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【TUBE】春畑道哉の使用機材まとめ【アンプ・ギター・エフェクター】

国内外で活躍するギタリストの愛用機材をまとめて取り上げる「プレイヤーズ・リグ」
今回はTUBEのギタリストで多くの楽曲制作を担当し、ソロとしても活躍する
春畑道哉 / Michiya Haruhata
臨場感・疾走感溢れるロックサウンドからメロディアスなサウンドまで、もはや日本の音楽シーンに欠かせないギタリストでありアーティスト。
そんな春畑道哉のギターやアンプ、エフェクターなど愛用機材をまとめて紹介!
【TUBE】春畑道哉|Profil


春畑道哉 / Michiya Haruhata
出身:東京都町田市
生年月日:1966年11月5日
Biography
幼少期から音楽との出会い
幼少期にはクラシックピアノを学び、絶対音感を養うなど、音楽的な素養を早くから身につけていた。
幼少時代に「ピアノを習いたい」と両親に頼み、ヤマハ音楽教室に通い始める。
小学6年の時、「ピアノは女がやるもんだ、男は野球」の理由で途切れるが、中学時代に春畑がピアノを弾けることを知った同級生からバンドに誘われピアノを再開させる。
しかし舞台等で演奏する時、ステージ前方のギタリストが注目されることに対し自身のキーボードの位置がステージ端なことに不満を持ち、ギターを始める。
家にあった父のアコースティックギターを手にし、実際自分でエレキを買った時期は高校の時であった。
中学1年の時から同学年の友人達と組んでいたバンド名は「レインボー」。バンド編成は5人。
リードギター、リズムギター、ベース、ドラム、キーボードの構成で、春畑道哉はリードギター担当。中学1年の段階で既に春畑のギターテクニックは卓越していた。
「レインボー」や下記のアマチュアバンド「バッキングM」など複数のアマチュアバンドを掛け持ちしていた。
都立高校時代に「バッキングM」を再編成。忠生高校の春畑道哉(G)、野津田高校の田中実(G)、野村亮彦(B)、茂垣わみ(Vo)小川高校の有馬拓郎(Dr)をメインメンバーとし本格的にプロデビューを目指し、オリジナル曲を多数作り、様々なオーディションを受け、ライブ活動も多くなった。代表曲は、わみが作詞した「もう一度」。
この時期に影響を受けたギタリストには、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、リッチー・ブラックモアなどが挙げられ、自身のスタイルの土台を築いていった。
ギタリストとしての頭角とTUBE結成
高校卒業後、プロを目指してライブハウスやオーディションに挑戦する中、1984年に開催された「シルクロード音楽祭」でベストギタリスト賞を受賞。
この大会をきっかけに、のちにTUBEのボーカルとなる前田亘輝と出会い、意気投合。
角野秀行(Ba)、松本玲二(Dr)とともに「パイプライン」というバンドを結成し、翌1985年に「TUBE」としてメジャーデビューを果たす。
当初は「夏のバンド」というイメージが強かったが、春畑のギタープレイがもたらすメロディアスかつテクニカルなアレンジが加わり、TUBEの音楽性を一段と高めた。
以降、春畑はバンドの中核として、数々のヒット曲の作曲を手がけることになる。
TUBEのギタリストとしての軌跡
TUBEの楽曲の多くを作曲してきた春畑道哉は、作家としても高い評価を受けている。
「シーズン・イン・ザ・サン」「あー夏休み」などのヒットチューンを始め、アルバムのインストゥルメンタル楽曲やバラードなど、ジャンルを問わず幅広い音楽性を発揮。
1990年代にはバンド活動と並行して、作曲家・編曲家として他アーティストへの楽曲提供も本格化させる。
ギタリストとしても、ストラトキャスターを軸としたハイエンドなセッティングで、サーフ感あるサウンドからブルージーなトーン、リードでの泣きのメロディまで多彩に表現。
ライブでも即興的なアレンジを加え、観客の心を掴むステージを作り続けてきた。
インストゥルメンタル・作曲家としての進化
1993年、Jリーグ開幕セレモニーで演奏した「J’S THEME」は、日本中にその名を知らしめる代表作となる。
同曲はスタジアムのスケール感を意識して書かれたギターインストゥルメンタルで、ギター1本で熱狂を巻き起こすその存在感に、インストギタリストとしての評価が高まるきっかけとなった。
その後も「Jaguar」など、テレビスポーツ中継のテーマ曲として多くの楽曲を手掛けるようになり、春畑のメロディアスな作風はインストゥルメンタルの世界でも高く評価されていく。
インストアルバムも定期的に発表しており、2020年リリースの『Continue』ではモダンなアプローチを取り入れた楽曲も多数収録。
ギターインストの可能性を更新し続けるアーティストとしての姿勢が、今なお多くのギタリストに影響を与えている。
フェンダーとの関係と機材へのこだわり
2002年にはフェンダー社とエンドース契約を結び、日本人初のフェンダーシグネチャー・ギタリストとしてシグネチャーモデルを発表。
以降もカスタムショップ製や日本製モデルなど、複数のMichiya Haruhata Stratocasterが登場し、自身のライブやレコーディングで実際に使用している。
ギター以外にもエフェクター、アンプ、ケーブル、ピックまで細かくこだわり抜いており、自身が監修したストラップやケーブルなども製品化されている。
ギター雑誌や機材系メディアでも頻繁に取り上げられ、マニアックな視点でのギア解説は多くの読者に人気がある。
多彩な表現と現在の活動
2015年、TUBEがデビュー30周年を迎えるタイミングで、春畑は自らボーカルを務めたソロ曲「Blue In Summer」を発表。
演奏者だけでなく、歌うアーティストとしての側面を見せ、ファンの間でも話題に。
2022年〜2023年にかけては全国各地でのライブツアーを展開し、ソロ名義でも精力的に活動中。
還暦を迎える今もなお、その演奏・作曲力・音楽センスは一線級を保ち、次世代ギタリストにとってのロールモデルとして大きな存在感を放ち続けている。
【TUBE】春畑道哉|Play&Music
JAGUAR’13
フジテレビ系『プロ野球中継』テーマ・ソング「JAGUAR」を2013年ヴァージョンにリアレンジした楽曲「JAGUAR’13」
J’S THEME
1993年5月15日、満員の国立競技場で初めて演奏されたJリーグのオフィシャルテーマソングである「J’S THEME」
新たな歴史の幕開けを演出し、その後も試合会場やセレモニーなどでもBGMとして使用されている。
SPEED ST☆R
【TUBE】春畑道哉|愛用機材【ギター】
Fender / MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER®︎ TRANS PINK


