【まとめ】Nick Johnston/ニック・ジョンストンの使用機材【アンプ・ギター・エフェクター】

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国内外で活躍するギタリストの愛用機材をまとめて取り上げる「プレイヤーズ・リグ」

カナダ出身のインストゥルメンタル系ギタリストでありながら、テクニック一辺倒ではなく、あくまで“メロディ”に重きを置く

Nick Johnston/ニック・ジョンストン

サトリアーニやジェフ・ベックに通じるメロディ重視の精神を持ちながら、独自の世界観とサウンドで多くのギタリストを魅了し続けています。

本記事では、そんなNick Johnstonの使用ギター・アンプ・エフェクター・アクセサリーを網羅的に解説。

  • 「あの歌うようなトーンはどんなギターから生まれるのか?」
  • 「彼がどんな機材を選び、どんな哲学で音を作っているのか?」

Nick Johnstonの音の秘密が解き明かされるだけでなく、あなた自身の機材選びにも確かなヒントが得られるはずです。

目次

Nick Johnston/ニック・ジョンストン|Profil

生年月日:1987年6月18日
出身:カナダ オンタリオ州ロックウッド

Biography

Nick Johnstonの音楽人生は、独学から始まり、世界にその名を知られる“メロディアスな技巧派ギタリスト”として確立されるまで、常に「自分らしさの追求」を軸に歩まれてきました。

以下では彼のキャリアを、いくつかの節目ごとに深掘りして紹介します。

少年期 〜 ギターとの出会い

カナダ・オンタリオ州ロックウッドに生まれたNick Johnstonは、幼いころから音楽とともに育ちました。

本格的にギターを手にしたのは10代前半。周囲の友人たちが音楽を聴き流す中、ニックはブルースやロックのギタリストに魅了され、独学で演奏技術を磨き始めます。

彼が影響を受けたのは、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジェフ・ベック、エディ・ヴァン・ヘイレン、そしてイングヴェイ・マルムスティーンといった伝説的なギタリストたち。

そのスタイルは一見異なりますが、共通するのは「個性」「音色へのこだわり」「メロディを語るように弾く」という姿勢。
ニックはそれらを無意識のうちに吸収し、「“テクニックのためのテクニック”ではなく、“音楽のための技術”」を重んじるプレイスタイルを築いていきます。

ソロ・アーティストとしてのスタート

2011年、ニックは自主制作アルバム『Public Display of Infection』をリリース。
これが彼のプロとしてのスタートとなります。

当時はまだインディペンデントでの活動ながら、その楽曲にはすでに“彼ならではのメロディ”と“構成美”が漂っていました。

続く『In a Locked Room on the Moon』(2013年)、『Atomic Mind』(2014年)では、テクニカルでありながらも“情緒あるインストゥルメンタル”というジャンルで頭角を現します。

この頃から、ギターキッズだけでなく作曲志向のリスナーや映像音楽ファンなど、幅広い層に認知され始めました。

国際的ギタリストとしての飛躍

2016年、4枚目のアルバム『Remarkably Human』を発表。
この作品にはマルコ・ミネマン(ドラム)、ブライアン・ベラー(ベース)など、世界的プレイヤーが参加しており、ニックの音楽が“世界標準”になったことを示しています。

2019年の『Wide Eyes in the Dark』では、よりコンセプチュアルかつ叙情的な世界観を展開。
インストゥルメンタルでありながら、まるで映画のストーリーを追っているような没入感をもたらす内容となりました。

この作品は「インストでここまでの物語性が描けるのか」と業界内外から高評価を受け、彼の評価を決定づけた一作です。

コラボレーションとシーンへの貢献

ニックはソロ活動の枠を超え、Polyphia、Intervals、Periphery、Plini、David Maxim Micicなど、現代プログレッシブ・ミュージックの重要人物たちと共演・ツアーを行っています。

いわゆる“シュレッド系”や“Djent”系ギタリストの中で、彼の存在は異彩を放っています。
それは、超絶技巧を見せびらかすのではなく、「ギターで物語を語る」ことに全力を注いでいるから。

「“弾ける”ことより、“響く”ことの方が大切だ」
そんなメッセージを音で伝える希有なギタリストです。

サウンドの探求と機材への哲学

2016年以降、Schecter(シェクター)とのエンドース契約を結び、自身のシグネイチャーモデルを開発。

高価なUSAカスタムモデルと、手頃な価格のトラディショナルシリーズという2ライン構成で、どのレベルのギタリストにも“ニック・サウンド”を提供しています。

また、Mesa/Boogie、Friedman、そして現在はOrange Ampsといったアンプブランドと関わりながら、「プレイヤーのタッチを損なわない機材」を求めて日々音作りを追求。

