げた時の芳醇なミドルが素晴らしく、アンプをプッシュするブースターとして使うと魔法のように音が前に出ます。」
- 「Swirlペイントの美しさと内部配線のこだわりが凄まじい。単なるエフェクターではなく、芸術作品を所有している感覚になります。」
ネガティブな口コミ
- 「ゲイン幅もEQレンジも広すぎるため、適当にツマミを回しても良い音が出るタイプではなく、自分の出したい音の明確なビジョンが必要です。」
- 「ハンドペイントのため個体ごとに模様が異なり、オンライン通販だと自分の好みの柄が届くかどうかわからないのが少し歯痒いです。」
#2 Cliffs

- 前例のないMOSFETを4石使用した完全オリジナル設計のディストーション
- 真空管アンプをフルアップした際のような絶妙なコンプ感と、非常にジューシーで豊かな倍音
- ソリッドなディストーションとは異なる、Fuzz Faceにも通じる生々しい荒々しさといなたさ
- ディストーションでありながら、ギターのボリュームを絞ることで鈴鳴りのクリーンまで後退する驚異的な追従性
Cliffsは、Bleu ODと対をなす形で開発された、完全オリジナル回路のディスクリート・ディストーションペダルです。オーバードライブの延長線上にあるような優等生的なディストーションではなく、真空管アンプの飽和感とファズの荒々しさを掛け合わせたような、非常に生々しくワイルドなトーンを狙って設計されています。
戸高氏が求める「現場で使える太さ」と、Shun Nokina氏の「妥協なきパーツ選定」が完璧なバランスで融合しており、激しく歪ませてもコードの分離感が失われません。ハイゲインなリードから、手元でコントロールするクランチまで一台で完結できる、懐の深さと表現力を持った究極のドライブペダルです。
ポジティブな口コミ
- 「ディストーションなのにファズのような粘り気と太さがある。一見グシャッと歪んでいるように聴こえるのに、コード感がしっかり残るのが不思議です。」
- 「ギターのボリュームへの追従性が凄まじく、アンプ直のように手元だけでクリーンから激しいディストーションまでコントロールできます。」
- 「内部のMid Cutトリマーと外部のLow Cutノブのおかげで、ハムバッカーでもシングルコイルでも、おいしい帯域だけを残した音作りが簡単です。」
ネガティブな口コミ
- 「ディストーションとしては低域〜中低域がかなり太めに出るため、タイトでザクザクしたモダンなメタルサウンドを求めている人には合いません。」
- 「Bleu OD同様、こちらも発売直後に即完売してしまい、現状では中古市場でプレミア価格で探すしかないのが本当に残念です。」
まとめ|個性×実用性が光る魅力
現役のプロミュージシャンである戸高氏の感性と、江川氏の卓越した製作技術が融合したPhantom fx。
一度は沈黙したものの、復活を果たした現在のラインナップはどれも妥協のない至高のペダルばかりです。
価格だけを見れば決して安価ではありませんが、入手困難な状況が続くのも納得できる、強烈な個性と実用性を兼ね備えています。
ご自身のペダルボードに圧倒的な存在感とインスピレーションをもたらす一台を、ぜひ探してみてください。






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