製品の説明
Fender Custom Shopのマスタービルダー、ジェイソン・スミスが製作した春畑道哉氏シグネイチャーモデル『Michiya Haruhata Ⅲ Stratocaster Trans Pink』をMade in Japanラインで忠実に再現。
日本屈指のテクニカルプレーヤーであり、日本人として初めてフェンダーからシグネイチャーモデルを輩出した春畑道哉の高い要求に応えるスペックを備えながらも、お求めやすい価格帯のモデルを実現することに成功しました。
鮮やかなトランスピンクカラーに塗装された目を引くフレイムメイプルトップのアッシュボディはノーピックガード使用で、洗練されたエレガンスをエンハンスします。
本人の実機から3Dスキャンして再現した25.5インチスケールサテン仕上げのMichiya Haruhata Soft Vメイプルネックには、ブラックドットのポジションマークを採用し、特徴的なリバースのラージヘッドには、チューニングの安定性を出したロックナットを搭載。
HSH構成のピックアップは、ハード且つエモーショナルなサウンドを作り出す春畑サウンドを支えるべく、ネックポジションには豊かなサスティンが得られるDiMarzioR Air Norton? DP193ハムバッカー、ブリッジポジションにはタイトでブライトなサウンドが特徴的なDiMarzioR FredR DP153、そして澄み切った高域からタイトな低域までを網羅するCustom Shop Texas Special? Single-Coil StratRをオリジナルモデルと同様にボディにダイレクトマウントしています。
Push-Push機能搭載のMaster Toneには、ネックピックアップをON/OFFできるユニークな機能を忠実に再現。ブリッジには、チューニングの安定性を保つダブルロッキングトレモロシステムを採用し、アグレッシブなプレイにも正確なチューニングを維持します。TUBEやソロワークなど様々な活動を通じて異才を放つ春畑道哉の新モデルは、本人の多彩なアイディアを詰め込み、幅広い表現をサポートします。
製品スペック
ボディ:Ash
ボディフィニッシュ:Gloss Polyester
ボディシェイプ:Stratocaster
ネック:Maple
ネックフィニッシュ:Satin Polyurethane
ネックシェイプ:Michiya Haruhata Soft V
スケール:25.5″ (648 mm)
フィンガーボード:Maple
フィンガーボードラジアス:9.5″ (241 mm)
フレット数:22
Frets Size:Medium Jumbo
ナット:Lock Nut
ナット幅:1.675″ (42.5 mm)
ポジションインレイ:Black Dot
ブリッジピックアップ:DiMarzio® Fred® DP153
ミドルピックアップ:Custom Shop Texas Special™ Single-Coil Strat®
ネックピックアップ:DiMarzio® Air Norton™ DP193 Humbucking
コントロール:Master Volume, Middle Pickup Volume, Master Tone with Push-Push Switch for Neck Pickup ON/OFF
ピックアップスイッチ:5-Position Blade: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Middle Pickup, Position 3. Middle Pickup, Position 4. -Middle and Neck Pickup, Position 5. Neck Pickup
ピックアップコンフィギュレーション:HSH
ブリッジ:Double Locking Tremolo System
ハードウェアフィニッシュ:Nickel/Chrome
チューニングマシーン:Fender® Vintage “F” Stamped
ピックガード:None
コントロールノブ:Knurled Flat-Top


Fender / Michiya Haruhata Stratocaster Caribbean Blue Trans


製品の説明
「MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER®」のベースとなったのは、2011年にフェンダーのトップブランドである”FENDER CUSTOM SHOP”より発売された「MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER® III」。美しいカリブ海をイメージしたキルトトップのカリビアンブルーのボディに、様々なアイデアが詰め込まれたこのギターは、TUBEや春畑道哉のソロワークなど様々な活動を通じてアイコニックな存在感を放っています。
2017年、以前から手の届きやすい価格帯で自身のシグネイチャーモデルの開発を希望していた春畑の為に、価格を抑えつつも妥協ないスペックを備えたモデル開発のプロジェクトがスタート。春畑が納得できるクオリティと魅力的な価格の両方を実現する為、シニアマスタービルダーのクリス・フレミングによる監修を経て大幅な品質向上を遂げた日本製ラインでの開発となりました。
リバースのラージヘッド、ユニークかつ機能的なコントロール系統、ダブルロッキングトレモロシステムなど「MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER® III」に詰め込まれていたアイデアを余すところなく搭載しています。フロントにDIMARZIO DP193、センターにTexas Special、リアにDIMARZIO DP153というHSH構成のピックアップは、普通のStratocaster®とは異なりボディにダイレクトマウントされており、パワフルで埋もれることの無い明瞭なサウンドを実現しています。
ネックシェイプは春畑本人が使用している実機を3Dスキャンし、緻密再現された”MICHIYA HARUHATA SOFT V”を採用。今年の5月初旬、TUBEの全国ツアーのステージリハーサルにおいて、完成したしたプロトタイプをチェックした春畑は、一瞬にしてそのギターを気に入り、そのまま本番のステージでも使用しました。また、その後もそのギターで演奏し続けていることから、そのクオリティの高さと、春畑の期待に答えた仕上がりになっていることを証明しています。
製品スペック
Body | Quilt Maple, Ash, Polyester |
---|---|
Neck | Maple |
Fingerboard | 9.5” (250mm) Radius |
Frets | 22 Medium Frets |
Nut | Locking Nut |
Nut Width | 1.675” (42.5mm) |
Bridge Pickup | DiMarzio DP153 |
Middle Pickup | Texas Special |
Neck Pickup | DiMarzio DP193 |
Controls | Master Volume, Mid Pickup Volume, Master Tone with Push-Push Switch |
Bridge | Double Locking Tremolo System |