「自分の機材は“音を出すもの”ではなく、“感情を届けるための道具”だ」
という発言からも、彼の哲学が垣間見えます。

ギター界の語り部として

加えて、Nick Johnstonは“物語を紡ぐギタリスト”としても知られています。

彼は大のコミック好きであり、アルバムアートには著名なイラストレーターを起用するなど、音と視覚で世界観を構築するアーティスト。

また、ジョー・サトリアーニの影響を強く受けており、「インストでもメロディが語る物語がある」ということを、そのプレイで体現しています。

今や、ただのテクニカル・ギタリストではなく、**「現代ギターシーンのストーリーテラー」**として多くの人に影響を与える存在です。

Nick Johnston/ニック・ジョンストン|Play&Music

Nick Johnston – Remarkably Human | Live One Take Playthrough at Sheet Happens HQ

この映像は、NickがSheet Happensのスタジオで行ったワンテイクのライブパフォーマンスです。​彼の代表曲をメドレー形式で演奏しており、各楽曲の多彩な表情を一度に楽しむことができます。​特に、クリーントーンからディストーションサウンドへの移行や、複雑なリズムパターンの中での正確なピッキングが際立っています。​また、彼のシグネチャーモデルのギターサウンドも堪能できる点が魅力です。

Nick Johnston – Last Deals of Dead Man

このライブ映像では、Nick Johnstonが「Last Deals of Dead Man」を情熱的に演奏しています。​彼のダイナミックなピッキングと、感情豊かなベンディングが際立つパフォーマンスです。​特に、即興的なフレーズの挿入や、曲全体を通じた緩急のつけ方が見どころとなっています。

Nick Johnston – Guitar Clinic / Music City Prague 2022

このギタークリニックの映像では、Nick Johnstonが自身の楽曲を演奏しながら、音楽的アプローチやテクニックについて解説しています。​彼の演奏哲学や、楽曲制作における考え方を直接聞くことができる貴重な内容となっており、ギタリストにとって非常に参考になる映像です。

Nick Johnston/ニック・ジョンストン|愛用機材【ギター】

ニック・ジョンストンと言えばまずシングルコイル・ピックアップ搭載のストラトタイプのギターです。

クリアなクリーントーンから図太いオーバードライブまで表現するそのギターサウンドは、彼の音楽の核と言えるでしょう。

ここでは彼が使用する主なギターと、それぞれの特徴について紹介します。

Schecter / Nick Johnston シグネイチャー(Traditionals / USA)

機材解説

ニックのメインギターは、彼自身のシグネイチャーモデルであるSchecter Nick Johnston Traditionalシリーズです。

シェクターからリリースされたこのモデルは、同社では珍しいクラシカルなストラトキャスター系デザインを採用しており、22フレットのシンプルなストラトシェイプに独特なブラス製のドットポジションマークが配されています。

ネック材には硬質でコシのあるサウンドを生むウェンジ材を使用し、指板は滑らかなエボニー(黒檀)です。

ボディはアルダー材で、ヴィンテージスタイルのシンクロナイズド・トレモロブリッジを搭載しています。

ピックアップはニックのために調整されたSchecter Diamond Nick Johnstonシングルコイルが3基搭載されており、クリーンでは澄んだ輝きと豊かな倍音、歪ませれば太く粘りのあるリードトーンを生み出します。

ニック自身、このシグネイチャー・ギターについて「僕が使っているギターは、地元の楽器店で手に入るものと全く同じなんだ」と語っており、カスタムショップ製の高価なモデルだけでなく量産型のTraditionalsシリーズをライブやレコーディングで実際に使用しています。

2020年にはピックアップ配列がシングルコイル3つ(SSS)だけでなくハムバッカー+シングル2つ(HSS)のモデルも追加され、より多彩なサウンドに対応できるラインナップとなりました。

もっとも彼自身はシングルコイルのクリアな抜けを好んでおり、ライブでもシングルコイルならではの繊細な表現力を活かしたプレイを披露しています。

なお、彼のシグネイチャーモデルにはアーミング用のトレモロバーが付属していますが、ニックはこれを装着せずブリッジを指で押してビブラートをかける独特の奏法を見せることもあります。

