【比較】Positive Grid 人気家庭用アンプの違いと選び方 Spark・Spark MINI・Spark GO【おすすめ用途は?】
高品質なモデリングとスマホ連携による高い機能から
飛ぶ鳥を落とす勢いで売れ続けている
Positive Grid Spark シリーズ
自宅練習用や持ち出し用など、「1台欲しい!」と思われる方も多いはず。
今回はそんな人気アンプ、Sparkシリーズの違いや特徴、選び方についてまとめました!
About Positive Grid|ブランドについて
ポジティブグリッドはソフトウェアプラグインやハードウェアを手掛けるアメリカ・カリフォルニアのブランド。
今では家庭用デジタルアンプで絶大な人気を誇り、ハードウェアでも見かけることも多くなりましたが、もともとはソフト領域が強みでした。
プロのアーティストや作曲家御用達のBias Amp・Bias FXといった有名プラグインを開発してきたメーカーです。
ソフトで培ったノウハウを、ハードではデジタルアンプにも余すことなく活用し、話題を呼ぶ製品を続々と展開しています。
Positive Grid 違いと選び方|早わかり比較表
モデル | Spark | Spark MINI | Spark GO |
---|---|---|---|
サイズ | 350 x 180 x 190 mm | 146.5 x 123 x 165 mm | 125 x 85 x 45 |
重量 | 5.2 kg | 1.5 kg | 346 g |
主な機能 | Smart Jam Auto Chord チューナー機能 USBオーディオインターフェイス 専用アプリ対応 | ||
サウンド | モデリングアンプ:33種 エフェクト:43種 ※アップデートにより随時追加 | ||
操作系 | アンプ・タイプ ゲイン/ベース/ミドル/トレブル/モジュレーション/ ディレイ/リバーブ/アウトプット・ボリューム ミュージック・ボリューム プログラム可能なプリセット・ボタン(4つ) タップ/チューナー・ボタン | プリセット・セレクター ギター・チャンネル・ボリューム ミュージックチャンネルボリューム | プリセット・セレクター ギター・チャンネル・ボリューム ミュージックチャンネルボリューム |
アンプ | 40W クラスD アンプ | 10W クラスD アンプ | 5W クラスD アンプ |
スピーカー | 4インチカスタムデザインスピーカー:2機 | 2インチカスタムデザインスピーカー:2機 パッシブラジエーター:1機 | 2インチカスタムデザインスピーカー:1機 パッシブラジエーター:1機 |
Bluetooth | 対応 | ||
端子 | 1/4″ ギター・インプット 1/8″ Aux インプット 1/8″ ヘッドホン | 1/4″ ギター・インプット 1/8″ ヘッドホン | |
バッテリー | 非対応 | 最大8時間(※音量 中以下時) | 最大8時間(※音量 中以下時) |
用途 | 周囲への騒音がほとんど気にならない環境での自宅練習用 ミニライブ・セッション | 最も汎用性が高いバランス型 ある程度音は出せるが、少し気を遣う自宅練習用 持ち運び用のサブ機 | 壁の薄いアパートなど ほとんど音出しできない環境での自宅練習用 持ち運び用のサブ機 |
参考価格 | 44,000円(税込) | 35,500円(税込) | 24,200円(税込) |
購入 |
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Positive Grid 違いと選び方|参考動画
SparkとSpark MINI
Spark MINIとSpark GO
Positive Grid 違いと選び方|Sparkがおすすめなパターン
Sparkのポイント
- サイズ(350x180x190mm)・重量(5.2kg)ともにそこそこあり、ある程度スペースが必要
- 40W出力・4インチ2発のスピーカーを搭載し、最もアンプらしい本格サウンドを楽しめる
- アンプに近い操作性(EQから空間系までノブ有り)
- バッテリー駆動は非対応なので、電源が常に必要
- 機能的には他2モデルと共通の部分が多い
Sparkはこんな人におすすめ!