Fender / MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC


製品の説明
TUBEのギタリストであり、ソロアーティストとしても幅広く活躍する日本屈指のギタリスト春畑道哉。2002年フェンダーとエンドース契約を締結し、カスタムショップより日本人ギタリストとしては初めてのシグネイチャーモデル“MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER?”を発表。その後も多数の人気モデルをリリースしてきました。その春畑が2018年1月にマスタービルダーのジェイソン・スミスとリモートでの打ち合わせを行い、2020年の年末に完成した最新モデルが、今回“MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC? by JASON SMITH”として本人モデルと全く同じクオリティーで完全再現されることになりました。
今回のテーマは「Heavy RelicのVintage Spec」。春畑モデルの共通点であるリバースのラージヘッドストック、プッシュ/プッシュポットによるネックピックアップのオンオフ、22フレット仕様は残しつつも、50年代を強く意識した2カラーサンバーストとアッシュボディーの組み合わせや自身初となるヘヴィーレリックが特徴。Mid 50’s Big Vを基調に少し薄く仕上げられたワンピースメイプルのネックは、9.5インチラジアスの指板とNARROW TALLのフレットと相まって非常にスムーズな演奏性を可能にしています。ピックアップには伝統的なシングルコイルのサウンドをノイズレスで出力可能なVintage Noiseless?と「ヘヴィーなリフを刻めるように」という春畑のリクエストに対しジェイソンがセレクトしたDIMARZIO DP155を搭載。まるで歌うかのように自由で豊かな春畑の表現を思い通りにアウトプットするため、ジェイソン・スミスの技術が集約したカスタムショップが贈る最高峰のハイブリッドギターに仕上がっています。
製品スペック
Body : Light Weight Ash 2P
Body Finish : Lacquer
Neck : Quarter Swan Maple
Neck Finish : Lacquer
NeckShape: Michiya Haruhata Original
Fingerboard: Maple / 1P
Radius/Fret : 9.5 / 6105
Pickups : Vintage Noiseless ×2 / Dimazio DP155Black “F”Spacing
Control: 5way / Same control as MICHIYA


Fender Custom Shop / Michiya Haruhata Stratocaster “John English #001”


製品の説明
春畑道哉がフェンダーと契約し最初に手にしたシグネチャーギターが、故ジョン・イングリッシュによる**マスタービルト第1号機(シリアル#001)**のストラトキャスターです。
2002年、日本人ギタリスト初のフェンダーエンドーサーとなった記念すべきモデルで、スワンプアッシュのホワイトブロンド塗装ボディにゴールドのアノダイズド(陽極酸化処理)ピックガードという、高級感あるルックスでした。
大型のリバースヘッドや独特のコントロール配列(マスターボリューム+フロントピックアップ用ボリューム+マスタートーン〈プッシュ/プッシュでネックPUオン〉)は、この#001モデルで完成され、その後の春畑シグネチャーに受け継がれています。
ネックジョイントのプレートには「Custom Built For Michiya Haruhata John T. English」の刻印があり、本人にとっても特別な一本です。
現在も極めて良好なコンディションで大切に保管・使用されており、ライブでも特別な場面で登場します。
例えば近年では、このジョン・イングリッシュ製ストラトを題材にした楽曲「John English」を演奏する際に本人が#001を弾くという粋な演出が行われています。
K.Yairi / CE-3D Custom
製品の説明
エレクトリックギターだけでなく、春畑道哉はアコースティックギターの名手としての一面も持っています。
ライブではK.Yairi(K.ヤイリ)CE-3Dというエレガット(ナイロン弦ギター)のカスタムモデルを使用することがあります。
このギターは通常のCE-3より胴厚がやや深い「CE-3D」をベースに、ボディのサイド&バックおよびヘッドトップに美しいカーリーメイプル材を貼り合わせた特別仕様です。
表板(サウンドボード)には単板スプルース、ネックはマホガニー、指板はエボニーと、クラシックギターとして非常に贅沢な材が使われています。
ピックアップにはL.R.Baggs Element VTC(アンダーサドル型ピエゾ)が内蔵されており、ライブでの生音の増幅もクリアかつナチュラルに行えます。
実際、春畑はバラード曲や静かな曲でこのエレガットを活用し、繊細で情感あふれる演奏を披露しています。
ステージではヘッドにtc electronic Polytune Clip(クリップ式チューナー)を装着してチューニングを管理し、足元には後述する専用エフェクトボードを用意してリバーブなどを掛けています。
「God bless you!」「J’S THEME」のイントロなどでこのギターを奏で、その柔らかな音色で観客を魅了しました。
【TUBE】春畑道哉|愛用機材【アンプ】
Divided by 13 / FTR37