このように細部まで本人のプレイスタイルに最適化されたシェクターのシグネイチャー・ギターこそ、ニック・ジョンストンのサウンドの礎と言えるでしょう。

Fender / Stratocaster

機材解説

シグネイチャーモデルを手にする以前、ニック・ジョンストンはフェンダー・ストラトキャスターを愛用していました。

ストラトキャスターはギブソンのレスポールと並んでエレキギターの代名詞とも言える存在で、シングルコイル特有の煌びやかなサウンドと多用途性を備えています。

ニックはストラトキャスターの持つレンジの広いクリーントーンと、ボリュームノブ操作による繊細な音色コントロールを駆使して、自身の楽曲にダイナミクスと表情を与えてきました。

彼のシグネイチャーモデルも根幹はこのストラトキャスターに由来しており、

「クラシックなストラトの良さを保ちながら、自分の求める演奏性とサウンドを追求した」と語っています。

そのため、フェンダーの伝統的なトーンとモダンなプレイアビリティを両立させたギターが欲しいというギタリストには、ニックのモデルもまさに打ってつけでしょう。

Martin / D-28 (Acoustic)

機材解説

ニック・ジョンストンはエレキだけでなく、アコースティックギターにもこだわりを見せています。

中でもMartin D-28は、彼がレコーディングやソングライティングで使用する代表的なアコースティック・ギターです。

Martin D-28はドレッドノートタイプと呼ばれる大型ボディで、低音から高音まで豊かな音域ときらびやかな響きを持つアコースティックの名器です。

ニックの楽曲にはクリーントーンの美しいアルペジオや繊細なクリーンパートが登場しますが、そうした場面でD-28は極上の響きを提供します。

例えばアルバム『Remarkably Human』や『Wide Eyes in the Dark』でも、随所にアコースティックギターの音色が織り交ぜられており、その温かく広がりのあるサウンドが楽曲に深みを与えています。

主要なステージではエレキ演奏が中心の彼ですが、自宅ではD-28を抱えて曲作りに没頭することも多いそうです。

電気的な歪みから離れて生音で奏でることで、新たなメロディやインスピレーションを得ているのかもしれません。

Nick Johnston/ニック・ジョンストン|愛用機材【アンプ】

ニック・ジョンストンのギターサウンドを語る上で、アンプの存在も欠かせません。

彼は楽曲やツアーの状況に合わせて様々なギターアンプを使い分けており、ヴィンテージライクな真空管アンプからモダンハイゲインアンプまで、幅広い機種を経験しています。

それぞれのアンプがニックのトーンメイキングにどんな貢献をしているのか、代表的なモデルを見ていきましょう。

Friedman / BE-100

機材解説

Friedman BE-100は、ニックがキャリア初期によく使用していたと言われる100W級の真空管ギターアンプ・ヘッドです。

BE-100は「Brown Eye」の愛称で知られ、クラシックな英国マーシャル系アンプのトーンを現代的にチューンしたハイゲインアンプとして、多くのプロギタリストに愛用されています。

ニックもこのアンプから得られる濃密で厚みのあるディストーションサウンドを活かし、ライブではリードプレイに威力を発揮していました。

クリーンチャンネルも備えており、ギターのボリューム操作でクランチからリードまで自在にコントロールできるため、表情豊かなプレイを得意とするニックにマッチしていたのでしょう。

Mesa/Boogie / Mark V

機材解説

ニック・ジョンストンはMesa/Boogie(メサブギー)社製アンプの愛用者としても知られます。

中でもMesa Boogie Mark Vは、パンチの効いたモダン・ディストーションから煌びやかなクリーンまで幅広い音作りが可能な3チャンネル仕様のフラッグシップ・アンプで、彼のサウンドメイクに大きく貢献しました。

Mark Vは5バンド・グラフィックEQを搭載し、多彩なトーンシェイピングが可能な点が特徴です。

ニックはMark Vの第3チャンネルを駆使してソロでの伸びやかなリードトーンを作り出しつつ、第1チャンネルのクリーンではアルペジオやバッキングでの透明感あるトーンを得ていました。

Mark Vはハイゲイン時でも音の分離が良く、複雑なアルペジオや速弾きでも一音一音が明瞭に聴こえるため、ニックの緻密なフレーズを引き立てます。

Mesa/Boogie / Triple Crown TC-50

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