- 周囲への騒音がほとんど気にならない環境での自宅練習用アンプが欲しい
- 小規模なライブやセッションなどでも使用したい
- 携帯性は高くなくて良い
Sparkの口コミ
Spark MINI を持っていましたが、ペースには低音が不満であり、操作がボリュームしか無く調整がし難いと思っており、サウンドハウスさんで安く成っていたため購入
Sound Houseより
本体だけで選べる音色が増え、ボリューム以外にゲインやトーンが調整出来エフェクト類の効きが調整出来て便利
音が低音が増して本物のギターアンプとして十分の音量と音質が出る
ベースアンプとしては低音の歪みが気になる
バンドでも十分に使えるアンプなのに小さく軽くて気にいっています。
Spark MINI を普段は使いそれで十分であまり出番が無いですが、同じ音が良い音質で鳴らせるため、時々音量を鳴らしたい時に出して使おうと思っています。
今回YAMAHAのTHR10に代わるギターアンプを探し色々調べた結果このアンプにたどり着きYouTubeやサイトなど調べて購入した結果、ギターアンプはここまで来たかと思いました。音がいいのはもちろんのこと、1番は世界各国の方々が作ったプリセットをスマホを用いて指先一つでアンプに落とし込める、そんな楽で音が良いものが簡単にセット出来てしまうのに感動しました。
Sound Houseより
自分で作るのも楽しいんですけどね。
家で弾く分なら申し分ないです。サイズは違いますがTHRに比べてとても良いです。外部エフェクターに繋いでも問題無し。
Positive Grid 違いと選び方|Spark MINIがおすすめなパターン
Spark MINIのポイント
- MINIになると、サイズ・重量ともにグッとコンパクトになり、省スペースで携帯性も高い
- コンパクトながら、2インチ×2発スピーカーと独自設計のパッシブラジエーターにより、サイズ以上のサウンドが実現
- アンプ単体での操作は限られているので、スマホやiPadでの音作りが基本
- バッテリー駆動にも対応しているので、外出時にも場所を気にせず持ち出せる
Spark MINIはこんな人におすすめ!
- ある程度音は出せるが、少し気を遣う自宅練習用の万能機
- コンパクトさとサウンド品質を両立したい
- 持ち運んで電源のない環境でも使いたい
- Smart JamなどPositive Gridの便利な機能を楽しむためのサブ機として
Spark MINIの口コミ
当方、ドラムや宅録を数年かじった程度のギター初心者です。ギターを始めようと思い、ギターと合わせてSpark Mini を購入しました。DAWやプラグイン、インターフェース、ラックタイプのギタープリアンプやマルチエフェクター、モニタースピーカーなども触ってきましたが、このサイズ、アプリでここまでの音が出せることに驚きです。 オールインワンアンプとして特に初心者の方にお勧めします。 充電式で持ち運びもできるサイズで音質・音量共に過不足ありません。 ベッドサイドから、気軽に友人宅に持ち寄ることもでき、いつでも気に入った音で練習や、ちょっとした音出しを楽しめます。 アプリも使いやすく、練習が捗ります。 あまりにも楽しい、良い音なので、初心者にも関わらず、別途SD-1Wを購入してしまいました。ODペダルへの反応もリアルだと思いました。大きめの入力にも強く、頭打ち感も少ない自然な音だと思います。 大満足、お気に入りの機材となりました。サウンドハウスさん、Positive Gridさん、ありがとう!
Sound Houseより
>良い点
・音質がとにかくよい⇒nuxとの比較になりますが、音質が段違いに良いです。一万円程度値段が違いますので、当たり前といえば当たり前なのですが。nuxはローがどうしても弱く、筐体がプラスチックなこともあってアンプからの音はどうしてもしょぼくなってしまいます。その点、本製品はローもしっかり出て、全体のバランスもとても良いと感じます。またnuxもそうなのですが、音量を下げたときに音がしょぼくなりません。家で使うレベルのアンプとしては異常です。おすすめの設定はアンプシミュレーターのVolumeはフルにして、アンプ本体についている音量を下げると迫力のある音が小さい音でなるのでおすすめです。
・ソフトウェアが優秀⇒Sparkのアプリが非常に優秀です。個人的にはアプリ内でYOUTUBEを流せることが神機能だと思います。私程度の演奏では基本既存曲のコピーしかしませんので、この機能は大変重宝しています。また音のセッティング画面がわかりやすく、自分のやりたいことを素直にいじくることができます。>悪い点
Amazonより
・アプリを立ち上げないと音の設定ができない⇒これはnuxにも言えることですが、アプリを立ち上げなければ音の設定をすることができません。その点でいうとminiではなく、Sparkのほうを買えば解決するかもしれませんが、家で弾くには40Wはどうしても手が出ませんでした。
Positive Grid 違いと選び方|Spark GOがおすすめなパターン
Spark GOのポイント
- 圧倒的コンパクトさからは想像を遥かに上回るサウンドが出る一方で、筐体と2インチスピーカーの限界はあり。迫力や響きでは他のモデルに劣る。
- ギターケースに入れて持ち運べる携帯性の高さとバッテリー駆動で、どこでも場所を選ばず練習できる。
- 機能自体はサイズ関係なく他のモデルと同じ。
- 操作系は外部端末連携が前提。
Spark GOはこんな人におすすめ!