春畑道哉と言えば、青く光るHughes & Kettnerのイメージも強いですが、ここ最近は近年人気のブティックアンプDivided By 13のフラッグシップモデルを愛用中。
製品の説明
Divided By 13のフラッグシップ・モデルでありギター・アンプの真骨頂!驚愕のレスポンスを持つ最高峰モデル「FTR37」
パワー部には6V6チューブを4本搭載しアメリカン・サウンドを基本としながらも、あらゆるブリティッシュ・サウンドの良さも取り入れ、更にFredのノウハウをミックスすることにより極上のギタートーンを完成!
春畑はこのFTR37ヘッドをCustom Audio Amplifiers製の2×12”キャビネット(スピーカー2発入ったキャビ)に繋いで使用しています。
キャビネットのスピーカーはCelestion製ヴィンテージ30が搭載されていると推測され、図太くヌケの良い中音域を支えています。
アンプ自体の設定はクリーン寄りにセッティングされ、歪んだ音色は主にペダルで作るのが春畑流です。
実際ライブ現場でも、アンプのボリュームはそれほど上げず綺麗なクリーンを保ち、複数のオーバードライブ/ブースター類を駆使して曲に応じた歪みを作っています。
FTR37はピッキングニュアンスへの追従が素晴らしく、「弦をはじいた瞬間のレスポンスの良さ」に春畑も惚れ込んでいるようです。
クリーントーンでは耳に心地よいコンプレッション感とリッチな倍音成分が含まれ、バンドの中でも埋もれず存在感を放つ音を出力してくれます。
なお、アンプ直前には**Free The Tone CC-1B “Crunchy Chime”**というイコライザー付きブースター(現在プロトタイプ段階の機材)を常時ONで挿入し、アンプの基本音を微調整しています。
このブースターで高音域や中音域を補正し、ギターごとの音量やトーンの差を整えることで、一貫して理想のクリーンサウンドを保っているとのことです。
例えばギターを持ち替えた際、テック(ローディー)スタッフがこのブースターのツマミで高域の出方を微調整している場面も見られました。
つまりアンプ→キャビという土台の上に、ブースターと各種エフェクトで味付けをすることで、春畑道哉ならではの幅広い音作りが可能になっているのです。
製品スペック
■37 Watts, Class AB1/A
■2 Discreet Channels
■CH 1: Volume, Treble, Bass, Reverb
■CH 2: Volume, Click
■Push/Pull Mid/Gain Boost
■Reverb
■Half Power Switch (18 Watts)(18Wまで出力を下げることが可能)
■Tube Rectified (5AR4/GZ34)
■Power Section: 4 x 6V6 GT
■Preamp: 12AX7, 5879
■4, 8, 16 Ohm output
■Dimensions: 692W x 286H x 203Dmm / 19.5k
Hughes & Kettner / TRIAMP MARK3


製品の説明
春畑道哉氏は、Hughes & KettnerのフラッグシップモデルであるTriAmp Mark 3を愛用しています。このアンプは、オールチューブ構造による最大150Wの出力を誇り、6つの独立したチャンネルを備えています。これにより、クリーンからモダンなハイゲインサウンドまで、多彩な音色を自在に操ることが可能です。
TriAmp Mark 3は、3つのアンプセクション(AMP1、AMP2、AMP3)を持ち、それぞれが2つのチャンネル(A&B)を備えています。各チャンネルは独立したゲイン、マスター、3バンドEQを搭載しており、ギタリストが求めるサウンドキャラクターを細かく設定できます。さらに、EL34や6L6GCなどのパワー管を自在に選択・組み合わせることができ、最大で42種類のアンプサウンドをプログラム可能です。
春畑氏は、このTriAmp Mark 3をライブやレコーディングで使用し、その多彩な音色と高い操作性を活かして、楽曲ごとに最適なサウンドを作り出しています。特に、ピッキングニュアンスへの優れた追従性と、クリーントーンの透明感、ディストーションの迫力あるサウンドが、彼の演奏スタイルにマッチしています。
【TUBE】春畑道哉|愛用機材【エフェクター】


Bogner / La Grange


製品の概要
La Grangeは伝説のギタリストたちがプレイした有名な英国のプレキシ・アンプのトーンを再現するようにデザインされています。
配置されたスイッチとコントロールを使用することで、 60年代〜70年代のクランチサウンドから80年代〜90年代のホットな歪みまで幅広い極上のロックサウンドを提供します。
EcstasyやUberschallペダルとは異ってLa Grangeはブーストが独立しており、リード時のボリュームブーストとしても使用することが可能です。
春畑氏はこれをクランチ〜リードの土台として使用します。ゲイン幅が広く、ヴィンテージMarshall的な歯切れの良いクランチから、ブーストスイッチを入れた粘りのあるリードトーンまでカバー。リフではパワーコードの図太さを、ソロでは伸びやかなサステインを与えてくれる頼もしいペダルです。


Fulltone / OCD


製品の概要
定番オーバードライブのひとつ。。ナチュラルな歪みでギター本来のニュアンスを損ねず、クランチの粒立ちを出したいときにONにしているようです。クリーンブースト~ミドルゲインまで幅広く対応し、他のドライブペダルとのブレンド用途にも適しています。
【特徴】
・HP:ハイピークにセットアップするとよりブリティッシュサウンドを彷彿させる増幅されたボトムエンド、Driveノブのレンジの隅々において増幅された歪み、よりボリュー ム感が増し、ミッドの上の方(3.5Khz range)が軽く増幅されます。
・LP:ローピークにセットアップすると、驚く程の正確なそのギターアンプのオリジナルのサウンドを得る事が出来、クリーンブーストや音量を上げたときのオールドブラックフェイスやツイードアンプの様なトーンを求めている場合に最適です。HPとは逆にブリティッシュタイプのサウンドを求めていない場合にはLPにセットアップする事をお勧めします。
・クラスAアンプが本来持ち合わせているきらびやかな全ての響きと豊富なオーバートーンを持った素晴らしい歪みを引き出す優れ物です。ダイナミックレンジをやや広めに取りソフトにピッキングする時とハードにピッキングする時の違いが通常のダイオードをクリップさせた歪みより実際にその歪み度と出力感をより広いレンジに渡り生み出します。またどんなアンプやギターの本来のトーンを損なう事はありません。そしてギターのVolumeコントロールを駆使する事によって見事なまでにありとあらゆるトーンを引き出します。
DOD / Looking Glass Overdrive


製品の概要
ユニークな外観のミラー仕上げ筐体を持つオーバードライブ。透明感のあるクリーン寄りのODとして設計されており、春畑はクリーンに少し艶を足したい場面や、アルペジオ等でわずかにドライブ感を出したい時に使用します。
トーンがこもらず高域がシャキっと前に出るので、バッキングでも音抜けを良くするのに貢献しています。


strymon / Big Sky


製品の概要
楽器をBigSkyに接続したその瞬間、貴方のサウンドは遥か高く成層圏まで導かれるでしょう。眼下に広がる景色はどんどん遠ざかり、青く輝くリバーブの光の中へと誘われます。 自然で美しく包み込むようなリバーブを生み出す為に、BigSkyのプロジェクトには膨大な量のエンジニアリングとアーティスティックなイマジネーションが必要でした。まず、我々は音響学の基礎をガイドに、過去50年で研究されてきたリバーブ技術を学び、それらを改めて科学的に分析しました。その結果、我々はクラシックなリバーブ・サウンドの本質を捉え、そこから未来のリバーブのビジョンを構築してゆきました。 BigSkyには、12種類のスタジオ・レベルのリバーブが用意されています。各マシーンにはシンプルでありながら、パワフルなサウンド・メイキングを実現するコントロールを備えています。新しいリバーブは、全く別次元のレベルに到達させることを目標に開発を開始しました。細部まで拘り抜いたディテール、革新的なアナログ回路のデザイン、強力なSHARCプロセッサー、そして最高級のパーツを使用して、ラックマウント機器を凌ぐオーディオ・クオリティーをペダルボードの大きさに収めることに成功。


strymon / MOBIUS


製品の概要
strymonが放つ、新しいスタジオクラスのモジュレーションペダル!!
素晴らしい音色とフィーリングに溢れる12種類の異なるモジュレーションサウンドを内蔵。
200通りの・プリセット&MIDIコントロールが可能です。
スタジオ・クオリティーの煌びやかなコーラスサウンドから、強烈な飛び道具的サウンドなど
プレイヤーのクリエイティブな感性を刺激するモジューレーションサウンドを多数搭載しています。
strymonブランド11番目(Favorite switchを含む)の新製品、要チェックのアイテムといえるでしょう!!
主な特徴とサウンドデザイン
・綿密で細かなニュアンスに富んだスタジオクラスの12種類のモジュレーション・アルゴリズム
・7種類のツマミコントロールにより幅広いサウンドメイキングが可能です。
ハードウェアとコントロール
・豊富なプリセットをベースに書き換えセーブが可能
・LEDディスプレイがプリセット、 BPM/タイム、パラメーターを表示
・フルMIDI機能を搭載
・プリセット選択、エフェクト・バイパス、タップテンポを操作するメタルフットSWを搭載


Free The Tone / Overdrive Land (ODL-1)


製品の概要
近年ボードに加わった新顔のオーバードライブで、Dumble系アンプの艶やかさを再現することを狙ったペダルです。春畑はこのOverdriveLandを「太く歌うようなリードサウンド」に活用しています。ゲインを上げると滑らかなコンプレッションがかかり、まさに往年の名器Dumbleのようなコクのあるリードトーンを得られるのが特徴です。


Free the Tone / FIRE MIST


製品の概要
王道のブリティッシュロックサウンド!
FREE THE TONE創立15周年プロジェクトとして、私達がこれまでに培った豊富な知識や経験、そして確かな技術力とセンスを駆使し、エフェクターを構成する全ての要素を選別統合し「理想のサウンドを形にする」というコンセプトの基に「Integrated Series」の開発プロジェクトはスタートしました。記念すべき「Integrated Series」第一弾は「ドライブペダル」です。
圧倒的なダイナミックレンジ、煌く倍音、伸びやかなサスティーン、音の速さを持ちつつもファットなトーン、そして一番大事な事は、「濁りのないクリーンなドライブサウンド」。これらのすべてを具現化すべく、電気回路や電気パーツは勿論のこと、ケース・ノブの材質、質量、磁界等、音に関係するあらゆる要素を徹底的に検証し、試作を何度も繰り返しながら、数年の歳月をかけて完成したのが「STRING SLINGER」と「FIRE MIST」です。理想のドライブサウンドといえば、往年のBlack Face期に象徴されるアメリカンブルースサウンド、そしてもう一つは、黄金のプレキシパネルに代表されるブリティッシュロックサウンドのふたつが想起されます。
「FIRE MIST」はその理想のブリティッシュロックサウンドを再現しました。抜群のレスポンスとエッジの効いたサウンドは、王道のブリティッシュロックサウンドを生み出します。
「FIRE MIST」を弾いた瞬間に「アンプライク」という言葉の本当の意味をあなたは体感するでしょう。