- 自宅ではあまり音が出せない環境(壁の薄いアパートやワンルーム)でのメイン機
- 携帯性重視のサブ機として
Spark GOの口コミ
この手のポータブルアンプは音がペラペラでしたが、このアンプはしっかりと低音が出て別格と言える音質です。机の上に置くと良い感じに低音が反響する様です。
Sound Houseより
音質や音量に不満があればイヤホンジャックからコンボアンプなどのインプットに繋いでみてください。もう重たいペダルボードやマルチ要らないんじゃないかなってなります。ただし演奏中に音を切り換えるのは難しいので、決め打ちでボリュームとトーンのみで変えるぐらいで考えれば問題無いです。
自宅でごく小音量から使えて、ちょっと出先で使えて、アンプに挿せるマルチエフェクターにも成れて、自分が学生の頃にこんなのあったらと思うと技術の進歩は凄いです。初心者にも一周回った玄人にもおすすめします。何よりお手軽すぎるので持っていて損はしないでしょう。
Positive Grid|フットスイッチを使えば自宅でもライブでも
専用フットスイッチと組み合わせれば、作り込んだサウンドを演奏中に切り替えることが可能。
自宅でもミニライブでも、練習だけでなくプレイヤビリティを高めてくれる便利アイテム。
Positive Grid 違いと選び方|まとめ
モデル | Spark | Spark MINI | Spark GO |
---|---|---|---|
サイズ | 350 x 180 x 190 mm | 146.5 x 123 x 165 mm | 125 x 85 x 45 |
重量 | 5.2 kg | 1.5 kg | 346 g |
主な機能 | Smart Jam Auto Chord チューナー機能 USBオーディオインターフェイス 専用アプリ対応 | ||
サウンド | モデリングアンプ:33種 エフェクト:43種 ※アップデートにより随時追加 | ||
操作系 | アンプ・タイプ ゲイン/ベース/ミドル/トレブル/モジュレーション/ ディレイ/リバーブ/アウトプット・ボリューム ミュージック・ボリューム プログラム可能なプリセット・ボタン(4つ) タップ/チューナー・ボタン | プリセット・セレクター ギター・チャンネル・ボリューム ミュージックチャンネルボリューム | プリセット・セレクター ギター・チャンネル・ボリューム ミュージックチャンネルボリューム |
アンプ | 40W クラスD アンプ | 10W クラスD アンプ | 5W クラスD アンプ |
スピーカー | 4インチカスタムデザインスピーカー:2機 | 2インチカスタムデザインスピーカー:2機 パッシブラジエーター:1機 | 2インチカスタムデザインスピーカー:1機 パッシブラジエーター:1機 |
Bluetooth | 対応 | ||
端子 | 1/4″ ギター・インプット 1/8″ Aux インプット 1/8″ ヘッドホン | 1/4″ ギター・インプット 1/8″ ヘッドホン | |
バッテリー | 非対応 | 最大8時間(※音量 中以下時) | 最大8時間(※音量 中以下時) |
用途 | 周囲への騒音がほとんど気にならない環境での自宅練習用 ミニライブ・セッション | 最も汎用性が高いバランス型 ある程度音は出せるが、少し気を遣う自宅練習用 持ち運び用のサブ機 | 壁の薄いアパートなど ほとんど音出しできない環境での自宅練習用 持ち運び用のサブ機 |
参考価格 | 44,000円(税込) | 35,500円(税込) | 24,200円(税込) |
購入 |
Amazon
楽天 Sound House |
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楽天 Sound House |
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楽天 Sound House |
- 騒音をほとんど気にせず、サウンドの迫力を重視したい。
ミニライブなどでも使いたい。
→Spark - 音にはやや気をつかう。自宅でも持ち運びにも最適な万能型が欲しい。
→Spark MINI - 自宅ではあまり音出しできない環境でのメイン機を探している。
携帯性が高くどこでもサッと練習できるサブ機がいい。
→Spark GO
演奏中の切り替えもできる専用フットスイッチ
ライブでも使えるようになる専用キャビ