Free the Tone / TRI AVATAR


製品の概要
王道のブリティッシュロックサウンド!
FREE THE TONE創立15周年プロジェクトとして、私達がこれまでに培った豊富な知識や経験、そして確かな技術力とセンスを駆使し、エフェクターを構成する全ての要素を選別統合し「理想のサウンドを形にする」というコンセプトの基に「Integrated Series」の開発プロジェクトはスタートしました。記念すべき「Integrated Series」第一弾は「ドライブペダル」です。
圧倒的なダイナミックレンジ、煌く倍音、伸びやかなサスティーン、音の速さを持ちつつもファットなトーン、そして一番大事な事は、「濁りのないクリーンなドライブサウンド」。これらのすべてを具現化すべく、電気回路や電気パーツは勿論のこと、ケース・ノブの材質、質量、磁界等、音に関係するあらゆる要素を徹底的に検証し、試作を何度も繰り返しながら、数年の歳月をかけて完成したのが「STRING SLINGER」と「FIRE MIST」です。理想のドライブサウンドといえば、往年のBlack Face期に象徴されるアメリカンブルースサウンド、そしてもう一つは、黄金のプレキシパネルに代表されるブリティッシュロックサウンドのふたつが想起されます。
「FIRE MIST」はその理想のブリティッシュロックサウンドを再現しました。抜群のレスポンスとエッジの効いたサウンドは、王道のブリティッシュロックサウンドを生み出します。
「FIRE MIST」を弾いた瞬間に「アンプライク」という言葉の本当の意味をあなたは体感するでしょう。


Free the Tone / FLIGHT TIME


製品の概要
世界初リアルタイムBPMアナライザー、ディレイタイム・オフセット機能搭載の高音質デジタルディレイ『FLIGHT TIME』が更なる進化を遂げ登場!!
2016年に惜しまれつつも生産完了になったFT-1Y(FLIGHT TIME)。世界中のプレイヤーからの熱いご要望にお応えし、FT-2Yとして復活いたします。
今回、FT-2Yとして発売するにあたり、アナログ回路や電源回路だけでなく、デジタル回路とファームウェアの設計を見直し、音質の飛躍的な向上を図りました。仕様に関してはFT-1Yの機能(世界初のリアルタイムBPMアナライザー機能とディレイタイム・オフセット機能等)はそのままに、インスト/ラインレベルの切り替えや、プリセットの切り替えモードを増やすなど、音質・機能の両面で更なる進化を遂げました。音質を追求し、より使いやすく、FREE THE TONEの「今」を結集した、比類なきディレイ・エフェクター、それが『FLIGHT TIME FT-2Y』です。
ぜひこのサウンドを体感してください。
注1) TAP入力したテンポ情報が、実際の演奏と±20%を越えてBPMが異なる場合は自動調整されません。
注2)変拍子を取り入れた演奏やオーケストラやピアノ演奏などリアルタイムBPMアナライザーがBPMを認識できない場合がございます。
特徴
・世界初リアルタイムBPMアナライザー機能(2014年9月当社調べ)
・世界初ディレイタイム・オフセット機能(2014年9月当社調べ)
・ 32ビット高精度DSP搭載
・ HTSサーキットとアナログミキサーを内蔵。
・ インスト/ラインの入力レベル切替機能
・ HPF(ハイパスフィルター)、LPF(ローパスフィルター)機能
・ モジュレーション機能
・ サウンド・ホールド機能
・ REC & REPEAT機能
・ DELAY PHASE機能
・ MIDI機能
・トレイル機能
・TAP入力機能
主な仕様
●プリセット数 : 99 (ユーザープリセット数:90、ファクトリープリセット数:9)
●入力インピーダンス:500KΩ以上
●出力負荷インピーダンス :1kΩ以上
●最大入力レベル:INST +2dBm / LINE +13dBm
●端子:1/4インチ標準フォーン・ジャック(IN、OUT、HOLD)
●電源: DC12V、センターマイナス(FA-1220D-JA推奨)
●消費電流:DC12V 約400mA(Max)
●サイズ: 146(W) × 120.5(D) × 57(H)mm(ジャック等の突起物含む)


Fender / Tre-Verb


製品の概要
フェンダーアンプのトレモロ/リバーブサウンドに間違いはありません。
このフレッシュでダイナミックなエフェクトは、あらゆる音楽に影響を与えました。
Tre-Verbは、独立したトレモロ/リバーブエフェクトを、あなたの足元にコンパクトで使いやすいペダルとして配置します。
63年、65年の有名なスプリングリバーブユニットと、複数のトレモロモードをベースに、伝統的なリバーブボイシングが含まれ、必要なサウンドを確実に獲得できます。
タップテンポ機能付きトーンシェイピングコントロールなどの幅広い機能は、このペダルを非常に柔軟なものにします。
ステレオ入力/出力によって、どんなペダルボードやアンプにも簡単に接続できます。
社内の専門家チームにより設計されたTre-Verbは、完全オリジナルのフェンダーサーキットです。
ペダルが演奏に対応することを確認するために、実際ミュージシャン達に使用してもらい、フィードバックを得て洗練させました。
筐体は、軽量で頑丈なアルマイト加工のアルミウム材で作られており、LEDライト付きツマミで、暗いステージの上でもコントロール設定が一目でわかります。
Tre-Verbを使い、伝統的なフェンダーアンプのエフェクトマジックを、サウンドに付け加えましょう。
Material: Anodized Aluminum
Power Requirements: 9-Volt DC Negative AC Adaptor
Features:
・フェンダーの最も先進的なDSPをベースに設計
・3声のボイスを持つ独立したトレモロ/リバーブを搭載
・タップテンポ機能付きトレモロ
・ステレオ入出力
・LEDバックライト付きノブ


Free the Tone / DVL-1 DIRECT VOLUME


製品の概要
フェンダーアンプのトレモロ/リバーブサウンドに間違いはありません。
このフレッシュでダイナミックなエフェクトは、あらゆる音楽に影響を与えました。
Tre-Verbは、独立したトレモロ/リバーブエフェクトを、あなたの足元にコンパクトで使いやすいペダルとして配置します。
63年、65年の有名なスプリングリバーブユニットと、複数のトレモロモードをベースに、伝統的なリバーブボイシングが含まれ、必要なサウンドを確実に獲得できます。
タップテンポ機能付きトーンシェイピングコントロールなどの幅広い機能は、このペダルを非常に柔軟なものにします。
ステレオ入力/出力によって、どんなペダルボードやアンプにも簡単に接続できます。
社内の専門家チームにより設計されたTre-Verbは、完全オリジナルのフェンダーサーキットです。
ペダルが演奏に対応することを確認するために、実際ミュージシャン達に使用してもらい、フィードバックを得て洗練させました。
筐体は、軽量で頑丈なアルマイト加工のアルミウム材で作られており、LEDライト付きツマミで、暗いステージの上でもコントロール設定が一目でわかります。
Tre-Verbを使い、伝統的なフェンダーアンプのエフェクトマジックを、サウンドに付け加えましょう。
Material: Anodized Aluminum
Power Requirements: 9-Volt DC Negative AC Adaptor
Features:
・フェンダーの最も先進的なDSPをベースに設計
・3声のボイスを持つ独立したトレモロ/リバーブを搭載
・タップテンポ機能付きトレモロ
・ステレオ入出力
・LEDバックライト付きノブ


【TUBE】春畑道哉|愛用機材【その他】
Free The Tone / ARC-4


製品の概要
プログラマブル・スイッチャーと呼ばれる機材で、複数のエフェクトのON/OFF状態をプリセットとして切り替えられます。 春畑氏はARC-4に主要なエフェクトをループ接続し、曲ごとに最適な組み合わせを記憶させています。 足元のフットスイッチ一踏みで、例えば「歪み+コーラス+ディレイON/他OFF」といった切り替えが瞬時にできるため、複雑なエフェクト操作を必要とするライブでもスムーズに演奏に集中できます。
・ループ数: 8(シリーズ・ループ:モノラル・ループ:5/ステレオ・ループ:2 合計7、セパレート・ループ:1)
・プリセット数:200 バンクx 10プリセット 合計2000プリセット
・コントロール端子:4系統(ラッチ、モーメンタリー切替可能)
・入力インピーダンス:1MΩ (HTS-IN)
・出力負荷インピーダンス:10kΩ以上 (HTS-OUT / OUT-A / OUT-B)
・ブースト範囲:0~+14dB
・電源:DC12V 専用ACアダプター(FA-1220D-JA)
・消費電流:約750mA
・サイズ:386(W) x 152(D) x 81.5(H) mm(フットスイッチ、ジャック等の突起物を含む)
・重量:約2.1kg(付属品を含まず)


Free The Tone / LB-2
製品の概要
Free The Tone / JB-82・JB-41 Junction Box


製品の概要
Free The Tone製のジャンクションボックスで、エフェクトボードの入出力を一箇所にまとめ、音質と利便性を両立させるアイテムです。
春畑氏は、エレキ用ボードとアコースティック用ボードの両方にこのJBシリーズを導入しており、ライブ現場ではステージ下に設置してケーブルの取り回しや交換をスムーズにしています。
特にJB-82はステレオ対応で、左右のL/R信号を分離・統合するルーティングが可能なため、春畑氏のようにステレオアウトで空間系を駆使するプレイヤーにとって理想的な構成です。
加えて、信号劣化を防ぐ高品位なバッファアンプを内蔵しており、20ft(約6m)以上のケーブルを用いた接続でも原音のアタックやレンジ感が損なわれないよう配慮されています。
ギター→ペダルボード→アンプというシグナルチェーンの最初と最後をこのジャンクションでまとめることで、ケーブル脱着のトラブルやノイズ混入を回避し、セッティングやリハーサルの時短にも大きく貢献。
春畑氏はPA・ローディースタッフとの連携も視野に入れてこのJBシリーズを採用しており、プロ現場に求められる再現性・堅牢性を重視した機材選びの一環と言えるでしょう。
JB-41C
端子:1/4インチ標準フォーン・ジャック×8(モノラル×6、ステレオ×2)、DIN 7Pinコネクター×2(MIDI/ARCシリーズLINK用)
サイズ:120(W)×74(D)×34(H)mm(ジャック等の突起物を含む)
重量:約340g
JB-82C
端子:1/4インチ標準フォーン・ジャック×16(モノラル×12、ステレオ×4)、DIN 7Pinコネクター×4(MIDI/ARCシリーズLINK用)
サイズ:120(W)×74(D)×56(H)mm(ジャック等の突起物を含む)
重量:約510g




Free The Tone / PA-1QA


製品の概要
アコースティック用のプリアンプ/イコライザーです。 K.Yairiのエレガットからの信号を最適なラインレベルに整え、周波数特性を調整します。 エレガット特有のボディ鳴りやハウリングを抑えつつ、ナイロン弦の甘い音色をPAシステムに送るために使われています。 春畑は基本的にフラットな設定で使用し、必要に応じてローやハイを微調整しているようです。
【特徴】
●楽器の信号が通るイコライザー回路(入出力部も含む)は全てアナログ回路で構成し、パラメーターコントロール部はデジタル回路で構成する事により、アナログ・エフェクターでありながらプリセットや、MIDIでのリアルタイムコントロールも可能という画期的な製品です。
●FREE THE TONE製品の大きな特徴であるHTSサーキットを今回リニューアルしました。更に高音質な状態でギター、ベースの信号を入力から出力まで総合的にマネージメントし、エフェクトON時とOFF時のサウンドの質感を同じに保ちます。
●10 BANDイコライザーの周波数を共用ではなく、ギター用、ベース用、アコースティック用に分け、周波数やイコライザーのカーブをそれぞれの楽器に最適化しました。これにより、より使いやすく詳細な調整が可能です。
●MIDI信号でのコントロールでは99個のプリセットを瞬時に呼出す事ができます。
●イコライザーエフェクターとしてだけではなく、音量をプリセット毎に管理するプリセットボリュームとしても使用できます。ソロプレイで音量を上げたい場合や、複数のギターやベースを持ち替えた際の出力レベルの個体差を揃えたい場合などに有効です。


Fender / Michiya Haruhata Signature Strap






製品の概要
春畑道哉は長時間の演奏でも疲れにくく、かつギターの鳴りを妨げない上質なストラップを愛用しています。
実はフェンダーから自身のシグネチャーストラップを発売するに至った背景には、春畑が10年以上も愛用してきたお気に入りストラップの存在があります。
それはフェンダーカスタムショップ製ギターに付属していた非売品のレザーストラップで、非常に柔らかく体に馴染むことから、春畑は「これ以上のストラップはない」と感じていたそうです。
しかし市場には同等品がなく、「ならば自分で作ろう」ということでフェンダー社と共同開発したのがMichiya Haruhata Signature Strapです。
シグネチャーストラップは、柔らかい上質レザーを採用し裏地も肌触り良く仕上げられています。
幅広で肩への食い込みを防ぎつつ、軽量なので負担になりません。
また春畑の要望でブルーのステッチ(縫い糸)がアクセントとして入っており、黒地に青のラインと「MH」ロゴが映えるデザインになっています。
春畑は「硬い素材や体に擦れて痛くなるストラップは好きではないので、とても柔らかい革にした」と語っており、快適性を最重視して作られたことが分かります。
実際2023年2月のソロツアーからこのストラップを使い始め、「使い心地はすごく気に入っています」とコメントしています。
ストラップエンドにはストラップロック(抜け落ち防止金具)を装着し、大事なギターを支えます。
春畑モデルのギターにはこのストラップがベストマッチで、ライブ写真でも黒いストラップに青ステッチが映えているのが確認できます。


Fender / Michiya Haruhata Signature Cable


製品の概要
ケーブルも音を左右する重要な要素として、春畑は非常に拘っています。
2023年には自身初となるシグネチャー・シールドケーブル「Michiya Haruhata Signature Cable」をフェンダーからリリースしました。
このケーブルは2種類あり、ステージ用の通常モデル(10ft=約3m、ブラック/ブルーの編組被膜)と、スタジオワーク用に特化した上位モデル「Made in Japan Limited」(同じ長さですがケーブル自体の構造や材質をさらに追求し、青色の編組被膜が目印)の2タイプが存在します。
春畑は「ケーブルってそれぞれ個性があるんですよね」と語っており、自身のシグネチャーケーブルについては「明るさと音ヌケの良さ、派手さもありつつしっかりパンチがある音になるように」チューニングしたとコメントしています。
実際ライブで使用したところ、「迫力があってレスポンスも速い音になり満足している」とのことです。
これはケーブルの低静電容量化や導体素材の吟味によって高域の減衰を抑え、伝送ロスを極限まで減らした結果と推測されます。
また叩き上げの現場主義らしく、何度もテストと改良を重ねて完成させたとのことで、シンプルに見えるケーブルにも春畑の理想のトーンが詰め込まれています。
通常モデルは耐久性と取り回しの良さも考慮され、ステージ上で暴れ回っても絡みにくい編み込みジャケット仕様。
Limitedモデルはスタジオでのレコーディングを想定し、よりワイドレンジで解像度の高いサウンドが得られるよう設計されています。
価格帯は通常版が7,700円(税込)、限定版は33,000円(税込)と大きく異なりますが、これは使われている素材や製造工程の差によるものです。
エンドーサーとして初のシグネチャーケーブル開発に「とてもワクワクした」と春畑は語っており、出来上がった製品にも大変満足しているようです。
なお、従来春畑はD’Addario(ダダリオ)やProvidence/Free The Toneといった信頼性の高い国産/海外メーカーのケーブルを使用していたと言われますが、現在は自ら監修したシグネチャーケーブルに切り替えていることでしょう。
ケーブル1本にも妥協しない姿勢が、彼の求める「明瞭でパンチのある音」を支えています。


ピック:Clayton・Fender




製品の概要
ピックは春畑サウンドのピッキングニュアンスを左右する重要アイテムです。
彼は長年、自分に合った厚み・素材のピックを探求してきました。
その結果たどり着いたのがクレイトン(Clayton)社のピックで、厚さ約0.72mm(ミディアム)のものを愛用しています。
クレイトンのピックはポリアセタール(デルリン系素材)製でエッジ部分に程よいザラつきがあり、弦に当たる感触が「ちょうどいい」と春畑は気に入っています。
もともとはマイケル・ランドウとピックを交換した際に勧められたのがきっかけで使い始めたそうで、それ以来ずっと同タイプを使用しているとのことです。
春畑ほどのキャリアになるとピッキングの力加減や角度まで計算されていますが、このピックは強く弾いてもしなりすぎず、弱く弾いても反応が良いため、ダイナミクスを付けやすいようです。
現在ではフェンダーから「Artist Signature Pick Michiya Haruhata」として、市販のFenderセルロイドピック(351シェイプ)に彼のサインロゴを印刷したモデルもリリースされています。
ただ材質的には従来使っていたクレイトン製に近いポリアセタール製となっており、スペック自体はほぼ同じミディアム厚ピックです。
カラーは白や黒など展開されていますが、いずれも握りやすいマット仕上げで滑りにくくなっています。
春畑は「硬めのピックで歯切れよく弾く」のを好むタイプであり、繊細なフレーズでもピックがしなるロスが少ないこの厚みを選んでいます。
一方で弦については09-42または10-46のセットを使い分け、ツアーの演奏曲の内容によってゲージを変えることもあるとのこと。
そうした微調整も踏まえ、ピックは絶妙なしなり具合のミディアムに落ち着いたのでしょう。
「エッジのザラつきが良くて、強弱がつけやすい」と本人も語る通り、このピックが春畑道哉の表現力を陰で支えています。


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